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2007年09月07日

【ワークショップ】『第3回TOKYOSCAPE東京ワークショップ+シンポジウム』10/01-14森下スタジオ

 TOKYOSCAPE東京ワークショップの第3段です(⇒詳細)。最終日には恒例の発表会(過去レビュー⇒)に加え、昨年夏に行われたTOKYOSCAPEのメンバーが一同に集まったシンポジウムもあります。

 ワークショップは基礎と共通テクストを使用するものの2本だて。テクストは岸田國士・作『紙風船』!私も大好きな戯曲です。ちょうどポかリン記憶舎が上演したばかりですね。

 第2回の紹介記事にも書きましたが、なるべく多くのクラスを受講することをお薦めします。このワークショップを受講して劇団員になった方もいらっしゃるんですよ♪

 ★応募開始日=9/8(土)/締切=9/25(火) ※定員に達し次第、締切。

こちらよりそのまま引用します≫

【TOKYOSCAPEとは?】
2006年夏、東京の多彩な個性の6つのカンパニーが、京都下鴨のアトリエ劇研を中心に市内一円の4つの会場で同時多発公演を行ったフェスティバルの名称です。

【TOKYOSCAPE東京ワークショップ】
フェスティバルの周知と参加カンパニーの方法論を明確にしていくことを目的に2回に渡り開催され、延べ150名以上の方が受講。好評を博しました。3回目の今回は3つの基礎ワークショップと、共通テクストとして岸田國士の『紙風船』が使われる4つのワークショップを行います。

【TOKYOSCAPEシンポジウム】・・・14日(日)成果発表後19時30分頃より開催TOKYOSCAPEはカンパニーを中心とした実行委員会形式で行われました。地域間交流、そしてフェスティバルの新しい可能性として、きちんとした総括が必要である、とわたしたちは考えました。具体的には詳細な記録誌の編纂、そして、シンポジウム形式による報告を行います。
【パネリスト】 
<プロデューサー> 杉山準(アトリエ劇研プロデューサー)
<企画> 荻野達也(fringeプロデューサー)
<アートディレクター> 京(デザイナー)
<京都制作> 井神達也(ヨーロッパ企画制作)
6主宰者

【こんなワークショップになります】
《基礎ワークショップ》
●詩森ろば(風琴工房) 「俳優を続けるための最初の段階はそのひとの可能性のすべてを所有しなおすこと。その方法のひとつを提示し、このワークショップの幕開けに相応しい体験を約束します。」
●山田裕幸(ユニークポイント) 「演劇の台詞は、普段話す言葉とは違うのか?違うなら、どうすれば不自然にならずに演じられるかを考えるワークショップです。いろいろな劇作家の台詞を声に出して読み、演劇の言葉について考えてみたいと思っています。」
●長谷基弘(劇団桃唄309)「舞台作品づくりにおいて演出とはどのような「過程」なのでしょうか。このワークショプは、「演出家の視点」を理論と体感の双方から探り、俳優の表現の幅を拡げていくことを目的としています。岸田國士の戯曲を題材として用います。」

《「紙風船」ワークショップ(成果発表付)》
●内藤達也(bird’s-eye view)「『魅力的な俳優』とはどんな俳優ですか?発声の上手い俳優ですか?演技の技術に優れている俳優ですか?僕はそんな俳優にはちっとも魅力を感じません。そんな、ただの俳優にならないためのワークショップです。」
●詩森ろば(風琴工房)「身体と言葉を論理的につなげる方法を俳優たちとシェアします。それを体感するのにベストの脚本を使い明日からあなたが俳優を続けていくための助けとなる体験にします。」
●明神慈(ポかリン記憶舎)「夫婦のたくましい想像力と赤裸々な台詞の数々を体現するには、重心を自覚的に操作する事も重要です。豊かな沈黙=闇を体現するには、身体言語と深層言語を軸に、体内に言葉や仕草の余韻を響かせる事が大事です。二つの課題に取り組み、小作品を構築してゆきます。」
●夏井孝裕(reset-N)「フランスの俳優たちが上演する演劇作品を見続けているうちに浮かび上がってきたキーワードは「観客への語りかけ」でした。私たちはリアルな手触りを追求するなかで観客と向かい合う姿勢をなくしかけてはいないか、と考えたわけです。観客との対峙に取り組みましょう。「どう見えるか」から「どう語るか」へのシフト。そのためのワークショップです。」

日 程  2007年10月1日(月)~10月14日(日)
成果発表 10月14日(日) 18:00~
■基礎WS
【詩森①】 1(月)、2(火) 18:00-22:00
【山田】  2(火)、3(水) 13:00-17:00
【長谷】  8(月・祝)    13:00-22:00

■紙風船WS(成果発表付き)
【明神】 4(木)、5(金)、11(木)、12(金) 13:00-17:00
【夏井】 3(水)、4(木)、5(金)、12(金) 18:00-22:00
【詩森②】 6(土)、9(火)、10(水)、11(木) 18:00-22:00
【内藤】 7(日)、13(土)  13:00-22:00

基本的に1演出家のクラスを通しで受講していただきます。単回受講は承っておりません。成果発表参加者は14日(日)は一日拘束となります。

<定 員> 
●基礎WS 20名
●「紙風船」WS16名
<締 切>  9/25(火)  定員に達し次第、締切
<問合先>  tokyoscape@windyharp.org

<受講料> 複数受講はオトクな料金設定となっています。
■基礎WS(4時間×2コマ) 6,000円
■紙風船WS 1演出家(4時間×4コマ+成果発表) 15,000円
■紙風船WS 2演出家(4時間×8コマ+成果発表) 25,000円
■紙風船WS 3演出家(4時間×12コマ+成果発表) 33,000円
■紙風船WS 4演出家(4時間×16コマ+成果発表) 40,000円
※紙風船WSを受講する方は基礎WSを3000円で受講できます。
※お申込み後、お支払い方法はご連絡いたします

<応募方法>
本チラシの応募用紙に必要事項を記入の上、下記までメールまたはFAX。公式サイトの応募フォームからも応募可能(9/8~)。郵送での申し込みは受け付けておりません。
【FAX】 03-6809-8933
【e-mail】 tokyoscape@windyharp.org
【ウェブ】 http://www.tokyoscape.org/

<会場>
森下スタジオ 〒135-0004江東区森下3-5-6
地下鉄都営新宿線・都営大江戸線「森下駅」
A6出口 徒歩5分
03-5624-5954(10/1~14のみ)

≪以上≫

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Posted by shinobu at 2007年09月07日 11:50 | TrackBack (0)