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2007年12月31日

【お知らせ】「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」第3クールを観てきました!

 「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」第1、第2クールに続いて、第3クールの4団体をまとめて鑑賞してきました。とうとう全12団体を鑑賞!

 チケット予約⇒フジテレビ
 【12/28~01/03】★印の団体は、劇団サイトからチケット予約可能です
  とくお組★/劇団コーヒー牛乳★/スペースノイドグワィニャオン

 どの団体もお客さんがいっぱい入ってました。通路の追加席までぎっちり満杯の回もありましたね。冬休みに入ったからかしらん。

 今日やっと気づいたんですが、お台場のお客様はとっても優しいです。拍手もあったかなんだな~。なんでだろう・・・。
 まずフジテレビ本社屋全体の歓待ムードに、会場に着く前からウキウキします。そして開幕前に役者さんが熱い呼び込みパフォーマンスをしてるのも面白い(笑)。極めつけは、あの座わり心地の良いイスなんじゃないかな~。70分で1500円というパッケージもお手ごろなのかも。フラっと当日券を買う方も多いんですよ。

 来年1/3(木)までですので、どうぞ気軽にお台場に遊びに行ってみてくださいませ♪

 ⇒「お台場SHOW-GEKI城」公式ブログ
 ⇒開幕直前レポート

Posted by shinobu at 01:30 | TrackBack

2007年12月28日

【お知らせ】「CoRich舞台芸術アワード!2007」開催!(2008年1/7(月)投票〆切・1/11(金)結果発表)

 CoRich舞台芸術!にて「CoRich舞台芸術アワード!2007」が開催されることになりました。⇒投票に参加したメンバー

 「観たい!」「観てきた!」のクチコミ件数等が一定条件を満たすCoRichメンバーの投票で、2007年の舞台作品ベストテンを決定し、その作品の作り手を多いに讃えよう!という試みです。
 第一位に輝いた団体には副賞あり!九州地区には特別なプレゼントがありますよ♪

 「観てきた!」クチコミをしている作品に投票ができますので、この機会に2007年に出会った素敵な舞台について、みんなで語り合いましょう!

Posted by shinobu at 12:52 | TrackBack

2007年12月27日

敦-杏子(TON-ANZU)プロデュース『好色必殺時代劇版ミュージカル「URASUJI★幕末編~みだれ~」』12/24-31ザ・スズナリ

 杏子さんと深沢敦さんが企画・出演する敦-杏子(TON-ANZU)プロデュース。2005年の『URASUJI』初演ではメルマガ号外を出しました。年末年始にまたがる2作品連続公演で、最初に上演されるのは『URASUJI』の続編です。上演時間は約2時間。

 12/25時点では自由席(前方ベンチシート)に残席あり。初演同様リピーターがめちゃくちゃ多い公演で、何度も観に行くという方がいっぱい!

 私が観た回の終演後には、八嶋智人さんがカムカムミニキーナの物販の応援に来てらっしゃいました。「今年一番の思い出になりました!」とおっしゃった女性客をハグしちゃう大サービス(笑)。

 ⇒イープラス:
 ⇒CoRich舞台芸術!『URASUJI★幕末編~みだれ~

 キャストはもちろん、美術や衣裳などのスタッフワークも超豪華。幕末を舞台にした勧善懲悪の“お約束”だらけのストーリーに、歌、ダンス、殺陣などの見せ場がいっぱい。ギャグとお色気も存分に全力投球の大サービス公演です。これをザ・スズナリ規模の小劇場で観られる、この至福ったらないですYO!
 杏子さん、池田有希子さんはやっぱり美しくてかっこいい。それも至近距離ですから!

 ただ、初演版よりバカバカしさがちょっと減ったように感じました。ゲストのDIAMOND☆YUKAIさんが中心的だったのも、作品自体のファンだった私にとってはプチ残念。来年の初演版の再演に期待します。

 ここからネタバレします。

 清廉潔白を絵に描いたような武士・小栗上野介役を演じる西村直人さんの、無駄にキレのいいダンスと歌に爆笑(笑)。
 カーテンコールではDIAMOND☆YUKAIさんがソウルフルなブルースハープも披露してくださいました。たしかお芝居の最中に舞台から落ちたりも(笑)。そういうハプニングも楽しい公演でした。

「URASUJI(再演)」との連続上演。
『URASUJI』作詞:松村武/作曲:杏子 『うらすじ』作詞:松村武/作曲:深沢敦 『虚月』作詞・作曲:杏子 『みだれのテーマ』作詞:松村武/作曲:深沢敦 『始末~除夜の鐘~』作詞:松村武/作曲:杏子
出演:杏子/深沢敦/岩﨑大/池田有希子/西村直人/草野徹/藤田記子/中野順一郎/森貞文則/吉田晋一/小島啓寿/亀岡孝洋/市子嶋しのぶ/今井克己/植村てつみ/高祖正浩 ゲスト出演:DIAMOND☆YUKAI(☆は違うマーク)/村木よし子(劇団☆新感線) ナレーション:山田晃士 
作・演出・作詞:松村武 美術:古川雅之/鈴木浩二(アックス) 照明:林之弘(六工房) 音響:小笠原康雅(OFFICE my on) 振付:前田清美 衣裳:加藤真理茂 ヘアメイク:馮啓孝(アトリエレオパード) 殺陣:森貞文則 舞台監督:富田聡 作曲:杏子&深沢敦 編曲(幕末編~みだれ~):南木直樹/ヤマサキテツヤ/たまきあや/佐藤洋介(COIL) 演出部:南部丈 小道具協力:インディ高橋/高津映画装飾 小道具製作:蕪木久枝/湯田昌次(湯田商店)/今井聡子 制作助手:後藤まどか 制作アシスタント:菊池八恵/橋本あすか/松嶋理史 制作:中村文重/中野良恵 問い合わせ:中村ステージプロダクション 03-3424-6833
【発売日】2007/10/05 自由席(前方ベンチシート):前売4500円 当日4700円 指定席:前売4800円 当日5000円
http://www.stage-mura.jp/
http://blog.livedoor.jp/nomeya_utaeya/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 22:04 | TrackBack

2007年12月23日

【お知らせ】「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」第2クール観てきました!

 「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」が12/15(土)から開幕しています。第1クールに引き続き第2クールの4団体をまとめて鑑賞!

 【12/22~12/27】★印の団体は、劇団サイトからチケット予約可能です
クロカミショウネン18★/劇団上田タテヨコ企画★/MCR

 今日は先週よりも時間が経つのが早かったです。だいぶん4本連続鑑賞にも慣れました(笑)。同じ会場で連続して多数の団体を観るので、やっぱり比較しやすいですね。

 クリスマス・シーズン真っ只中のお台場・フジテレビ本社屋周辺は大勢の家族連れ、カップルなどでにぎわっています。当日券も結構出てるみたいで、客層もいつもの小劇場とは違ったムードで面白いです。

 ⇒「お台場SHOW-GEKI城」公式ブログ
 ⇒開幕直前レポート

Posted by shinobu at 23:57 | TrackBack

【つぶやき】役者さんへの情報・そろそろ〆切りですよ~

 お勧めオーディションとワークショップ。そろそろ〆切りです。

 ☆赤坂RED/REVOLUTION・2008年3月公演『東京』12/25〆切
 ☆「第2回R. A. アッカーマン・ワークショップ」12/31〆切

 こちら↓は池内美奈子さんの指導を受けられるお試し2日間。来年3月なので今から予定を空けておくと良いですよ。
 ☆芸団協・新国立劇場「舞台俳優のリフレッシュコース2日間」3/4郵送必着

Posted by shinobu at 10:52 | TrackBack

2007年12月22日

(財)舞台芸術財団演劇人会議『廃車長屋の異人さん』12/21-24新国立劇場 中劇場

 BeSeTo演劇祭の目玉演目です。日本、中国、韓国の俳優が競演しています。上演時間は約1時間35分。

 恥ずかしながら鈴木忠志さんが演出される作品を初めてちゃんと観たのが、昨年の『シラノ・ド・ベルジュラック』でした。それでめちゃくちゃ感動したので、今年も楽しみにクリスマスのイルミネーションが豪華な初台へ伺いました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『廃車長屋の異人さん

 ※全然関係ない話なんですが、つい先日のゴシップ記事で堤真一さんと噂になった鶴水ルイさんは、『シラノ・・・』のロクサーヌ役でしたね、そういえば。広島公演に出演されなかったと聞いて驚いたんだな~(代役は内藤千恵子さんだったそうです)。

 ≪作品紹介≫ 公式サイトより。
 打ち捨てられた廃車の群れ。
 そこに棲む人々。
 車界(しゃかい)主義社会が生み出した格差に、
 敗者復活戦に向けた美空ひばりの歌が重なる。

 帝政ロシア末期の貧民窟を描いた世界的名作ゴーリキーの『どん底』と、戦後の日本人の心を支えた演歌の女王美空ひばりの歌謡曲を重ね合わせ、荒廃した近未来社会に生きる人間の姿を絶望と哀切とたくましさの中に描く。
 折り重なる廃車群が圧倒的な重量感で迫り来る。
 日本・中国・韓国の合意により実現した3カ国俳優の競演による合同公演の日本初演。
 ≪ここまで≫

 最初の暗転から静かに劇が始まる演出がとても好き。厚みというのか深みというのか、神々しい空間に連れて行ってくれるからです。しかしながら今日は、体調のせいもあるのですが、全体的にあまり集中できず・・・。

 ゴーリキー作『どん底』は、ほぼノーカットであろうものを観たことがあったので(しかも面白かったのでラッキー)、無料配布されるパンフレットで配役を確認しつつ拝見しました。役者さんたちが『どん底』のどの役を演じているのかがほぼわかる状態だったので、準備はそれなりに出来ていたつもりだったんだですけどね~・・・。まだまだ私にはわからない世界のなかも。感受性を磨かなきゃなのです、たぶん。

 日本人は日本語、中国人は中国語、韓国人は韓国語でセリフを話し、中国語と韓国語は劇場上下の電光掲示板に日本語字幕が表示されます。全編日本語に比べて演出的にはどういう効果になったのかな~。日中韓の俳優が一緒に出演しているだけでも感動的ではありますが。

 それにしても鈴木忠志さんの公演の客層は独特ですね。年配の方や演劇関係者が多いし、公の機関(役所関係)の方も多そうです。スーツのオジサマが多いのかな。

 ここからネタバレします。

 廃車の中で暮らす人々。1~2人が1つの車の中にいるので、それぞれが国や民族のようにも見えました。

 美空ひばりの歌が何度も流れます。カラオケ状態で歌う人々の中、1人だけ歌詞を野太い声で語る人がいて、「あぁ三条会みたい」って思ったんですが、逆ですね、SPACが先で三条会が後なんだから(笑)。
 体の動きや声の出し方が同じでも、感じたことは全く別物でした。三条会は笑えたりワケわかんなくなって涙がこぼれたり、私の体に直接的な変化をもたらしたけれど、この作品では私を含んだ大多数の人間たちを見下ろす、異次元の世界が存在しているような(それを私が見上げているような)心持ちになりました。

第14回BeSeTo演劇祭 日中韓俳優出演・3ヶ国語版
出演:蔦森晧祐、竹森陽一、加藤雅治、三島景太、貴島豪、高橋等、奥野晃士、武石守正、吉見亮、植田大介、内藤千恵子、常玉紅(中国)、趙瑞(中国)、李星遠(韓国)、張利朱(韓国)、柳津(韓国)
原作:マクシム・ゴーリキー「どん底」より 演出:鈴木忠志 翻訳:神西清(日本語) 芳信(中国語) 石川樹里(韓国語) 舞台監督=塩原充知 演出助手:久保庭尚子 高野綾 舞台監督助手:藤原栄作 照明:丹波誠 川島幸子 吉見亮 音響:小林淳哉 内野彰子 衣裳:満田年水 字幕:丹治陽 通訳:石川樹里 王美芳 制作:重政良恵 成島洋子 上野知里 中国語台本監修:飯塚容 主催:第14回BeSeTo演劇祭実行委員会
【発売日】2007/11/15 全席指定 S席 5,000円 A席 3,000円
http://beseto.org/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 21:34 | TrackBack

2007年12月21日

マンションマンション『人間フィルハーモニー』12/21-26駅前劇場

 マンションマンションは横畠愛希子さんが主宰するユニットで、作・演出はピチチ5の福原充則さんです。

 マンションマンションとピチチ5常連の個性の強い(笑)役者さんが名を連ね、さらに親族代表の嶋村太一さんやフジテレビ「SP」で人気爆発(?)のチョウソンハさんというツワモノも参加しているんです。それだけでも必見なのに、あーもーキョーレツに楽しかったっ!!

 上演時間は約1時間40分。残席あるようです。12/26(水)までですよ、年末でお忙しい時期かと思いますが、どうぞお見逃しなく。

 ⇒CoRich舞台芸術!『人間フィルハーモニー
 レビューをアップしました(2007/12/22)。

 テーマは男女の恋愛、かな~。極端ではあるけれど非常に説得力のあるサンプル(男女のカップル)を使って、“愛”と呼ばれる、一見、善良そうな人間の感情と行動を、容赦なく攻撃します。“愛”ゆえに生まれる行動ってどういうものなの?“愛”って人を幸せにするの?“愛”ってほんとにあるの?・・・というように。

 恋愛、結婚、出産というイベントがひととおり終わっても、人間の人生はとりあえず死ぬまで続いてしまいますからね。そこから視点をそらさないのがかっこいいです。
 たまねぎの皮をずんずん剥いて、素っ裸のさらに先まで、中身が消えてなくなるまで剥ききっていくように、人間の恥ずかしい部分を舞台にぶちまけてくださいました。

 初日だったのでドタバタ感はありましたが、それもまた楽しめました。必ずハプニングが起こる演出になっていますしね(笑)。装置の仕掛けも素晴らしかった!

 ここからネタバレします。

 才能のない小説家とその妻(嶋村太一、根上彩)、できちゃった結婚をした学生夫婦(富岡晃一郎、横畠愛希子)、婚姻届に捺印寸前まで行った結婚適齢期の男女(チョウソンハ、高木珠里)という3組のカップルの関係を描きます。

 面白かったシーンは山ほどあるんですが、最後のだけちょっと書いてみますと↓
 男(チョウソンハ)に「君を愛してるからこそ、君はボクのような価値のない人間と結婚すべきでないとわかったんだ!」等と言われ、雨女(高木珠里)は雷様たち(三浦竜一、小森理)と大水を起こして世界を水に沈めます。生き残ったのは自分と相手の男だけ。
 「世界にはもうあなたしかいないから」と雨女に迫られた男は、「消去法か~・・・」とため息まじりに力ない言葉をもらしながらも、「俺しかいないんだから、俺と結婚してもいいよね」と納得し、2人は突然登場したプール(=水に沈んだ世界)にダイブ!

