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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2004年04月26日

トラブ6(シックス)『トラブ6の春雨』04/23-25ウエストエンドスタジオ

 お友達が多く関わっているので観に行きました。解散公演です。

 世界的に有名な画家マスティフ(山岡亮一)が、他人の絵を自分の絵として発表しているのではないかと目をつけたジャーナリストのホガート(勢登健雄)は、マスティフに執拗にせまるのだが尻尾をつかめない。ある日、友人の医者マッケンナ(長井教行)の病院に記憶喪失の女(金谷真由美)が運ばれてきた。実は彼女こそがマスティフのゴーストペインターだったのだ。

 BAKASAWAGI(バカ騒ぎ)がキャッチフレーズになっている劇団なのですが、はじけてなかったですね。
 もっとも残念だったのは、おそらく稽古場で内輪ウケしていたのであろうことがわかる間(ま)が多かったことです。笑い待ちをしているし、「こんなはずじゃないのに」という気持ちが役者さんの表情からありありと読み取れてしまいました。
 
 棒の上に車の模型を乗っけて、その棒を持って走り回ることでカーチェイスを表現するアイデアはとても面白いですね。しかもタンゴの振付で踊りながらというのも良かった。
 クラブ(なのかな?ダンスをする場所)でのクライマックスでの踊りもなかなか見所がありました。
 
脚本・演出:小島フェニックス
出演:勢登健雄 長井教行 山岡亮一 野崎夏世 森下あかね 武井ゆき 金谷真由美(E-Pin企画) 小島フェニックス
舞台監督:内空閑祐介(双数天使) 照明:猪俣哲史(双数天使) 音響:安達夕夏 メイク・衣装:中西瑞美 ブタ犬制作:湯田商店 映像:山下直樹 イラスト:堀江力也 宣伝美術:酒井純 制作協力:オフィス・ヒューリッド 制作:土屋省子 山田梨香 丸山ともこ 企画・製作:トラブ6
オフィス・ヒューリッド:http://www.hu-lid.com/

Posted by shinobu at 2004年04月26日 01:43