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2006年06月16日

ブラジル『ダイアナ』『疚しい理由(やましいわけ)』06/14-18ギャラリー LE DECO 5F(『疚しい理由』レビュー)

 ブラジリィー・アン・山田さんが作・演出されるブラジルの3人芝居2本立て公演。『ダイアナ』に続いて『疚しい理由(やましいわけ)』を拝見しました。改心の一撃!・・・な、短編でした。上演時間は50分。どうぞお見逃しなく。

 ☆土日の12時の各回、追加公演決定! その2回のみ残席あり!
  ⇒両方完売です。当日券などについては劇団にお問い合わせください(2006/06/17加筆)。

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 レビューは途中までアップしています。

 公式サイトより⇒「限定40席、上演時間50分、3人芝居2作品上演。逃げ道のない一室で、3人の男女によって繰り広げられる、緊張感溢れるパワーゲーム。」

 『ダイアナ』と同様に三方を客席が囲む舞台です。『疚しい理由』は座席によって役者さんの顔の見えやすさ・見えづらさが変わります。私は舞台上手の席だったので、男(中川智明)の背中側。女2人(ミギタ明日香&桜子)のお顔がよく見えました。

 ≪あらすじ≫ ※少々ネタバレあり。これからご覧になる方はお読みにならない方が良いです。
 舞台はアヤノ(ミギタ明日香)の家のリビング。アヤノの演劇部時代の先輩・野口(桜子)が、生命保険会社の社員・中西(中川智明)を連れてきている。
 野口は夫を自殺で亡くしたが、中西の勧めた生命保険に入っていたおかげで4000万円もの多額の保険金を得た。そのおかげで心の傷が癒えるわけではないが、万が一の時のためにお金は必要だ・・・と、野口はアヤノに説き始める。実は野口と中西はグルで、妊娠したアヤノに高額の保険加入を勧めようという魂胆なのだ。
 そんな2人の関係を知ってか知らないでか、アヤノはすんなりと1億円の保険に入ると言い出した。あまりにうまく行き過ぎて戸惑う野口と中西に向かって、アヤノはさらなる爆弾発言をする。
 ≪ここまで≫

 自分の本心はひた隠にして相手の本心を探ろうとする、悪い大人の会話がとてもスリリングです。登場人物それぞれのリアクションがとても個性的でインパクトがあり、話の展開だけでなく演技そのものもすごく楽しめます。
 こういう短編作品を観た後は、連れのお友達とのおしゃべりも最高に盛り上がりますよね。実際、私も観劇後に友人らと幸せな時間を過ごすことが出来ました。ぜひぜひサラリーマンや高年齢のお客様にも観てもらいたいです。

 ここからネタバレします。続きは後ほどアップ予定。

限定40席、上演時間50分、3人芝居2作品上演。
『ダイアナ』出演=辰巳智秋/西山聡(クロム舎)/高橋優子
『疚しい理由』出演=中川智明/ミギタ明日香(東京タンバリン)/桜子
作・演出=ブラジリィー・アン・山田 チラシ写真=427FOTO 宣伝美術=川本裕之 舞台監督=鈴木たろう 演出助手=異儀田夏葉 制作=恒川稔英・池田智哉(feblabo)・ブラジル事務局
前売/当日1500円 「ダイアナ/疚しい理由」セットチケット 2500円
公式=http://www.medianetjapan.com/10/drama_art/brazil/

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Posted by shinobu at 2006年06月16日 17:11 | TrackBack (0)