出演:高木珠里、チョウソンハ、嶋村太一、根上彩、富岡晃一郎、横畠愛希子、小森理 、三浦竜一、菊地明香
作・演出:福原充則(ピチチ5) 舞台監督=松下清水+鴉屋 大道具=尾崎智紗 照明=河上賢一(La Sens) 音響=高塩顕 舞台美術=横畠愛希子 笹野茂之 宣伝美術=木下実香(バジリコFバジオ) 演出助手=安倍川モチコ 稽古場代役=薄井清喜 製作補助=山崎華奈子 制作=今井由紀
【発売日】2007/11/06 指定席/前売¥3,000/当日¥3,200 自由席(日時指定・整理番号付)/前売¥2,800/当日¥3,000
http://www.ne.jp/asahi/de/do/ms.html

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Posted by shinobu at 22:46 | TrackBack

【ワークショップ】芸団協・新国立劇場NNTドラマスタジオ「現役俳優ワークショップ~リフレッシュコースのためのお試し2日間」03/17-18芸能花伝舎(2008年)

 芸団協と新国立劇場との共催ワークショップです(過去記事⇒)。詳細⇒芸団協新国立劇場
 講師は新国立劇場演劇研修所ヘッドコーチの池内美奈子さんです。優しくて朗らかで、素晴らしい先生ですよ。
 今回はお試しということで2日間。お値段も手ごろで予定も入れやすいことと思います。どうぞこのチャンスを逃さないでください。

【期間】2008年3月17日(月)~18日(火)
【募集人数】16名まで
【対象】舞台俳優として5~6年以上のキャリアのある現役俳優(両日とも参加できる方のみ)
【参加費】15,000円(2日分)

【お申し込み】
 所定の用紙に必要事項を記入し、顔写真を添えて、日本芸能実演家団体協議会(芸能花伝舎)にお申し込み下さい。
 ※申込書は芸団協のページからダウンロード可能(PDF版&WORD版)。
 ※書類選考のうえ、3月7日(金)までに参加の諾否をお知らせいたします。応募書類は返却しませんのであらかじめご了承下さい。
【宛先】
 〒160-8374 新宿区西新宿6-12-30 芸能花伝舎2F
 芸団協・芸能文化振興部リフレッシュコース係 宛
【〆切り】
 3月4日(火)まで。郵送必着。

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 14:57 | TrackBack

2007年12月20日

明治座/シーエイティプロデュース『眉山~びざん~』12/02-23明治座

 歌手のさだまさしさんの小説の舞台化です。映画化もされています。上演時間は約3時間(途中30分の休憩を含む)。

 明治座は2003年にモーニング娘。主演ミュージカルを観に行った時に初めて伺ったんですよね。これで3度目になるのですが、今回はじめてマチネ(昼の回)のチケットを取り、いい意味で明治座らしい客席を味わえました。とりあえず開幕してから20分ぐらいは私語が止まないんです(笑)。

 ⇒CoRich舞台芸術!『眉山

 開演直前に隣の席にやってきた奥様に「私が隣の席です、よろしくお願いします」と言われました。こんなことは初めてだったので「あ、はい、こちらこそ」とキョドりながらお返事しつつ、なんだか少し嬉しい気持ちに。だって“一緒に観てる”って気がしますよね、見知らぬ人なのに。

 客席を見回すとご年配の女性のグループが大勢いらっしゃいます。遠くの席からお名前を呼び合ったりして。久しぶりに再会されたのかご旅行中なのか、皆さん、社交・観光スポットとして明治座にいらしてるんですね。

 休憩時間は30分。テレビで流れる明治座アカデミーの宣伝映像を観ていたら、上品そうな女性が「前を失礼いたします」と一言添えて私とテレビの間をササっと通り抜けられました。こういう一言ってすごく嬉しいし、私自身、襟を正さなければと思いました。

 マチネの休憩はちょうど昼食時ですから、団体客は場内のレストランでお友達と楽しくお食事されるのでしょう。そしてお土産も買い込んで、ブザーの音とともに客席へ。そうなるとやっぱり1幕の開演時と同様、私語が止まらないんですよ。ビニール袋のガサゴソという音も断続的に続きますし。

 でも、それも含めて明治座なんだと気持ちよく受け入れられました。開演前と休憩時間に出会った女性たちのおかげです。明治座の観客はショーを観に来ることだけが目的じゃないんですよね。ハードとしての劇場により親密に触れているのだと思います。商業演劇というジャンルの存在意義が少しわかったような気がして、充実の観劇になりました。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 東京の旅行代理店で働く咲子(石田ゆり子)は、故郷の徳島で一人暮らす母・龍子(宮本信子)が末期癌で数ヶ月の命と告知される。
 徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は母が自分にだまって「献体」を申し込んでいたことを知る。
 なぜなのか?やがて咲子は、まだ会ったことのない父の存在と、母の想いに辿り着く。
 母のある願いを叶えるために、咲子は母を熱狂の阿波おどりに連れ出す・・・。
 毅然と生きてきた女性の切なく苦しい愛が胸を打つ大作!
 ≪ここまで≫

 回り舞台の具象美術。額縁の藍色が効いています。
 あらすじを読んでから観に行ったので覚悟はしていました。私の苦手な病院ものだってことを。でもそんなにつらい気持ちにはならなかったですね。闘病生活というよりは宮本信子さん演じる龍子という女性の生き様に焦点が当てられていて、それを自分や自分の家族の人生と重ね合わせながら色々考えることができたので。

 圧巻なのは、赤、オレンジ、黄色の無数のちょうちんをバックに大人数の役者さんが舞う阿波踊りのシーン。阿波踊りならではのなまめかしい手の動き、艶っぽいかけ声(っていうのかな)、老若男女を問わず浮世を忘れ、誰もが踊ることだけに熱狂する時間。まるで生と死の間のカオスに集団でトリップしたみたい。
 ちょうちんの暖色に青や白などの突き刺すような照明が加わっていきます。最高潮に達する熱気を冷淡に見据える悪魔(死)のようにも見え、恐ろしさも感じました。このシーンで涙がボロボロこぼれました。

 宮本信子さんが肝の据わった江戸っ子ママとして、ガツンと見得を切ってくれるのがかっこいいです。観客はこれを観に来てるんだろうなって思いました。
 コメディ担当として脇をしっかり固める役者さんが頼もしかったです。特に印象に残ったのはポロシャツと短パンを着ていた福本伸一さんと、下手のベッドを陣取っていた入院患者役の女優さん(お名前はわかりません)。

 ここからネタバレします。

 咲子は、母・龍子と不倫の関係にあった外科医(山本學さん・・・ですよね?)との間に生まれた私生児でした。咲子の計らいで、病床で死を目前にした龍子と年老いた外科医は、30余年の年月を経て再会します。宮本さん演じる龍子があまりにかっこいい女性だったものだから、外科医もその彼女を魅了し続けた説得力のある男性として登場してもらいたかったですね。

 舞台のために書き下ろされたさだまさしさんの新曲がかかるのはご愛嬌ですが、せっかく阿波踊りで作った立体的な空気が浅くなったように感じました。

出演者: 宮本信子 石田ゆり子 山本學 石倉三郎 熊谷真実 高橋和也 正司花江 曽我廼家文童 阪田瑞穂 大鷹明良 福本伸一 木村靖司 朝倉伸二(各順不同)  ほか
原作: さだまさし「眉山」(幻冬舎文庫) 脚本:齋藤雅文 演出:栗山民也 テーマ音楽:さだまさし 主催・制作: 明治座 企画・制作:シーエイティプロデュース 協力: 幻冬舎 さだ企画 徳島市
A席12,000円 B席5,000円
http://www.meijiza.co.jp/info/2007/12/main.html

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Posted by shinobu at 18:03 | TrackBack

Hula-Hooper『Hula-Hooperの、部活動『鱈。』の(へ)』12/10・11・17・19・20渋谷7th FLOOR

 菊川朝子さんが作・演出・出演される女の子の劇団Hula-Hooper(フラフーパー)の、“部活動”です。渋谷区円山町の7th Floorというお食事のできるライブハウスで、バンド演奏と演劇のコラボレーション。

 上演時間は最初のライブ演奏も含めて約2時間30分。私は開場時間に到着して夕飯もいただいたので、3時間半座ってたかも(汗)。ちょっと疲れちゃいましたが、クルクル演じ歌う女の子たちにいっぱい笑わせていただきました。

 ※これからご覧になる方には、窓の外の景色がよく見える席推奨。

 ⇒CoRich舞台芸術!『『鱈。』の(へ)』 

 早く行かないと席に座れないぐらい満員だということでしたので、開場時間にカレーライスをいただきました。美味しかったです~。

 20:00に開幕。前半はThe Orange Carnivalsのライブ。5曲ぐらい歌ってくれたかしら。ピアノとギター(with ブルースハープ)のお2人は、最初は少々緊張気味のようでしたが、音楽はかなり私好みでした。「誰もが知ってる歌」とリクエストされた曲のカヴァーもすごく良かった。

 ライブ後にセッティング休憩を挟んで後半に突入。ジャパニーズ・アイドルたちの戦い、友情、恋愛模様などなどを、思いっきりベタでぶりっ子な演技&歌&踊りで、遊び心たっぷりに見せきってくれました。
 男役と女(アイドル)役を1人2役で演じてくれるので、ぶりっ子演技を見る気恥ずかしさも解消。Hula-Hooperは確信犯でやってるからかっこいいんですよね。

 しっかし、よくこんなこと考えついて、しかも実行できるなぁ(笑)。○○曲というものの位置づけがよくわかっているから、エンターテインメント演劇にできるのでしょうね。こちらにも書かれていますが起こったことは参加した人たちだけの秘密です♪

 ここからネタバレします。

 ステージはもちろん、客席の通路も使いまくってます。窓の外のベランダのスペースまで使っていたのは見事でした。

 ギターの人が演劇にも参加されていて楽しかったです。あの方の演奏してるギター自体もかっこいい。ベースの人の髪型も素敵だった。

※たられば、のたら。たらちり、のたら。たらちゃん、のたら。
※二匹目のどぜう、発見。~平成生まれにゃ負けないゼ!~
※17日(月)は本編をお休みして「Hula-Hooperの、忘年会」を開催
演劇部員:上田遥/梅澤和美(Hula-Hooper)/沖田愛(テアトル・エコー)/上枝鞠生(Hula-Hooper) 沢田ゆき子(ナイロン100℃)/平川道子/森山夕子(動物電気) 
音楽部員:荒井康太/石倉久幸(腰のOZZY)/瀬尾雅也(MUSTANG‘78)  日替わり部員:The Orange Carnivals(永井美寛/古屋知英子)
演劇部長(脚本とか演出とか):菊川朝子(出演も) 音楽部長:安田奈加 WEB部員:浅木康之 受付部員:藤田晶久 宮本奈津美 幽霊部員:畔上千春(ボーダビッチ)※17日思い出し興行と10日のキャプテンクーコッチに出演 工作部員:有田カホ/かわしま雲斎/鈴木敏夫/伝井幸洋/中田摩利子(OFFICE my on/音楽協力) /maru(舞台写真) 大・大・大協力:渋谷7th Floor 制作:ふらぴすと
時間:19時オープン/20時スタート 料金:前売2300円/当日2800円(+1drink)
http://hula-hooper.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 00:44 | TrackBack

2007年12月17日

【お知らせ】「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」始まってます~!

 「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」が12/15(土)から開幕しています。僭越ながら第1次、第2次審査に続いて決勝大会でも審査員を務めさせていただいております。
 
 1週間に4劇団ずつ上演され、2008年1/3までの約3週間で合計12団体です。昨日は第一クール(ハイバイブラジル柿喰う客猫☆魂)を拝見しました。これだけ作風が違うと飽きないですね。 もー作風どころかジャンルが違うぐらいでした(笑)。

 ⇒「お台場SHOW-GEKI城」公式ブログ
 ⇒開幕直前レポート

Posted by shinobu at 12:01 | TrackBack

2007年12月15日

劇団、本谷有希子『偏路』12/14-23紀伊國屋ホール

 文芸界でも活躍されている本谷有希子さんの新作です。GreenPaper2007年12月号でヒロインの馬渕英俚可さんにインタビューさせていただきました(⇒CoRich今月の注目女優インタビュー)。

 予想していたよりもスローペースな展開で、どういう結末をつけるのだろう?と少々不安にも感じていたのですが、最後は「わぉっ♪」とプチびっくり&情けなさ過ぎて涙と笑いがこぼれるという、私にとっては強い味わいのある結末が用意されていました。上演時間は約2時間10分(休憩なし)。

 ピンクと黒の2種類あるパンフレット(1500円)には上演台本が掲載されています。本谷さんと辛酸なめ子さんの対談、本谷さんのお父様(だよね?)の寄稿に、電車の中でほとんど爆笑しかけてしまいました(笑)。ぜひ公演をご覧になった後にお読み下さい。

 ⇒CoRich舞台芸術!『偏路

 ≪あらすじ≫ 少々ネタバレしていますが、読んでから観に行っても問題ないと思います。
 女優を目指して9年前(ぐらい?)に上京した若月(馬渕英俚可)だが、夢にやぶれ、実家に帰る決心をする。しかし家族の大反対を押し切って家出同然で出て行った身分では、今さら帰りたいとは言いづらい。父親の宗生(近藤芳正)は毎年のお正月に、八十八ヶ所の四国遍路参りのために親戚の紺野家に身を寄せている。田舎町で平凡に暮らしている紺野一家がかもしだす幸せムードに、若月はどうしてもなじめない。
 ≪ここまで≫

 私は観客視点で観劇を続けており、戯曲の勉強をしているわけではないので、「脚本が良い」と言い切れるような立場ではないのですが、本谷さんの言葉やストーリーは独特でとても面白いと思います。今回も充分に楽しませていただきました。
 ただ、もっとセリフや設定の奥を観たいと思いましたね。例えば役者さんの演技はキャラクターの個性を固定しすぎているような気もします。あと、言葉に合わせた演技のような気も。

