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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2014年05月17日

新国立劇場演劇『テンペスト』05/15-06/01新国立劇場中劇場

 白井晃さんがシェイクスピアの最後の作品と言われる『テンペスト』を演出されます。上演時間は約2時間25分(途中休憩20分を含む)。

 何もない空間から、人間の力で何もかもを生み出す、素晴らしい演出でした!『テンペスト』はロマンス劇に分類されるファンタジー色が濃いお芝居ですが、常に現実と地続きの状態なので、目の前で起こる出来事を冷静に眺める視点を保ちつつ、夢を信じさせてくれます。私はこういう演劇体験が大好き!

 中劇場の幅広さ、奥深さを存分に使い切り、だだっ広さもせせこましさも表現されているので、鳥の目と虫の目を両方体験できると思います。2階席もきっと絶景ではないかと。1階席はS席7,560円で、2階席はA席5,400円、B席3,240円、Z席(当日券)1,620円です(⇒座席表)。
 
 ⇒CoRich舞台芸術!『テンペスト
 レビューは書けるかどうかわかりません。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 元ミラノ大公プロスペローは12年前、弟アントーニオとナポリ王アロンゾーの謀略によりその地位を追われ、娘ミランダとともに海に流された。やがて漂着した孤島で魔術の修練を積み、空気の精エアリエル、醜い怪物キャリバンを従えて暮らしていた。その島は豊かな自然に恵まれ、妙なる楽の音がこだまする一種の桃源郷であった。
 そこにアントーニオ、アロンゾー一行の乗った船が差し掛かると、船は突然の嵐に遭遇し、全員命からがら島に上陸する。だがその嵐は一行の到来を知ったプロスペローが魔術で起こした嵐だった......。
 ≪ここまで≫


【出演】プロスペロー:古谷一行、プロスペローの娘ミランダ:高野志穂、ナポリ王の弟セバスチャン:羽場裕一、ナポリ王の息子ファーディナンド:伊礼彼方、道化トリンキュロー:野間口徹、賄い方で道化のステファノー:櫻井章喜、空気の精エアリエル:碓井将大、怪物キャリバン:河内大和、ゴンザーロー:山野史人、ナポリ王アロンゾー:田山涼成、プロスペローの弟アントーニオ:長谷川初範、船長:原金太郎、水夫:大林洋平、貴族エイドリアン:近藤隼、水夫:平良あきら、水夫:林浩太郎、貴族フランシスコー:野坂弘、女神:依田朋子、女神:福島彩子、女神:酒井幸菜 演奏:生駒祐子 トウヤマタケオ 清水恒輔
作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:松岡和子 演出:白井晃 美術:小竹信節 照明:勝柴次朗 音響:井上正弘 音楽:mama!milk 衣裳:太田雅公 ヘアメイク:佐藤裕子 振付:井手茂太 演出助手:豊田めぐみ 舞台監督:加藤高
【休演日】5/20,27【発売日】2014/03/08 S席7,560円 A席5,400円 B席3,240円 Z席1,620円 公演当日、ボックスオフィスのみでの販売。1人1枚、電話予約不可
http://www.nntt.jac.go.jp/play/tempest/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2014年05月17日 17:08 | TrackBack (0)