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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2009年08月25日

TBS『RENT ブロードウェイ・ツアー』08/07-30赤坂ACTシアター

 『RENT』(Wikipedia)は1996年にブロードウェイで初演され、2005年に映画化(日本公開は2006年)された超有名なミュージカル。NY初演時と映画版のオリジナルキャストを迎えた来日公演ということで、『RENT』初見の私にはまたとない機会だと思い伺いました。

 はじめに主役が歩いて登場しただけで歓声が起こりました。そして1曲終わるごとに拍手喝さい。私は完全においてけぼり(汗)。

 ⇒CoRich舞台芸術!『RENT ブロードウェイ・ツアー

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより一部引用。(RENT)を追加。
 ニューヨークのイースト・ヴィレッジに暮らす、シンガーソングライターのロジャーと映像作家志望のマーク。夢を追い求める人生に現実は厳しく、二人はシェアしているアパートのロフトの家賃(RENT)も払えずにいる。
 ≪ここまで≫

 ブロードウェイで12年間ものロングランを達成した人気演目なんですよね。だからなのか(?)キャストは余裕しゃくしゃく。私には“なつかしの名曲コンサート”みたいに、歌手が順番に朗々と歌っていくように見えてしまって・・・どうしても退屈に感じてしまいました。ディス・イズ・アメェリカ!!!って感じのイケイケなムードや振付、体の使い方(たたずまい)も個人的に苦手。

 でも『RENT』ファンは存分以上に楽しまれていたようで、リピーター続出みたい。大拍手と大歓声が起こるのに、歌が始まる直前でピタリと静かになるのは凄いですね。
 S席12,600円は高かったけど、勉強になったので後悔はないです。

 ここからネタバレします。

 幕開けからずっと引きっぱなしで、9曲目の「タンゴ・モーリーン」でやっと入って行けたかも。でも曲や歌い手によって、また引いちゃったり。

 『RENT』より昔の『Angels in America』(1989年初演・Wikipedia)や、少し後の『Hedwig and the Angry Inch』(1997年よりオフ・ブロードウェイで上演・Wikipedia)と比べながら観ていました。

出演:アダム・パスカル(ロジャー)、アンソニー・ラップ(マーク)他
作曲:ジョナサン・ラーソン 脚本:ジョナサン・ラーソン 演出:マイケル・グライフ 主催:TBS/キョードー東京/朝日新聞社 特別協賛:ライオン株式会社 企画制作:TBS/キョードー東京 招聘:キョードー東京
未就学児童のご入場はお断りします。S席:12,600円 A席:10,500円 ブレイクスルー・シート:6,000円 【ブレイクスルー・シートは、当日会場にて抽選販売(枚数限定)。】
http://www.rent2009.jp/
http://www.tbs.co.jp/act/event/rent2009/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年08月25日 10:50 | TrackBack (0)