 美術とぴったり合わせた映像は見ごたえがありました。広くて清潔そうな、いわば平凡な現代日本の一軒家に、大胆な色彩と動きが生まれて面白かったです。紀伊國屋ホールのステージを存分に使われていました。

 ここからネタバレします。

 若月ばかりがヘンな人なのかと思ったら、父親の宗生がキレやすい暴君パパだったんですね。それがわかりにくかったです。言葉では説明してくれているんだけど、演技が一辺倒な気がしました。

 「あきらめきる」を「諦め」と「切る」に分けて味わうと、その大変さがよく理解できます。結局あきらめきることなんて、自分から努力してできることじゃないんですよね。触れ幅大きく行ったり来たりして、試行錯誤のてんやわんやの末に「必死であきらめるようとすることを、止める」という結論に達する父娘。そこに車の事故や救急車のサイレンも合わさって、全くハッピーではない、問題がさらに山積みになるエンディングが訪れます。体をこきざみにぷるぷる震わせて「カカカ」と笑いながら、涙がホロリと流れました。

 最初に大笑いしたセリフ。
 若月(玄関で)「ひとんちの玄関臭い!」
 ※パンフレットの台本(11/18時点)では「ひとんち臭い!」になっています。

劇団、本谷有希子第13回公演
出演:近藤芳正/馬渕英俚可/池谷のぶえ/加藤啓/江口のりこ/吉本菜穂子
脚本・演出:本谷有希子 美術:中根聡子 照明:倉本康史(APS) 音響:藤本純子(Sound Busters) 音楽監修:秋山多恵子 衣裳:鈴木美和子 ヘアメイク:奥野展子 映像:奥秀太郎 演出助手=福本朝子 舞台監督:宇野圭一+至福団 宣伝美術:佐々木暁 宣伝写真:引地信彦 宣伝ヘアメイク:二宮ミハル WEB制作:関谷耕一 票券:脇本好美(ヴィレッヂ) 当日運営:皆川小百合 制作助手:嶋口春香 制作:寺本真美(ヴィレッヂ) 企画・製作:劇団、本谷有希子
【発売日】2007/10/27 前売:5,000 円 当日:5,300 円
http://www.motoyayukiko.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 12:21 | TrackBack

2007年12月14日

【写真レポート】フジテレビ「HOT☆FANTASY ODAIBA・お台場SHOW-GEKI城 開幕直前レポート3」12/08フジテレビ本社屋

0Tree_Aqua.JPG
イルミネーション

 「お台場SHOW-GEKI城・T☆1グランプリ決勝大会」開幕直前レポート3・完結偏です!(レポート⇒

 とうとう明日12/15(土)から始まります!私は12/16(日)に4本立てで観劇予定(笑)!

 ⇒HOT☆FANTASY ODAIBA(来年1/3(木)まで)
 ⇒チケット発売中!
 ⇒参加団体公式サイトへのリンクを貼りました

 土曜日19:00からの花火を堪能し、会場となるマルチシアターもチェックしましたので、AQUA CITY ODAIBAに行ってみることにしました。
 19:30開演の回が終了するのは早くて21:10です。その後にお友達と一緒にゴハンなど食べにいけるといいですよね~。

 シアターモールからツリーのあるメインステージに戻ってきました。さきほどのイベントは終了し、ステージ両脇の大きなスクリーン↓に「お台場SHOW-GEKI城」の宣伝映像が!
1commercial.JPG

 ステージ横にも色んなブースがあります↓ 
2booth.JPG

 イベント中は観覧客で満員だった階段です↓きれ~。
3stairs.JPG

 階段をのぼってからツリーを見下ろしました↓ おぉ~、青い海だ~。
4Tree_center.JPG

 AQUA CITY ODAIBAは道路をはさんでフジテレビの向かい側にあります。連絡通路(と呼ぶには恐れ多いほど大きな橋)を渡って進むと、右側にAQUA CITY ODAIBAが↓徒歩5分ぐらいかしら。
5AquaCity.JPG

 そのまま自由の女神像のあたりまで進むと、電飾でぴっかぴかのゴジラ↓がいました(笑)!記念写真撮ってる人がいっぱい。私もだけど(笑)。
6Godzilla.JPG

 AQUA CITY ODAIBAの入口です↓たどり着いたのは3階。ファッション関係のお店が多いみたい。あぁ買い物したい・・・。クリスマスも近いしね!ボーナスとか出るんだろうしね!私はフリーランスだから出ないけどっ!!(涙)
7AquaCityEntrance.JPG

 レストランもいっぱい入ってますよ~↓フジテレビのHOT☆FANTASY ODAIBAは基本的に20:00に終わるようですので、19:30からの回を観た後はサクッと移動してゴハン、ですナ♪
8restaurants.JPG

 AQUA CITY ODAIBA情報⇒営業時間:物販店舗 11:00~21:00  飲食店舗 11:00~23:00
  (6階フードコートは21:00まで、一部飲食店舗は翌5:30まで)
 ※土曜日19:00からの花火が終わってすぐは、どのレストランも混み気味でした。時間をずらして行くといいかも。

 これにて「HOT☆FANTASY ODAIBA・お台場SHOW-GEKI城 開幕直前レポート」は完結です。イルミネーションは一見の価値あり♪参加団体の応援がてら、お台場に遊びに行きましょう!

 ⇒レポート1へ戻る
 ⇒レポート2へ戻る

※注意を払って記事を掲載していますが、正確な情報は公式サイトでご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:53 | TrackBack

【情報】fringe blog「赤坂RED/THEATERが起こす“赤い革命”」をアップ

 fringe blogに記事をアップしました。
 ⇒赤坂RED/THEATERが起こす“赤い革命”

Posted by shinobu at 00:44 | TrackBack

2007年12月13日

壁ノ花団『悪霊』12/12-16こまばアゴラ劇場

 水沼健さんが作・演出される壁ノ花団。水沼さんはMONOの役者さんでもあります。劇団としては初の東京公演だそうです。

 どうやら不条理劇らしいというクチコミを読んでから観に行ったのに、心構えが足りませんでした・・・。上演時間は約1時間20分。

 ⇒CoRich舞台芸術!『悪霊

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 だだっ広いジャガイモ畑に女がひとり生えている。
 女がそこにいつから生えているのかは誰にもわからないし、ジャガイモ畑も今はもうただの荒れた土地なのでわたしのほかは誰も近づかない。
 意外と遠いところから逃げてきた一人の男が、生えている女の姿を見つけて、自分の子供を作ろうと考え女を掘り起こしはじめる。男のほうはほとんどはだかで腹をすかしていつ死んでもおかしくない。 いっぽう、女のほうは悪霊だ。
 ≪ここまで≫

 赤い屋根にえんとつのある小さな家と柵が下手奥にちょこんと置いてあります。それ以外は何も無さそうなブラックボックスなアゴラ劇場。すぐにその風景はアグレッシブに変化しますが。
 役者さんの存在感がかっこ良いな~と思ったのですが、難解で眠気が・・・。ほんとすみません。次回はもっと挑む気持ちで伺おうと思います。

 ここからネタバレします。

 天井からドサッと落ちてきた布袋には干草がいっぱい。アクティングスペース一面に撒き散らして、地面が黄色くなりました。 ⇒舞台写真
 ほこりに弱い私はすかさずマスク着用。これも眠気の原因になったかも。

≪京都、東京≫
出演:内田淳子、荒木千恵、岡嶋秀昭、金替康博
作・演出:水沼健 舞台美術:西田聖 舞台監督:浜村修司(GEKKEN staff room)  照明:福山和歌子(真昼) 照明操作:藤岡康弘 音響:堂岡俊弘 音響操作:荒木優光 衣裳:權田真弓・大野知英  イラスト:オノ・ナツメ 宣伝美術:清水俊洋  制作:垣脇純子・本郷麻衣  京都公演提携:アトリエ劇研 東京公演提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:有限会社キューカンバー・MONO 京都芸術センター制作支援事業
【発売日】2007/10/27 一般…前売3,000円・当日3,300円 学生…前売2,000円・当日2,300円【日時指定・整理番号付自由席】
http://kabenohanadan.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 22:17 | TrackBack

【お知らせ】劇場フリーペーパーGreenPaper「特集インタビュー・馬渕英俚可」2007年12月号

20071213_GreenPaper_MabuchiErika.JPG
GreenPaper2007年12月号

 先月に続き、劇場フリーペーパー“GreenPaper(グリーンペーパー)”にインタビュー記事を書かせていただきました。12月号は馬渕英俚可(まぶち・えりか)さん。

 CoRich舞台芸術!の「今月の注目女優インタビュー」にも掲載されましたので、どうぞご覧くださいませ♪

 馬渕さんが出演される劇団、本谷有希子 第13回公演『偏路』は、12/14(金)から紀伊國屋ホールで開幕します(12/23千秋楽)。
 追加公演を含め前売り券は完売。当日券は開演の1時間前より劇場受付にて販売されます。

 ※GreenPaper(グリーンペーパー)とは、東京・池袋にある劇場シアターグリーン内で配布される劇場フリーペーパーです。JR池袋駅周辺でも配布されているようですので、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。

Posted by shinobu at 15:00 | TrackBack

2007年12月12日

流山児★事務所『続 オールド・バンチ~復讐のヒットパレード!~』12/12-21ザ・スズナリ

 昨年末、「パラダイス一座」という高齢者劇団の『オールド・バンチ~男たちの挽歌~』を、私は涙ながらに見逃しました・・・。今度こそは!とその続編(?)初日に伺いました。

 超有名なおじいさん俳優たちの、かっこ良いんだか悪いんだかよくわかんない、ゆる~い存在感がなんとも不安で(笑)、刺激的。戌井市郎さんに見とれました。
 上演時間は約1時間40分。公演前半のチケットはかなり売り切れているので、ご興味のある方はお早めにご予約を。

 ⇒「平均年齢79歳のベテラン劇団、下北沢で熱演」(下北沢経済新聞より)舞台写真あり!※2007/12/15加筆
 ⇒CoRich舞台芸術!『続 オールド・バンチ
 レビューはアップできるかどうかわかりません。年末、仕事が詰まってきました。ごめんなさい。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 1963年12月、翌年に控えた東京オリンピックの準備に沸き立つ東京の一角。
 日本を代表する<伝説の殺し屋>達が一網打尽に抹殺されようとしていた。
 それから時が経つこと44年。そこから逃れた<伝説の殺し屋>達が今、再び集結される。場所は老人福祉施設『ドゥライフひまわり』。当然、<伝説の殺し屋>達はすっかりお年寄りになっているのだった。
 そして今、過去が蘇るがごとく<伝説の殺し屋>達を狙う組織が・・・!
 2016年東京オリンピック招致に向けて賛否ある今、44年の時を越えて<伝説の殺し屋>達がドッコイショと立ち上がる!
 ≪ここまで≫


「パラダイス一座」第二弾 復讐のヒット・パレード
出演:戌井市郎、瓜生正美、肝付兼太、中村哮夫、本多一夫、藤井びん、町田マリー、谷宗和、坂井香奈美 石井澄 藤村一成 武田智弘 諏訪創【映像出演】岩淵達治・李麗仙・若杉宏二・阿萬由美・流山児祥
【作】佃典彦 【演出】流山児祥 【美術】妹尾河童 【照明】沖野隆一 【音響】藤田赤目 【舞台監督】中村真理 森下紀彦 【映像】工藤真路 【衣裳】大野典子 【演出助手】畝部七歩 【舞台監督助手】熊谷清正 阿萬由美 【宣伝写真+題字】荒木経惟 【宣伝美術】鈴木一誌 鈴木朋子 【制作協力】ネルケプランニング 【制作】岡島哲也 青山恵理子 米山恭子 【主催】流山児★事務所
【発売日】2007/10/07 前売り・予約:4,500円 当日:5,000円 シルバー(60歳以上)・学生割引:3,500円 
http://www.ryuzanji.com/

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Posted by shinobu at 23:48 | TrackBack

M&O playsプロデュース『音楽劇「死ぬまでの短い時間」』12/04-30ベニサン・ピット

 岩松了さんが作・演出される音楽劇です。ミュージカルではない、音楽劇でした。上演時間は約2時間休憩なし。

 かっこよかった~!出演者が5人だけっていうのも好き。チラシのクレジットにはありませんが、振付は井手茂太さんが手がけられています(パンフレットより)。

 ⇒CoRich舞台芸術!『音楽劇「死ぬまでの短い時間」

 ≪あらすじ≫
 自殺名所になっている断崖絶壁がある海沿いの小さな町。「崖っぷちまで」とタクシーを止める客はたいていが自殺志願者だ。運転手シミズ(北村一輝)はそれをわかっていながら崖へと車を走らせる。ある日、赤いドレスの女・フタバ(秋山菜津子)がシミズの車をとめた。「崖っぷちまで行ってちょうだい」と。
 ≪ここまで≫

 凸型のステージを凹型に客席がかこみます。ステージ面はタイルや煉瓦、石畳などの色んな地面の素材のコラージュ。けこみが銭湯の壁のようなタイルになっていたり。下手にはベッドルーム。上手には崖っぷち。ハッとさせられる大胆な場面転換にうっとりします。照明は全体的に暗い目で、古びた倉庫のようなベニサン・ピットの空間にぴったり。
 
 岩松さんの作品は驚かされて、笑わせられて、考えさせられて、観ている最中は頭がフル回転で大忙しになります。瞬間瞬間が貴重な宝石のよう。でも私ったらいつも、終わった時にはすっかり内容を忘れてしまっているんです(汗)。それでも、かっこ良かった瞬間の残像はパラパラと頭の中に蓄積されていて、その余韻にひたる幸せがあるから、いつも通ってしまいます。

 予想を裏切る対話に、今回もずっと引き込まれ続けました。ある1つのことについて話し始めたはずなのに、どんどんと話題の中心がずれていきます。瑣末なことばかりをことさらに取り上げて、お互いにあげ足を取り続けて、対話はずんずん予定外の方向へ。ころころ、ずるずると想像していなかった世界に連れて行かれて、もともとどこに居たのかもわからなくなります。そうやって劇の世界(なのかどうかもわからないような、どこか)に連れされられる感覚が、どうしようもなく好きなんだな~。歌詞もすべて岩松さんが書かれています。

 ここからネタバレします。

 舞台奥には生演奏をするバンドが控えています。引き戸が開いたら下手にバンド、上手には古い思い出がつまってそうなガラクタたち(カルーセルの馬など)が積み上げられていました。

