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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2003年10月16日

動物電気『オールとんかつ』10/10-19中野ザ・ポケット

 動物電気は伊藤美穂さんが出演されるので必ず観にいきます。

 毎回、オープニングにちょっとしたコントを披露してくださるんですが、それが期待を裏切らないんです。一つ、二つボケて、三つ、四つと、さらに被せて、必ず笑わせてくれます。動物電気はあれが一番楽しみかも。

 今回は「とんかつ屋さんの人情喜劇」でした。セットがいかにも町のとんかつ屋。昭和の時代のお店の風景。今から10年ぐらい昔にさかのぼって、今日までのとんかつ屋の歴史を振り返ります。場面転換でその頃のヒット歌謡曲が流れるのは楽しかった。シャ乱Qの『ずるい女』って名曲だな~とか聞き入ったりして。

 今回は私が大好きな伊藤美穂さんがヒロインだったので目に嬉しかったですが、全般的に退屈でした。飽きたのではなく、物語の弱さが原因のような気がします。前回の『集まれ!夏野菜』が面白かったので、比べちゃったしね。

 中野ザ・ポケットの一番後ろの席だったのは残念でした。あれは遠いッス。単純に迫力に欠けました。”体を張った”芸を見るのはカブリツキがいいよな~。動物電気はまた駅前劇場で観たいですね。

 超満員の劇場で10周年記念の本が販売されてしました。1冊1,000円。

動物電気 : http://www.doubutsu-denki.com/

Posted by shinobu at 2003年10月16日 17:53