2009年05月01日
世田谷パブリックシアター『日本語を読む2 Aプログラム「ふたりの女」』05/01-04シアタートラム
近現代の日本の戯曲を、ドラマ・リーディング形式で上演するシリーズの第2弾。世田谷パブリックシアターのプロデュースならではの贅沢なキャスティングで、若手演出家が起用されているのも魅力です。
今年はゴールデンウィーク中の開催で計3作品。唐十郎さんの戯曲『ふたりの女』を冨士山アネットの長谷川寧さんが演出されるAプログラムを拝見しました。
躍動感があって、ちょっと怖くて、楽しかった~。上演時間は約1時間・・・だったと思います。前売り・当日ともにチケット代は1000円です。これはお買い得!他の2本も観たくなりました。フラッと三軒茶屋へどうぞ~。
⇒CoRich舞台芸術!『日本語を読む2 Aプログラム「ふたりの女」』
≪あらすじ≫
精神病院の女性患者・六条が医師・光一に、ある鍵を預ける。光一には妊娠中の妻・葵がいるのだが、退院した六条が近づいてきて・・・。
≪ここまで≫
役者さんはイスを使って大きく動き、シーンごとに景色も変わります。音響も効果的で気持ちが盛り上がりました。
タイトルの通り、六条と葵という2人の女(両役とも久世星佳)と光一という男(田中壮太郎)が登場します。三島由紀夫の近代能楽集が題材になっているのかしら。唐十郎さんの言葉は熱くて刺激的。意外な単語が次々と出てきて引き込まれます。気温や湿度、匂いも想像できるのがすごい。
※「近代能楽集」でなくとも「源氏物語」でいいんですね(※以降は2009/05/03に加筆)。
終演後のトークで、稽古は3回のみとおっしゃっていました。役者さんって素晴らしいねって思います。これぐらい出来て、プロなんでしょうね。
ここからネタバレします。
蟻の穴。砂の中。髪油の匂い。らん間から飛び降りる葵。
走る。イスを倒す。譜面台が車のハンドルになる。
ト書きを読む役者さん(石川正義)が電話になったのが可笑しかった。
蟻地獄の砂の中に吸い込まれていくのと、絶命必至のカーレースの疾走感がマッチしました。最後の爆音の後、役者が全員いなかったのも良かったです。
≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫ メモしたことの覚書程度です。
出演:長谷川寧 楫屋一之(世田谷パブリックシアター)
楫屋「『ふたりの女』は唐十郎さんが1979年に、第七病棟のために書き下ろした戯曲で、唐さんご自身も気に入ってらっしゃる作品です。」
長谷川「朗読とはいえ、熱量を落とさないことを大事にした。朗読劇は目を閉じて耳をすますだけでも味わえるタイプの作品があるが、そうはしたくなかった。身体をつかって大きく伝えようとした。」
長谷川「役者さんには体を意識するように伝えた。言葉を発しているのは体(体を使って出てくるのが、言葉)。セリフも動きも空気の振動だと思っています。声はもちろん、体は空気を切り裂いて動く。お客さんとつながっているのは空気だけだから。」
ドラマ・リーディング形式による上演
出演:久世星佳/田中壮太郎/麻生絵里子/石川正義/谷川昭一朗/山中崇/吉見一豊
【脚本】唐十郎 【演出】長谷川寧(冨士山アネット) 【舞台監督】田中直明【照明プラン】三谷恵子【照明】大屋惠一、丸野知美【音響プラン】小笠原康雅【音響】遠藤瑶子、竹下亮【プロダクションマネージャー】福田純平【技術監督】熊谷明人【道具製作】SePT舞台美術部 水森利明【衣裳】SePT舞台衣裳部 三茶小町【小道具】高津装飾美術【法務アドバイザー】福井健策【営業】鶴岡智恵子、吉兼恵利【広報】宮村恵子、和久井彩【制作進行】大迫久美子【制作助手】上杉晴香【制作】楫屋一之、穂坂知恵子、矢作勝義、大下玲美【主催】財団法人せたがや文化財団【企画制作】世田谷パブリックシアター【後援】世田谷区
全席自由 前売・当日1,000円 TSSS500円(要事前登録、オンラインにて前売のみ) 高校生以下500円(劇場チケットセンターのみ・要年齢確認) 未就学児童はご入場いただけません。
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2009/05/_2.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 60 2009.5.1 1,369部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎今年のゴールデン・ウィークは長い目ですね。観劇予定は立てられましたか?