 シミズ(北村一輝)とフタバ(秋山菜津子)以外にコースケ(田中圭)、ミヤマ(内田慈)、ドイ(古澤裕介)という3人が登場しますが、完全に別人格ではないようなんですよね。人間なのか幽霊なのか、人形なのかバラの花なのか。それもわからないままに溶けて重なり合って、すれ違っていくようでした。

 人間というものは、その輪郭というか、存在自体の境界線が曖昧なものだなと最近よく感じます。でも興味や愛情の対象となったもの(コト・ひと)はある瞬間に、その存在をむきになってアピールするかのごとく、鋭く尖った光のようなものになる気がします。そしてすぐにまた消えちゃうんですよね。
 岩松さんのお芝居は、その光の瞬間の集まりなんじゃないかしら。だからすり抜けていくし、つかみとれない。でもそれ自体が人間そのものであるように、確かに脳裏に記憶されるのではないかと思います。

≪東京、大阪≫
出演:北村一輝/秋山菜津子/田中圭/古澤裕介/内田慈 声の出演=清水萌
作・演出:岩松了 舞台監督=青木義博 美術=磯沼陽子 照明=沢田祐二 音楽=淡谷三治・森安信夫 演奏:トリティック・テヘダス(長屋美希恵・淡谷三治・森安信夫・小野かほり) 振付=井手茂太 音響=藤田赤目 衣裳=戸田京子 衣裳スーパーバイザー=阿部朱美 宣伝美術=坂本志保 宣伝写真=三浦憲治 宣伝ヘアメイク=大和田一美(APREA) 池上タミ子(APREA) 宣伝スタイリスト=兼田サカエ(juice) 制作=松本恵美子 制作助手=安田裕美 千田沙耶 プロデューサー=大矢亜由美 東京公演主催・製作=(株)森崎事務所 M&O plays 大阪公演製作=梅田芸術劇場 
【発売日】2007/10/07 7,500円全席指定
http://www.morisk.com/

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Posted by shinobu at 22:23 | TrackBack

チェルフィッチュ『三月の5日間』12/08-09国立国際美術館B2階展示場(大阪府)

 関西にいる学生時代の友人を誘って、チェルフィッチュ『三月の5日間』を観に大阪まで行ってきました(⇒過去レビューまとめ)。演劇関係者ではない、一般の社会人の彼女たちにとても好評で嬉しかったです。

 東宮南北さんに代わって松枝耕平さんが新しいキャストに加わっていました。上演時間は約90分(途中15分の休憩を含む)。

 ⇒舞台写真
 ⇒CoRich舞台芸術!『三月の5日間

 やっぱり、ものすごく、好きです。いったいこの作品を観るのは何度目になるのかしら・・・。ほとんどストーカーみたいに追いかけているにもかかわらず(笑)、いくつも新しい発見がありました。戯曲読解能力がないんだな~と自分の不甲斐なさを再認識しつつ、海外ツアーを経て進化したのかもしれない、とも思いました。

 国立国際美術館の外観です↓ 地下にある美術館なんですね。
museum.JPG

 入り口のポスター↓
entrance.JPG

 ここからネタバレします。

 ミノベ(山縣太一)が言う「戦争もう終わってるかも」のことばが、去年の春よりも、もっともっと心に痛く響きました。だって、まだ終わっていない。

 ミッフィーちゃん(松村翔子)はアズマくん(下西啓正)を誘って玉砕したのだけれど、アズマくんは興味なかったくせに友達のミノベまで誘ってあのライブに行ってたんですよね。ミッフィーちゃんは行かなかったのに。ということはミッフィーちゃん、ナンパに成功してたんだな~。

 東宮南北さんが演じられていた“デモをするアンミラ好きの人”を、松枝耕平さんが演じられていました。当然ですが、全然違う人になってました。デモのシーンが飛びぬけて別だという印象が薄くなった気がします。
 ラスト1つ前のシーンで松枝さんがユッキーとミノベの別れの様子を話すとき、途中でくちびるにリップクリームを塗ります。そしてそのリップを出てきたユッキー(山崎ルキノ)に手渡すんですが、それは松枝さんと山崎さんが重なってくるという演出だったんですね。東宮さんもリップを塗ってたし、手渡ししていたんだけど、東宮さん自身の面白さが増したぐらいにしか認識できていませんでした。

 ミノベ(山縣太一、瀧川英次)、ユッキー(山崎ルキノ)のシーンで、人称がゆらゆら変化するのがスムーズで、彼らを含む空間(というのか、空気というのか)がぐるぐるうごめいているのが、目に見えるような気がしました。

 美術館へは地下鉄淀屋橋駅から、川沿いを歩いて行きました↓ 柵に並んでるのはかもめ?
kamome1.JPG

 かーわーいーーーーーっ!!
kamome2.JPG

≪大阪、東京≫
出演(登場順):下西啓正、瀧川英次、山縣太一、松村翔子、山崎ルキノ、松枝耕平、村上聡一
作・演出:岡田利規 舞台監督:大久保歩 照明:大平智己 音響:有限会社クワット 宣伝美術:good design company 制作:中西茜(プリコグ) 制作協力:小倉由佳子 主催:国立国際美術館・チェルフィッチュ・朝日新聞社 協力:急な坂スタジオ 企画・制作:プリコグ
【発売日】2007/10/13 各公演とも定員150名 日時指定・整理番号付き自由席 前売3000円 当日3500円 学生2500円(要学生証・前売のみ)
http://chelfitsch.net/

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【写真レポート】フジテレビ「HOT☆FANTASY ODAIBA・お台場SHOW-GEKI城 開幕直前レポート2」12/08フジテレビ本社屋

ODAIBA_show_geki_panelS.JPG
案内板

 「お台場SHOW-GEKI城・T☆1グランプリ決勝大会」開幕直前レポート2です!(レポート⇒
 今週末12/15(土)から始まりますよ~!

 “HOT☆FANTASY ODAIBA”は来年1月3日(木)まで。毎週土曜日19:00からの約10分間は、“自由の女神像”沖より花火が打ちあがります。なんと1500~2000発!本格的でしたよ~っ。

 7階“屋上庭園”からAQUA CITY ODAIBA方面を眺めた景色です↓ “自由の女神像”はAQUA CITY ODAIBAの向こう側にあるんですよね。
1view.JPG

 おぉっ!上がったっ!!
2hanabi1.JPG

 たーまや~っ♪
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 しっかしカップルと家族連れが多い!なぜに私は1人っ!(涙)
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 1階からだとドーン!ドーン!という音しか聞こえないので、どうぞ7階(もしくは球体展望室“はちたま”)まで登ってくださいね(“自由の女神像”の近くの方が迫力はあると思います)。
 「お台場SHOW-GEKI城」タイムテーブルでは19:30開演の回があります。7階で花火を見てから劇場に行っても充分間に合いますよ♪
5hanabi4.JPG

 1階に戻ったところで“Wii Fit体験パーク”のチラシをもらいました↓ ちょっとやってみたい。Nintendoすごい。
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 何でもインフォメーションで訪ねるのが早いです↓「お台場SHOW-GEKI城」の会場・マルチシアターは、インフォメーションの左横のシアターモールの中にあるとのこと。
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 シアターモール入口です↓左側にはカレーライスなどがいただける喫茶店あり(夕方18時ごろまでの営業)。奥にはフジテレビ・グッズがたくさんあるコンビニも入っています。
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 シアターモール入口右横の移動式カフェ↓フジテレビ特性ぶたまん、シューマイなどの軽食が販売されていました。
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 シアターモール内↓には、“Wii Fit体験パーク”以外にも色んなブースがあって、大勢の人だかり。ご家族連れが多いわ~。入口のすぐ右側がマルチシアターです。
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 「お台場SHOW-GEKI城」の看板↓ ん~本格的だわっ。“HOT☆FANTASY ODAIBA”内の1つの大きなイベントなんですね。
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 マルチシアターは新しくてきれいな劇場です↓中には入れなかったのでガラス扉の外側から撮影。
multi_theater.JPG

 フジテレビ本社屋内では軽食はできますが、「お台場SHOW-GEKI城」の公演を観る前、観た後にゆっくりお食事するならば、AQUA CITY ODAIBAに行くのがいいみたい。ちょっと歩いてみることにしました。

 レポート3につづく!

※注意を払って記事を掲載していますが、正確な情報は公式サイトでご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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2007年12月11日

文学座アトリエの会『華々しき一族/かどで』11/29-12/13文学座アトリエ

 文学座の座付き作家として活躍した森本薫さん(1946年に34歳で亡くなっています)の戯曲の2本立て公演です。残念ながら時間の都合がつかず、前半の『かどで』のみ拝見しました。

 上演時間は『かどで』が約1時間、15分の休憩の後、『華々しき一族』が約1時間45分(だったと思います)。

 ⇒CoRich舞台芸術!『華々しき一族/かどで

 ≪『かどで』あらすじ≫ 公式サイトより。(役者名)を追加。
 郊外。サンルームの客間。経済学の学者である外彦(浅野雅博)の妻・とも子が病床に臥してすでに二年。病床の妻の気は荒み、いやみっぽい感情は、強くなる一方である。母・やす子(倉野章子)は、娘婿に対する気兼ねも合って気が重い。とも子の看病にあたっているのは家政婦の千哿子(添田園子)。ある日、やす子の弟・仙二郎(中村彰男)がやってくる。妻に先立たれ商売もうまくいかず、不運続きであるのにどこか開き直ったかのような態度の仙二郎。仙二郎の存在が静寂なこの家にさざなみをたてていく・・・。
 ≪ここまで≫

 木造で洋風のセンスの良い居間。シックで上品。出てくる役者さんも着物(洋服)の着こなしに清潔感があって、さすが文学座だわ~というのが第一印象。演技については4人の調和が物足りない感じでした。浅野さんと添田さん、浅野さんと倉野さんの2人対話シーンが良かったです。

 思いやりがあって生真面目で良い人たちばかりだからこそ起きる、悲しいディスコミュニケーション。言葉も丁寧で良いお話だなと思いました。『華々しき一族』が観られず残念。

 ここからネタバレします。

 外彦に想いを寄せる家政婦の大沢さん(添田園子)と外彦(浅野雅博)が抱き合っちゃうシーンが素敵。それを2階から戻ってきたやす子(倉野章子)が目撃してしまうのもさらに素敵(笑)。
 気まずい間の後、2人きりになった外彦とやす子。やす子の後ろ姿を見つめる外彦の視線がものすごく色っぽくて、何事かと思ったら・・・恋心だったのねっ!?・・・これには衝撃を受けました。

 倉野さんは大好きな女優さんで、演技もいつも面白いし魅力的なんですが、この設定にはちょっと・・・年齢が合ってないんじゃないかと、正直なところ、思いました。文学座公演では『赤い月』でもそう思ったんですよね。気にならなければOKなのでしょうが、私は気になってしまいました。

「かどで」出演:添田園子、中村彰男、倉野章子、浅野雅博 
「華々しき一族」出演:飯沼慧、稲野和子、高橋克明、石井麗子、高橋礼恵、押切英希
脚本:森本薫 演出:戌井市郎(華々しき一族)、森さゆ里 (かどで) 美術:石井強司 照明:古川幸夫 音楽:池辺晋一郎(華々しき一族) 音響効果:秦和夫(華々しき一族) 秦大介(かどで) 衣裳:伊藤早苗(かどで) 舞台監督:三上博 制作:富田欣郎 票券:最首志麻子 宣伝イラスト:オザワミカ 宣伝デザイン:森さゆ里
【発売日】2007/10/29 前売・電話予約4000円 当日4300円 ユースチケット2,500円(取扱い文学座のみ)
http://www.bungakuza.com/hanabanakadode07/index.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 02:09 | TrackBack

2007年12月10日

パルコ『ビューティ・クイーン・オブ・リナーン』12/07-30パルコ劇場

 マーティン・マクドナー戯曲を長塚圭史さんが演出するパルコ・プロデュース第三弾(⇒『ウィー・トーマス』(初演再演)『ピローマン』)。
 初日3日前にキャスト変更が発表されました(黒田勇樹さんから長塚圭史さんに)。

 長塚さんの演出の確かさに心から満足した、贅沢な4人芝居でした。マクドナーの脚本もやっぱりすごく面白いです。上演時間は約2時間30分(休憩15分を含む)。

 ⇒CoRich舞台芸術!『ビューティ・クイーン・オブ・リナーン

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 真っ黒いユーモア、猛毒の悪意、不吉な沈黙。
 島、家庭、閉ざされた環境で恐ろしいほどに歪んでいく母娘関係。
 一瞬輝いた光が照らし出したのは、思いがけない結末だった・・・

 アイルランドの片田舎、ゴールウェイ コネマラにあるリナーンに暮らす母と娘。自分勝手で支配的な母親マッグ(白石加代子)は、病身を理由になにひとつ自分でしようとはせず、娘に全ての世話をさせている。娘モーリーン(大竹しのぶ)も負けてはいない。母の頼みをわざと無視したり、いやがらせをしたりと、二人の戦いが毎日続いている。
 ある時モーリーンが出かけている間に、近所に住むレイ(長塚圭史)がパーティの知らせを持ってやってくる。イングランドで働いている独身の兄パートー(田中哲司)も久しぶりに帰ってくるという。しかしモーリーンが結婚して出て行ってしまうと困るマッグは、その伝言を彼女に伝えない。ところがモーリーンは帰宅の途中、レイに出会ってその話を聞いていた。
 モーリーンは新しいドレスを買ってパーティに出席。その晩、パートーを家に連れて帰ってくる。
 翌朝二人を見つけたマッグは激怒、そしてモーリーンに精神病歴があることを暴露してしまう・・・
 ≪ここまで≫

 たった4人しか登場しないことを忘れるほど、アイルランドのある小さな町の営みがリアルに伝わってきました。美術(照明含む)も音楽も大人がゆったり、じっくり、安心して味わえる、上品で完成度の高いものだったと思います。
 ただ、初日だったのもあってか、役者さんの演技についてはまだまだこれから充実させられる余地があるように思いました。キャスト変更が大きく影響していることは間違いないですよね。ステージを重ねるごとにどんどん進化することと思います。

 白石さん(母)と大竹さん(娘)の演技はそれぞれにとっても個性豊かで面白みがあるのですが、お互いに一方通行のように見えて、前半は遠くから見物する感覚でした。例えば白石さんはマッグという老婦人のキャラクターを固めて、その中にご自身をはめこんでいるようで、他の3人の役者さんの演技とは異質に見えました。それはそれでとっても魅力的なおばあちゃんだったんですけどね。私の好みじゃなかっただけかもしれません。
 モノローグのシーンは軽妙ながらしっかり芯がとおっていて見ごたえがありました。

