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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2001年12月06日

tpt『ブルールーム』12/05-01/15ベニサン・ピット

 なんと2時間で10本のオムニバス。全てがハードなラブ・ストーリー。内野聖陽(うちの・まさあき)さん&秋山菜津子さんがそれぞれ10役を演じます。まるでテーマパークのアトラクション!ただし、オトナ限定の・・・♪

 「溢れるエロス 孤独の毒」というのがチラシのキャッチコピー。「体当たりの演技」とよく表現されますが、まさにそんな感じの超セクシー芝居です。10本ともセックスがテーマなんですよ。基本的にからみまくり。男女がどうやってそこに至って、どのように終わらせるか。そのロンド(繰り返し)。

 演出はtpt芸術家督のデヴィッド・ルヴォーさん。スタイリッシュな舞台演出のもと、転換が舞台上でガシガシ進みます。スタッフさんが家具を運び入れ、設置しなおし、同時に役者が舞台面で着替える。舞台と役者が変身していく様を見るのが異常に楽しかった。特にヘアメイクと衣装にはウキウキわくわくでした。最高にカッコいい!

 演技については、深刻なシーンほどコミカルにやるということの大切さがわかった気がしました。ルヴォーさん、ありがとう。

 内野さんは体格がすっごくマッチョなので、よくワイルドな役を演じられるのですが、私はやっぱりインテリで繊細な感じの役が一番好き♪学生(内野)&お手伝いさん(秋山)のストーリーでの坊ちゃん演技がたまらなかった・・・・♪もー・・・なぜあんなに銀縁メガネ&白いシャツというスタイルが似合うんでしょう!気品がある上にコミカルな演技も抜群。ファンになっちゃうよ。

 秋山さんは、とにかくスタイル抜群。手足が細くて本当に美しいんです。胸もキレイ。成熟した女性役はもちろんですが、16歳の役もできるのがスゴイ。とにかく眺めているだけでも満足できるし、演技も文句ナシの女優さんです。彼女もコメディー・センスがすっごく冴えてるんだよなー。

 とにかく楽しんじゃいました。
 必見!というわけではないですが、大人のエンターテイメントとしてお薦めです。

原作:アルトゥル・シュニッツラー「輪舞」より
 tpt : http://www.tpt.co.jp/

【ひとことモノローグより】
tpt「ブルールーム」ベニサン・ピット12/5-1/15
update: 2001.12.05 (Wed)

とにかく楽しかった・・・あぁ満足♪

スタイリッシュな演出のもと
内野聖陽さんと秋山菜津子さんが
思いっきりセクシーに繰り広げる大人のオムニバス。
2時間で10作品なんてまるでテーマパークのアトラクション!

でも・・・絶対にカップルでは観に行かないで下さいね。
お互いの嘘がバレちゃいますからっっ。

Posted by shinobu at 2001年12月06日 22:57 | TrackBack (0)