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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2004年02月14日

ヴィレッジ・劇団☆新感線『レッツゴー!忍法帖』01/22-2/22池袋サンシャイン劇場

 新感線は中島かずきさん脚本の歴史・神話ものスペクタクル・ロマンも好きですが、いのうえひでのりさん脚本のコント満載ドタバタアクション、通称“おポンチ”ものが大好きです。

 面白かった~・・・休憩15分を挟んで3時間。圧倒されっぱなしでした。疲れてフラフラ。拍手もままならぬカーテンコール。ごめんなさい、もう、お腹いっぱい・・・!

 あらすじとか書く気が沸きません。はっきり言ってどうでもいいです。いや、展開も面白いし仕掛けもすごいしネタははずさないし、とにかく何の文句もないんです。ただただ、ありがとう!!

 オープニング映像のアニメが面白い。舞台上の役者と映像が重なるのも面白い。何もかも面白い。
 マイケル・ジャクソンのヒット曲メドレーでのサルカニ合戦がすごい。
 私の心に残ったギャグは「黒いアポストロフィー」。目立たないセリフでしたが1分ぐらい肩を震わせて笑いました。あの皿回しキャラは他の悪者たちの中でも新鮮だった気がします。

 阿部サダヲさん。キュート爆発。筋肉が輝いている。可愛い化け物ですね。
 池田成志さん。バツ!の歌で笑い死にました。お約束を全て果たしてくださるヘナちょこ貴公子。
 高田聖子さん。マングースあやや踊り。やめて。もうやめて。お姉さまのそんな姿は・・・もっと観たい。
 古田新太さん。いつも通り文句なし。殺陣のあまりのお上手さにため息。ほぅ~・・・。

 新感線を池袋サンシャイン劇場で観られるのは本当に贅沢ですね。客席はもちろんのこと舞台が狭い。

 一緒に観に行った友人が「大人になったら新感線になりたい」と言いました。そう、私もこんなおバカなことを本気でやる超ド級にかっこいい大人たちのようになりたいです。もう大人だけど。

作・演出 いのうえひでのり
出演:古田新太 阿部サダヲ 馬渕英里何 入江雅人 高田聖子 橋本じゅん 粟根まこと こぐれ修 逆木圭一郎 右近健一 河野まさと インディ高橋 山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 杉本恵美 タイソン大屋 中谷さとみ 保坂エマ 川原正嗣 前田悟 池田成志
美術:綿谷文男 照明:松林克明(FLARE) 音響:井上哲司(FORCE) 音効:末谷あずさ、大木祐介 振付:川崎悦子(BEATNIK STUDIO) 殺陣指導:田尻茂一、前田悟(アクションクラブ) アクション監督:川原正嗣(アクションクラブ) 音楽:岡崎司 歌唱監督:右近健一 衣装:竹田団吾 ヘアメイク:高橋功亘 小道具:高橋岳蔵 特殊効果:南義明(ギミック) 映像:樋口真嗣(モーターライズ) 大道具:浦野正之(アーティスティック・ポイント) 演出助手: 小池宏史 舞台監督:芳谷研 宣伝美術:大島光二(グループ現代) 写真:中川彰 イラストロゴ:福田利之 イラスト:村松正孝 制作協力(大阪公演):キョードー大阪 宣伝:る・ひまわり 票券:脇本好美(ヴィレッヂ) 制作進行:小池映子(ヴィレッヂ) 制作:細川展裕、柴原智子(ヴィレッヂ) 企画制作:劇団☆新感線、ヴィレッヂ

劇団☆新感線 : http://www.vi-shinkansen.co.jp/

Posted by shinobu at 17:22