今月は「CoRich舞台芸術まつり!2009春」参加作品を6本鑑賞予定。
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め10本+α】
◎No.1→新国立劇場演劇『夏の夜の夢』
05/29-06/14新国立劇場 中劇場
≪東京、富山≫
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000068_play.html
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→キレなかった14才・りたーんず『すご、くない』
04/18-05/06こまばアゴラ劇場 ★ただいま上演中!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0426144014.html
◆3【お薦め芝居の前売情報 ミュージカル『UMOJA(ウモジャ)』 】
◎大迫力のサウスアフリカン・ミュージカルが再来日!
http://eplus.jp/umoja/
作品紹介文を書かせていただきました。
◆4【「CoRich舞台芸術まつり!2009春」ただいま開催中! 】
◎4月に続き、5月は6団体が公演中です!
http://stage.corich.jp/festival2009/result.php
◆5【編集後記】
◎5/2(土)にポスト・パフォーマス・トークに出演いたします。
◎NHK総合でハイバイ、快快、ろりえのドラマが放送されるらしい!
◆6【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】
◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪
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◆1 【今月のお薦め10本+α】
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▽★印がいちおし公演です(3本)。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/冠名・『題名』・日程・会場・価格・URL
▽座種の記述がない公演は全席指定。
★1.こまつ座/ホリプロ『きらめく星座 ~昭和オデオン堂物語~』
05/06-24天王洲 銀河劇場
☆出演:愛華みれ 阿部力 前田亜季 久保酎吉 八十田勇一 後藤浩明
相島一之 木場勝己 ほか
脚本:井上ひさし 演出:栗山民也
S席:7,350円 A席:6,300円 学生席:4,200円
http://www.gingeki.jp/performance/index.php?date=200905#91
http://www.komatsuza.co.jp/contents/performance/index.html
幾度も再演を重ねるこまつ座の代表作のひとつ。
演出に栗山民也さんを迎えた、豪華キャスト公演。
板垣恭一さん演出版(2006年)のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0917005355.html
2.Bunkamura『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』
05/06-30 Bunkamuraシアターコクーン
☆出演:鳳蘭 三田和代 真琴つばさ 中川安奈 毬谷友子 石井愃一
磯部勉 山本龍二 横田栄司 ウエンツ瑛士 古谷一行 他
脚本:清水邦夫 演出:蜷川幸雄
S席10,000円 A席8,500円 B席7,000円 コクーンシート5,500円
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_juliet.html
1982年に初演された清水邦夫さんの戯曲を、蜷川幸雄さんが再び演出。
元宝塚の女優さんら豪華キャストが勢ぞろい。ショーも華やかそう!
