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REVIEW

2008年11月16日

五反田団『すてるたび』11/15-25アトリエヘリコプター

 前田司郎さんが作・演出・出演される五反田団の新作公演です。劇団のホームであるアトリエ・ヘリコプターでの4人芝居で11日間公演。

 ゆるりと漂うような、するりとすり抜けるような、約1時間25分でした。

 ⇒CoRich舞台芸術!『すてるたび

 イスが4脚ならんだだけの空間。客席はステージを正面と下手の2方向から挟む形状でした。私は正面の席を選択。たぶんどちらでも楽しめるんじゃないかと思います。

 照明や音響、衣裳などのスタッフワークはミニマム。ゆるりゆるりと4人がしゃべる内に、景色が変わり続けます。あっ、という間もなく、どこかに連れて行かれてしまいます。
 当日パンフレットの前田さんの文章の「昼寝して、変を見ちゃったみたいな感じ」を、そのまま体感した気分でした。だからなのか、途中で少々眠くなったりもしました。15:30開演のマチネって私にはちょっとした危険ゾーンだったかも(眠気に襲われるので・・・)。

 ここからネタバレします。

 長女(後藤飛鳥)、長男(前田司郎)、次男(黒田大輔)と、次男の妻(安藤聖)が、“タロウ”が入った棺を捨てる旅に出ます。タロウが何なのかははっきりとはわかりません。もしかしたら父親かもしれないし、でも次男のことかも・・・?と、棺の中に入っている死人が誰なのかがスルスル変化していくのが面白かったです。

 人間が死んだら死体が残る、つまり人間はこの世に体を捨ててあの世に行くことになります。人生は、体をもらってから捨てるまでの旅路みたいなものなのかしら、と。

 長男と次男のやりとりが小学生みたいで可愛かったです。
 巨大な仏像(?)は私も電車の車窓から見つけたことがあります。あれは何なんだろうなぁ。

五反田団第36回公演
出演:安藤聖 黒田大輔(SHAMPOOHAT) 後藤飛鳥 前田司郎
脚本・演出:前田司郎  宣伝美術:藤原未央子 制作:榎戸源胤 票券管理:三橋由佳 制作補:清水建志 尾原綾 照明協力:山口隆(S-B-S) 主催:五反田団
2008年10月15日(水)予約受付開始 予約・当日ともに1500円(日時指定・全席ほぼ自由席・整理番号付)
http://www.uranus.dti.ne.jp/~gotannda/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2008年11月16日 21:41 | TrackBack (0)