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Shinobu's theatre review
しのぶの演劇レビュー
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REVIEW

2009年11月27日

フェスティバル/トーキョー09秋『デッド・キャット・バウンス』11/23-27にしすがも創造舎

 F/T09秋はこれで6本目(⇒ ⇒制作発表)。スケジュールの都合で残念ながらコンプリートはできなくなっちゃいました(涙)。

 観客が支払ったチケット代を元手に、オンタイムで、ロンドン株式市場で株式の売買を行うという、観客参加型演劇です。上演時間は約1時間35分。今日(最終日)は黒字でした!

 ⇒CoRich舞台芸術!『デッド・キャット・バウンス

 ネット上での株取引を実体験できたのは非常に有意義でした。でもそういうことに興味のない私には(←世間知らず)、参加することにあまり面白さは感じられず。

 ただ、家にこもりっきりのデイトレーダーの存在をリアルに感じ取れたのは、体験したからこそだと思います。だって本当に待ってるだけでお金が動くんだもの!!
 「コツは、誰の言うことも聞かず自分で決断すること」「結果(差額)がすべて。経緯(プロセス)には全く興味なし」等の証言にも納得。何をやってる会社なのかなど全く関係なく、値が上がりそうな銘柄(会社)に投資するという姿勢にも、“金(資本)”の性質があらわれているように思いました。

 ここからネタバレします。

 日本人女性キャストの話し方(演技?)がわざとらしくてとても苦手でした。
 最後に歌われる"What a difference a day made"の歌詞がぴったり。

デッド・キャット・バウンス/Dead Cat Bounce
出演:川畑場子 クリスティアーネ・キュール クリス・コンデック 近藤強(青年団) アレクサンダー・シュレーダ ヴィクトル・E.・モラレス シモン・ヴェルスネル 映像出演:長江洋- 長原豊 岸本好正
演出・ビデオ・デザイン:クリス・コンデック 舞台美術:ヘルバート・クリットシュ 技術監督:マルク・シュテファン ドラマトゥルク:ヤン・リンダース クリスティアーネ・キュール 演奏:ハネス・シュトロプル 製作:プロダクティブウイスロッテルダム HAU戯場ベルリン モウソントゥルム・フランクフルト
【東京公演日本側スタッフ】技術監督:寅川英司+鴉屋 照明コーディネート:佐々木真喜子(㈱ファクター) 音響コーディネート:相川晶(サウンドウィーズ) 舞台監督:鈴木康郎+鴉屋 大道具:大津英輔+鴉屋 小道具:栗山佳代子 翻訳・通訳・字幕操作:岸本佳子 字幕アドバイザー:幕内覚 舞台通訳:石井国子
【F/Tスタッフ】制作:ウルリケ・クラウトハイム、小野塚央
【F/Tクルー】榎本有希子 早坂彩 大木絢深 作田飛鳥フィリップ・オベール 小林寛斉 古澤律 三橋俊平 イ・ウンソン 明田汐里 濱路紗優里 協力:月野千鶴、 福島奈央花 特別協力:ドイツ文化センター 主催:フェスティバル/トーキョー
フェスティバル/トーキョー実行委員会【アメリカ/ドイツ】
自由席 (整理番号付き) 一般 4.500円 学生 3,000円/高校生以下 1,000円(要学生証提示)
http://festival-tokyo.jp/program/chris/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 2009年11月27日 23:02 | TrackBack (0)