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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2005年11月10日

パルコ/リコモーション『ダブリンの鐘つきカビ人間』10/28-11/13ル テアトル銀座

 カビ人間役はラーメンズの片桐仁さん、ヒロインは中越典子さん。私は1度目の再演(2002年5/23~6/9パルコ劇場)を拝見しましたので演目自体は2度目の観劇です。
 うーん・・・なんだかバラバラな感じ、でした。私の好みが変わってきているのもあると思います。

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 2度目だからというわけじゃないと思うのですが、楽しめなかったな~・・・。役者さんのキャラクターや特技に依ったギャグ等で流れが中断されるのが、あまり好きじゃないんですよね。

 装置の構造は再演版とほぼ同じ。配役もけっこう被ってますね。お馴染みのキャラで楽しそうに演じてらっしゃる方が多かったです。
 井手茂太さんの振付は、うまく行ってるところと行ってないところの差が出てしまってたように思いました。特にオープニングはインパクトが弱くて残念。

 カビ人間(片桐仁)と、思っていることの反対の言葉しか喋れなくなった娘・おさえ(中越典子)の心が、少しずつ近づいていくのは素敵です。こういうストレートな愛情表現こそ人間に必要だよな~って思います。

 牧師(山内圭哉)と侍従長(中山祐一朗)のハンバーガー・ショップ漫才(?)と、司会者ジョン・森(後藤ひろひと)の「カブトムシで脱臼(?)」パントマイムが面白かった!笑わせていただきました。

 旅人役の土屋アンナさんは映画『下妻物語』の印象が強いから、あの不良キャラなのかしら。早口で流れてしまう演技が多かったです。でも殺陣とかとってもがんばってらっしゃって良かった。
 姜暢雄さん。Studio Lifeでは見られない演技だったな~、誰だかわからなかったし(笑)。姜さんの役は2002年版では長塚圭史さんが演じてらっしゃいました。長塚さんはびっくりするほど歌が上手かったんですよね~。姜さんは・・・しょぼい感じが可愛かったです(笑)。

出演=片桐仁(ラーメンズ)/中越典子/橋本さとし/山内圭哉/中山祐一朗/及川健/八十田勇一/田尻茂一/トロイ/山中崇/平田敦子/土屋アンナ/姜暢雄/後藤ひろひと/池田成志/若松武史
作=後藤ひろひと 演出=G2 美術=綿谷登 衣裳=有村淳 照明=黒尾芳昭 音楽=佐藤史朗 音響=井上正弘 ヘアメイク=小島裕司 振付=井手茂太 殺陣=アクションクラブ 劇中歌=瓜生明希葉 演出助手=山田美紀 舞台監督=二瓶剛雄 宣伝美術=河野真一 宣伝画=洗智樹 宣伝写真=岡田貴之 宣伝衣裳=三大寺志保美 プロデューサー=尾形真由美/高橋典子/大西規世子 制作=長谷川ゆみ子 広報=米田律子 制作協力=キューブ 企画=G2プロデュース 製作=パルコ・リコモーション≪東京、名古屋、大阪、福岡、広島、長野≫
S席¥8,400/A席¥6,800(全席指定・税込)/BOXシート(2名様) ¥16,800(※チケットぴあのみ取扱)
パルコ内=http://www.parco-play.com/web/page/information/dublin2/
公式=http://www.parco-play.com/web/play/dublin2/

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Posted by shinobu at 2005年11月10日 23:38 | TrackBack (0)