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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2000年10月18日

アルメイダ劇場『コリオレーナス』10/18赤坂ACTシアター

 シェイクスピア大好きな私としては、わざわざイギリスから来てくださる本場の舞台を見逃すわけには行きません!・・・が、寝ちまった・・・寝ちまったよ!!(前半30分ぐらい)

 だいたい「コリオレーナス」というお芝居自体がかなりのセリフ劇なんですよね。しゃべりっぱなしで夜7時から10時までちゃんと3時間ありました(もちろん休憩はありましたが)。お尻が痛かった・・・。

 また、非常に残念ながら主役のレイフ・ファインズさんにはそれほど魅力を感じず、それよりも副主役(?)のライナス・ローチさんに目を奪われてしまいました。超美形よりもちょっと影のあるヤサ男に惚れてしまうのよね♪

 物語の終盤に、コリオレーナス(レイフ・ファインズ)が母親の言葉に心動かされて改心するシーンが素晴らしかったです。彼に背中を向けようとする母の手を、後ろからぎゅっとつかんだコリオレーナスのくしゃくしゃになった泣き顔。一つでも心を震わすシーンがあれば、それだけで「観に来てよかった」と思えますよね。

Posted by shinobu at 2000年10月18日 12:20 | TrackBack (0)