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しのぶの演劇レビュー
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2006年08月21日

Piper・ネルケプランニング『ニコラス・マクファーソン 奴らは彼を守れるか+奴らは彼を殺せるか 』08/16-22紀伊國屋サザンシアター

 後藤ひろひとさんの脚本を竹下宏太郎さんが演出される、小劇場出身の有名役者さんが揃った公演です。1999年のPiper第2回公演の再演で、私は初見。上演時間90分は気持ちいいですね!

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 ≪あらすじ≫ 公式サイトより。(役者名)を追加。
 白翠館、葵の間。日本との国交成立の調印式出席のため来日したとある国賓ニコラス・マクファーソン。しかし、国交成立に反対する組織により、調印式の場にて彼を暗殺するとの情報が!
 ニコラス・マクファーソンを暗殺の危機から守るべく迎賓館で夜通しのボディガードのリハーサルを行う二人の刑事(小須田康人&三上市朗)。一方迎賓館近くの倉庫に迎賓館と全く同じセットを作りニコラス・マクファーソン暗殺の予行演習を行う殺し屋二人(みのすけ&川下大洋)。果たしてどちらの作戦が勝つのか?
 ≪ここまで≫

 ある部屋と全く同じ部屋を作ったという設定で、同じ装置のまま2ヵ所に転換するのがスピーディーで楽しいです。ボディガードVS殺し屋、それも2人対2人の男同士ということで、行動がシンクロしていきます。

 役者さんがルール通りに動いている状態が気になってしまい、ちょっと退屈しちゃいました・・・。

 ここからネタバレします。

 4人の男は、別の建物だけれども全く同じデザインの部屋にいる設定です。その設定を利用して、4人全員が同時に舞台上に居るシーンが面白いです。
 カーテンコールで川下大洋さんが「段取りだらけの芝居」とおっしゃっていました。セリフもそうですが、銃を持ってゲームをするシーンなどは、足を一歩進めるぐらいの細かい動作にも決まりがあったのでしょうね。もうちょっど段取りっぽく見えない方が、私は好みですね。

 ピザ屋の店員役の平田敦子さんがとっても可愛らしかったです。

≪東京、大阪≫ 「Nicholas McPherson」
出演=小須田康人/みのすけ(ナイロン100℃)/三上市朗(劇団M.O.P)/六角慎司/平田敦子/アドゴニー/川下大洋(Piper)
作=後藤ひろひと(Piper) 演出=竹下宏太郎(Piper) 美術=小池れい 照明=池田哲朗 音響=児島塁 衣裳=名村多美子 ヘアメイク=有吉奈津子 舞台監督=古賀裕治 演出助手=佐々木智史 宣伝美術=黒田武志 宣伝写真=伊東俊介 制作=安積智子/中西明紀子/伊藤宏美/長谷川由美 プロデューサー=永田聖子 企画=Piper・ネルケプランニング 制作協力=吉本興業 主催=ネルケプランニング 
前売開始 2006年6月18日(日)チケット料金 5,500円(全席指定)
公式=http://www.nelke.co.jp/piper/index.html

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Posted by shinobu at 2006年08月21日 21:52 | TrackBack (0)