3.バンダラコンチャ ソロアルバム『相思双愛』
05/09-16紀伊國屋ホール
≪東京、兵庫、山形、鹿児島、山口、愛知、大阪、茨城≫
☆出演:坂井真紀、辺見えみり、近藤芳正、榎木孝明
原作:横光利一「春は馬車に乗って」/重松清「四十回のまばたき」
脚本:倉持裕(ペンギンプルペイルバイルズ)、前川知大(イキウメ)
演出:近藤芳正、桑原裕子(KAKUTA) 音楽:アルケミスト&花れん
A席4,800円 S席6,500円 ※未就学児童の入場不可。
http://www.dandanbueno.com/
若手注目の作・演出家を起用した、近藤芳正さんのプロデュース公演。
4.シス・カンパニー『楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき』
05/10-06/14シアタートラム
☆出演:小泉今日子 蒼井優 村岡希美 渡辺えり
脚本:清水邦夫 演出:生瀬勝久
7,000円
http://www.siscompany.com/03produce/23gakuya/
清水邦夫さんの『楽屋』は頻繁に上演される人気戯曲です。
人気女優がそろった4人芝居を演出するのは、生瀬勝久さん。
★5.アトリエ・ダンカン『鴨川ホルモー』
05/15-06/07吉祥寺シアター
≪東京、大阪、京都、愛知≫
☆出演:石田卓也 芦名星 中川真吾 楠木ふみ 他
原作:万城目学(「鴨川ホルモー」産業編集センター刊)
脚本・演出:鄭義信
6,000円 ※未就学児童は入場不可の場合あり
http://www.duncan.co.jp/web/stage/horumo/
2007年本屋大賞6位・第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞小説の舞台化。
作・演出は『焼肉ドラゴン』で数々の賞を受賞した鄭義信さんです。
映画もただいま上映中⇒ http://www.horumo.jp/
『夜は短し歩けよ乙女』レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0403225239.html
6.新国立劇場演劇『タトゥー』
05/15-3新国立劇場小劇場
☆出演:吹越満 柴本幸 鈴木浩介 内田慈 広岡由里子
脚本:デーア・ローアー 演出:岡田利規
A席:4,200円 B席:3,150円 Z席:1,500円
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000066_play.html
海外現代戯曲を日本の若手演出家の手にゆだねる、新国立劇場の企画第3弾。
ドイツの劇作家デーア・ローアーさんの戯曲を、
チェルフィッチュの岡田利規さんが演出されます。
終演後のトークや無料リーディング企画↓は期待大!
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000180_play.html
4月はFRIDAY PUBも開店していました↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0418230448.html
Vol.2『シュート・ザ・クロウ』のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0411205917.html
リーディング公演『最後の炎』のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0416125035.html
※『最後の炎』はローアーさんの戯曲です。すごく面白かった!
7.演劇集団円『初夜と蓮根』
05/14-27ステージ円
☆出演:金田明夫 石田登星 山口太郎 岩崎正寛 佐藤銀平
磯西真喜 細越みちこ 吉田久美
脚本:土田英生 演出:内藤裕子
一般5,000円 ペアチケット9,000円
円⇔青年座往復切符:『その受話器はロバの耳』のチケット又は
その半券持参で、一般券が500円割引きに。劇団扱いのみ要予約。
http://www.en21.co.jp/shyoyatorenkon.html
MONOの土田英生さんが演劇集団円に新作を提供。
内藤裕子さんは円に所属する演出家です。
8.劇団青年座『その受話器はロバの耳』
05/23-31本多劇場
☆出演:綱島郷太郎 五十嵐明 椿真由美 他
脚本:土田英生 演出:須藤黄英
一般 4,500円 ネット予約4,300円 学生券(当日清算のみ)3,500円
ゴールデンシート(65歳以上)4,000円
プレビュー・マンデー割引3,000円
円⇔青年座往復切符:『初夜と蓮根』のチケット又は
その半券持参で、一般券が500円割引きに。劇団扱いのみ要予約。
http://www.seinenza.com/performance/public/196.html
MONOの土田英生さんが劇団青年座に新作を提供。
土田さん作『悔しい女』↓の韓国公演も好評だったようですね。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0624214438.html
9.フジテレビジョン/サードステージ『僕たちの好きだった革命』
05/19-31東京芸術劇場 中ホール
≪東京、北海道数ヶ所、石巻、福島、岩手2箇所、名古屋、
