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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2006年09月26日

ヨーロッパ企画『ブルーバーズ・ブリーダーズ』09/22-10/01ザ・スズナリ

 テレビや映画などでも活躍しているヨーロッパ企画の新作ツアーです。全国7ヵ所をまわってくれるんですね。
 東京公演の前売券は完売ですが、当日券は毎回販売されます(開演の1時間前より劇場入口にて)。上演時間は約1時間10分。

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 ≪あらすじ≫
 “青い鳥”が大ブームの日本。ある広告会社が捕獲チームを編成し、青い鳥が生息するといわれる山に、勇んで乗り込むが・・・。
 ≪ここまで≫

 「青い鳥」はメーテルリンク作の戯曲なんですね。チルチルとミチルという兄妹が、青い鳥を探して旅をするけれど全く見つからず、あきらめて帰ってきたら家にいた!・・・という。検索してみると色んな本が出ているみたい(⇒)。読みたくなりました。

 ヨーロッパ企画ならではのドタバタにイライラしたりムカムカしたり(笑)。観ていてけっこう緊張しどおしだったので、1時間10分で終わったのはとても親切だなーと思いました。
 舞台上にいる役者さん全員が、いっせいに動いている状態が続きます。始終わいわいガヤガヤなんですね。落ち着いて静止する時間がもっと必要なんじゃないかと思いました。アハッと笑えるところもあったんですが、もっともっと笑いたかったな~。

 ヨーロッパ企画の女優さんは可愛い人が多いですね。肌も白くてすべすべ(っぽい)。
 多くの役者さんが作品の部分を構成する要素でしかないのは、もったいない気がします。もっと存在感を主張する役者さんが、たくさん出てきて欲しいなとも思いました。

 ここからネタバレします。

 社長の悪口を言うスーツの男(中川晴樹)と、社長の銅像の話をしている部長ら(諏訪雅&石田剛太)の会話が重なるところは、計算して作られているのがわかっているのに笑えました。
 ポカリスエットの缶を青い鳥と間違えて探知してしまうのも可笑しかった。
 “ファンタジーの扉”を開けてしまって、城が出てくるのもおバカで良かったです。

≪京都、東京、福岡、札幌、大阪、米原、福山≫
出演=石田剛太/酒井善史/諏訪雅/土佐和成/中川晴樹/永野宗典/西村直子/本多力/松田暢子/山脇唯/冨永茜/大歳倫弘/松田直樹
作・演出:上田誠 美術:酒井善史 照明:松谷將弘 音響:上田誠・井上能之 舞台監督:水波流 演出助手:柳原暁子・松田直樹 文芸助手:松田暢子・大歳倫弘 宣伝美術:坂井奈穂 制作:井神拓也・諏訪雅・本多力・吉田和睦・吉永祐子 運送:ステージアーツ 協力:REENAL by Resona Bank,リッジクリエイティブ株式会社 企画・製作:ヨーロッパ企画/株式会社オポス
発売7月22日(土) 前売3,000円 当日3,300円(椅子席・ベンチ席)[全席指定]※未就学児入場不可
公式=http://www.europe-kikaku.com/

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Posted by shinobu at 2006年09月26日 16:47 | TrackBack (0)