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しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2011年06月08日

IN-project『命と祈りの120分』06/08-10パフォーミングギャラリー&カフェ絵空箱

 演出家の石丸さち子さんとヴァイオリニスト・指揮者の西谷国登さんのお2人が立ち上げたIN-project(アイエヌ・プロジェクト)。演奏、歌唱、朗読劇、2人芝居という構成でした。上演時間は約2時間半弱(休憩1回を含む)。売り上げの一部を義援金として、日本赤十字社を通じて被災地に送るそうです。

 石丸さんは「自分が生きている内に空気が、水が、土地が汚されるとは思っていなかった。そして死んだ後のことを考えていなかった自分にショックを受けた」という意味のことおっしゃっていて・・・私もそうです。
 石丸さんさんと西谷さんの、どうしようもなくあふれ出した気持ちが形になった、音楽と演劇のイベントでした。

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■IN−1 音楽で奏でる、命と祈り
 演奏:西谷国登(ヴァイオリン) ゑ川史子(ピアノ・スピネット) 歌唱:泉忠道

 バッハはやっぱりいいな~。伴奏のピアノが柔らかくていいですね。息も合っていて。
 映画『ポカホンタス』の「Color of the Wind」に一番感動したかも。

 作曲:アラン・メンケン 日本語詞:湯川れい子
 歌唱:栗原和子・星野和代・堀田恒子・山田米子(秩父市民ミュージカル)+石丸さち子 演奏:ゑ川史子(ピアノ)

 市民ミュージカルのメンバーである奥さま方の声は、力強くたおやか。豪華なドレスがそれぞれに個性的で素敵!赤、群青、紫、そしてハワイアンの花柄。


■IN−2 宮沢賢治の言葉と音楽「セロ弾きのゴーシュ」
 【出演】ゴーシュ:杉浦大介・西谷国登(ヴァイオリン) 語り:石丸さち子 楽長:斎藤穂高 三毛猫:吉本遼 かっこう:桜井ユキ 狸の子/司会者:高木拓哉 野ねずみ:平岩信子 伴奏:ゑ川史子


■IN−3 短篇戯曲「命を弄ぶ男ふたり」(岸田國士作)
 出演:包帯をした男:田村真、眼鏡をかけた男:若菜大輔


Performing Gallery&Café 絵空箱~被災地に繋がる表現を紡ぐ~賛同企画/ IN-Project Vo.1
石丸さち子と西谷国登がお届けする、音楽と演劇の幸せな出会い
構成・演出:石丸さち子 音楽監修:西谷国登・石丸さち子 照明:山口明子 音響デザイン:井川佳代 音響操作:石丸さち子 舞台監督:徳山望(株)ザ・サムシングエルス 宣伝美術:松崎亮二 制作:倉重千登世・IN-Project 主催・企画:IN-project(石丸さち子 西谷国登)
【発売日】2011/05/10 前売・当日 3500円(ワンドリンク700円チケットを含みます。)
https://sites.google.com/site/inproject20116/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2011年06月08日 23:38 | TrackBack (0)