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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2009年12月23日

ひょっとこ乱舞『モンキー・チョップ・ブルックナー!!』12/15-23シアタートラム

 広田淳一さんが作・演出される劇団ひょっとこ乱舞の新作です。シアタートラムで9日間12ステージという、小劇場劇団としてはかなり大きな規模の公演です。12/22(火)14:00の回終演後のトークに出演させていただきました。お残りくださった皆様、ありがとうございました!

 私がひょっとこ乱舞の作品を観るのはこれで6作目になります。今回の作品が一番面白かったです。レビューはほぼ記録のみ。

 ⇒CoRich舞台芸術!『モンキー・チョップ・ブルックナー!!

 ≪あらすじ≫
 小田(チョウソンハ)、星野(小菅紘史)、仁村(コロ)が3人暮らしをしている一軒家。星野が偶然に助けた“監禁されていた女”を、とりあえずかくまうことになり…。
 ≪ここまで≫

 2方向から客席に挟まれる装置。とても風通しが良い空間。
 看板俳優のチョウソンハはじめ、身体訓練を積んだ役者さんたちの息の合った動きが素晴らしかったです。
 上演中に怪我をされたため、車いすに乗って演技をしていた役者さんがいらっしゃいました。開演前に作・演出の広田淳一さんが上手な前振りをされていたおかげで、マイナスではなくプラスの要素になっていました。

 ここからネタバレします。

 誰とも関係を持たず、迷惑をかけず、ひっそりと、好きなように生きていきたいと思っても、人間で有る限りそんなことはできないんですよね。
 最後に、どこかの誰かの話ではなく、自分自身の話なんだと感じられる演出があって良かったです。

レビューは短めです。
第22回公演"MONKEY CHOP BRUCKNER"
出演:チョウソンハ、中村早香、橋本仁、笠井里美、松下仁、根岸絵美、齋藤陽介、コロ(柿喰う客)、佐藤みゆき(こゆび侍)、小菅紘史(第七劇場)、永島敬三
脚本・演出:広田淳一 舞台監督:宮田公一(Y's factory) 舞台美術:大泉七奈子 音響:角張正雄 照明:三浦あさ子(賽【sai】) 衣装:澄井葵(青年団) ヘアメイク:増田加奈 演出助手:稲垣干城 上田康文 宣伝美術:タカダユウナ(初期型) 玉利樹貴(ロロ) 宣伝写真:聡明堂 Web:堀田弘明 遠藤沙土  記録:赤坂久美 内堀義之 制作:柏戸綾 塩田友克 砂田麻里子
終演後のトーク:17日14時 中屋敷法仁様(柿喰う客)/19日14時 出演者/20日14時 野村政之様(こまばアゴラ劇場) /22日14時 高野しのぶ様 (「しのぶの演劇レビュー」主宰)×矢作勝義様(世田谷パブリックシアター)
【発売日】2009/10/15 前売 全席指定 一般3,200円 ペア5,600円(前売りのみ) 前半割引2,800円  平日昼間割引 2,800円(当日一般は300円増、各割引は200円増)※学生 2,000円 高校生以下1,000円(当日各300円増)リピーター タダ観でゴー!0円(ひょっとこ乱舞のみ取扱い) 友の会会員割引  2,800円 世田谷区民割引 3,000円
http://hyottoko.sub.jp/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年12月23日 23:21 | TrackBack (0)