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2006年02月26日

2月文楽公演『御所桜堀川夜討』『関取千両幟』02/11-26国立劇場 小劇場

 文楽を観たのは高校生の時以来です。国立劇場はいいですね~、落ち着いたムードがあって。半蔵門って好きです。
 第一部を拝見しました。間に25分の休憩を挟んで『御所桜堀川夜討』『関取千両幟』の2本です。脚本(底本?)の字幕があるとは知らず、感動。

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 高校の時よりはちゃんと観られたと思いますが、まだまだ私はオコチャマでした・・・あぁわからない~と思った途端、うつらうつらと・・・。すみません。もっと大人になってから馳せ参じます。


 ●『御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)』弁慶上使の段

 弁慶が生涯にただ一度だけ肌を重ねた女がいた、という架空の設定のお話でした。その設定自体がロマンティックだしかっこいいですよね。
 それにしてもどんどん自害するのが迫力。弁慶(人形)が大きな動きをするのに見とれました。


 ●『関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)』猪名川内より相撲場の段

 大阪の掘江に住むお相撲さんのお話ということで、太夫ががんがん関西弁だったのがすごく楽しかったです。あぁこういうの、残ってるんだな~。
 主人公の正義漢の力士と、見るからに悪人の力士との対比。ここにもやはり尋常じゃない健気さの女が登場。お金とか権力とか、昔からそれなりに大事だったみたいだけど、人間のあるべき姿とか、美しい生き様とか誇りとか、目に見えなくて形にならないものの存在が大きかったんだなって思います。

 三味線の曲弾きというのがあって、バチを竿に挟んで投げたり(表現が下手ですみません)、曲芸披露状態。娯楽でした~っ。

出演者=竹本住大夫/鶴澤寛治/吉田玉男/吉田簑助/吉田文雀/ほか
16ステージ 1等席5700円(学生4000円)/2等席4700円(学生2400円)/3等席1500円(学生1100円)
公式=http://www.ntj.jac.go.jp/performance/24.html

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Posted by shinobu at 2006年02月26日 20:15 | TrackBack (0)