2013年11月12日
【オーディション】キティエンターテインメント「西田シャトナー作・演出・2014年8月公演『ロボ・ロボ2014』出演者募集」※11/24〆切
惑星ピスタチオで過去に2回上演された戯曲が、同劇団の座付作家・演出家であった西田シャトナーさんご自身による演出で、2014年8月にサンシャイン劇場で上演されます。男女1名ずつの出演者募集情報です。以下はCoRich舞台芸術!の掲示板より。
■キティエンターテインメント 西田シャトナー作品『ロボ・ロボ2014』キャスト募集!
西田シャトナー脚本『ロボ・ロボ』を2014年夏、上演することとなりました。公演にあたり、出演頂ける俳優を男女1名ずつ募集致します。南の島で目覚めた7体のロボットたち-----今作品は、劇団「惑星ピスタチオ」で2度上演され、今も根強い人気を誇る美しい作品です。西田シャトナーの世界へ一緒に冒険して頂ける俳優達との出会いを、心より願っております。
●キティエンターテインメント『ロボ・ロボ2014』
作・演出:西田シャトナー
日程:2014年8月28日(木)~9月1日(月) 9ステージ予定
会場:サンシャイン劇場(東京・池袋)
※稽古開始は7月下旬を予定。
〆切:2013年11月24日(日)
☆詳細は「オーディションバンク」に登録すれば見られます。住所、氏名、生年月日、電話番号などの個人情報の登録必須。応募には同サイトでのプロフィール登録必須。
【ワークショップ・オーディション】西瓜糖「2014年8月下北沢駅前劇場公演の出演者募集」2014年1~2月に実施※定員になり次第〆切(郵送のみ)
演劇集団「西瓜糖」は文学座所属の演出家、劇作家、女優(山像かおり・松本祐子・奥山美代子)が結成した集団です。来年夏の第3回公演について、有料(1日3時間×3日間で¥15,000)のワークショップ・オーディションが実施されます。以下、公式サイトのからの情報です。
●西瓜糖・第3回公演「タイトル未発表」
期間:2014年8月29日(金)~9月5日(金)
会場:下北沢駅前劇場
出演:佃典彦(劇団B級遊撃隊主宰)、宮島健、山像かおり、奥山美代子、他
脚本:秋之桜子 演出:松本祐子
・ワークショップ・オーディション
1期~3期の中から希望の期間を1期を受講
1期 2014年1月31日(金)、2月1日(土)、2月2日(日)
2期 2014年2月7日(金)、2月8日(土)、2月9日(日)
3期 2014年2月13日(木)、2月14日(金)、2月15日(土)
※18時から21時の予定。場所は都内文京区。
●西瓜糖・第3公演ワークショップ・オーディション(公式サイトのPDFより抜粋)
西瓜糖は文学座の作家、演出家 女優の3人で結成された演劇企画集団です。 2012 年の旗揚げ公演及び 2013 年第 2 回公演では記録的な動員数とご支持をいただきました。第3回公演は、下北沢駅前劇場にて 2014年8月 29日~9月5日に上演いたします。この、西瓜糖第3回公演のキャスティングをワークショップを通じて行います。若干名の募集ですが、新作のあて書き、書き下ろし作品となりますので、性別、年齢、芸歴等は問いません。西瓜糖のメンバー3人がワークショップ講師となります。
・費用:計3日間の各回¥15,000(テキスト料含む)。費用は各回の初日にご持参いただきます。
・定員:各回20名様ほど。定員になり次第締め切り。
※各回の定員情報はウェブサイトでご確認ください。
・応募方法
以下を郵送のこと。
・履歴書(必ずご連絡先、お電話番号、 身長、体重もお書きください)
・何回目を受講希望か必ずお書きください
・L 判サイズの顔写真。
・返信用封筒 ご住所お名前を宛名に記し、長形3号以上の封筒に 90 円切手をお貼りください。返信は 2014年 1 月になります。
郵送先:〒112-0012東京都文京区大塚 3-37-2-302 西瓜糖事務局 菊池 宛
●秋之桜子(山像かおり)
2005 年「羽衣 1011」の脚本家としてデビュー。 羽衣 1011 公演の他、他劇団、映画、WEB ドラマ…など様々なジャンルの脚本を手がけ評価は高い。 第 16 回劇作家協会新人戯曲賞優秀賞受賞「猿」。
●松本祐子
文学座所属。演出家として多数の舞台を手がけている。 桜美林大学総合文化学科非常勤講師。 2005年毎日新聞千田是也賞受賞。
「西瓜糖」ウェブサイト:http://suikato.web.fc2.com/
お問い合わせ info.suikato(アットマーク)gmail.com
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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【ワークショップ・オーディション】革命アイドル暴走ちゃん「国内デビュー戦『騒音と闇』WSオーディション」11/23、24実施※概要請求11/20〆切(メールのみ)
今年8月のヨーロッパツアーで旗揚げを果たした、二階堂瞳子さん率いる革命アイドル暴走ちゃん(⇒ツイッター)の初の日本公演の出演者募集です。ワークショップだけの参加も可能。以下、CoRich舞台芸術!掲示板からの情報です。⇒ヨーロッパツアー出演者募集エントリー
応募前の覚悟用に(笑)、ヨーロッパツアーの舞台写真などをぜひご覧ください。
●革命アイドル暴走ちゃん『騒音と闇』
