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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2014年01月14日

青☆組『人魚の夜』01/10-20こまばアゴラ劇場

 吉田小夏さんが作・演出される劇団青☆組の公演を、出演者に惹かれたこともあって久しぶりに拝見。上演時間は約1時間40分。

 しとしとと、湿り気のあるお芝居でした。自然な会話劇に見えそうでいて、かなり意図的にデフォルメされてるなぁと思いました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『人魚の夜
 レビューは記録程度です。

 ≪あらすじ・作品紹介≫ 公式サイトより
 ある日、父が、女を拾ってきました。
 浜辺を散歩していたら、うっかり拾ってしまったのだと言います。
 こんな海辺の田舎町ではあっという間に噂になるからと、たしなめましたが、その女、もう、戻れないと言うのです。

 ほろ苦いペーソスと繊細さを持ち味に、市井の人々の営みを描き続ける青☆組。
 最新作は、少しふしぎ(SF)な「未来の昔話」シリーズ。日本古来の伝承をモチーフに描く、男と女の物語。
 あなたの心の琴線をそっとなでる、大人の為の官能的なおとぎ話をお届けします。
 ≪ここまで≫

 役者さんの中では数年ぶりに故郷に帰ってきた兄(井上裕朗)と、父が幼かった頃の学校の先生(渋谷はるか)が良かったです。

 ここからネタバレします。

 過去公演のポストパフォーマンストークで、徳永京子さんが「湿り気のある空気をオカキを食べる乾いた音が中和していた」といった感想を述べられていたんです。この作品でもそれを思い出しました。最後の方でポリポリと音のなるお菓子を食べる場面がありましたよね。

出演:荒井志郎、藤川修二、大西玲子、(-以上、青☆組)、小瀧万梨子(青年団)、田村元、渋谷はるか(文学座)、佐々木美奈、吉田圭佑、井上裕朗
脚本・演出:吉田小夏 舞台監督:森山香緒梨 舞台美術:濱崎賢二(青年団)  照明:伊藤泰行  音響:泉田雄太・杉山碧(La Sens) 劇中歌 作詞・作曲:吉田小夏 演出助手:松本ゆい 宣伝美術:空  宣伝写真:chara*coco*  制作:岩間麻衣子  企画サポート:福寿奈央(青☆組) 主催・企画制作:青☆組./.(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)  制作協力:堤佳奈(アゴラ企画)
【休演日】1月13日(月)【発売日】2013/12/01 【一般】予約/前売 3,200円  当日3,500円 【前半割引*】対象期間 <1月10日(金)~12日(日)>予約/前売 のみ ・・3,000円【学生・シニア(65才~)】 予約/前売/当日・・・2,800円(要身分証明書)【中高生】 予約/前売/当日2,000円(要学生証) 全席自由席・整理番号付 シニアチケットは、65才以上の方を対象とした割引チケットです。 学生・シニア・中高生のチケットは、当日学籍や年齢のわかるものをご提示ください。
トークゲスト発表
1月10日19:30・・・古川貴義 (箱庭円舞曲 主宰)
1月12日18:30・・・尾身美詞 (青年座/On7)+On7女優陣
1月14日19:30・・・近藤芳正 (俳優)
1月15日19:30・・・組員 (青☆組 劇団員)
http://www.aogumi.org/

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2014年01月14日 22:41 | TrackBack (0)