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しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2014年07月10日

Bunkamura『太陽2068』07/07-08/03 Bunkamuraシアターコクーン

 人気劇団イキウメの前川知大さんが読売文学賞、読売演劇大賞・大賞を受賞された『太陽』を書き直し、蜷川幸雄さんが演出。綾野剛さん、成宮寛貴さん、前田敦子さんというスターが出演する大人気公演です。前田さんは初舞台とのこと。上演時間は約2時間55分(途中休憩15分を含む)。
   
 私の席の周囲には綾野さん目当てらしき方が大勢いらしたようで、綾野さんが何をしてもしなくても、ものすごい反応で…。演劇オタクの私にとっては舞台芸術作品を鑑賞する環境ではなく…。スターはやっぱり輝いてますねと確認する感じでした。

 ロビーではパンフレット購入に長蛇の列が出来ていました。立見席もにぎわっていましたが、目視した限りでは満席ではなかったようです。今なら並べば観られるのかも。

 ⇒CoRich舞台芸術!『太陽2068
 レビューはほぼ記録のみ。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 二十一世紀初頭、世界的なバイオテロより拡散したウイルスで人口は激減し、政治経済は混乱、社会基盤が破壊された。数年後、感染者の中で奇跡的に回復した人々が注目される。彼らは人間をはるかに上回る身体に変異していた。頭脳明晰で、若く健康な肉体を長く維持できる反面、紫外線に弱く太陽光の下では活動できない欠点があったが、変異は進化の過渡期であると主張し、自らを「ノクス」(ホモ・ノクセンシス=夜に生きる人)と名乗るようになる。ノクスになる方法も解明され、徐々に数を増やす彼らは弾圧されるが、変異の適性は30歳前後で失われる為、若者の夜への移行は歯止めが効かなくなった。次第に政治経済の中心はノクスに移り、遂には人口も逆転してしまう。
 ノクスの登場から約半世紀、普通の人間はノクス社会に依存しながら共存している。かつて日本と呼ばれた列島には、ノクス自治区が点在し、緩やかな連合体を築いていた。都市に住むノクスに対し、人間は四国を割り当てられ多くが移住していたが、未だ故郷を離れず小さな集落で生活するものもいた--。

 昼と夜に、別れてしまった未来。強く若い肉体を手に入れた夜の住人と、彼らの登場によって「古く」なってしまった普通の人達の対立が、"ある事件"をきっかけに動き始めていく・・・。
 ≪ここまで≫

 綾野さんと成宮さんが演じる若い男性2人の友情がクローズアップされていました。

 ここからネタバレします。 公演終了後に思い出したら加筆するかも。

Bunkamura25周年記念
【出演】奥寺鉄彦(ノクスになりたいキュリオ):綾野剛 森繁富士太(ノクス門番):成宮寛貴 生田結(キュリオ、のちにノクス):前田敦子 奥寺純子(弟の犯罪の責任を取って村に留まる):中嶋朋子 金田洋次(元キュリオのノクス医師):大石継太 奥寺克哉(純子の弟):横田栄司 佐々木拓海(結に横恋慕するキュリオ):内田健司 曽我征治(玲子の夫・75歳のノクス):山崎一 生田草一(結の父):六平直政 曽我玲子(結の母・結が3歳の時に家を出てノクスに):伊藤蘭 その他:飯田邦博 難波真奈美 澤魁士 野辺富三 プリティ太田 赤星満 宇畑稔 小川喬也 佐藤禮子 竹居正武 谷川美枝 田村律子 寺村耀子 遠山陽一 中野富吉 西尾嘉十 益田ひろ子 宮田道代 森下竜一 續木淳平
脚本:前川知大 演出:蜷川幸雄 演出補:井上尊晶 美術:朝倉摂 中越司 照明:大島祐夫 音響:井上正弘 衣裳:宮本宣子 ヘアメイク:川端富生 擬闘:栗原直樹 舞台監督:足立充章 大道具:金井大道具 大道具製作:オサフネ製作所 宣伝広報:ディップス・プラネット 宣伝美術:有山達也 宣伝写真:?忠之 CG:矢部弘幸 宣伝スタイリスト:田中美和子 宣伝ヘアメイク:二宮ミハル票券:岡野昌恵 チーフプロデューサー:加藤真規 プロデューサー:松井珠美 宇津木信之介 金子紘子 主催/企画・製作:Bunkamura
【休演日】7/10,17,24,31【発売日】2014/05/10 S・¥10,000 A・¥7,500 コクーンシート・¥5,500(税込)
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/14_taiyo.html
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/14_taiyo/index.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2014年07月10日 18:18 | TrackBack (0)