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しのぶの演劇レビュー
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2011年07月21日

【ワークショップ・オーディション】ジエン社「『遅れてきた夏』のワークショップとオーディション」07/24、07/31都内の公民館※〆切不明(メールのみ)

 『芸劇eyes番外編「20年安泰。」』に出場していたthe end of company ; ジエン社がワークショップとオーディションを開催します。「20年安泰。」で発表した『私たちの考えた移動のできなさ』はとても面白かったです。
 次回公演は2012年1月19日~22日@d-倉庫(全7ステージ予定)。以下、公式サイトより。

 ●ジエン社「『遅れてきた夏』のワークショップとオーディション」
  日程:2011年7月24日(日)と7月31日(日)18時~21時30(予定)
  場所: 都内の公民館。久我山あたり。
  参加費:100円
  ※「2日ともにやる内容は大体同じですので、1日参加のみで通常なら十分です」とのこと。

■ジエン社『遅れてきた夏』のワークショップとオーディション ※公式サイトより
 【背中にすごいものを背負わされてしまった人のためのワークショップ(とオーディション)】

 遅れてきた夏が、やってきました。
 夏にはいつも後手後手の私たちです。
 来年一月の公演にむけて、一緒にやってくれる俳優を探したり、
 あるいは、
 演劇について、より考えたりします。
 どうぞよろしくお願いします。
『遅れてきた夏』のワークショップとオーディションです。

【日程】 2011年7月24日(日)と7月31日(日)18時~21時30(予定)
【場所】 都内の公民館。久我山あたり。(メール返信時に詳しい場所を送信します)

【内容】 
基本的に小劇場演劇の稽古会です。
上に書いた通り「役割や構造を背負うとは何か」を考えながら、動いたり、人に話しかけたりします。動くと言っても緩いです。
同時に、2012年の1月中ごろの公演に出演してくださる方を超硬合金募集するためのオーディションも兼ねています。
「少なくともまああと2、3年か、20年くらいは演劇を続けるんじゃないかな」とか思っている程度のモチベーションの方であれば
18歳以上の主に夕方から夜が暇などなたでも結構です。

【応募方法】 
下記アドレスに連絡ください。途中早退、遅刻なども可。ただし事前にご連絡ください。
件名に「ワークショップ参加希望」と書き、氏名、性別、年齢、参加日時 所属劇団(あれば)、公演参加の意志の有無、緊急時の連絡先(ケータイ番号が望ましい)を送ってください。
返信をもって受付完了とします。参加費は100円(稽古場代やコピー代を割り勘)です。
公演に参加の意志がなくてもかまいませんので、どうぞお気楽に参加ください。
また、2日ともにやる内容は大体同じですので、1日参加のみで通常なら十分です。

 連絡先は jiensya(アットマーク)hotmal.co.jp
 まで。
 どうぞよろしくおねがいします。


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 19:17 | TrackBack

【ワークショップ/オーディション】時間堂「黒澤世莉による演技ワークショップ・集中クラス 」08/06-16会場は豊島区、杉並区、世田谷区など※〆切なし先着順

 時間堂が全10回・計30時間の演技ワークショップを開催します。講師は時間堂堂主で演出家の黒澤世莉さんです。
 時間堂の2011年12月公演のオーディションも兼ねています。ご興味ある方はぜひ。以下は公式サイトからの情報です。

 ●時間堂「黒澤世莉による演技ワークショップ・集中クラス」 ⇒公式サイト
  日程:2011年8月6日~16日(8/12はお休み)
  時間:全日18:15-21:15
  定員:12名、先着順にて〆切
  参加費:30,000円/10回
  参加資格:
   原則として全回参加できる方
   職業俳優としての意識のある方
   年齢・性別・国籍不問ただし日本語での会話に不自由のない方

■黒澤世莉が8月に演技:集中クラスをやります ⇒公式サイト

来月久々に10回30時間の演技ワークショップを開催します。お知らせ遅くなってすみません。年に一回くらいしかできないクラスですが、一回時間堂の公演に出るくらいの得るものはあるんじゃないかと思います。楽しい出会いを待ってまーす。

●日程 2011年8月
6日(土)
7日(日)
8日(月)
9日(火)
10日(水)
11日(木)
13日(土)
14日(日)
15日(月)
16日(火)
時間 全日18:15-21:15

定員 12名、先着順にて〆切
参加費 30,000円/10回
備考 原則として全回参加できる方

●概要
俳優に必要な能力ってなんでしょう。「大きな声ではっきり喋る」「台詞を歌うように伝える」「切れ味のいい身体で舞台を駆け巡る」そういうことが必要な場合は、お勧めしません。