 パートー役の田中哲司さんは背が高くてかっこいいし、演技もゆるりとリラックスされているようで気持ちが良かったです。コミカルなところも自然。
 パートーの弟レイ・ドゥーリー役を、黒田勇樹さんに代わって長塚圭史さんが演じられました。ダメな若者を本当にダメそうに演じ(笑)、でも愛嬌もたっぷり。演出をしながらあんなに見事に演じられるなんて、ほんっとにかっこいい人だなって思います。家に帰ったらちょうど『R30』に出演されていました。そんなところもかっこいい。

 ここからネタバレします。

 母と娘の会話から、2人が長年憎しみ合いながらもべったり一緒に暮らしているということが信じにくかったです。ののしり合っているかと思ったら突然「お茶飲む?」と話しかけたりします。それに無理を感じてしまったんですよね。そういう気持ちが起こるまでセリフを発することを待ってもいいのになと思いました。
 『ロンサム・ウェスト』に登場するコーナー兄弟も、この母娘のようにケンカばかりしているのですが、演劇集団円版(演出:森新太郎)では、彼らが突然に仲良くなったりすることにリアリティがあったんですよね。どうしても比べて観てしまいました。

 あと、これは私の個人的な考えなのですが、娘モーリーンは本当は美しくないんじゃないかしら・・・?大竹さんがすごくきれいなので、パートー(田中哲司)に「リナーン1の美人」と言われても、自分から「リナーン1の美人」と言っても、すんなり受け入れることができてしまったんです。もったいない気がしました。

 後半はじめのパートーが手紙を読むモノローグがとても面白くて魅力的でした。突然曲が変わるのも、美術の転換(装置が上下に割れてパートーの部屋が生まれる)も良かったな~。アイルランドから離れた外国のムードを大胆に、躍動的に演出していました。
 いくつかは脚本で指定されているようですが、全体の選曲もすごく私好みでした。チーフタンズの曲、どこかで聴いた気がします。 

 シーン終わりの暗転前に母親(白石加代子)が1人で佇むことが何度かあったのですが、それは最後に空席のロッキングチェアーが揺れる演出に通じてたんですね。渋い!

 『ロンサム・ウェスト』の登場人物についての噂話がいっぱい出てきてすごく楽しかった!ウェルシュ神父とか(笑)。『ビューティ・クイーン・オブ・リナーン The Beauty Queen of Leenane』、『スカル・イン・コネマラ A Skull in Connemara』、『ロンサム・ウエスト The Lonesome West』で“リナーン三部作”なんだそうです。

≪東京、大阪≫ 
長塚圭史×マクドナー 第三弾 The Beauty Queen of Leenane
出演:大竹しのぶ 白石加代子 田中哲司 長塚圭史 ※黒田勇樹が体調不良のため降板。代役に長塚圭史。
脚本:マーティン・マクドナー(Martin McDonagh)  演出:長塚圭史 訳:目黒条 美術:二村周作 衣裳:前田文子 照明:佐藤啓 音響:加藤温 演出助手:坂本聖子 ヘアメイク:高橋功亘 舞台監督:菅野将機 製作:山崎浩一 企画:佐藤玄・田中希世子 プロデューサー:毛利美咲 企画製作:株式会社パルコ
【発売日】2007/10/14(全席指定税込)8400円 学生券(当日指定席引換)4500円
http://www.parco-play.com/web/page/information/beauty/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 00:08 | TrackBack

2007年12月08日

【写真レポート】フジテレビ「HOT☆FANTASY ODAIBA・お台場SHOW-GEKI城 開幕直前レポート1」12/08フジテレビ本社屋

0_big_panel.JPG
HOT☆FANTASY ODAIBA

 いよいよ来週末12/15(土)より「お台場SHOW-GEKI城・T☆1グランプリ決勝大会」が開幕します!
 ※開催期間:2007年12月15日(土)~2008年1月3日(木)

 一足お先にフジテレビ本社屋に行ってまいりました。フジテレビの冬の豪華イベント“HOT☆FANTASY ODAIBA”が本日12/8(日)から始まったんですよっ。

 たくさん写真を撮ってきましたので、何度かに分けてアップしていきますね♪(レポート⇒

 りんかい線・東京テレポート駅から行ってみました。フジテレビ本社屋へは徒歩5分。赤信号にひっかかると少々時間がかかりますので、駅から約10分だと思った方が良いかも。⇒フジテレビへの行きかた

 お台場といえばこの大観覧車ですよね~↓VenusFortの壁面の雪の結晶型のイルミネーションも一緒にピカピカ光ってました。
1tokyo_teleport.JPG

 フジテレビ本社屋↓ ※これは正面からの写真です。東京テレポート駅から行くと裏側に着きます。
2FujiTVbuilding.JPG

 ビル正面側に行くと↓巨大クリスマス・ツリーのまばゆいイルミネーションが!高さはなんと15m!!実際に見ると大きくって迫力がありますよ♪
3tree1.JPG

 ツリー横のメインステージではちょうどイベントが始まったところでした。ぞくぞくと人が集まってきます。若くて可愛らしい女の子グループ“アイドリング!!!”とお笑い芸人の方が壇上にいらっしゃるようです↓
4event.JPG

 寒いのに半袖・半ズボンで元気だわ~↓・・・と思ったら水着(しかもビキニ!)の女性もいたみたい!アナウンサーかな~。
5idling.JPG

 毎週土曜日19:00から花火が打ちあがるという情報をゲットしてましたので、赤いジャンパーを来ているスタッフの方に「花火がよく見えるのはどこですか?」と聞いたところ、「25階の球体展望室“はちたま”が最高ですよ!」とのこと。さっそく上がってみることにしました。7階まで直通のエスカレーターの丸い入り口↓
6escalater1.JPG

 ライトアップされてコックピット風~↓
7escalater.JPG

 7階は広い“屋上庭園”。NISSANの自動車が展示されていました↓なぜか巨大ロボットもっ!!小劇場好きの私はテレビドラマ「SP」の宣伝ばかりに目が行っちゃうわ~♪今晩も見る!
8SP_Robot.JPG

 “はちたま”へはチケット売り場でチケットを買ってから(一般500円・小中学生400円)エレベーターで入場。花火目当てのご家族連れやカップルが並んでいたので↓私は遠慮しました。たぶん7階からも見えるんじゃないかな~・・・。
9hachitama_elevator.JPG

 レポート2につづく!

※注意を払って記事を掲載していますが、正確な情報は公式サイトでご確認ください。
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Posted by shinobu at 23:27 | TrackBack

2007年12月07日

【情報】新国立劇場演劇研修所「研修所説明会」2007年12/22(土)

 新国立劇場演劇研修所(関連記事⇒1011121314)にて、研修生選考試験の受験をお考えの方に向けた研修所説明会が12月22日(土)に開催されます。無料。事前申込必要です。⇒詳細

[開催日]平成19年12月22日(土)
 第1回目11:00~
 第2回目12:30~
 第3回目14:00~

[応募〆切]平成19年12月17日(月)ファックス到着分
 ※FAX用紙は公式サイトでダウンロードできます。
 ※応募者数の状況によって、先着順により参加者を限定する可能性あり。
 ※お問い合わせ:03-5351-3011(代)

 新国立劇場演劇研修所は18才以上、30才以下の俳優のための学校です。授業の見学は一般には受け付けられていませんので、どうぞこの機会を逃さないで下さい。

 第1期生の修了公演『リハーサルルーム』は来年2/8(金)~2/10(日)。篠原久美子さんの書き下ろし戯曲を栗山民也さんが演出されます。

Posted by shinobu at 13:00 | TrackBack

【お知らせ】12月8日(土)夜にFM西東京「たけがき2」に出演します

 FM西東京の演劇情報番組「たけがき2」に出演いたします。毎月第一土曜日のレギュラーです。今月は第二土曜日の出演になりました。

 ヨーロッパ企画『火星の倉庫』についてお話し、12月に観られるお薦めお芝居を3本ご紹介します。

 西東京市およびその周辺地域でお聴き頂けます。
 12月8日(土)21:30~22:00(の内の約10分間)
 FM 84.2MHz

 ⇒PodCastingあり!放送終了後にアップされます(数日後だったりも)。
 ⇒アップされました(2007/12/12)。

Posted by shinobu at 12:45 | TrackBack

2007年12月06日

ポツドール『女の果て』12/05-09赤坂RED/THEATER

 ポツドールの“女”シリーズは、溝口真希子さんの作・演出です。今回は第二弾(⇒第一弾レビュー)。

 上演時間は約1時間45分ぐらいかしら。私が観た回は通路席までぎっしり満席で(初日は当日券に並んで入れなかった方もいたようです)、開演時刻は10分ぐらい押していました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『女の果て

 開演するまで舞台は全く見えません。あらすじを読まれるだけでもいわばネタバレになりますので、お気をつけください。

 ≪あらすじ≫
 舞台はとあるデリバリーヘルス店。デリヘル嬢が数人待機していて、予約電話が入ったら出かけていく。
 ≪ここまで≫

 デリバリーヘルス店の中って、当事者でなければ見られないですよね~。描かれていることが事実なのかどうかはわかりませんが、「へー、デリヘルってそうなんだ~」と勝手に納得しながら(笑)、覗き見を楽しみました。でも、とっても面白かった前回に比べるとパワーは少なめかも。

 愛していない人との性行為は、愛している人との性行為とどう違うのか。風俗業を営んでいる彼らがしゃべればしゃべるほど、矛盾が露わになってきます。恋愛、結婚、子作り、子育て、浮気・・・理屈の合わないことばかりですよね。人間は矛盾を自覚しながらも深く掘下げて解決させようとはせず、その場のムードと気分に流されて、上滑りして生きているよな~と思いました。

 ここからネタバレします。

 社長(米村亮太朗)がお店の女の子と浮気をしまくっているので、社内(1LDKぐらいのマンション)はよく険悪なムードになります。取り繕ってもすぐにバレて、みっともないことばかり起こります。社長の奥さん(安藤聖)が旦那へのあてつけのために身分を隠して面接を受けに来たりして。

 米村亮太朗さんの役名は前回に引き続き“中津川”なんですね(笑)。そういえば“マリア”も・・・。

出演:米村亮太朗、羽柴真希(ペテカン)、岩本えり(乞局)、水野顕子(アーノルド)、玄覺悠子、安藤聖、尾倉ケント(アイサツ)、白神美央
作・演出:溝口真希子 照明=伊藤孝(ART CORE design) 音響=中村嘉宏(atSound) 舞台監督=清沢伸也・谷澤拓巳 舞台美術=田中敏恵 照明操作:櫛田晃代 音響操作:井川佳代 映像・宣伝美術=冨田中理(Selfimege Produkts) 小道具:大橋路代(パワープラトン) 衣装=金子千尋 ヘアメイク:中西瑞美 演出助手=富田恭史(jorro) 写真撮影=曳野若菜 制作=木下京子 広報=石井裕太 当日運営=山田恵理子(Y.e.P) 制作助手=石井舞/青木理恵/佐々木保(jorro) 提携:赤坂レッドシアター 企画・製作=ポツドール
ポストパフォーマンストークゲスト:5日(水) 雨宮まみ (ライター)/6日(木) 森下くるみ&ナンシー (AV女優)/7日(金) 高橋源一郎 (小説家)
【発売日】2007/10/28 [前売]全席指定 3,300円 [当日]3,800円
http://www.potudo-ru.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 22:41 | TrackBack

ヨーロッパ企画『火星の倉庫』12/04-09シアターサンモール

 上田誠さんが作・演出されるヨーロッパ企画の第25回公演です。京都、福岡を経て東京にやってきてくれました。東京の次は大阪公演です。

 平日マチネでしたがほぼ満席の様子。ヨーロッパ企画らしい息の合ったおしゃべりでクスっと笑わせてもらいつつ、シアターサンモールの広い舞台をかっこよく使い切った装置と仕掛けを堪能しました。上演時間は約2時間。

 ⇒CoRich舞台芸術!『火星の倉庫

 舞台はコンテナが積み重ねられた港。少々殺伐としています。大きな箱がいっぱい並んでいる時点で、何か仕掛けがあるんだろうな~と予想はできるのですが、その予想を気持ちよく上回る出来事で、アッと言わせてくれました。ちょっと圧倒され、ちょっとあきれもして(笑)、最後はじ~んと。

 おもしろネタがどんどこ続くのに付いていく気力を失いかけたりもしましたが、ここまで作りこんで見せてくださったら満足です。全国4箇所ツアーってすごいな~。前回の3作連続公演DVDも販売されていました。

 ここからネタバレします。

 コンテナや小さな箱を積んでおろしてパズルみたい。人や物体をうまく隠して次々とばかばかしい展開を生んでいきます。

 コンテナの裏から巨大な土星人(?)が出てきたのには、さすがに口あんぐり。圧巻でした。
 「土星人が放射性廃棄物を処理してくれてたけれど、その縁が切れたので地球はもう終わります」とあっけらかんと宣言。それでも男はギターを弾いて女を口説くんだっていうエンディングに感動。

≪京都、福岡、大阪、東京≫ 第25回公演
出演:土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、松田暢子、山脇唯、石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志
作・演出:上田誠 美術=長田佳代子 照明=松谷將弘(ART COMPLEX) 音響:宮田充規(GEKKEN staff room) 舞台監督=大鹿展明×筒井昭善 制作協力=[京都・大阪]サウンドクリエーター [東京]サンライズプロモーション東京/ゴーチ・ブラザーズ/日和庵 協力=REENAL by resona bank、ABCラジオ、リッジクリエイティブ株式会社、GEKKEN staffroom 京都芸術センター制作支援事業 共催= [東京公演]ニッポン放送 主催=[福岡公演]イムズ/テレビ西日本/ピクニック/ヨーロッパ企画 企画・製作=ヨーロッパ企画/株式会社オポス
【発売日】2007/10/06 前売3,300円/当日3,500円(全席指定・未就学児入場不可)
http://www.europe-kikaku.com/projects/e25/main.htm

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Posted by shinobu at 17:07 | TrackBack

