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しのぶの演劇レビュー
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2009年11月11日

【情報】Studio Life「萩尾望都×倉田淳 記念対談」に抽選で30名様をご招待※11/20郵送必着

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案内

 漫画家の萩尾望都さんの作品を舞台化してきた劇団Studio Lifeが、25周年記念公演第1弾として、2010年2月に『トーマの心臓』『訪問者』連鎖公演を行います(関連レビュー⇒)。

 11/27(金)の公演製作発表会にて行われる、萩尾望都さんとStudio Lifeの演出家である倉田淳さんとの記念対談に、抽選で30名様を招待してくださるそうです。
 ご興味のある方は下記情報をお読みになり、官製はがきにてご応募ください。※萩尾さんが登壇された制作発表⇒

 ◎Studio Life「萩尾望都作品連鎖公演『トーマの心臓』『訪問者』」公演製作発表会
  萩尾望都「デビュー40周年記念 萩尾望都原画展」製作発表会
  日時:2009年11 月27 日(金)13:00~(12:30受付開始)
  場所:早稲田奉仕園スコットホール

 【受付要項】 ※劇団からいただいた情報です。
 官製はがきにて住所・氏名・年齢・電話番号を明記して頂き、
 「スタジオライフ トークショー係」まで郵送してください。11月20日(金)必着です。
  [送り先]
  〒165-0026 東京都中野区新井1-38-10 サンフジビル1F Studio Life
   スタジオライフ トークショー係
  ※抽選(はがき一枚につき一名様)で「萩尾望都×倉田淳 記念対談」に30名様をご招待させて頂きます。
  ※応募締め切り後、抽選をもって当選者を決定致します。
  ※当選のお知らせはご案内のはがきをもって代えさせて頂きます。
  ※抽選方法や当選についてのお問い合わせは受け付けておりません。

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 23:56 | TrackBack

【つぶやき】toi『四本の色鉛筆があれば』DVDをこまばアゴラ劇場で購入(1500円也)

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『四本の・・・』DVD

 『チャイニーズスープ』が上演中のこまばアゴラ劇場ロビーで、柴幸男さんが作・演出されたtoi『四本の色鉛筆があれば』のDVD(1500円)をゲット♪ 戯曲本も販売されてました。

 柴さんのユニットままごとの2010年3月(予定)公演・出演者募集オーディションは11/18〆切(メールor郵送)です。

 □□□(クチロロ)のPV↓で『わが星』(作・演出:柴幸男)の浮遊感覚がよみがえります~。

 5th ALBUM「everyday is a symphony」は12月2日(水)発売。

タイトル未定
タイトル未定
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Posted by shinobu at 22:27 | TrackBack

元祖演劇乃素いき座田+龍昇企画『チャイニーズスープ』11/10-15こまばアゴラ劇場

 平田オリザさんが27歳の頃に書かれた男2人芝居を、約20年経った今、27歳の柴幸男さんが演出されます。出演者は初演と同じ土井通肇さんと龍昇さん。

 冷戦が終わり失業した東西のスパイ(初演)の20年後を描いた作品で、こうなるとほとんど新作なのではないかしら。上演時間は約1時間。

 ⇒公演直前 緊急企画「チャイニーズスープのレシピ
 ⇒インタビュー「柴幸男が考えるスープ
 ⇒CoRich舞台芸術!『チャイニーズスープ

 ≪作品紹介・あらすじ≫ 劇場サイトより
 「チャイニーズスープ」は、1990年6月に平田オリザが青年団以外に書いた初めての戯曲ですが、その後再演されることなく、「幻の作品」となっていました。今回、平田オリザがあらたに書き直し、初演時の俳優で19年ぶりに、柴幸男の演出で上演します。 ベルリンの壁崩壊し冷戦が終わってで失業した東西のスパイ(初演)が、20年後イスタンブールで再会。老後を迎えたふたりのスパイには現在の〈世界〉はどう映っているのか・・。
 ≪ここまで≫

 舞台中央に木製の2階建てデッキ(のような高い台)があり、そこにテーブルクロスがかかった小さなテーブルとイスが2脚。渋い老紳士が座っています。リゾートの休憩所みたい。舞台面側には白い砂が敷かれていて、なぜか野菜や調理器具が転がって(埋まって)います。舞台額縁と2人の後方にある世界地図の額縁が対になってるのが面白いです。

 東西冷戦かー・・・ベルリンの壁が壊れた時、私は10代の学生でした。歴史の教科書で何度も詳しく習って、試験のために覚えさせられたことが、ガラリと変わってしまったんだなぁと、ちょっと肩すかしをくらったような気持ちだったように記憶しています。もちろん世界は変わるという実感が得られたおかげで、視野が広がったのもありました。
 そして、今。なんて、世界は変わったんだろう。そして、なんて変わってないんだろう。 

 そんな風に頭の中で自分の経験と照らし合わせながら、2人の役者さん(土井さんは70代で、龍さんは50代)を眺めていました。けっこう激しく言い合ったりするんだけど、のんびりしてるし、おどけたような素振りがとっても可愛いです。
 ただ、セリフが予定通り(演出通り)にやりとりされているのかどうかが曖昧に感じた時は、失敗したのかな~とか、セリフを忘れたのかな~とか、余計な想像が働いてしまって集中できませんでした。

 ここからネタバレします。

 前説に演出の柴さんが登場して、このお芝居の成り立ちについて説明してから開幕。わかりやすいし、20年の年月を実体(役者さん2人と柴さんの体)とともに感じ取ることができて楽しいです。

 東側・共産主義国のスパイが土井通肇さんで、西側・自由主義国のスパイが龍昇さん。年金の心配をするのが面白いですね。過去の女性経験の裏話が明かされるのはスパイならでは。

 2人は頑丈そうなテーブルで野菜を切り、大きな鍋を火にかけて、スープを作りながら会話をします。人参、じゃがいも、たまねぎ等はちゃんと刻んで入れていたのですが、しまいには皮も包丁もまな板も、フライパンまで鍋の中に入れてしまいます。ぐちゃぐちゃだよ。何でもかんでもごちゃ混ぜだよ。あー平成(平たく成る)だし、21世紀だな~なんて考えました。

オリジナルキャストによる19年ぶりの再演
出演:土井通肇(元祖演劇乃素いき座) 龍昇(龍昇企画)
脚本:平田オリザ 演出:柴幸男 照明:岩城保 美術:濱崎賢二 舞台監督:小田史一 宣伝美術:吉村麻衣子 記録:金子由郎 web製作:佐藤誠 照明操作:松田弘子 製作運営:宮永琢生(ZnQnZ) プロデュース:小口宏 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 企画制作:元祖演劇乃素いき座+龍昇企画/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 技術協力:鈴木健介(アゴラ企画) 制作協力:林有布子(アゴラ企画) 芸術監督:平田オリザ
【発売日】2009/10/01 日時指定・全席自由 前売り・予約:3,000円 当日:3,200円 前売り・当日共 学生:2,000円(要学生証提示)
http://www.chinesesoup.info/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 21:51 | TrackBack

【書籍】「小劇場ワンダーランド」(ぴあ)

 ぴあからムック本が発売されました。amazonの紹介文によると「新しいクリエイターが続々と登場、熱い注目を集める小劇場。この魅惑のワンダーランドを、映画監督・本広克行ら演劇の目利きがご案内!」とのことです。

 本屋さんで手に取ってみてから買おうかしらん。1,890円也。

小劇場ワンダーランド

ぴあ
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Posted by shinobu at 15:44 | TrackBack