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2007年11月05日

【ワークショップ】時間堂「ワークショップ/オーディション(チェーホフ『三人姉妹』)」11/10-25参加者募集

 先日まで上演されていた『月並みなはなし』(レビュー⇒初日トーク千秋楽CoRich舞台芸術!)が好評だった時間堂が、2008年3月公演『三人姉妹』の出演者募集も兼ねた「ワークショップ/オーディション」を開催します。参加者公募のお知らせです。

 ・開催期間:2007年11月10日(土)★、11日(日)★、17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)
  ★は参加必須。計3回以上参加できる方限定。
 ・応募〆切:2007年11月9日(金)18時

 ⇒黒澤世莉インタビュー@cinra magazine
 ⇒『月並みなはなし』ポスト・パフォーマンス・トーク動画(
 ⇒徳永京子さんの『月並みなはなし』劇評@wonderland←舞台写真あり!

≪時間堂ワークショップ/オーディション参加者募集のお知らせ≫ 公式サイトより全て引用。

■やってみる?
『月並みなはなし』『ピンポン、のような』など、黒澤演出作品をご覧になってみて、「これ、やってみたい」「自分も出演してみたい」と思われた方のために、参加者公募のワークショップ/オーディションを開催します。独特の稽古方法が話題の時間堂ですが、その基本は「頭で考える」ではなく「やってみる」演劇です。実際に身体を動かしてみるのが一番です。時間堂出演者も参加いたします。
ワークショップのみ受講希望の方も、ぜひお気軽にご参加下さい。


■ワークショップ/オーディション
今回のワークショップは、時間堂次回公演『三人姉妹』(詳細下記記載)の選考も兼ねて行います。
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【公演情報】
時間堂第17回公演『三人姉妹』
作:アントン・チェーホフ/演出:黒澤世莉
2008年3月13日(木)~23日(日)<予定>
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出演をご希望の方は、申込み時にその旨お伝えください。


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■日時
2007年11月
10日(土)★、11日(日)★、17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)

※各日:14:00~21:00
※上記日程のうち、★マークの10日(土)もしくは11日(日)を含め、計3回以上のご参加が条件となっております。
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■場所
東京都北区王子近辺(JR王子駅より徒歩10分)
※会場の詳細は、参加者にのみ通知いたします。
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■参加費用
1,800円×参加回数分
※最初にお越しの際、参加回数分をご精算いただきます。
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■内容
前半: 基本的なエクサイズ、シアターゲーム
後半: 即興、あるいはテキストを用いた短いシーン稽古
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■参加資格
・年齢・性別不問
・10日(土)もしくは11日(日)を含めた、 計3回以上の参加が出来る方。
・俳優として3回以上の舞台出演歴のある方。
・職業俳優としての意識のある方。
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■備考
・ 〆切:2007年11月9日(金)18時
・ 定員を越えた場合、書類選考をさせていただく場合があります。
・ ご質問等は下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。
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■応募方法
E-mailでのお申し込みとなります。
下記のものを、jikandou(アットマーク)seriseri.com(担当:たなか)までお送りください。
 【1】お名前(ふりがな)
 【2】年齢 
 【3】性別
 【4】電話番号
 【5】メールアドレス
 【6】住所
 【7】参加希望日
 【8】所属劇団等(あれば)
 【9】参加同機
 【10】俳優としての長所/短所
 【11】観劇したことのある時間堂作品(あれば)
 【12】備考 
  ※【1】芸名で活動されている方は、本名と併せてお送りください。
  ※【12】特記すべき事項があれば、お書きください。
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■ワークショップリーダー:黒澤世莉
いま若手で注目されている演出家・俳優指導者。スタニスラフスキーとサンフォード・マイズナーを学び、昨年はリュカ.『vocalise』、王子小劇場プロデュース『俺の屍を越えていけ』など、外部演出でも活躍。「舞台の上で深呼吸できる」俳優と客席をつくる演出には定評がある。また新国立劇場演劇研修所などで指導者としても活躍中。

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■時間堂
TEL 090-7979-0227(制作:たなか)
E-mail jikando(アットマーク)seriseri.com
WEB http://www.seriseri.com/jikando/
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ご参加、お待ちしております。

