REVIEW INTRODUCTION SCHEDULE  
Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
mail
REVIEW

2004年01月02日

土井笑会『仏教徒のクリスマス』12/27-28movement space Gambetta

お友達が沢山関わっているので観に行きました。各ステージ30名限定ということで、本当に小さなスペースでのコント公演でした。

 オープニングは般若心経でした。なるほど『仏教徒のクリスマス』ですね。でもお経を読む時間が長かったです。一瞬でネタに行ってれば笑えたんじゃないかな。コント集って最初が肝心ですよね。

 私が普通に笑えたのは”教育漫才「ゼロの発見」”と”火星人”。全般的にコントらしくないコントが多かったです。特徴としては”落ち”がないんですよね。みんなスルっと終わっちゃうので戸惑いました。
 特に驚いたのは最後のコント”男たち”。2人の男性がバーで出会って話をするんですが、たまたま二人とも慶応大学卒だったんです。そこで一人は自分から自分を「電通マン」って名乗るし、もう一人は「モフ(財務省/元・大蔵省)です。」とか言うんです。笑うことを意図していないようでしたが、私は心の中で大爆笑でした。また、その設定がコントの顛末に全く関係なかったのがすごかった。異質ですね。
 10本立てのうち2本は歌で、佐藤千鶴さんという女性が「アヴェマリア」と「アメージング・グレース」を歌われたのですが、本当に歌うためだけに出てきて歌うだけでした。それにもびっくり。

 オフィス・ビショップ : http://www.office-bishop.com

Posted by shinobu at 2004年01月02日 17:15