REVIEW INTRODUCTION SCHEDULE  
Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
mail
REVIEW

2011年01月09日

シベリア少女鉄道スピリッツ『もう一度、この手に』01/06-16王子小劇場

 土屋亮一さんが作・演出されるシベリア少女鉄道スピリッツの新作です(⇒昨年のレビュー)。

 当日パンフレットによると1本の再演と8本の新作によるオムニバス、ですが、それだけではない盛りだくさんの内容でした(笑)。初日は少々ドタバタしすぎの感もありましたが、長い公演ですので密度も増してくることと思います。上演時間は約2時間15分。

 ⇒CoRich舞台芸術!『もう一度、この手に

 最初の1本は映像で観たことがあるものでした。面白いけどネタがわかってるとちょっと寂しいですね。私はテレビをほとんど観ないので、オチが全然わからない短編もあり、「オムニバスでこの調子だと、全然楽しめないかもしれない・・・(汗)」と心配になってきたところで、おかしなことが起こり始めました。やはり一筋縄ではいかない(笑)!

 パンフレットやホームページに伏線となる要素がちょっとずつ公開されているのも楽しいところですね。
 声の出演は町田マリーさん。良かったな~(笑)。

 ネタバレは後ほど記録程度にアップ予定。ネタバレは致命的なので。

 ここからネタバレします。セリフ等は正確ではありません。2011年1月22日加筆。

 短編ドラマが「ごきげんよう」、クイズ番組、テレビ番組「アタック25」、すごろく、クロスワードパズルなどに変貌。出演者自身のエピソードも加わって、あからさまな劇中劇になり、どんどん破たんしていきます。
 アナウンスの「おわかりの方もいらっしゃることと思いますが、高松さんはロボットです。」に爆笑。

 1.how are you ? 
  父の遺骨を前に息子、娘たちが遺産をめぐる言い争い。やがて「ごきげんよう」に。

 2.教え
  昼ドラからクイズ番組へ(私は知りません)。

 3.業×業
  死刑囚の脱獄から「アタック25」に。

 4.終わりの始まり ※マイクから解説が聴こえてくる。
  山のハイキングでの出会い。やがて神父が出て来てすごろくに。

 5.It doesn't hear it
  テニスにかける青春。

 6.柔らかな銀行
  何だったか忘れちゃいました。すみません。

 7.深黒
  大金持ちの悪者と人さらい、そしてとらえられた少女たち。競技の「シンクロ」に。

 8.COMING S00N
  病気の娘とその両親と恋人。セリフを強引にクロスワードパズルにはめていく。

 9.See you again !
  ふたたび「ごきげんよう」。ストーリーは殺人事件の真相を暴く探偵モノ。

 ≪役人物の設定≫
 石田剛太:ヨーロッパ企画の劇団員。関西の人気劇団所属なので笑いにうるさい。
 大杉さほり:虚構の劇団の劇団員。演劇エリートだが、かつてはバンド「いきものがかり」のメンバーだった。
 加藤雅人:実はおじいちゃん。最高齢。何歳だったかは失念。80歳とか?
 上福元沙織:初舞台の新人。自信がなくて途中退場するが復帰。
 篠塚茜:実は男だった。
 高松泰治:実はロボットだった。
 藤原幹雄:シベリア少女鉄道劇団員。仕事が忙しくて出番が少ない。久しぶりの出演で演技のミスが多い。
 吉田友則:久しぶりの出演。大病を患う妹が手術を受けるので気が気ではない。

出演(50音順)/ 石田剛太(ヨーロッパ企画) 大杉さほり(虚構の劇団) 加藤雅人(ラブリーヨーヨー) 上福元沙織(無所属・新人) 篠塚茜(シベリア少女鉄道) 高松泰治(ゴキブリコンビナート) 藤原幹雄(シベリア少女鉄道) 吉田友則(漢の仕草) 声の出演/町田マリー(毛皮族)
作・演出/土屋亮一 創作補佐・映像/冨田中理 舞台監督/上嶋倫子・谷澤拓巳 音響/中村嘉宏 照明/伊藤孝 美術/泉真 衣裳/さかくらきょうこ 演出助手/山本タカ(声を出すと気持ちいいの会) 音響操作/井川佳代 照明操作/矢野一輝 制作/高田雅士・保坂綾子・柴貴子 企画・製作/シベリア少女鉄道
【発売日】2010/11/20 前売/3,000円 当日/3,500円 (日時指定・整理番号付き自由席)
http://www.siberia.jp/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

★“しのぶの演劇レビュー”TOPページはこちらです。
 便利な無料メルマガも発行しております。

メルマガ登録・解除 ID: 0000134861
今、面白い演劇はコレ!年200本観劇人のお薦め舞台
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ
Posted by shinobu at 2011年01月09日 11:21 | TrackBack (0)