時間堂では「そこに居て、目の前の相手ときちんと関わる」ことが俳優の基本だと考えています。頭で考えることや、どう台詞を言うか、なんてことはその次の事。そんなの当たり前のことでしょうか。当たり前のことをしっかりやるというのは、なかなか難しいことです。

このクラスでは、オープンクラスで行われていることをベースに、テキストから自由になる技術を深めます。身体と呼吸を意識しつつその場に存在し、共演者との魅力的な関係をつくること、30時間かけて探って行きます。時間堂が公演までに行う稽古を圧縮し、ほぼ同じ過程を辿ることになります。

とっても疲れますけど、怖くないですよ。楽しい演劇の時間がモットーです。

*2011年12月公演のオーディションも兼ねての開催となります。出演をお願いする方にはこちらからご連絡差し上げます

●講師 黒澤世莉
演出家。佐藤佐吉賞優秀作品賞、演出賞受賞。スタニスラフスキーとサンフォードマイズナーを学ぶ。新国立劇場演劇研修所や円演劇研究所などで、指導者としても活動。

●参加要項
・職業俳優としての意識のある方
・年齢・性別・国籍不問ただし日本語での会話に不自由のない方

●会場 豊島区、杉並区、世田谷区など

●応募方法
下記をご記入の上、[E-mail]にてお申し込み下さい。*2009年以降に時間堂WSにご参加の方は【1】【2】と変更箇所のみで結構です
【1】参加希望日時【2】お名前(ふりがな) 【3】年齢【4】性別【5】電話番号【6】メールアドレス【7】住所【8】備考 *所属劇団、事務所等、最近の舞台出演等、があればお書きください
[E-mail] info(アットマーク)jikando.com
[Tel]070-6659-3841

●企画/運営 時間堂


※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:12 | TrackBack

東京ドイツ文化センター『原サチコがルネ・ポレシュを読む「あなたの瞳の奥を見抜きたいー人間社会にありがちな目くらましの関係」』07/19-20ドイツ文化会館ホール

 先日講演を拝聴した原サチコさんのリーディング公演に伺いました。「予約が少なくて…」と聞いていましたが、2日目はすっごい盛況!海外で活動されている日本人の演出家、俳優などの演劇関係者が大勢いらしていました。

 リーディングの上演時間は約1時間強。その後は原サチコさん、熊林弘高さんを迎えたトークがありました。司会は講演と同様に伊達なつめさん。

 ⇒アーティスト紹介(ドイツ文化センター内)
 ⇒原サチコさんのブログ
 ⇒原サチコ講演「ドイツで生きる 役者を生きる」レポート
 ⇒ハノーファー州立劇場のドラマトゥルクであるユーディット・ゲルステンベルクさんのインタビュー
 ⇒CoRich舞台芸術!『あなたの瞳の奥を見抜きたいー人間社会にありがちな目くらましの関係

 ここからネタバレします。

 一人で観客に語りかける原さん。最初から観客と積極的に関わって、原さん自身のまま存在しているのが前提。太陽のような人だと思いました。

 「inter-active theater」の反対のものとしての「inter-passive theater」という発想がとても面白かったです。

 人間は他人と共感したいと強く思うものですが、実は他人と共感することなんて本質的には不可能で、共感できたと思っていてもそれはただの思い込み。そのとおりだなと思います。

 以下、メモしたセリフです。正確性は保障できません。
 「真実は決して真実なんかではありません。」
 「人はひとつの魂から生まれた。母親からではありません。」
 「魂は、肉体と肉体の外側とのふれあいそのもの」
 「肉体こそがいつでも抗議者である。」

 ≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫

 主な話題は演出家ルネ・ポレシュさんについてでした。2006年の日本公演で熊林さんはプロンプターでありながら出演者の1人になっていたそうで、原さんがおっしゃるには、ポレシュさんの舞台でそういうことは常だそうです。
 原「ルネは俳優に、いつもその人自身であって欲しいと思っている。」

 ポレシュさんは俳優との信頼関係をとても大切にされる演出家のようですね。9月の日本公演(⇒記者会見)ではドイツ人俳優との創作が初めて日本で観られます。楽しみです。


リーディングとアフタートーク
VISIONEN ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ第4回
“Ich schau dir in die Augen, gesellschaftlicher Verblendungszusammenhang!”
翻訳・出演:原サチコ 脚本:ルネ・ポルシュ RenePollesch 映像:黒田隆行 制作協力:有限会社M★A★S★H 制作:横堀応彦 宣伝美術:相馬称 主催東京ドイツ文化センター
【発売日】2011/06/04 一般1500円 学生・ドイツ語講座受講生1000円 (全席自由、開場は開演の30分前、受付開始は1時間前)
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja7567512v.htm

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Posted by shinobu at 11:45 | TrackBack