≪引用ここまで≫

※注意を払って記事を掲載していますが、正確な情報は公式サイトでご確認ください。
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Posted by shinobu at 11:28 | TrackBack

五反田団+演劇計画2007『生きてるものはいないのか』11/03-12こまばアゴラ劇場

 五反田団の前田司郎さんがオーディションで出会った方々と、京都で2年がかりで創作された作品です。昨年発表された『ノーバディー』がベースになっているそうです。出演者は18人。

 じーっと見つめて、クスクス笑って、自分にあてはめて考えて、最後は涙がこぼれました。観終わった後、すごく幸せになりました。
 上演時間は約1時間45分。後方の席はだんだん暑くなってきます。暑さが苦手な方は前方に座られると良いと思います。

 ⇒CoRich舞台芸術!『生きてるものはいないのか

 たとえば列車が止まるはずのない所で急停止したら、隣の席の知らない人と「何があったんでしょうね」などと話し合ったりしますよね。複数の人間がある危機的状況を共有すると、平時には起こりえない連帯感が生まれます。それはもう奇跡的ともいえるほどのシンクロ率の。くだらないことにこだわっていられなくなりますからね、地位とか体裁とか。そこでおのずと表出してくる人間のありのままの姿を、滑稽に、ぶざまに、愛らしく見せてくださいました。

 「1人はヤだよ」という、真っ裸になった心の声が聴こえた気がしました。私も・・・1人はヤだな。誰かと一緒にいたいです。たった1人になるぐらいなら、どんな人でも、生きてる人と一緒に居て、その存在を感じていたい。お互いに影響し合いたい。・・・やっぱりただの寂しがりやなんですよね、私は。こんなことを素直に認められたことが、ちょっと恥ずかしいけど、嬉しいです。今の自分の暮らしに感謝しなきゃね、って思います。

 ここからネタバレします。

 なぜかバタバタと突然に人が死んでいきます。咳をしたり腹痛が始まったり症状はさまざまですが、一様にもがき苦しんでから死にます。あっという間に。学生や大学、病院の職員らがおろおろ・ジタバタしながらただ死を待っている内に、世界中で同じことが起こっていることがわかります。

 酢昆布を食べてたら咳き込んでバッタリ死んじゃったり。最期の言葉をかっこよく言おうと思ったら全部言い切れなかったり。好きな女に遺言を残したんだけど、テープに録音したのが弾き語りのラブソング(なぜかフラッシュダンスとマイムマイム)だったもんだから、思いっきり嫌がられたり。何種類もの死に様を一気に見て、人間の死に際について色々考えました。「立つ鳥後を濁さず」って大事だな、とか。死んだら本当に終わるんだな、とか。

≪京都、東京≫
出演:浅井浩介、荒木千恵(同志社小劇場)、上田展壽(突劇金魚)、大山雄史、岡嶋秀昭、尾方宣久(MONO)、駒田大輔、鈴木正悟、立蔵葉子(青年団)、中村真生(青年団)  長沼久美子、新田あけみ、野津あおい、肥田知浩(劇団hako)、深見七菜子、松田裕一郎、宮部純子、用松亮、森岡望、※荒木千恵と中村真生はダブルキャスト 私が観た回はどちらが出演だったか不明。11/6(火)のみ松田裕一郎に代わり黒田大輔(THE SHAMPOO HAT)が出演。
【作・演出】前田司郎  【舞台監督】浜村修司、【舞台美術】@gm、【照明】高原文江(真昼)、【照明オペ】山口久隆(S-B-S)、【宣伝美術】木村敦子、【制作】榎戸源胤 和田克己、【票券管理】三橋由佳、【企画】橋本裕介 丸井重樹、 【企画制作/稽古場提供】京都芸術センター 【主催】五反田団 【提携】(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
チケット発売日 2007年10月1日(月)  料金:2,000円(予約・当日共) 日時指定・全席ほぼ自由席・整理番号付き
http://www.uranus.dti.ne.jp/~gotannda/
http://www.tp-kac.com/KAC_TP_j_maeda.html
http://www.komaba-agora.com/line_up/2007_10/gotandadan.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。必ずしも正確な情報ではありません。
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Posted by shinobu at 00:14 | TrackBack