大阪、山口、広島、兵庫2ヶ所≫
☆出演:中村雅俊、片瀬那奈、塩谷瞬、森田彩華、GAKU-MC、大高洋夫、
田島令子、安原義人、藤井びん、田鍋謙一郎、澤田育子、武藤晃子、他
企画・原案:堤幸彦 企画・原作・脚本・演出:鴻上尚史
S席7500円 ジーンズシート4000円
http://www.kakumei2009.com/
1969年と1999年の学園紛争がつながる、2007年上演作の再演。
中村雅俊さんを主演に迎えた、堤幸彦さんと鴻上尚史さんの合作(?)。
私は初演を観ていないので、今度こそ。
★10.新国立劇場演劇『夏の夜の夢』
05/29-06/14新国立劇場 中劇場
≪東京、富山≫
☆出演:村井国夫 麻実れい チョウソンハ 細見大輔 石母田史朗
小山萌子 宮菜穂子 青山達三 大島宇三郎 吉村直 大滝寛
小嶋尚樹 酒向芳 水野栄治 神田沙也加 JuNGLE 倉田亜味
清家悠圭 森川次朗 浅井信好 柴一平 西田健二
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子 演出:ジョン・ケアード
S席:6,300円 A席:5,250円 B席:3,150円 Z席:1,500円
※6月3日(水)、11日(木)は学生団体が入ります。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000068_play.html
初演がとても好評だった、本当の夢のような『夏の夜の夢』です。
●お薦めポイント●
メルマガ4月号のお薦め前売り情報でもご紹介しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0401114513.html
メインキャストも初演と同じですし、安心してお薦めできます。
ご家族、恋人、お友達と一緒にどうぞ♪
お子様は小学校高学年以上なら大丈夫じゃないかしら。
初演(2007年)のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0605140622.html
≪ミュージカル≫
○劇団四季『春のめざめ』
05/02-08/30自由劇場
☆作曲:ダンカン・シーク 台本・歌詞:スティーヴン・セイター
原作:フランク・ヴェデキント 演出:マイケル・メイヤー
S席9,000円 A席7,000円 B席6,000円(B席・学生料金3,000円)
ステージシート7,000円 劇団会員割引などあり。
http://www.shiki.gr.jp/applause/springawakening/
劇団四季の新作ブロードウェイ・ミュージカルです。
トニー賞を多部門受賞していますし、原作戯曲が好きなので期待。
○東宝『ミュージカル「シラノ」』
05/05-28日生劇場
☆出演:鹿賀丈史 朝海ひかる 浦井健治(Wキャスト) 中河内雅貴(Wキャスト)
戸井勝海 光枝明彦 鈴木綜馬 他
作曲:F・ワイルドホーン 脚本:L・ブリカッス 演出:山田和也
S席12,600円 A席7,350円 B席 4,200円
http://www.tohostage.com/cyrano/
ブロードウェイに先駆けて、スペインと日本で上演されるようです。
『シラノ・ド・ベルジュラック』が大好きなのでぜひ観たい。
○流山児★事務所『ユーリンタウン THE MUSICAL』
05/29-06/28座・高円寺1
☆出演:千葉哲也 曾我泰久 伊藤弘子 関谷春子 遠山悠介
栗原茂 石橋祐 坂井香奈美 植野葉子 有希九美 他
脚本・詞:グレッグ・コティス 音楽・詞:マーク・ホルマン
翻訳:吉原豊司 台本:坂手洋二 演出:流山児祥
前売4500円 学生割引3000円 劇団会員割引あり
http://www.ryuzanji.com
新しくできた公立劇場で、低価格のミュージカルを上演。
名作ブロードウェイ・ミュージカルがどう変わるのか楽しみ。
★★★――――――――――――――――――――――――――――――
前売3000円台以下の気になる作品を4本ご紹介します。
――――――――――――――――――――――――――――――★★★
【1】渡辺源四郎商店『3月27日のミニラ』
05/02-06ザ・スズナリ
≪青森、東京、秋田≫
☆脚本・演出:畑澤聖悟
一般前売3,000円 学生前売2,000円 一般当日3,300円 学生当日2,300円
※5/4~5/5の夜はラジオドラマ・リーディングを上演。
『シュウさんと修ちゃんと風の列車/県立戦隊アオモレンジャー全国放送版』
予約:一般1,200円/学生700円 当日:一般1,500円/学生1,000円
『3月27日のミニラ』とのセット券:一般4,000円/学生2,500円
http://xbb.jp/wgs/
渡辺源四郎商店は青森を拠点に活動する劇団です。
外部でもひっぱりだこの座付き作・演出家、畑澤聖悟さんの新作。
【2】イキウメ『関数ドミノ』
05/08-24赤坂RED/THEATER
☆脚本・演出:前川知大
前売3,500円 当日3,800円
http://www.ikiume.jp/
人気劇団イキウメの2005年初演作の再演。
作・演出の前川知大さんは、7月にシアタートラム、
8月にパルコ劇場に登場する大注目の若手です。
※本日夜に『イキウメ短篇集(全4話)』がNHKで放送されます!
