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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2010年06月28日

わらび座『ミュージカル「アトム」』06/19-27新宿文化センター

 『ミュージカル「アトム」』東京公演の千秋楽を鑑賞しました。めっちゃくちゃ良かったっ!!メインキャストが違うのも含めて、2ヵ月前の秋田初日とは別モノでしたね(⇒制作発表)。

 主役の良知真次さんは、以前に違うミュージカルで拝見した時とは別人のように、演技が素晴らしかったです(失敬!)。関係者に聞いたところ千秋楽に向かって登り調子だったそうで、兵庫公演も行きたくなっちゃいました。

 やっぱり長く上演を重ねると完成度が上がるんですね~(今さらですが)。『火の鳥 鳳凰編』もそうでした。

 ⇒CoRich舞台芸術!『ミュージカル「アトム」
 レビューは記録程度です。※2010/11/19にアップしました。

 ロボットたちのダンスのクオリティーがめちゃくちゃ上がっていて、最初から息の合った躍動感にわっくわく。

 上野哲也さんが降板してダブルキャストとなったアズリ役。私が拝見したのは柳瀬亮輔さんでした。ひたむきで優しいまなざしが良かった~。三重野葵さんのアズリも観たかったな~。ダッタン役も演じられたようです。

 ここからネタバレします。

 トキオ(良知真次)の体の中にアトムの電子頭脳が入っていたとわかる場面。良知さんは「今、はじめて知った」という演技ができていました。素晴らしかった。わかっていることなのに一緒に驚いて、感動してしまいました。

 わらび劇場初日に気にかかったストーリーの非整合性や、ちょっと恥ずかしくなるような演出はすっかり改善されていました。横内謙介さんやスタッフの皆さんが初日後に対応されたんですね。ありがとうございました。

【新宿文化センター大ホール公演・出演】トキオ:良知真次(東宝芸能) マリア:五十嵐可絵(東宝芸能) アズリ(ダブルキャスト):三重野葵 柳瀬亮輔(※上野哲也が体調不良のため降板) スーラ:速水けんたろう(ホワイト・キャンパス) 神楽坂町子:椿千代 ダッタン:宮本昌明 タケ:岩本達郎(劇団扉座) エミ:碓井涼子 時計じいさん:岡村雄三 チルチル・クロキ:千葉真琴 シアン:森下彰夫 ヨッツン:瀧田和彦 ウメ:小林すず チータン:神谷あすみ ヘレン:工藤純子 ジュリー:山口貴久子 ロップ:鳥潟知沙 クロキの手下:上土井敦(劇団扉座) 串間保彦(劇団扉座)  
原案:手塚治虫 脚本・演出:横内謙介 音楽:甲斐正人 振付:ラッキィ池田、彩木エリ 美術:金井勇一郎 照明:塚本悟 音響:小寺仁 衣裳:樋口藍 声楽指導:山口正義 ヘアーメイク:我妻淳子 小道具:岩辺健二、平野忍 演出助手:小沢瞳、栗城宏 音楽助手:紫竹ゆうこ 振付助手:高田綾、舞台監督:石井忍 監修:手塚眞 協賛:手塚プロダクション 角川エンタテインメント 共同制作:新宿区 企画制作:わらび座
【新宿文化センター大ホール公演】指定席: S7000円 A6000円 学生各1000円引き
http://www.warabi.jp/atom/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2010年06月28日 14:09 | TrackBack (0)