青年団リンク 二騎の会『五月の桜』12/05-09こまばアゴラ劇場

 青年団リンク 二騎の会は、宮森さつきさんの脚本を多田淳之介さんが演出されるユニットで、前作『直線』ではポスト・パフォーマンス・トークに出演させていただきました。
 昨年から始まった文学座+青年団 自主企画交流シリーズの3本目なんですね。今年も続いてくれて嬉しいです。

 『五月の桜』は平成12年度北海道戯曲コンクール大賞受賞作です。ぎゅっと凝縮された空間で鮮やかに胸に届いてくる言葉に、ホロリと涙しました。上演時間は約1時間40分。

 ⇒CoRich舞台芸術!『五月の桜
 レビューは途中です。続きをアップできるかどうか不明。

 ≪あらすじ≫
 桜が咲く墓地。和希(長野海)は数年ぶりに故郷・北海道に帰って、亡き父の墓参りを済ませた。彼氏の工藤(永井秀樹)とそのまま旅行を続け、誰にも会わずに去るつもりだったのだが・・・。
 ≪ここまで≫

 黒い幕が三方を囲む空間の中央に、石碑のように大きくて四角い柱がそびえ立っています。その左右には流木(?)を組み合わせた木々がひゅるひゅると数本立っていて、寂しげな印象の舞台です。

 最初はやっぱり驚かせてくれました。多田さんの演出はこれだから見逃せません。役者さんはある決まりにのっとって会話をします。声の大きさ、間のつめ方、ニュアンスなど、さまざまなセリフの発語方法をじっくり味わえたので、言葉のひとつひとつを大切に聞くことができました。

 ここからネタバレします。

 和希(かずき・長野海)と、和希の血の繋がっていない弟・一基(かずき・桜町元)の“2人のカズキ”のシーンで涙が出ました。

 ≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫
 『リアル交流トーク』出演:多田淳之介×所奏(文学座)

 所奏(ところ・かなで)さんは文学座+青年団 自主企画交流シリーズの次回作『Train coming』の脚本を書かれています。
 ほぼ初対面のお2人のトークということでしたが、所さんがもっとお話をされた方が良かったんじゃないかしら。「『Train coming』を観に行きたい」と思わせてくれる材料がなかったです。

文学座+青年団自主企画交流シリーズ
出演:永井秀樹(青年団)/天明留理子(青年団)/長野海(青年団)/佐山和泉(青年団)/桜町元(青年団)/征矢かおる(文学座)/東谷毬子(客演)
作:宮森さつき 演出:多田淳之介  照明:岩城保 舞台美術:鈴木健介 装置:濱崎賢二 宣伝美術:京 制作:二騎の会 総合プロデューサー:平田オリザ 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 共催:文学座/青年団
【発売日】2007/11/01 予約・当日 3,000円 シニア(65歳以上)・学生 2,000円 平日マチネ 2,000円 日時指定 整理番号付自由席
http://www.seinendan.org/jpn/bskoryu/gogatsu.html

Posted by shinobu at 12:19 | TrackBack

2007年12月05日

【写真レポート】Studio Life『アドルフに告ぐ』制作発表12/04 TOKYO FM HALL

3talk.JPG
『アドルフに告ぐ』制作発表

 男優集団Studio Life(スタジオ・ライフ)が手塚治虫の漫画『アドルフに告ぐ』を舞台化します。Studio Lifeが舞台化してきた漫画原作作品のレビュー⇒

 手塚治虫文化賞受賞者である漫画家の萩尾望都さん、浦沢直樹さん(Wikipedia)の両氏を迎えた豪華なトーク・イベント付きの制作発表に伺いました。
 先日取材したわらび座『ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」』同様、手塚治虫生誕80周年記念の企画なんですね。

 ここ数年で日本の漫画が映画化・テレビ化・舞台化されることが急増していますよね。大人気の“テニミュ”こと『ミュージカル・テニスの王子様』も少年漫画が原作です。Studio Lifeは1999年に『トーマの心臓』再々演を行っていますので、まさに名作漫画の舞台化のさきがけだったのではないでしょうか。2001年の『トーマの心臓』『訪問者』連鎖公演の感動は、今もトキメキとともに(笑)、心に鮮やかに残っています。

 『アドルフに告ぐ』が連載されていたのは確か私が小学生の頃で、実際に読んだのは大学生になってからでした。手塚治虫というとアニメの『鉄腕アトム』『リボンの騎士』ぐらいしか知らなかった私は、史実を題材にした、残酷な運命に翻弄される2人の少年のお話にちょっとしたショックを受けたことを憶えています。

 萩尾望都さんと浦沢直樹さん、『アドルフに告ぐ』の脚本・演出を手がけるStudio Life座付き脚本家・演出家の倉田淳さんの3人のトークは、手塚治虫という漫画家の凄さと、漫画という文化の深みについてあらためて知ることができた充実の約30分間でした。↓浦沢直樹さんと萩尾望都さん
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 萩尾「手塚先生の作品は読み終わった後にああでもない、こうでもないとずっと考えてしまう。漫画というものがこれほど人の心を揺り動かすものなら、私も描いてみたいと思ったんです。」
 浦沢「手塚先生の作品を読むと、心に痛みがしみこんでくるんですよね。喜怒哀楽も善も悪も、全部まとめて人間性であると言っているような。根源的な人間の表現のように思います。」

 倉田「人間は複雑怪奇なもの、清濁あわせもつ存在であると、手塚作品から学んだ気がします。浦沢先生の『MONSTER』は人間が自分の中に飼っている怪物の話でもありますよね。」
 浦沢「自分の中の怪物をいかに飼いならすか。でも怪物が外に出て来てしまうのも人間の営みだと言えます。では人間らしさとは何か?凶暴さも人間らしさなのか?という疑問が出てくる。そのドアを閉めず、ひとつひとつ開けてみんなに見せてくれたのが、手塚作品ではないでしょうか。」

 倉田「『アドルフに告ぐ』には3人のアドルフが登場します。例えばアドルフ・カウフマンはあの時代に生まれなければ、あの境遇で育たなければ、ああはならなかったかもしれない。運命の巡り合わせが人の人生を変えてしまいます。自分の中のモンスターを飼いならすために、人間はいったいどうすればいいのでしょうね・・・。」
 萩尾「誰を愛しているのか。誰を大事だと思うのかが、尺度になるのではないでしょうか。」

 ≪Studio Life『アドルフに告ぐ』メインキャスト写真≫
 前列左から河内喜一朗(劇団主宰)、倉田淳(脚本・演出)、山本芳樹/後列左から曽世海司、松本慎也、荒木健太朗、小野健太郎、甲斐政彦
StudioLife8.JPG

 『アドルフに告ぐ』はEhre(エーレ)チーム、Mut(ムート)チームのダブルキャスト公演。アドルフ・カウフマン役(山本芳樹/荒木健太朗)とアドルフ・カミル役(小野健太郎/松本慎也)以外はすべてシングルキャストです。アドルフ・ヒットラー役は甲斐政彦さん、狂言回しの役割もする峠草平役は曽世海司さん。曽世さんは司会進行もつとめていらっしゃいました。

 メインの役者さん6人がお1人ずつお話されたのですが、ほんっとに皆さん、ホレボレするほど真面目!!特にナチス党員の息子カウフマン役を演じる荒木健太朗さん(Mutチーム)が、当時のドイツ国民の心情について考えていることを率直に話された時は、その熱のこもった姿勢にすっかり魅せられてしまいました。THE・ガジラ公演や小劇場の自主公演などでも活躍されている小野健太郎さんのEhreチームに行こうと思っていたのですが、Mutチームも捨てがたくなっちゃいました。
StudioLifeAll.JPG

 Studio Life『アドルフに告ぐ』は12月20日(木)~30日(日)まで、天王洲 銀河劇場で上演されます。

Studio Life『アドルフに告ぐ』上演記念トークイベント「手塚治虫イズムを受け継ぐ者として」/Studio Life『アドルフに告ぐ』制作発表
原作:手塚治虫 脚本・演出:倉田淳
Ehre(エーレ)チーム:アドルフ・カウフマン/山本芳樹 ドルフ・カミル/小野健太郎
Mut(ムート)チーム:アドルフ・カウフマン/荒木健太朗 アドルフ・カミル/松本慎也
全公演:アドルフ・ヒットラー/甲斐政彦 峠草平役/曽世海司 ナチ党員、ドイツ総領事館カウフマン/寺岡哲 由季江・カウフマン/三上俊 カミルの父:イザーク/藤原啓児 カミルの母:マルテ/篠田仁志 エリザ・ゲルトハイマー/芸者・絹子/吉田隆太 小城先生/林勇輔 本多大佐/石飛幸治 本多芳男/仲原裕之 赤羽刑事/奥田努 県警捜査一課・米山刑事/牧島進一 仁川三重子/関戸博一 仁川刑事/河内喜一朗 ゾルゲ/下井顕太郎 アイヒマン/大沼亮吉 ボルマン/政宗 ゲルハルト・ミッシェ/船戸慎士 ランプ/倉本徹 エヴァ/深山洋貴 アドルフ・ヒットラー/甲斐政彦
他 Studio Life劇団員 ※キャストは都合により変更する場合もございます。※上記の役以外でも出演いたします。
料金(全席指定/税込)ファンクラブ(前売・当日共)S席6,000円/A席4,600円/一般(前売)S席6,300円/A席4,800円/一般(当日)S席6,500円/A席5,000円
http://www.studio-life.com/stage/adolf/index.html

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今、面白い演劇はコレ!年200本観劇人のお薦め舞台
   
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Posted by shinobu at 13:14 | TrackBack

【ワークショップ】「Robert Allan Ackerman Work Shop 2007 2nd」01/14-25都内某所

 the company(ザ・カンパニー)が主催するロバート・アラン・アッカーマンさんの第2回ワークショップの募集が始まっています。⇒第1回の写真レポート

 来年4月にオフ・ブロードウェイ・シリーズ第1弾『BALM IN GILEAD(バーム・イン・ギリヤド)』の上演を控え、新たな出会いを求めているとのこと。出演希望の方はもちろん、ワークショップだけでもとても価値があるものですので、都合のつく役者さんはぜひご応募ください。詳細は公式サイトでご確認ください。

 【期間】2008年01月14日(月)~25日(金)時間帯別に2クラス開講。
  ※19日(土)、20日(日)の両日は休み(稽古場は自主練習の為、開放予定)。
  Basicコース : 13:00~16:00 (01/14~11/25)
   演技の基礎を学ぶと同時にシーンスタディを実践していくコース
  ADVANCEDコース : 17:00~20:00 (01/14~11/25)
   より高度な演劇メソッドを実践する為、「台本の読み方」と「シーンスタディ」を組み合わせた上級者向けコース
 【資格】
  BASICコース:年齢・性別・経験不問
  ADVANCEDコース:舞台経験3作品以上、または以前にアッカーマン氏のワークショップへの参加経験がある方。その他、年齢・性別不問。
 【参加費】(両コース共通):100,000円
 【締切】12月31日(月)必着 ※ただし、定員に達し次第〆切。
 【お問い合わせ】ゴーチ・ブラザーズ (担当:三宅)
  TEL:03-5465-1656/メール:workshop(アットマーク)thecompany-t.com

Posted by shinobu at 10:43 | TrackBack

2007年12月04日

虚構の劇団『監視カメラが忘れたアリア』11/29-12/09ザ・ポケット

 虚構の劇団とは、鴻上尚史さんがおよそ20歳ぐらい年下の役者さんたちと設立した劇団です。

 今回は旗揚げ準備公演。旗揚げ公演は来年5月だそうです。中野のザ・ポケットは通路席まで満席でした。上演時間は約1時間50分。

 ⇒CoRich舞台芸術!『監視カメラが忘れたアリア

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 近未来、この国のあらゆる場所には監視カメラが置かれていた。
 人々は見られることで安心した。が、見てしまったことで人生が変わってしまった人物がいた。
 その男は、監視カメラの映像に何を見たのか……!
 ≪ここまで≫

 穴あきチーズのように丸い穴がぽこぽこ空いたパネルが3枚釣り下がってるシンプルな装置。劇場の壁がそのまま見えていたり、役者さんが開演前から舞台上で準備運動をしていたり。がっつりと物語の世界を作りこむのではなく、「これは演劇ですよ」という演出が開場時から始まっています。

 客席に向かって大きな声でセリフを言う若い役者さん、はっきりとしたきっかけで変化する音響と照明、原色多い目のカラフルな衣裳。ちょっと懐かしいような気持ちになりました。なぜか2000年の『ララバイまたは百年の子守唄』を思い出したりして。石田ゆり子さん、佐藤アツヒロさんのクリーンなイメージが似てるのかも。

 監視カメラにまつわるお話は、監視されることを被害者の視点から描くだけでなく、「見られる」「見る」「見せる」など、さまざまな角度から細かいエピソードに分けて伝えてくれました。見られて困ると思っているようで、実は見られたくてしょうがないのかもしれない。見る方が実は見られているのかもしれない。・・・などと、「見る」ということについて考えたりしました。

 動きが機敏で声もよく出る元気な役者さんが説明のためにしゃべっているように感じたのは残念。
 20代の若くてピチピチした役者さんが踊るダンスは観てて楽しくないわけではないですが、ちょっと恥ずかしくなりました。たぶん踊りだすタイミングとか、振付や表情などが私の好みじゃなかったんだと思います。
 「ここから盛り上がります!」みたいなきっかけで鳴る音楽とか、「驚かしてやるゾ♪」と言いたげにパっと白く照らす照明とかも、どうもしっくり来なくて集中できませんでした。これらはすべて好みの問題だと思います。

 ここからネタバレします。

 新宿、渋谷などに隠れる場所が全くなくなるほど設置された監視カメラ。大学構内に設置された監視カメラ。好きな彼女の家にこっそり設置した盗撮カメラ。劇団の活動を生中継するために劇団員自ら設置したライブカメラ。

 「中学生の時、援助交際目的のオヤジに裸を見られたことがトラウマになっている女が、大人になってからテレビで偶然そのオヤジを見つけたので会いに行く」というエピソードは、“見る”という点で監視カメラと関連付けていますが、バランス的にもったいないような気がしました。これだけでも1本のお芝居になるぐらい重たいテーマなので、どうせならもっと掘下げて欲しかったな~。

 「監視カメラを監視する会」のはりきり女子大生役の大久保綾乃さんと、監視カメラに映ったものを見る警察官役の山﨑雄介さんに目が行きました。お2人とも何度か拝見したことがある役者さんです。
 劇団員募集は続けられるようなので、本公演はまた顔ぶれが変わるのかもしれませんね。

