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しのぶの演劇レビュー
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2014年08月12日

【旅行記録】パリとアヴィニョン演劇祭(2014年7月)【アヴィニョンへ/滞在したアパートとその周辺】

 2014年7月にフランスのパリとアヴィニョンに行って参りました。⇒まとめエントリー

 パリのリヨン駅からTGV(フランスの新幹線)に乗って南仏アヴィニョンに向かいました。アヴィニョンではお友達が1か月間借りていたアパートにお邪魔させていただきました。フェスティバル期間はホテル代が非常に高いそうで、共同生活ができてとても楽しかったし、助かりました。

【写真↓】TGVから見える車窓の風景。田園風景を眺めながら南仏へ。TGVは指定席の車両がなかなか見つけられず、乗るまでが大変でした…。座席は対面式で、イスの幅が大きくゆったりできました。パリのリヨン駅からアヴィニョンTGV駅までは約2時間40分。
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【写真↓】アヴィニョンTGV駅からアヴィニョンセントラル駅(演劇祭が行われている城壁内の街の入り口)までは、アヴィニョン演劇祭のシャトルバスが出ています(時間帯によります)。今回は車に乗れる人と一緒だったのでレンタカーで。当然ですが外車です。「FIATはルパン三世が乗ってるやつだよね!」と盛り上がったり(笑)。※この写真はブルボン石切り場の駐車場です。
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【写真↓】城壁内は通行止めの嵐。車ではなかなか入れませんでした…。細い道は人だかりだし、大きな道も一方通行や進入禁止になっています。フェスティバル期間中の特別な状態なんでしょうね。※写真はもっと夜遅くなってから撮ったものです。
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 苦労して路上駐車してもらった後、すでに滞在中の日本人のお友達と合流し、お世話になるアパートに荷物を置いてからお食事へ。プリクラ風の写真を乗っけておきます。こんな機会がないと顔を合わせるはずのない超~珍しいメンバーでした。
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【写真↓】オープンカフェになったお店でのプレート。これで15ユーロだったかな。外食は日本より高い目です。パリに住んで約1年になる人曰く「フランス人はよく休む(あまり働かない)。だから品物の単価を上げないと(付加価値を高くしないと)生活できない」。なるほど…。
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【写真↓】3泊お世話になったアパートの建物。2階部分の右側の3つの扉がその部屋のものです。徒歩数十秒のところにイン(アヴィニョン演劇祭の公式の)劇場が2つあるなど、まさに観客向けの立地!どこに行くにも近くて最高でした。演劇祭の1か月間まるまる貸し出しているんですね。家主は違う場所にバカンスに行くようです。
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【写真↓】台所のついたリビングと寝室、そしてバスルームと廊下のある部屋でした。下記はリビング。私はソファーベッドで休ませてもらっていました。空調はついてなかったですが室内は涼しいので不要でした。朝起きて窓を開けた時、「ここは天国だ…」と本気で思いました。
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【写真↓】食事はみんなで協力して自炊。といってもパスタをゆでてパスタソースをかけるだけの簡単料理で、日本から持って行ったインスタントの食材が役立ちました。野菜、水、パン、チーズ等は近所のスーパーで購入。パンとオリーブオイルが美味しかった!なんでこんなに違うんでしょうね。気候と水の違いでしょうか。
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【写真↓】ミント味のシロップを炭酸水に入れたもの。お土産にシロップを買って帰りました。ベリー味など、他の種類もあって、フランスでは人気の飲料のようです。
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【写真↓】アパートの前の道です。中央の大きな木の方向に進む細い道は、いつも人でいっぱい。オフ(フリンジ)の劇場がいくつかあるらしく、お昼以降は客寄せのパフォーマンスをするアーティストなどでごった返していました。
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【写真↓】拡大しました。左側の大きなガラスにガムテープが貼られているのが見えますでしょうか?このお店は鞄、Tシャツなどが並ぶおしゃれな雑貨屋さんだったんですが、私がお店に入った時はガラスは割れてなかったはずなんです。つまり、夜が明けたら割られていた…のだと思います。この時期のアヴィニョンは夜10時を過ぎないと日が落ちません。24時開演や朝まで上演する作品もあるので(酔っ払いもいますから)“眠らない街”なんですよね。
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【写真↓】古い建物と無数のポスター。ポスターは厚い紙に貼って、ひもで柵に縛りつけてあります。突然雨が降り出すこともありまして、勝手にポスターをはがして傘がわりにする人もよく見かけました(笑)。
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【写真↓】最終日にはお土産を買いに行きました。まずは気さくなご夫婦が経営されている小物屋さんでアクセサリーを。
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【写真↓】アヴィニョンに慣れているお友達の紹介でオリーブオイルと石鹸を購入。
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【写真↓】お薦めのバジル風味のオイルを購入。この商品専用のプラスティック製の注ぎ口も一緒に買います。取り外せるので再利用可能とのこと。パスタにかけたら美味しかったです♪
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【写真↓】メインの通りからは少しはずれた場所にあるジェラートのお店へ。
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【写真↓】ドリーミーな内装の店内で、働いていたのは全員男性。見えづらいですが右側の黒い帽子の人が店員さんです。
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【写真↓】アイスを食す3人。ピスタチオとヨーグルト等、2種類ずついただきました。幸せな時間でした…まさに余暇!バカンス!
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【写真↓】突然の雨模様。雲がかかると一気に気温が冷えます。いったんアパートに戻ってから、私1人で傘をさして出掛けて子供服のお店へ。輸入品をそろえたお店だったらしく、なぜかアメリカ製のシャツをお土産に買ってしまいました(笑)。
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【写真↓】お土産購入後、荷物をまとめて一人でパリに戻りました。駅の切符販売機が故障していたせいで1駅分の切符を買うまでに数十分かかったり、乗り場が分からなかったり…海外のおのぼりさんの苦労を満喫。写真はアヴィニョンTGV駅です。
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 TGVに乗ってから2時間半は何も考えずに済むと思っていたんですが、なんと、大幅に遅延。どこかの駅に長いこと停車していました。が、私はアナウンスが聞き取れないので何が起こっているのかわからず…。到着時刻になってもシャルル・ド・ゴール空港TGV駅に着かないのでオロオロしていたら、周りの人が「まだだよ、次の駅だよ」などと英語で教えてくれました。ご親切に感謝!

