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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2007年05月12日

世田谷パブリックシアター『死のバリエーション』05/11-27シアタートラム

 『死のバリエーション』はノルウェーの作家ヨン・フォッセさんの2001年初演の戯曲です。演出はフランス人演出家・俳優のアントワーヌ・コーベさん。2004年に同じくシアタートラムで演出された『見よ、飛行機の高く飛べるを』は傑作でした。
 期待通り、空間に触れただけで感涙。上演時間は約1時間30分弱。

 ⇒CoRich舞台芸術!『死のバリエーション
 レビューは後ほどアップ予定。多忙気味になってきたのでアップできるかどうか、ほんと不明です。

 前知識ゼロでご覧になることをお薦めします。
 ここからネタバレします。

 ≪Introduction≫ パンフレットより。(役者名)を追加。
 「娘」(杵鞭麻衣)の死を知らせに来た「年をとった女」(高橋惠子)と、それを聞く「年をとった男」(長塚京三)。2人は共に、「娘」の死を受け入れることが出来ない。「年をとった女」は、置き去りにされたやるせない思いを「年をとった男」にぶつける。「年をとった男」はなすすべもなく、ただそこにいる。思い出されるのは遠い過去。2人が若く、純粋さと希望にあふれていた、あの頃。「娘」を産み、育てた日々。愛らしく、優しい「娘」を記憶の中で慈しみ、その思い出に2人は確かな生を実感する。けれど、思い出の中でも「若い男」(瀬川亮)と「若い女」(伊勢佳世)の心は離れていく。「娘」もまた次第に心を閉ざし、架空の「友達」(笠木誠)だけと話すようになる。そして「娘」は、「友達」に導かれるように、夜の海へと歩み入る……。
 ≪ここまで≫

≪東京、山口、兵庫、高知≫
出演=長塚京三、高橋惠子、瀬川亮、伊勢佳世、笠木誠、杵鞭麻衣
作=ヨン・フォッセ 翻訳=長島確 演出・照明=アントワーヌ・コーベ 美術・衣裳=イザベル・ルソー 音響=ヴァレリー・バイチャ 舞台監督=田中直明 美術補=土岐研一 照明デザインアシスタント=三谷恵子 照明オペ=西泰幸 音響オペ=遠藤憲 舞台監督助手=殿岡紗衣子 衣裳スーパーバイザー=阿部朱美 衣裳進行=森映 ヘアメイク=林みゆき(スタジオAD) プロダクションマネージャー=山本園子 通訳=堀内花子 宣伝美術=鳥井和昌 宣伝写真=野口博 イラストレーション=松尾たいこ 宣伝写真スタイリスト=遠藤百合子 宣伝写真ヘアメイク=今井純子 法務アドバイザー=福井健策 学芸=石井惠 営業=清水言一 広報=森直子 票券=金子久美子(ぷれいす) 制作=根本晴美 三上さおり 制作進行=相場未江 川辺美代  主催=財団法人せたがや文化財団 企画・制作=世田谷パブリックシアター
【発売日】2007/04/01 全席指定 一般6,000円、TSSS 3,000円 ※未就学児童はご入場いただけません。
http://setagaya-pt.jp/

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Posted by shinobu at 2007年05月12日 02:36 | TrackBack (0)