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2010年08月16日

【オーディション】マームとジプシー2010年2月公演『コドモもももも、森んなか』出演者募集※9/18〆切(メールのみ)

 藤田貴大さんが作・演出されるマームとジプシーの次回公演『コドモもももも、森んなか』の、出演者募集を兼ねたワークショップオーディション情報です。⇒過去レビュー

 藤田さんは「坂あがりスカラシップ2010」対象者に選ばれました。詳細は劇団公式ブログでどうぞ。

 ●マームとジプシー2月公演/坂あがりスカラシップ2010対象公演
 『コドモもももも、森んなか』
  作・演出:藤田貴大
  小屋入り日程:2011年1月28日~2月7日
  会場:STスポット

 <オーディション応募締切>2010年9月18日22時00分(メールのみ)
 <オーディション参加費>無料
 <オーディション日時>
 1次審査:9月21日(火)&9月22日(水)
 2次審査:9月28日(火)

Posted by shinobu at 22:20 | TrackBack

マームとジプシー『しゃぼんのころ』05/26-31 STスポット

 こまばアゴラ劇場での前回公演がCoRich舞台芸術!で評判だったので、横浜まで観に行きました。

 「キレなかった14才りたーんず」の人たちよりもっと若い世代なんですね。関東の最若手の演劇の作り手は志が高いと思います。

 ⇒徳永京子さんの感想ツイート:
 ⇒CoRich舞台芸術!『しゃぼんのころ
 レビューは記録程度です。

 14歳の男女の日常。学校の風景。男子からみた夢の女子像だな~と思いましたが、美化するばかりじゃなく。
 ある場面を違う角度からもう一度演じ直す、その精度の高さが凄いと思いました。役者さんへの負荷は相当なものだと思います。

 ここからネタバレします。

 家出をする(家出に合流する)ある1人の女の子のエピソードが中心でしたが、後半に近づくにつれて違う女の子のエピソードも前面に出てきます。そこでなぜか私は疲れちゃいました。芯になるのは1人の女の子で良かったんじゃないかと思ったんですが、もしかすると、ただキンキン声が苦手だったのもかもしれません。

出演:青柳いづみ、召田実子、吉田聡子、伊野香織、斎藤章子、荻原綾、波佐谷聡、横山真、尾野島慎太朗
脚本・演出:藤田貴大 舞台監督:森山香緒梨 照明:吉成陽子 照明オペ:明石怜子 音響:角田里枝 音楽:じゃがいもハニー&宝トミー 演出助手:吉田綾乃 舘巴絵 宣伝美術:本橋若子 記録写真:飯田浩一 制作:林香菜 提携:STスポット 協力:NINGENDAYO.
【発売日】2010/04/18 ご予約 2000円/当日券 2200円
http://ameblo.jp/mum-gypsy/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 22:13 | TrackBack

演劇集団円『死んでみたら死ぬのもなかなか四谷怪談-恨(ハン)-』08/08-15シアタートラム

 「四谷怪談」を韓国人劇作家が改編し、森新太郎さんが演出。主役のお岩を演じるのは大人気声優でもある朴璐美(パク・ロミ)さん。

 桟敷席で2時間ってのが単純につらかった・・・。劇場に入る前に「前の方が見やすいですよ!」という声がかかったので素直に従ってみたのですが、正面からの方が見やすかったと思います。最前列だと役者さんに近いので、ファンの方には良かったのかもしれません。

 ⇒CoRich舞台芸術!『死んでみたら死ぬのもなかなか四谷怪談-恨(ハン)-

 ステージを客席がコの字に囲みます。正面席の一部を覗いて桟敷席。
 和太鼓の生演奏はかっこ良かったです。

 主演のパク・ロミさんは美しい方ですが、声優ならではの声色がどうにも苦手で全然入り込めませんでした。
 声優という職能を批判する気持ちは全くありませんが、舞台俳優のそれとは違うものでしょうから、声の仕事もしてらっしゃる舞台俳優さんには、気にかけてもらいたいなと思います。

 ここからネタバレします。

 金持ちの娘と結婚話が持ち上がった伊右衛門が、邪魔になった正妻のお岩に毒を盛るのが原作。それが今作では自分が犯した謀反の罪をなすりつけるために、お岩を追い詰めて自害させる(猛毒を自分から飲ませる)という風に変わっていました。女が女を恨むから面白いのになぁと女の私は思ったり。

≪世田谷区、台東区≫
出演お岩…朴璐美【朴ろ美(パク・ロミ。ろは王へんに路)】 伊右衛門…吉見一豊 仲間…野村昇史 仲間…石田登星 仲間…吉澤宙彦 仲間…原田大輔 同志宅悦…井上倫宏 お熊…高間智子 冷茶売り…山崎健二 伊藤某…木下浩之 部下…石原由宇 部下…近松孝丞 和太鼓:レナード衛藤
脚本:韓泰淑(ハン・テスク)(鶴屋南北「四谷怪談」より) 演出:森新太郎 主催:演劇集団円 修辞:山本健翔 装置:島次郎 照明:小笠原純 音響:藤田赤目 衣裳:西原梨恵 演出助手:林紗由香 舞台監督:田中伸幸 宣伝美術:坂本志保 イラストレーション:木村タカヒロ 制作:桐戸英二 宮本良太 桃井よし子
一般4,800円 友の会会員割引 4,500円 世田谷区民割引 4,600円
http://www.en21.co.jp/yotsuya_hp0.html
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/08/post_192.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 15:28 | TrackBack