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REVIEW

2009年04月19日

Blue Shuttle Produce Axle『BANANA FISH』04/18-19新国立劇場 中劇場

 吉田秋生さんの人気漫画「BANANA FISH」の舞台化です。2005年にも拝見したのですが、劇場が大きくなっているので再び伺いました。「BANANA FISH」好きなんですよね~。脚本・演出はAxle(アクサル)の吉谷光太郎さん。

 ジャンルはイケメン芝居に入ると思うのですが、客席には意外と男性も多く、年配の方もいらっしゃいました。上演時間は約3時間強(途中10分の休憩を含む)。終演後のイベントには参加しませんでした。長くて疲れちゃったし・・・。休憩が10分っていうのは短すぎると思います。

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吉田 秋生
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 ⇒CoRich舞台芸術!『BANANA FISH

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 「死を招く魚・・・BANANA FISH」
 1973年、ベトナム。一人の兵士が銃を乱射し同僚を射殺した。
 「バナナフィッシュ…」最後に謎の言葉を残し彼は廃人と化した。
 …1985年、ニューヨーク。IQ200の知能に超一級の戦闘能力をあわせもつ少年アッシュ・リンクス。
 暴力と抗争に血塗られた街でストリート・キッズを束ねるアッシュと日本から来たごく普通の少年、奥村英二の運命的な出会い。
 2人にはバナナフィッシュをめぐる巨大な陰謀との戦いがせまっていた。
 少女漫画の枠を超え、あらゆる世代に感動と共感を呼び起こした吉田秋生の傑作コミック「BANANA FISH」を舞台化。
 陰謀、抗争、友情、孤独、裏切り、救済、死…アメリカを舞台に描かれる少年たちの戦いと友情の日々。
 ≪ここまで≫ 

 前回は、長い物語をよく1本の芝居にまとめているなぁと思ったのですが、今回は、もっとエピソードを絞った方が良いんじゃないかと思いました。原作に忠実であればあるほど、「アッシュらが危機に陥り、なんとか窮地から脱出する」ことの繰り返しになるんですよね。それらがスピーディーに展開するので、単調に感じてしまいました(もちろん危機の種類も、問題解決方法も様々なんですが)。
 何年もかけて連載された漫画なので、やっぱり難しいですよね。魅力的な登場人物ばかりですから、もっと1人ひとりに時間を取って、人間関係をじっくり描いてもいいんじゃないかと思いました。

 マイクでエコーがかかって、セリフがとても聞こえづらかったです。大音量の音楽が流れる時はほとんど全滅でした。もったいない・・・。

 ここからネタバレします。

 最初のダンスは長すぎる気がしました。ファンの方へのサービスなのかもしれませんが。
 お笑いのシーンがかなりの割合で挟み込まれていて、ないよりある方がいいとは思いましたが、長すぎる・・・。長いこともちゃんとネタにはされていましたけどね。それもまた関西風ってことなのかしら。

 英二が手紙の内容を独白する中で、アッシュは静かに息を引き取りました。おふざけがなくて良かった。

≪大阪、東京≫ Blue Shuttle Produce AXLE 第10回公演
【出演】アッシュ・リンクス:柄谷吾史 奥村英二:宮下雄也(RUN&GUN) ディノ・F・ゴルツィネ:酒井高陽(劇団M.O.P.)  マックス・ロボ:田中照人 伊部俊一:山本健史 ショーター・ウォン/ラオ・イェン・タイ:古川貴生 フレディック・オーサー:加藤巨樹 ケイン・ブラッド:武原広幸 李月龍(ユーシス):田渕法明 アントニオ・ジェンキンズ:日ノ西賢一 チャールズ・ディキンソン:坂口修一 プランカ:横山敬 シン・スウ・リン:小野賢章 李王龍/李華龍/ドクター・マナーハイム:谷省吾 エドアルド・L・フォックス:タイソン大屋 マーピン:斉藤崇 スキップ/アスラン:山田諒 ストリート・キッズ、他:林明寛 ストリート・キッズ、他:江口紘一
原作:吉田秋生「BANANA FISH」(小字館文庫刊) 脚本・演出:吉谷光太郎 監修:BS文芸部 演出補:佐々木智広(afro13) 音楽:石田雄一 振付:江良健二 殺陣:奥住英朗(T.P.O) 舞台美術:柴田隆弘(株式会社LOG) 舞台監督:北澤佳奈子(株式会社LOG)  照明:西崎浩造 音響:児島塁(Quantum Leap*)/とんかつ音房 公演・パンフレット衣裳:永田浩典(iroNic ediHt DESIGN ORchestra)/森田赳明 小道具:kK工房 宣伝美術:黒田武彦(sandscape) 宣伝写真:大久保啓二 制作:瀬戸憲一 大西千保 プロデューサー:砂岡誠 企画・製作:Blue Shuttle
【発売日】2009/03/01 前売 7,000円 当日7,500円(全席指定・税込)※未就学児のご入場はお断りいたします
http://www.blue-shuttle.com/axle/stage.shtml

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年04月19日 23:15 | TrackBack (0)