 結局、空港駅に着いたのは23時ごろだったかしら。空港近くのホテルに1泊してから日本へ飛ぶ予定にしておいて本当に良かったです。ホテルへのシャトルバスを探すのに苦労したり、ホテルでPCのWIFIがつながらなかったり、その後も踏んだり蹴ったりでしたが、なんとか翌朝、無事に空港にたどり着けました。

 先に日本に帰国した友達から「(夏のハイシーズンで)空港がめちゃくちゃ混んでるから、とにかく早く着いておいた方がいい」という情報を得ていたので、早めに空港へ。なんと私の席がダブルブッキングになっていました(汗)。「300ドル払うので23時発の便にしませんか?」という提案をいただきましたが、無理なのでお断りしました。つまり私の方が早かったからそのまま乗れたんですよね。後の人はどうなったのかな…。バカンス時期の空港は気を付けた方がいいですね。

 手荷物検査を終えてからお土産用にラデュレーのマカロンを購入。航空会社のチェックイン前にもラデュレーの出店がありますが、入ってからの方が免税なので安いです。

 往復の機内で映画を5本観ることができました。日本語吹き替え版の選択肢が多くてありがたかったです。おかげ様で飛行機嫌いも軽減されたかも。以下3本はとてもお薦めです。
 「グランド・ブダペスト・ホテル」「LIFE!」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
 見たことなかった有名作品も見られてよかった⇒「エターナル・サンシャイン」「グッド・ウィル・ハンティング


 これからは鑑賞した作品の感想をアップしていきます。続く。まとめエントリーはこちら

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2014年08月12日 11:17 | TrackBack (0)