5/1(金)22:30~ @NHK教育テレビ「芸術劇場」
http://www.nhk.or.jp/art/current/drama.html#drama0501
『図書館的人生』Vol.1、Vol.2のレビュー
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0316143709.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1116232852.html
【3】サンプル『通過』
05/15-24三鷹市芸術文化センター星のホール
☆脚本・演出:松井周
前売一般3,000円 当日一般3,300円 高校生以下1,000円
http://www.samplenet.org/
サンプルの座付き作・演出家である松井周さんの、処女戯曲の再演。
松井さんのお芝居には、鮮烈な風刺と洗練されたエロスがあります。
【4】冨士山アネット『Romeo.』
05/22-24川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
≪シンガポール、神奈川≫
☆脚本・演出・振付・出演:長谷川寧
一般2,500円 学生2300円 団体券6900円(3名様・要予約) 当日2700円
http://fannette.net/
“演劇的ダンス”ならぬ、“ダンス的演劇”を標榜する、
冨士山アネットのシンガポールからの凱旋公演です。
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◆2 【先月のベスト3】
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1.キレなかった14才・りたーんず『すご、くない』
04/18-05/06こまばアゴラ劇場
☆振付・構成・演出をされた白神ももこさんの、作品全体の演出力に
感服しました。メルマガ号外↓を発行!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0426144014.html
残すは5/3(日・祝)16:00と、5/6(水・祝)12:00の2ステージのみ。
2.ナイロン100℃『神様とその他の変種』
04/17-05/17本多劇場
≪東京、愛知、大阪、広島、福岡≫
昨年12月にメルマガ号外↓を出したばかりなのですが、またもや
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1216150826.html
ケラさんの新作にいい意味で打ちのめされました。東京公演は5/17まで!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0427233928.html
3.Bunkamura/TBS『音楽劇 三文オペラ』
04/05-29シアターコクーン
歌と音楽を楽しむ余裕がない『三文オペラ』なんて初めて。
むき出しの切実さは、現代日本の貧困と重なりました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0406010001.html
4月は『シュート・ザ・クロウ』のFRIDAY PUBが楽しかった!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0418230448.html
観客以外にも広く開いていく、新国立劇場の新しい試みに期待します。
◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2009年4月(観劇数27作品)は『すご、くない』で発行!
※観劇数は28作品でした。計算間違いしました。すみません(2009/05/01加筆)。
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◆3 【お薦め芝居の前売情報 ミュージカル『UMOJA(ウモジャ)』】
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◎今年9月に赤坂ACTシアターで上演されるミュージカル
『UMOJA(ウモジャ)』の作品紹介文を書かせていただきました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0426182918.html
文章はこちらでご覧いただけます↓
http://eplus.jp/sys/web/s/umoja/whats.html
●TBS/朝日新聞社/光藍社/イープラス主催
『「UMOJA~THE SPIRIT OF TOGETHERNESS~」』
09/19-23赤坂ACTシアター
http://eplus.jp/umoja/
※上演時間:約150分 ※字幕解説付き
『UMOJA』は約10年前に南アフリカで生まれたミュージカルです。
2004年の来日公演で初めて拝見し、メルマガ号外↓を発行しました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/1023020150.html
興奮しすぎ(笑)のレビューはこちら↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/1022022256.html
チケットは全席一律9,500円ですので、お早めのご予約をお勧めします。
全身をシビれさせてくれる歌と踊りを、良い席で浴びてください♪
【チケット情報】
・一般発売日:2009年5月29日(土)
・全席指定9,500円 ペアチケット19,000円
※6/12(金)18:00までにペアチケットご購入の方には、
公演オリジナルワイン(南アフリカ産)をプレゼント!
