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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2008年05月14日

モダンスイマーズ『夜光ホテル』05/03-06/01 OFF OFFシアター

 大きな舞台や映画の脚本執筆などでも活躍中の蓬莱竜太さんが作・演出を手がけるモダンスイマーズ

 客演の萩原聖人さん以外は劇団員のみが出演する男5人芝居は、客席数70席以下のOFF OFFシアターでの1ヶ月ロングラン公演です。小さな劇場だからマイナーだとか、大きな劇場だからメジャーだとか、そんな尺度は通用しないことの表れですよね。

 上演時間は約1時間30分。私が観た回は満席でしたが当日券は10枚ぐらい出ていたようです。6/1まで上演中とはいえ客席は非常に少ないです。ご興味のある方はお早めにご予約を。

 ⇒CoRich舞台芸術!『夜光ホテル
 ※2008/05/08より体調不良で休息中。レビューは覚え書き程度です。 

 ≪あらすじ≫
 函館のさびれたビジネスホテルのシングルルーム。東京からやってきた若い男3人は、10数年前に別れた親友と待ち合わせをしているのだ。
 ≪ここまで≫

 ここからネタバレします。

 5人芝居なのでついつい5人組の仲間の話かと思っちゃってたんですが、1人はホテルの従業員(西條義将)だったのが面白かった。

 青森でりんご農園の社長になってすっかり更生していたツッキー(小椋毅)が、ケンちゃん(萩原聖人)の妹(当時中学2年生)を妊娠させ、その息子が15歳になっていたという事実が発覚します。それまでに積み上げられた空気が一変するのがスリリング。

 「たい焼き屋になりたい」ナー役の津村知与支さんのほぼ坊主頭にびっくり。目が殺気だったチンピラ役もこんなに自然にできるんなんて、柔軟な役者さんだと思います。

出演:萩原聖人、古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、西條義将
脚本・演出:蓬莱竜太 美術:伊達一成 照明:森脇清治(東京舞台照明) 音響:今西工 小道具: 高津映画装飾 宣伝写真:引地信彦 宣伝ヘアメイク:二宮ミハル 宣伝美術&衣裳協力:小原敏博 記録写真:Yoshizo Okamoto 制作:神野和美
【休演日】5/12(月) 19(月) 26(月) 【発売日】2008/04/01 前売 3,500円 当日 4,000円
http://www.modernswimmers.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2008年05月14日 09:47 | TrackBack (0)