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2012年04月07日

メルマガ号外 新国立劇場演劇『まほろば(再演)』

 新国立劇場演劇『まほろば(再演)』
 04/02-15新国立劇場小劇場
 ≪東京、長野、兵庫、山形≫
 ※公演詳細はこちら

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 ⇒ぴあ・今週のこの人!「蓬莱竜太」インタビュー
 ⇒CoRich舞台芸術!『まほろば(再演)

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 “しのぶの演劇レビュー” 号外 Vol.49  2012.04.07 1,821部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪


★★ 号 外 ★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ◎新国立劇場演劇『まほろば(再演)』
  04/02-15新国立劇場小劇場
  ≪東京、長野、兵庫、山形≫
  ☆出演:秋山菜津子 中村たつ 魏涼子 前田亜季 大西風香 三田和代
   脚本:蓬莱竜太 演出:栗山民也
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000440_play.html
   2008年の初演のレビュー(記録程度)↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0718144304.html
   2008年初演稽古場レポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0709163043.html
   第53回岸田國士戯曲賞作『まほろば』書籍紹介↓
    http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09405
   第53回岸田國士戯曲賞選考委員7人の選評↓※ネタバレあり
    http://www.hakusuisha.co.jp/kishida/review53.php
   ぴあ稽古場レポート「秋山菜津子らが、蓬莱竜太作『まほろば』で
   あけすけな女4世代トークをふたたび」↓
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000001-pia-ent


 ◎観劇後のコメント◎

  蓬莱竜太さんが岸田國士戯曲賞を受賞された『まほろば』の再演です。

  長崎の旧家に集まった四世代にわたる女性たちが、自らの妊娠・出産を
  赤裸々に語り、喧々諤々のガールズトークを繰り広げます。
  リラックスした普段着姿の、ごく普通の女性たちの会話劇ですが、
  語られる内容が過激なのでグイグイと引き込まれます。
  さらには休む間がないほど笑いが盛り込まれており、
  一気にクライマックスへと突き進むのが快感!

  子役1人を除き初演と同じキャストという、貴重で贅沢な再演で、
  期待していた以上にブラッシュアップされていました。
  私は幕開けから笑いどおしで、同時に涙もホロホロと流れ、
  ただの大団円におさまらないラストシーンでは、
  初演時には気づかなかった残酷さと苦味を味わいました。

  パンフレットで演出の栗山民也さんは、「再演っていうのは、
  初演でやったいろんなことを削る作業かなとも思います」と
  述べられています。俳優が親子、姉妹として舞台上に存在するだけで
  密な関係性が生まれ、無駄な動きや間(ま)が削ぎ落されたのでしょう。
  緻密に組み立てられているのに、決して硬くはならず、
  言葉と感情のキャッチボールが円滑に、リズミカルに決まります。
  再演だからこそ、ここまでの完成度に達したのだろうと思います。

  妊娠・出産は男女を問わず、人間なら誰しも関係があるテーマです。
  “できちゃった婚”“生まない選択”など、現代日本ならではの
  選択肢について、世代の異なる女性たちが意見を戦わせます。
  再演用に蓬莱さんが脚本を加筆された部分もあり、
  それぞれの言い分の根拠が明快になって、対立がより鮮明になりました。

  昨晩の夜の回を一緒に観た女性の感想↓をご紹介します。
  Aさん「身につまされて全く笑えなかった。10年後にまた観たい。」
  Bさん「最後の場面で涙が流れた。なぜなのかをずっと考えている。」

  観客は鑑賞後に、どうしても議論をしたくなると思います。
  考えて、語り合いたくなるお芝居なのです。
  よかったらお友達、恋人、ご家族と一緒に観に行って、
  感想を語り合ってみてください!


  ※上演時間は約1時間45分。休憩なしで一気に観られます。
   たとえば平日夜公演は19時開演で、21時には夕食を始められます。
  ※男性のお客様が、普段の新国立劇場の演劇公演より比較的多いそうです。
   昨日の夜の客席は、4割ほどが男性だったように思います。
  ※東京公演の後は松本、神戸、山形の3地域ツアーがあります。
   ツアーがあるのも再演ならでは。各地の皆さま、お見逃しなく!


 【チケット情報】 残席あります!

   全席指定 A席5,250円 B席3,150円 Z席1,500円
   ※Z席は公演当日の朝10時よりボックスオフィス窓口にて一般販売。
    いずれもお1人さま1枚、電話予約は不可。
   (昨日の夜の回は、開演10分前の時点で当日券窓口のZ席は残席あり。)
   プレイガイド情報↓
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000440_4_play.html
   チケットの購入方法↓
    http://www.nntt.jac.go.jp/season/boffice/index.html
   新国立劇場Webボックスオフィス↓
    http://nntt.pia.jp/

   チケットぴあ  http://pia.jp/t(PC&携帯)【Pコード:416-999】
   イープラス http://eplus.jp/(PC&携帯)
   ローソンチケット http://l-tike.com/(PC&携帯)【Lコード:37454】
   CNプレイガイド http://www.cnplayguide.com/(PC&携帯)


 【お問い合わせ】
   新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
    (10:00~18:00/オペレーター受付)


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 ◆ 【編集後記】
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 ◎この『まほろば』公演で「再演舞台を観て語らう夕べ」↓を開催しました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0321143212.html
  女性ばかり10人弱でお話したら、楽しすぎて時間をすっかり忘れるほど!
  またいい再演があったら企画したいと思います。


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   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1014234434.html


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  これからもこつこつ、地道に進んで行きたいと思っております。
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≪東京、長野、兵庫、山形≫
出演:秋山菜津子 中村たつ 魏涼子 魏涼子 前田亜季 大西風香 三田和代
脚本:蓬莱竜太 演出:栗山民也 美術:松井るみ 照明:服部基 音響:秦大介 衣裳:宇野善子 ヘアメイク:佐藤裕子 方言指導:柄沢りつ子 演出助手:保科耕一 舞台監督:米倉幸雄 制作担当:茂木令子
A席5,250円 B席3,150円 Z席1,500円
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Posted by shinobu at 2012年04月07日 23:15 | TrackBack (0)