公演日程&会場:2014年2/14~16@相鉄本多劇場
ワークショップ・WSオーディション日程:
11月23日(土) 13:30-17:00
11月23日(土) 18:00-21:30
11月24日(日) 13:30-17:00
参加費用:500円
概要請求締切日:11月20日23:59まで
※応募書類をメールで請求してからの申込です。お急ぎください。
【参加者募集】SCOT「演劇人のための鈴木教室」12/23-25吉祥寺シアター※11/30〆切(メール、郵送、FAX)
富山県利賀を拠点とするSCOTが、演出家の鈴木忠志さんによる「演劇人のための鈴木教室」を東京で開講します。12/12-26に吉祥寺シアターで上演されるSCOT『シンデレラ』『新釈・瞼の母』『リア王』に合わせた企画です。以下、公式サイトからの情報です。
ON-PAM文化政策ラボで鈴木さんのお話を拝聴し、色んな疑問が氷解しました。鈴木さんが考案された俳優の訓練法「鈴木メソッド」は海外の演劇学校でも採用されており、鈴木さんの後継として宮城聡さんが芸術総監督となったSPAC(静岡舞台芸術センター)にも引き継がれています。
■SCOT「演劇人のための鈴木教室」
日時:12月23日(月・祝)、24日(火)、25日(水) 18:00-21:00
会場:吉祥寺シアター
対象:将来リーダーを目指す演劇人(演出家、制作者、俳優など)
※リーダー養成が目的なので演出家と制作者推奨。俳優は意識の高い人なら、ぜひ。
定員:30名(応募者多数の場合選考あり)
受講料:無料
締切:11月30日(土)<メール、郵送、FAX必着>
応募書類は公式サイトからPDFダウンロードしてください。
※推薦人の覧がありますが、身元と経歴確認のためのものなので、どなたでもOK。
●2014年2月上旬に雪に囲まれた利賀で行う「鈴木教室・第2弾」(4泊5日を予定)では、鈴木メソッドの実践を学ぶことができます。今回の受講者の中の希望者が対象。
■12月に吉祥寺シアターで開催する<演劇人のための鈴木教室>の詳細決定
1960年代から演劇界を牽引し、利賀から発信する国際的活動と俳優訓練法スズキ・トレーニング・メソッドで、世界の注目を集め続けている演出家・鈴木忠志による、日本の未来を担う演劇人のための初めての総合演劇教室。将来のリーダーを目指す若い演劇人が、鈴木忠志の演劇論をきき、舞台稽古の現場に立ち会い、討論する3日間。
1.日時 2013年12月23日(月・祝)、24日(火)、25日(水) 18:00-21:00
2.会場 吉祥寺シアター(TEL. 0422-22-0911)
3.プログラム
・鈴木忠志が語る演劇論
<身体論>、<演出論>、<演劇の国際性>について
・「シンデレラ」の舞台稽古見学
12月26日に上演する「シンデレラ」の仕込み、舞台稽古を見学して、鈴木忠志の舞台ができる過程を知る
・ディスカッション
鈴木忠志と参加者とのQ&A
4.対象
将来リーダーを目指す演劇人(演出家、制作者、俳優など)
5.定員 30名
6.受講料 無料
7.参加資格
・12月23日~25日のプログラムすべてに参加できること
・推薦人がいること(推薦人の規定は特にありません。どんな方でも結構です)
8.応募方法、締切
・応募書類に必要事項を記入して、郵送、FAXまたはメールで下記にお送りください。
〒108-0074 港区高輪2-15-24-201 SCOT
FAX 03-3445-8012
E-mail info(アットマーク)scot-suzukicompany.com
・締切 11月30日(土)<必着>
・審査の上、12月10日(火)までに参加の可否をご連絡します。
9.その他
今回の受講者の中で希望者は、2014年2月上旬に利賀で行う「鈴木教室・第2弾」(4泊5日を予定)に参加することができます。
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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ワンツーワークス『ドキュメンタリーシアター「息をひそめて―シリア革命の真実―」』11/11-17赤坂RED/THEATER
「シリアからの難民が200万人を超えた」「サリンが使われた(らしい)」というニュースはインターネットで流れてくるごとに胸を痛めつつ追ってはいたのですが、正直なところ、“報道”というものに対する疑念がないわけではなく、何が本当なのかわからないと思っていました。
このドキュメンタリー演劇に、事実を教えてもらえたように思います。「内戦じゃなくて大虐殺が起こっているんだ」というセリフ(=実在の人物の発言)がありました。他にも数々の証言が…。
無料で配布されるパンフレットに、シリアの現状を詳しく解説する年表や地図などの資料が載っています。上演時間は約2時間。※10歳未満の児童の入場不可。
初日は目算で6割ぐらいの入りでしょうか。満席になりますように。明日11/12(火)19時の回には、シリア取材をされた演出家ゾウ・ラファティさんが登壇するポスト・パフォーマンス・トークがあります。
⇒英語の紹介記事「Zoe Lafferty Presents:The Fear of Breathing Stories from the Syrian Revolution, 11/11」