※未就学児の入場不可。
・チケット取扱 ※先行予約が始まっています
ACTオンラインチケット:http://www.tbs-act.com/ticket.html
イープラス:http://eplus.jp/
光藍社:http://www.koransha.com/
電子チケットぴあ:http://t.pia.co.jp/
ローソンチケット:http://l-tike.com/
楽天チケット:http://ticket.rakuten.co.jp/
・お問い合わせ
光藍社 電話03-3943-9990
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◆4 【「CoRich舞台芸術まつり!2009春」ただいま開催中!】
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◎日本全国対象のインターネット上の舞台芸術フェスティバル
「CoRich舞台芸術まつり!2009春」の審査員をさせて頂いております。
http://stage.corich.jp/festival2009/
グランプリ受賞団体には次回公演資金として100万円が支援されます。
ただいま、65作品の中から選ばれた10作品を審査中!
http://stage.corich.jp/festival2009/result.php
※下記はこれから上演される作品です(初日の早い順)。
【5月】
■DULL-COLORED POP『ショート7』※4月から上演中
04/29-05/06 pit北/区域
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=7598
■FUKAIPRODUCE羽衣『朝霞と夕霞と夜のおやすみ』
05/09-20こまばアゴラ劇場
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9135
■北京蝶々『愛のルーシー』
05/20-26 OFF OFFシアター
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=8546
■studio salt『天気のいい日はボラを釣る』
05/20-24王子小劇場
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9632
■犬と串『CASSIS』
05/21-27早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9398
■劇団ぎゃ。『玉ノ井家のエンゲル係数』
05/23-24 ColaboCafe
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=12241
【6月】
■時間堂『花のゆりかご、星の雨』
06/02-14ギャラリーLE DECO
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=8844
7月中旬にグランプリを発表します。
よかったら対象作品をご覧になって感想をクチコミしてくださいね!
CoRich舞台芸術!:http://stage.corich.jp/
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◆5 【編集後記】
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◎ポスト・パフォーマス・トークに出演いたします。
ロロ『家族のこと、その他のたくさんのこと』
05/02-03王子小劇場
☆脚本・演出:三浦直之
前売り・当日ともに2300円(全席自由席)
http://llo88oll.web.fc2.com/lonext.html
5/2(土)14:00の回 終演後のトーク
出演:ロロ主宰・三浦直之、玉山悟(王子小劇場代表)、
高野しのぶ(しのぶの演劇レビュー)
◎毎月1日に発行する本メルマガが、第60号を迎えました。
登録してくださってる皆様、ありがとうございます♪
号外を合わせると99本。おお、次で100号ですね~。
できれば号外で、記念すべき回を迎えたいものです。
◎NHK総合で、小劇場劇団の人たちが作ったドラマが放送されるらしい!
ドラマ「渋谷JK(しぶやジェーケー)」
5月30日(土)午前0:10~0:40(5/29金曜深夜)
原案・脚本・出演:ハイバイ、快快、ろりえ
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2009年4月は下記の5作品を拝見しました。
・「きみの友だち」←引きで撮った絵がわざとらしく感じてしまった…。
http://www.bitters.co.jp/kimitomo/
・「ブタがいた教室」←子供の演技(?)に目を奪われる。
http://www.butaita.jp/
・「トウキョウソナタ」←最後ボロ泣き。ブラボー。
http://tokyosonata.com/
・「GSワンダーランド」←人は熱しやすく冷めやすい、でも愛らしい。
http://www.gs-w.jp/
・「Happyダーツ」←孤独な戦いを経て自立する、意外に地に足の着いた映画。
http://www.happy-darts.jp/
邦画といえば、友人の勧めで見た「愛のむきだし」は最高でした!
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0423170034.html
◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
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◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
感想も書き込めますよ♪
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◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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◆6 【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】
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