出演:内海正考、大久保綾乃、小沢道成、小野川晶、佐江木れいみ、杉浦一輝、高橋奈津季、三上陽永、山﨑雄介、渡辺芳博
作・演出:鴻上尚史 美術:池田ともゆき 音楽:HIROSHI WATANABE 照明:伊賀康 音響:オフィス新音 衣裳:小池れい 振付:安達桂子 舞台監督:中西輝彦 牧野剛千 音響操作:小田淳也 演出助手=松村悠実子 映像編集:新生璃人 映像操作:Yumilet 小道具製作:川岸真由美 大道具:C-COM舞台装置 小道具:高津映画装飾 記録写真:阿部章仁 記録映像:板垣恭一 宣伝美術:冨田中理 制作:中山梨沙 プロデューサー:細川展裕 企画製作:サードステージ 主催:サードステージ
チケット代金:前売 2900円/当日 3200円 (全席指定・税込)
http://www.thirdstage.com/k/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 23:17 | TrackBack

プリセタ『モナコ』11/29-12/04駅前劇場

 プリセタの作品を拝見するのは2003年12月の『オートマチック』以来です。好みが合う方からのお勧めクチコミをGETし、急遽予約して伺いました。

 最初は方向性が読みにくかったですが、中盤以降じわじわ、ふつふつと盛り上がってきて、最後はあきれて高笑いしつつ、胸にしみじみ迫ってくるドラマの重みも味わえました。とても面白い作品でした。上演時間は約2時間弱。

 ⇒wonderalnd劇評
  「おじさんは、さまよい、さすらう 若くないことを受け入れて立つ肉体」 by 徳永京子(演劇ライター)
 ⇒CoRich舞台芸術!『モナコ
 レビューは途中です。

 ≪あらすじ≫ CoRichより
 事故死した三女の一周忌に、四姉妹はそれぞれの夫を引き連れ、追悼旅行へ向かう……はずが、旅先で四姉妹とはぐれた夫たちは、とある国に取り残されてしまう。同じ家の人間とはいえ赤の他人同士の義理四兄弟。それだけでも息苦しい旅行なのに……。
 ≪ここまで≫

第9回公演
出演:戸田昌宏、富士たくや、谷川昭一朗、鈴木リョウジ、加藤直美、宮本敏和、関係長、塚本さなえ、松永大輔、太田紘子、山本陽子、なんきん
作:菅井菅・浅野晋康 演出:世田谷ジェッツ 舞台監督:杣谷昌洋 舞台美術:近藤麗子 照明プラン:清水利恭 照明オペ:村田真 音響:高塩顕 選曲:ハヤシムネマサ 衣装:小磯和代  衣装助手:小林由香 宣伝写真:神ノ川智早 Webデザイン:相馬称 宣伝美術:Nankin Studio 演出助手:浅野晋康/HIGE 制作:石川はるか
前売り 3,000円/当日 3,300円(整理番号付自由席・当日は開演1時間前に発売)
http://www.puriseta.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 01:00 | TrackBack

2007年12月02日

メジャーリーグ『野鴨』11/01-30シアター1010ミニシアター

 8ヶ月ぶりにメルマガ号外を発行した『野鴨』。メルマガ2007年12月号にも書きましたが、豪華キャスト・スタッフが揃った商業的な枠組のプロダクションにおいて、芸術面での高い目的を達成されていたように思いました。

 文庫本型のパンフレット(300円)は挿絵や写真のない文庫本であることで、その充実度をさらに増していました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『野鴨

 タニノクロウさんは小さな劇場や野外テントなどで、庭劇団ペニノによる自主製作の公演を行ってこられました。今後どういう活動をされるのかとても楽しみです。
 偶然ご一緒した演劇関係の方と「このままシアターコクーンでも上演できるんじゃない?」って話したりもしていたんです。劇団公演も観たいですけど、今回のような大御所ぞろいのストレート・プレイもぜひ演出していただきたいです。

 ここからネタバレします。

 どうしても書き留めておきたかった具体的なところを下記に。言葉足らずですが。

 シャンデリアが音もなくスッと降りてくると、ヴェルレ(津嘉山正種)が切り株に座っていました。それだけでもう、開幕時から心の受け皿が満杯になるほどでした。

 暗転して舞台の転換をしている間、木々の上部が青白い照明で照らされ、枝と葉できる陰影と、ものいいたげな青と白がかさなります。ところどころ赤く染まっている箇所があることにもハっとさせられました。
 どうやらこの空間は人の心の中なのではないだろうか。登場人物の心であり、私の心であり、ヴェルレの息子(保村大和)が言ってた“うなぞこ”なのかもしれない。そしてその青い海の闇は、漆黒の宇宙へとつながっているようにも想像できました。

出演:石田えり、高汐巴、手塚とおる、保村大和、石橋正次、藤井びん、マメ山田、鎌田沙由美、津嘉山正種
原作:ヘンドリック・イプセン 上演台本:タニノクロウ+笹部博司 演出:タニノクロウ 美術=田中敏恵 照明=榊美香((有)アイズ) 衣裳=友好まり子 音響=中村嘉宏 小道具=酒井詠理佳 ヘアメイク=武藤優子 舞台監督補=加納金幸 演出助手=則岡正昭 音響操作=阿部武昭 衣裳管理=西那緒美 舞台監督=矢島健 衣裳製作=アトリエトモヨシ 衣裳協力=東京衣裳 大道具製作=夢工房 宣伝美術=オカヤイズミ 舞台写真=田中亜紀 制作=野平久志 制作・宣伝=千葉裕子(る・ひまわり) 票券=目静子(メジャーリーグ) プロデューサー=笹部博司 企画・製作=メジャーリーグ+庭劇団ペニノ 提携=シアター1010 主催=メジャーリーグ
全席指定 前売4,600円 当日5,000円
http://www.majorleague.co.jp/

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 21:48 | TrackBack

2007年12月01日

【写真レポート】劇団四季『ミュージカル「ウィキッド」』12/01電通四季劇場[海](開場5周年記念ステージ)

 劇団四季のミュージカル『Wicked(ウィキッド)』に行ってまいりました。アメリカでの初演は2003年。日本では劇団四季により今年の6月17日からロングラン中です。

 まずは何といっても迫力の歌唱力!装置も衣裳も豪華だしダンスもきれい!すっかり没頭して楽しませていただきました。上演時間は約2時間55分(途中20分の休憩含む)。
 本日は電通四季劇場[海]開場5周年記念の特別カーテンコールもありました。舞台写真を頂戴しましたので、ぜひご覧下さいませ♪

 ボーム作「オズの魔法使い」を知っていればより楽しめます。ジュディー・ガーランド主演の映画「オズの魔法使い」も良いですね。

 CoRich舞台芸術!『ウィキッド

 ↓カレッタ汐留は久しぶり~。昨年の今頃はお隣の駅が勤務先の最寄り駅だったんです。でも電通四季劇場[海]に来たのは初めて。
20071201_shiodome_building.JPG

 『ウィキッド』をイメージした緑の電飾はお昼間なので点灯してませんでした。ちょっと残念。

 ↓ポスターが貼られた階段を登って入口へ。
20071201_shiodome_stairs.JPG

 ≪あらすじ≫ より詳しい内容は公式サイトでどうぞ。
 ドロシーが西の悪い魔女ウィキッド(樋口麻美)を退治して、オズの国に平和が訪れたところから幕開け。良い魔女グリンダ(沼尾みゆき)がウィキッドとの昔話を始めます。2人は大学の同級生だったのです・・・。
 ≪ここまで≫

 劇団四季のミュージカルは約15年前の青山劇場での『コーラスライン』が初体験で、先日の『キャッツ』に続いて今回で3作目。『ウィキッド』は数年前からブロードウェイで話題になっていたのを耳にしていましたし、今年の春からかっこいいイラストのポスターが気になっていました。でも前知識は「『オズの魔法使い』の魔女のお話だ」ってことだけ。頭がほぼ真っ白な状態で客席に着きました。

 『キャッツ』のようにテーマパークのアトラクション的なものなのかしらと思ったら、全く違いました。ミュージカルならではのしっかり計算された音楽と歌詞、一貫したスタイルを持つ豪華な装置と衣裳、そして現代社会をさまざまな角度から風刺したストーリー。ルールどおりに動く人形のような演技をされる役者さんに戸惑うこともありましたが、徐々に彼らを通してある枠組み(システム?)の奥の世界を感じ取ることができるようになりました。

 第1幕ではまずハイレベルな歌と踊りに魅せられました。そして猛スピードで展開するストーリーの裏側に、傷つけあってきた人間の歴史や、今を生きる2人の女の子の葛藤と変化が鮮やかに胸に届いて、何度も落涙。第2幕は残酷さが増すのでちょっと引き気味になりましたが、「オズの魔法使い」の原作に近づいていくエピソードのひとつひとつを面白く拝見しました。

 やっぱり・・・歌唱力って大事ですね。私が今までに観てきた日本人が出演するミュージカルの中で、ぶっちぎりNo.1の技術を見せつけてくださいました。※私はミュージカルはあまり観ない方なので、あくまでも個人的な尺度ですが。

wicked1.JPG

 電通四季劇場[海]開場5周年記念 特別カーテンコール(写真提供:劇団四季)

wicked2.jpg

 電通四季劇場[海]開場5周年記念写真(写真提供:劇団四季)

 ここからネタバレします。

 肌が緑色で醜いけれど、素晴らしい魔法の力を持つエルファバ(樋口麻美)と、白い肌に映えるブロンドヘアなど美しい容姿を持っているけれど、ちょっとお馬鹿さんなグリンダ(沼尾みゆき)。正反対の女の子2人を中心にすえた物語です。
 “ウィキッド”とはエルファバを悪者にしたてあげるために勝手に名づけられた名前。「邪悪な~、悪人の~」などの意味があります。

 “オズの魔法使い”ことオズ大王こそが動物から言葉を奪った犯人だとわかり、エルファバ(樋口麻美)は王に対して反旗を翻します。オズの兵士たちの追っ手から逃げる間、ハラハラどきどきするような暗くて緊迫感のある音楽が流れるのですが、エルファバは「やっと自由になれた!」と歓喜の表情で歌い上げます。このシーンの音楽、歌詞、演技(表情)の対比が素晴らしかったです。

 第2幕からライオン、ブリキのきこり、かかしなど、ドロシーの道連れとなるキャラクターのエピソードが出てきます。たつまきに飛ばされた家の下敷きになったエルファバの妹ネッサローズ(山本貴永)は、つまり東の悪い魔女だったんですね~。もう1回観ると他にも色々わかって楽しいかも。

 ↓帰り道、クリスマス用にライトアップされている場所を通りました。
20071201_shiodome_christmas.JPG

 夜になったらまた美しいでしょうね~。今度は家族と一緒に夜の回を観に来られたらいいなと思いました。ライトアップがある冬の間に♪

私が観た回のキャスト(キャストは回によって違います)=グリンダ:沼尾みゆき エルファバ:樋口麻美 ネッサローズ:山本貴永 マダム・モリブル:森以鶴美 フィエロ:李涛 ボック:金田暢彦 ディラモンド教授:武見龍磨 オズの魔法使い:松下武史
アンサンブル:三宅克典 脇坂真人 品川芳晃 白倉一成 西野誠 清川晶 上川一哉 成田蔵人 永野亮彦 あべゆき 石野寛子 柴田桃子 宇垣あかね 遠藤珠生 黒崎綾 有美ミシェール 間尾茜 由水南
オリジナル・プロダクション クリエイティヴチーム=作詞/作曲:スティーヴン・シュワルツ 脚本:ウィニー・ホルツマン 原作:グレゴリー・マグワイア 演出:ジョー・マンテロ ミュージカル・ステージング:ウェイン・シレント 装置デザイン:ユージーン・リー 衣裳デザイン:スーザン・ヒルファティ 照明デザイン:ケネス・ポズナー 音響デザイン:トニー・メオラ プロジェクション・デザイン:エレイン・J・マッカーシー ウィッグ&ヘアー・デザイン:トム・ワトソン 音楽スーパーバイザー/アレンジメント:スティーヴン・オリーマス オーケストレーション:ウィリアム・デイヴィッド・ブローン 音楽アレンジメント:アレックス・ラカモワ ダンス・アレンジメント:ジェームズ・リン・アボット 演出補:リサ・ルグイヨー ダンス・スーパーバイザー:マーク・マイヤース プロダクション・スーパーバイザー:トム・ウィドマン 装置デザイン補:エドワード・ピアース プロデューサー:マーク・プラット/ユニヴァーサル・ピクチャーズ/アラカ・グループ/ジョン・B・プラット/デイヴィッド・ストーン
ジェネラル・マネジメント:321シアトリカル・マネジメント
日本語版歌詞・台本:劇団四季文芸部 日本語版演出助手:横山清崇 振付スーパーバイザー:古澤勇 音楽スーパーバイザー:鎮守めぐみ
会員料金=S10,500円 A9,450円 B6,300円 C3,150円 一般通常料金=S11,550円 A9,450円 B6,300円 C3,150円  ウィークデイマチネ料金(会員・一般共通料金)=S10,500円 A8,400円 B5,250円 C2,100円
スペシャルサイト:http://wicked.jp/
ステージガイド:http://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/index.html

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今、面白い演劇はコレ!年200本観劇人のお薦め舞台
   
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Posted by shinobu at 22:09 | TrackBack

メルマガ 2007年12月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2007年12月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。
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┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 43     2007.12.1  1,233部 発行

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ http://www.shinobu-review.jp/

   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎2007年もとうとう師走ですね。年末は豪華なイベントがいっぱい!
  劇場で贅沢かつ充実した娯楽を堪能して、心も豊かにしましょう♪

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪

 ◎メルマガのバックナンバー↓は全て公開しています。
     http://blog.mag2.com/m/log/0000134861


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め10本+α】
   
   ◎No.1→敦-杏子(TON-ANZU)プロデュース
      『好色必殺時代劇版ミュージカル「URASUJI★幕末編~みだれ~」』
       12/24-31ザ・スズナリ
       http://www.stage-mura.jp/

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→SPAC『巨匠』
      11/09-11静岡芸術劇場
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1111095007.html