⇒CoRich舞台芸術!『息をひそめて―シリア革命の真実―』
≪あらすじ≫ 公式サイトより
混乱を極めるシリアに密かに入国し、インタビュー取材にあたったのは、「BBC」(英国放送協会)のポール・ウッド、イギリスの新聞社「デイリー・テレグラフ」のルース・シャーロック、そして演出家のゾウ・ラファティ。
窒息しそうな圧政と恐怖の環境に身を置きながら取材に応じたのは、「打倒! アサド政権」を掲げて「自由シリア軍」をつくるため政府軍を脱走した兵士たち、首都・ダマスカスのホテルのオーナー、拷問を受けた経験を持つ学生活動家、ラジオのDJを務める女性活動家、反政府軍のメディアコーディネーター、ある母親、ある写真家……。
その数々の証言から、既に死者10万人とも言われる、シリアの現状が鮮明に浮かび上がる。 2012年7月、ロンドンで初演。またたく間に反響を巻き起こした真実の物語。 いよいよ日本上陸。本邦初演。
≪ここまで≫
英国BBCのポール・ウッドさん、英国の新聞社「デイリー・テレグラフ」のルース・シャーロックさん、演出家のゾラ・ラファティさんの3人が、約半年の間に数回シリアに密入国し、現地の運動家やホテルのオーナーなどに継続してインタビューしてきた記録だそうです。冒頭のセリフはこちら。
「この芝居はシリアでの取材に基づいている。話されていることはすべて事実で、登場人物は全員実在している。台詞は一言一句、彼らの話した言葉通りである。身元が特定されないように名前は変更してある。」
カメラとジャーナリストに向かって話す場面と、リアルな回想シーンからなるお芝居で、現地の映像も流れます。見て、聞いているだけでつらいですが、シリアで起きていることを知る方法として、この観劇体験はいいものだと私は思います。
新聞や本を読んだり、テレビやネット上の動画を見たり、(日本には)色んな情報収集方法があります。演劇では、目の前で怒り、泣き、苦しむ人を見て、感じ取ることができます。俳優がその心身を使って、懸命に、実在する人物の思いを伝えてくれるから。
2012年7月ロンドン初演、そして2013年11月のこの公演で日本初演となりました。ますます泥沼化してるなんて。
ここからネタバレします。セリフは正確ではありません。
写真家(松田洋治)「これまで見て来た戦場とは全然違う。全く容赦がない。誰でも無差別に殺している。政府は殲滅しようとしている。」
会計士(川辺邦弘)「私が住んでいた家の隣のマンションが爆撃で全壊しました。住人がいるのに、そのまま。私はがれきの中から人を引っ張り出しました(でも上半身がなかったり、足や腕だけだったり)。子供数十人を含む120人の人を埋葬しました。」
ダマスクス大学の青年クワタバ(形桐レイメイ)は収容所で拷問され、解放されてもまたすぐにつかまって、今度は恩赦で解放されて、でもまた追われて…とうとうシリアを脱出します。
クワタバ「僕は自由シリア軍に入隊する。トルコに養成施設がある。武器を密輸するんだ。学生のころが懐かしい…(一瞬涙ぐむ。でも彼は軍人になる決意をして歩みだす)。」
"The Fear of Breathing Stories from the Syrian Revolution"
出演:萩原流行、奥村洋治、松田洋治、川辺邦弘、関谷美香子、越智哲也、日暮一成、赤城海斗、形桐レイメイ
脚本:ゾウ・ラファティ 取材:ルース・シャーロック ポール・ウッド ゾラ・ラファティ [翻訳]霜康司 演出:古城十忍 美術=礒田ヒロシ 照明=磯野眞也 音響=黒澤靖博 舞台監督=浜辺心大朗 衣裳=高木渚 イラスト=古川タク デザイン=西英一 スチール=富岡甲之 票券=ぷれいす 協力=タクンボックス/Gプロダクション/アイズ/オーケープロダクション/アクトレインクラブ/文学座/オフィスクロキ/一二の会/「エンジェル」の皆様 制作=藤川けい子 製作=(株)オフィス ワン・ツー
The original interviewers: Zoe Lafferty, Paul Wood, Ruth Sherlock
The original editor & director: Zoe Lafferty
The original producer: Chris Foxon
The original producing house: the Finborough Theatre, London
Artistic Director(First performed at the Finborough Theatre): Neil McPherson
【発売日】2013/09/18 全席指定 前売4,000円 当日4,500円 U25(25歳以下) 2,500円 ワンツーチケット(2回観劇チケット) 6,500円
※「U25」は「ぷれいす」のみでの取り扱い。要証明。
※「ワンツーチケット」は本公演を2回観たい方のためのチケットです。同じ回の2枚予約ではありません。「ぷれいす」のみでの取り扱い。
※受付開始および当日券販売開始は開演の1時間前、開場は30分前です。
※10歳未満の児童はご入場いただけません。
http://www.onetwo-works.jp/nextstage_syria.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
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