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REVIEW

2006年07月20日

SPARKO『Ani-Mates』07/19-23ギャラリー LE DECO

 私の大好きな劇団SPARKO(スパーコ)。今回の出演は劇団員3名のみですが、声の出演は総勢25名!

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 ≪あらすじ≫
 バラバラに暮らしてきた井草(佐藤陽子)、楡(高園陽子)、荻(小関ゆかり)の三人姉妹が、新しい家に引っ越して同居することになった。そこではなんと家具がしゃべる!三人の生い立ちを全て知っている家具たちのおしゃべりから、家族の秘密が少しずつあばかれて・・・。
 ≪ここまで≫

 人形のようにデフォルメされた演技をして、踊って歌っちゃう可愛い女の子たち。一人一役ではなく色んな役を演じていくのもSPARKOの特徴です。

 家具のセリフはもちろんスピーカーから出るのですが、しゃべっている家具にちゃんと照明が当たる丁寧さ。だんだん声と家具とが一致してきて、人格が表れてきます。

 ただ、舞台に誰も居ない状態で音声が鳴っている時間は、さすがに退屈してしまいましたね。やっぱりSPARKOの可愛い女優さんが見たいのでね、物足りないです。

 声の出演では父親役の正木鋼志さんが面白かったです。鉄カブト役の石井進さんもひょうひょうと冷静なのが良かったです。

 ここからネタバレします。

 モノに命が宿っているという発想にはすごく共感します。そして遺品に亡くなった人の魂が宿るというのも、少し同感。

 母親は早くに亡くなり(だったかな?)、父親に虐待されていた三人姉妹。長女の井草はロシアで死んで、次女の楡(にれ)はOLになって過労死していました。このお芝居全体は、三女の荻が死ぬ前の回想なんですね。荻は自分が父親を殺したと思っていましたが、最後まで家族を見守っていた“棚”が証言したところ、本当の死因は老衰でした。死んだ彼らの魂がマトリョーシカに乗り移り、最後は大小のサイズ順に並んだマトリョーシカが歌って大団円。ちょっと切なくて、すっごくシュールでした(笑)。

出演:小関ゆかり/高園陽子/佐藤陽子
声の出演:邑城秀美(黒ヰ乙姫団)/三井俊明(アコースティック・アライヴ)/笠原大(アコカ)/新倉壮一郎(くねくねし)/滝口聡司/古賀裕之/北村耕治/ミワ(ミスゴブリン)/小原康二(アコカ)/伊藤美穂(動物電気)/石井進(ラ・サプリメント・ビバ)/入山宏一(絶対王様)/畔上千春(ボーダビッチ)/青空夢雄(ヨンスター)/ぽんかすぴかお(ヨンスター)/正木鋼志(アコカ、ミスゴブリン)/土谷晶朋子/渡辺靖文(フロッタージュ)/江実なつこ(桃色バンビ)/大室光来(ボーダビッチ)/和田好美/加治木均(絶対王様)/真下かおる(くねくねし)/小原康二(アコカ)/カサギマナブ(ミスゴブリン)※目黒二重(メガロザ)は体調不良のため不参加。
脚本・演出:高羽泰雄 照明:兼子慎平 音響:高塩顕 音楽:渡辺靖文(フロッタージュ) 宣伝美術:サノアヅサ メイク:高村マドカ 振付:小関ゆかり 当日運営:信広天音 企画・制作:SPARKO
発売日:6/17(土) 前売:2500円、当日:2800円(日時指定・全席自由)
公式=http://www.apartment.gr.jp/sparko/

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Posted by shinobu at 2006年07月20日 00:02 | TrackBack (0)