 ◆3【「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」開幕!】

   ◎12団体が狙うグランプリ賞金は100万円!
    http://stage.corich.jp/show-geki/

 ◆4【劇場フリーペーパー「Green Paper」12月号】

   ◎馬渕英俚可さんにインタビューをさせていただきました。

 ◆5【編集後記】

   ◎師走だけどチェルフィッチュ大阪公演に行きます(笑)。
   ◎「劇場へ行こう!~駅前劇場編~」DM申し込み受付中!
   ◎12月8日夜にFM西東京『たけがき2』に出演します。

 ◆6【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪

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 ◆1 【今月のお薦め10本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/冠名・『題名』・日程・会場・価格・URL・コメント
 ▽座種の記述がない公演は全席指定。


1.明治座『眉山~びざん~』
  12/02-23明治座
  ☆出演:宮本信子/石田ゆり子/ほか
   原作:さだまさし「眉山」 脚本:齋藤雅文 演出:栗山民也
   A席 12,000円 B席 5,000円
    http://www.meijiza.co.jp/info/2007/12/main.html
   さだまさしさんの小説の初の舞台化。演出は栗山民也さん。
   宮本信子さん、松嶋菜々子さん主演で映画化もされています。
    http://bizan-movie.jp/


2.M&O playsプロデュース『音楽劇「死ぬまでの短い時間」』
  12/04-30ベニサン ピット
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:北村一輝/秋山菜津子/田中圭/古澤裕介/内田慈
   作・演出:岩松了
   前売・当日とも7,500円
    http://www.morisk.com/
   岩松了さんの新作音楽劇。小さな空間で少数精鋭キャスト。


3.あうるすぽっと『朱雀家の滅亡』
  12/04-16あうるすぽっと
  ☆出演:佐久間良子/中嶋しゅう/窪塚俊介/森田彩華/中山仁
   作:三島由紀夫 演出:宮田慶子
      ※金田龍之介が降板し、代役は中山仁。
   一般/7,000円 豊島区民割引/6,500円 友の会/6,300円
    http://www.owlspot.jp/performance/071204.html
   三島由紀夫作品を宮田慶子さんが演出。


4.NODA・MAP『キル(再々演)』
  12/07-01/31シアターコクーン
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:妻夫木聡/広末涼子/小林勝也/高橋恵子/勝村政信/高田聖子/
      野田秀樹/市川しんぺー/村岡希美/山田まりや/中山祐一朗
   作・演出:野田秀樹
   S席¥9500 A席¥7500 コクーンシート¥5500
   当日券:中2階お立見¥3500 2階お立見¥2500
    http://www.nodamap.com/
   前売完売。当日券の販売方法はこちら↓
    http://www.nodamap.com/02kiru/ticket.htm
   毎年12月~1月のNODA・MAP本公演。豪華キャストです。
   1997年再演(1994年初演)から10年ぶりの再々演。


★5.パルコ『ビューティ・クイーン・オブ・リナーン』
  12/07-30パルコ劇場
  ≪東京、大阪≫ 
  ☆出演:大竹しのぶ/白石加代子/田中哲司/黒田勇樹
   脚本:マーティン・マクドナー 演出:長塚圭史
   一般8400円 学生券(当日指定席引換)4500円
    http://www.parco-play.com/web/page/information/beauty/
   マクドナー作×長塚圭史演出の第三弾。
   白石加代子さん、大竹しのぶさんが母娘を演じるっていうだけで凄そう。
   『ウィー・トーマス(再演)』(2006年)
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0704104716.html
   『ピローマン』(2004年)
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/1113164415.html


6.ナイロン100℃『わが闇』
  12/08-30本多劇場
  ≪東京、大阪、北海道、広島、福岡、新潟≫
  ☆出演:ナイロン100℃劇団員/岡田義徳/坂井真紀/長谷川朝晴
   作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
   前売り:6,000円(全席指定) 当日:6,500円
    http://www.sillywalk.com/nylon/
   ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの新作劇団公演。


7.劇団、本谷有希子『偏路』
  12/14-23紀伊國屋ホール
  ☆出演:近藤芳正/馬渕英俚可/池谷のぶえ/加藤啓/
      江口のりこ/吉本菜穂子
   作・演出:本谷有希子
   前売:5,000 円 当日:5,300 円
    http://www.motoyayukiko.com/
   本谷有希子さんの新作。紀伊國屋ホールに初進出。
   追加公演決定!12/16(日)19:00の回


8.流山児★事務所『続 オールド・バンチ~復讐のヒット・パレード』 
  12/12-21ザ・スズナリ
  ☆出演:戌井市郎/岩淵達治/瓜生正美/肝付兼太/中村哮夫、
      本多一夫/藤井びん/町田マリー/谷宗和/坂井香奈美
   作:佃典彦 演出:流山児祥
   前売り・予約:4,500円 当日:5,000円
   シルバー(60歳以上)・学生割引:3,500円 
    http://www.ryuzanji.com/
   昨年大好評だった高齢者劇団「パラダイス一座」の第二弾。
   12日(水)から17日(日)まで前売券完売(11/30時点)


★9.(財)舞台芸術財団演劇人会議『廃車長屋の異人さん』
  12/21-24新国立劇場 中劇場
  第14回BeSeTo演劇祭 日中韓俳優出演・3ヶ国語版
  ☆出演:SPACほか中国・韓国の俳優
   原作:マクシム・ゴーリキー「どん底」より 演出:鈴木忠志
   全席指定 S席5,000円 A席3,000円
    http://beseto.org/
   3カ国俳優の競演による合同公演の日本初演。
   鈴木忠志さんの作品は、昨年に同じく新国立劇場 中劇場で上演された
   『シラノ・ド・ベルジュラック』も素晴らしかったです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1105163241.html


★10.敦-杏子(TON-ANZU)プロデュース
  『好色必殺時代劇版ミュージカル「URASUJI★幕末編~みだれ~」』
  12/24-31ザ・スズナリ
  ☆出演:杏子/深沢敦/岩﨑大/池田有希子/西村直人/ほか
   ゲスト:DIAMOND☆YUKAI/村木よし子(劇団☆新感線)
   作・演出:松村武 作曲:杏子&深沢敦
   自由席(前方ベンチシート):前売4500円 当日4700円
   指定席:前売4800円 当日5000円
    http://www.stage-mura.jp/
    http://blog.livedoor.jp/nomeya_utaeya/
   豪華キャストが歌って踊って戦って、ギャグもお色気もたっぷり(笑)。
   エンタメど真ん中の小劇場ミュージカル!、の続編。

   ●お薦めポイント●
   杏子さんと深沢敦さんが企画・出演するプロデュース公演。
   2005年の初演でメルマガ号外を出した『URASUJI』の続編です。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/1001111019.html
   メルマガ2007年10月号でお薦め前売公演情報に掲載しました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1001010241.html
   『URASUJI(再演)』が来年1/3~7に連続上演されます。


 ★★★―――――――――――――――――――――――――――――― 
  前売3000円台のお薦め作品を4本ご紹介します。
 ――――――――――――――――――――――――――――――★★★ 

【1】ポツドール『女の果て』
  12/05-09赤坂RED/THEATER
  ☆作・演出:溝口真希子
   前売3,300円 当日3,800円
    http://www.potudo-ru.com/
   溝口真希子さんが作・演出する“女”シリーズの第2弾。
   第一弾『女のみち』レビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0706114411.html


【2】チェルフィッチュ『三月の5日間』冬の美術館ツアー
  12/13森美術館アカデミーヒルズ49 タワーホール(東京)
  12/08-09国立国際美術館B2階展示場(大阪)
  ≪東京、大阪≫
  ☆作・演出:岡田利規
   日時指定・整理番号付き自由席
   前売3000円 当日3500円 学生2500円(要学生証・前売のみ)
    http://chelfitsch.net/
   東京公演は完売。大阪公演は追加公演決定!
    12月8日(土)14:00開演 限定130席
   2006年のレビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0324120402.html


【3】青年団第55回公演『火宅か修羅か』
  12/21-01/14こまばアゴラ劇場
  ☆作・演出:平田オリザ
   前売・予約・当日共一般3,500円/学生・シニア(65歳以上)2,500円
   高校生以下1,500円(日時指定・全席自由席・整理番号付き)
    http://www.seinendan.org/
   平田オリザさんの作・演出作品が3,500円。
   高額チケット公演が増えているので、かなりお値打ちな気がします。


【4】マンションマンション『人間フィルハーモニー』
  12/21-26駅前劇場
  ☆作・演出:福原充則(ピチチ5)
   出演:嶋村太一、高木珠里、チョウソンハ、富岡晃一郎、根上彩、
      三浦竜一、横畠愛希子、菊地明香、小森理
   指定席:前売¥3,000 当日¥3,200
   自由席(日時指定・整理番号付):前売¥2,800 当日¥3,000
    http://www.ne.jp/asahi/de/do/ms.html
   過去レビュー(2004年『3年パンク』)
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0203182848.html


≪ダンス・その他≫

 ●SPAC『コヨーテ・ソング』
  12/09学習院女子大学 やわらぎホール
  ≪静岡、東京≫
  ☆ダンス:康本雅子 朗読:SPAC俳優
   演奏:加藤訓子(パーカッション、マリンバ) 演出:宮城聰 
   (予約・当日共に)一般:4,000円 大学生・専門学校生:2,000円
   高校生:1,000円 学習院学生・生徒・教職員:無料
    http://www.kangeki-ichiba.org/Info/spac.html


≪こども向け≫

 ●世田谷パブリックシアター『にんぎょひめ』
  12/14-19シアタートラム
  こどもの劇場2007 -アンデルセン作「人魚姫」より
  ☆脚本・演出:テレーサ・ルドヴィコ
   出演:大方斐紗子、豊島理恵、楠原竜也、萩窓子
   一般2,500円(4歳以上共通料金)TSSS 1,250円(オンラインのみ)
   ※未就学児は保護者の同伴が必要。その他割引あり。
    http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/12/2007_4.html
   2005年『雪の女王』メルマガ号外
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/0821005025.html


 ◎しのぶの今月の全予定(36本+α)はSCHEDULEに掲載しています。
   http://www.shinobu-review.jp/schedule.html

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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.SPAC『巨匠』
  11/09-11静岡芸術劇場
  ☆すべてにおいて上質だと信じられる作品でした。嗚咽しました。
   公の劇場の責任を果たしてらっしゃるように思いました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1111095007.html
   ステージウェブに演出の宮城聰さんのロング・インタビューあり!
   http://www.stageweb.com/2007/11/spac2007.html


2.メジャーリーグ『野鴨』
  11/01-30シアター1010ミニシアター
  ☆商業的な枠組みの中で、芸術的企みが成功していたと思います。
   8ヶ月ぶりのメルマガ号外を発行しました! 
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1123003803.html


3.桜美林大学パフォーミングアーツプログラム(OPAP/オパップ)
  『ゴーストユース』11/20-25 PURNUS HALL
  ☆岡田利規さんが大学生と作った新作。観客の多くが学生の
   保護者・友人であろうことも含めて画期的だと思いました。 
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1122002002.html


 パラドックス定数『東京裁判』も素晴らしかったです(12/2まで上演中!)。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000134861
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2007年11月(観劇数26作品)は『野鴨』で発行しました。

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 ◆3 【「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」開幕!】
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 ◎フジテレビ、TOKYO★1週間、こりっちによる
  「T★1(ティー・ワン)演劇グランプリ」の決勝大会が開幕します。
  グランプリ賞金は100万円!

  フジテレビジョン主催
  「お台場SHOW-GEKI城・T★1演劇グランプリ決勝大会」
  12/15-01/03フジテレビ本社屋1Fマルチシアター(計52公演)
   http://stage.corich.jp/show-geki/

  僭越ながら第1次、第2次審査に続いて
  審査員をつとめさせていただくことになりました。

  T★1演劇グランプリを勝ち進んだ8団体と主催者推薦4団体の
  計12団体は、今とても勢いのある東京の団体です。
   http://stage.corich.jp/show-geki/group.html

  どうぞ冬のにぎやかなお台場に観戦にいらしてください!

 【チケット発売中!】

   価格:¥1,500(前売・当日とも)

   フジテレビエンタメ事務局
    http://www.e-get.jp/fujitv/show/index.html
   電子チケットぴあ
    http://t.pia.co.jp/odaiba-shogeki/

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 ◆4 【劇場フリーペーパー「Green Paper」12月号】
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 ◎劇場フリーペーパー「Green Paper(グリーン・ペーパー)」には、
  シアターグリーンで上演される公演情報と、お得なクーポンが満載です。
  発行:こりっち株式会社( http://www.corich.jp/

  12月号の目印は馬渕英俚可さん。
   http://www.horipro.co.jp/talent/PF016/
  巻頭特集で馬渕さんにインタビューをさせていただき、
  今月上演される劇団、本谷有希子公演『偏路』についてお話を伺いました。
  キュートなお顔で驚くほど率直にお話されるのが魅力的でした。

  劇団、本谷有希子『偏路』
  12/14-23紀伊國屋ホール
  ☆出演:近藤芳正/馬渕英俚可/池谷のぶえ/加藤啓/
      江口のりこ/吉本菜穂子
   作・演出:本谷有希子
   前売:5,000 円 当日:5,300 円
    http://www.motoyayukiko.com/
   追加公演決定!12/16(日)19:00の回

  ぜひ、池袋シアターグリーンで手にとってご覧下さいね♪
   http://www.theater-green.com/

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 ◆5 【編集後記】
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 ◎師走だというのに、チェルフィッチュを観に大阪に行きます!
  2年半ぶりの新作『フリータイム』(来年3月)ももうすぐ発売ですね。
   http://chelfitsch.net/

 ◎「劇場へ行こう!~駅前劇場編~」DM申し込み受付中!
   http://stage.corich.jp/goto_theater/
  参加劇団のDMがあれば、割引価格でチケット予約できますよ!


 ◎12月8日夜にFM西東京『たけがき2』に出演します。
   http://takegaki.k-free.net/
  ※PodCastingブログに↓アップされます(放送終了数日後)。
   http://www.voiceblog.jp/takegaki842/


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2007年11月は下記の4作品を拝見しました。
  ・「ガーダ パレスチナの詩」←老女の詩歌が凄いです
   http://www.ghada.jp/
  ・「図鑑に載ってない虫」
   http://www.zukan-movie.com/
  ・「きみにしか聞こえない」←ラストが面白い!原作本を買いました。
   http://www.kimikoe.jp/
  ・「神童」
   http://www.shindo-movie.jp/


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0331235959.html
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
   http://www.shinobu-review.jp/contact/


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪
   http://stage.corich.jp/
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  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪


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Posted by shinobu at 00:39 | TrackBack