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2011年01月17日

初春歌舞伎公演『通し狂言 四天王御江戸鏑(してんのうおえどのかぶらや)』01/03-27国立劇場大劇場

 すごく久しぶりの歌舞伎鑑賞のような気がします。新春歌舞伎は初めてです。知人に団体でまとめて申し込んでいただき、2階ですが花道の近くの席で鑑賞。宙乗りされる菊之助さんを間近で観られました♪美しかった・・・!

 永遠の歌舞伎初心者の私はイヤホンガイド必携。ホント助かります。お昼の12時開演で数回の休憩を挟み終演は16時15分。日曜日の午後を贅沢に過ごしました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『四天王御江戸鏑
 レビューは記録程度です。

■『通し狂言 四天王御江戸鏑(してんのうおえどのかぶらや)』五幕八場

 序幕 相馬御所の場

 二幕目 一条戻橋の場

 三幕目 第一場 羅生門河岸中根屋格子先の場
     第二場 同 二階座敷の場
     第三場 同 花咲部屋の場

 四幕目 第一場 二条大宮源頼光館の場
     第二場 同 寝所の場

 大詰 北野天満宮の場


 ここからネタバレします。

 初演は1815年。風船の巨大蜘蛛が現れたり、土蜘蛛の精役の菊之助さんが宙乗りしながら蜘蛛の糸をぱーっと放ったり、派手な仕掛け続出。
 小さな女の子たちが兎の耳をつけてAKB48のヒット曲を踊って歌うとか、カメラを持った観客とそれを止めようとする劇場案内係の女性が舞台に上がってくるとか、ギョっとするような趣向もあり(笑)。
 最後が(ひとまずの)ハッピーエンドになってるのは懐が深いですね。

出演:尾上菊五郎 中村時蔵 尾上松緑 尾上菊之助 坂東亀三郎 坂東亀寿 中村梅枝 尾上右近 中村萬太郎 尾上松也 河原崎権十郎 市村萬次郎 市川團蔵 坂東彦三郎 澤村田之助 ほか
作=福森久助 監修=尾上菊五郎 補綴=国立劇場文芸課 美術=国立劇場美術係
特別席12,000円(学生8,400円) 1等A 9,200円(学生6,400円) 1等B6,100円(学生4,300円) 2等2,500円(学生1,800円) 3等1,500円(学生1,100円)
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/3592.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2011年01月17日 11:16 | TrackBack (0)