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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2001年10月09日

動物電気『細腕繁盛期 女傑・おパンチさん』10/05-08三鷹市芸術文化センター 星のホール

 動物電気、初見です。
 ハイレグ・ジーザスにも所属されている政岡泰志さん作・演出で、看板役者は小林健一さんと辻脩人さん。
 それにしてもすごいタイトル。ものすごいインパクト。好き。

 体を張っているとか力技だとかいう噂は聞いていたのですが、本当に体を張っていました。
 ゲンコツでもハリセンでも殴られるし、フンドシ姿になるし、おっぱいをもみしだくし。
 役者の皆様、千秋楽までご無事でよかったです。

 ストーリーはあまり重要じゃないですね。
 あくまでも大道芸人的な見世物という感じ。
 割ったばかりの生卵を飲んで男女間で口移しなんて、想像だにしませんでした。

 ただ、劇場がお芝居の内容に合ってませんでした。
 下北沢駅前劇場とかならすっごく楽しめたかもしれませんが
 電車ではるばる三鷹まで行って駅から更に15分歩いた後に現れた
 すごく美しい劇場の豪華な全席指定シートに座って観るモンじゃないと思います。
 間近で気軽に観たいですよね。そういう生もの系のネタって。

 男優さんはキャラクターがすんごくはっきりしてました。熱かった。
 女優さんはきれいだし上手かったです。

Posted by shinobu at 2001年10月09日 02:10 | TrackBack (0)