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Shinobu's theatre review
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REVIEW

2000年05月01日

劇団☆新感線『犬夜叉』04/21-05/05東京グローブ座

 劇団☆新感線はいつもお客様に対する暖かいサービス精神に溢れていて、舞台装置や衣装がものすごく凝っていて、それだけでも、夢の世界に連れて行ってくれます。

 佐藤アツヒロさんの犬夜叉は、まさにはまり役でした。彼以外に適役はないのでは?と思えるほどぴったり。顔も体つきも良いし、何よりも動きが俊敏で絵になって、漫画の犬夜叉そのままに伝わってきました。彼も完全に成りきっている様子でした。

 たまたま私が観た公演は、取れるはずのないネックレスが取れてしまう、という致命的なミスがあったのですが、佐藤アツヒロさんがすかさず拾って首にかける、という堂々としたアドリブ(?)で乗り切り、それがより芝居のライブ感を生み出して、その後からの方が芝居が面白くなってしまいました。そういう客と舞台との一体感、芝居を共に作っているという共有感が味わえました。

劇団:劇団☆新感線
演目:「犬夜叉」
劇場:東京グローブ座
日程:2000年4月21日~5月5日(東京)
値段:7000円/S席

Posted by shinobu at 2000年05月01日 23:13 | TrackBack (0)