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2015年08月01日

メルマガ 2015年08月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2015年8月のお薦め舞台8本+αをご紹介します。

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 130    2015.08.01  2,235部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎暑い…暑いです、東京…。とうとう軽度の熱中症をやってしまいました…。
  水分・塩分補給はもちろん、積極的に涼むことも必要ですね。
  冷房苦手な私ですが、好き嫌いは言ってられません…。

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください!

 ◎facebookページ↓でブログ更新を報告しています。
   http://www.facebook.com/shinobureview
   よかったら「いいね!」をクリックしてくださいね♪


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め8本+α】
   
   ◎No.1→シス・カンパニー『RED(レッド)』
       08/21-10/04新国立劇場小劇場
       http://www.siscompany.com/red/

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→サインアートプロジェクト.アジアン『残夏-1945-(ざんげ)』
       07/09-12座・高円寺2
       ≪東京、広島、長崎≫
       http://www.sapazn.jp/zanka.html

 ◆3【ナショナル・シアター・ライヴが池袋で再上映されます!】

   シネ・リーブル池袋で3作品を2週間ずつ限定上映!
    http://www.ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/topics/detail/39831

 ◆4【編集後記】

   ◎この夏、初めて利賀の芸術公園でSCOTの作品を拝見します♪
   ◎「CoRich舞台芸術まつり!2016春」開催決定!

 ◆5【このメルマガについての注意事項(毎月ほぼ同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪


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 ◆1 【今月のお薦め8本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・税込価格・URL
 ▽氏名は敬称略で並びは順不同。座種の記述がない公演は全席指定。
 ※間違いがあるかもしれません。最新情報や詳細は公式サイトでご確認を。
 ※高額公演のお薦めが少なかったので10本から8本にしました。
  3000円台、2000円台、その他で多い目にご紹介しています。


1.中日劇場『南の島に雪が降る』
  08/06-09浅草公会堂
  したまち演劇祭in台東2015
  ≪東京、愛知、福岡、大阪≫
  ☆出演:柳家花緑、大和悠河、川﨑麻世、松村雄基、柄本時生、佐藤正宏、
      酒井敏也、冨家規政、佐々木勝彦、門戸竜二、室龍規、笠原浩夫、
      平田裕一郎、丸山厚人、西条美咲、松村泰一郎、加納明、三浦祐介、
      矢野竜司、稲宮誠、佐藤太三夫、遠山悠介、今江憲、漆崎敬介、
      石川泰彦、二神光、中井隼人、新城拓也
   原作:加東大介 脚本・演出:中島淳彦
   S席8,500円 A席7,000円 B席5,000円 ※未就学児の入場不可
    http://www.chunichi-theatre.com/minaminoshima/index.html
   『南の島に雪が降る』は第二次世界大戦末期にニューギニアに送られた、
   ある俳優の従軍経験手記です。映画化、テレビドラマ化もされています。
   昨年はベッド&メイキングスによる野外劇↓も話題になりました。
    http://www.bedandmakings.com/vol3/
   高校生劇評グランプリ優秀賞に入賞した同公演の劇評はこちら↓
    https://www.hs-theatrereview-gp.jp/result02/student02.html


2.劇団前進座『南の島に雪が降る』
  08/07-17三越劇場
  08/18武蔵野市民文化会館
  ≪滋賀、神戸、大阪、京都、広島、愛知、和歌山、高知、愛知、
   佐賀、熊本、東京2か所≫
  ☆出演:嵐芳三郎、中嶋宏太郎、忠村臣弥、沢田冬樹、上滝啓太郎、
      松浦海之介、本村祐樹、岸槌隆至、益城宏、早瀬栄之丞、
      新村宗二郎、山崎辰三郎、姉川新之輔、藤川矢之輔、松涛喜八郎
   原作:加東大介 脚本:瀬戸口郁 演出:西川信廣
   全席共通:6,800円 ユースチケット:3,000円
    http://www.zenshinza.com/stage_guide2/2015minaminoshima/index.html
   劇団前進座も、戦後70年特別企画で『南の島に雪が降る』を上演。
   原作者の加東大介さんは劇団前進座所属だったそうです。本家本元!
   中日劇場版は中島淳彦さんの脚本・演出で、こちらは瀬戸口郁さんの脚本、
   西川信廣さんの演出という文学座コンビ。同じ原作でも違ってきそう。


3.パルコ・プロデュース『ウーマン・イン・ブラック<黒い服の女>』
  08/07-30 PARCO劇場
  ≪東京、愛知、新潟、大阪≫
  ☆出演:岡田将生、勝村政信
   原作:スーザン・ヒル 脚色:スティーブン・マラトレット
   演出:ロビン・ハ-フォ-ド 翻訳:小田島恒志
   8,500円 U-25チケット=5,000円(観劇時25歳以下)
   ※未就学児の入場不可
    http://www.parco-play.com/web/program/wib2015/
   長年上演が重ねられている大人気ホラー作品。これ、マジで怖いです!
   岡田将生さんを観たい気持ちは多いにあるんですけど…、私、
   上川隆也さんと斎藤晴彦さん主演版で一度拝見して、怖すぎて(汗)、
   もう観ないと決心しております(笑)。ホラー大好きな方にオススメ!


★4.ホリプロ『ミュージカル「100万回生きたねこ」』
  08/15-30東京芸術劇場プレイハウス
  ≪東京、石川、大阪≫
  ☆出演:成河 深田恭子 近藤芳正 田口浩正 石井正則 銀粉蝶 藤木孝 
      江戸川萬時 加賀谷一肇 鈴木竜 川合ロン 皆川まゆむ 
      清家悠圭 鈴木美奈子 山口真美 西山友貴
   バンド:トウヤマタケオ 中村大史 権頭真由 BUN Imai
   原作:佐野洋子(「100万回生きたねこ」講談社刊)
   演出・振付・美術:インバル・ピント、アブシャロム・ポラック
   脚本:糸井幸之介、戌井昭人、中屋敷法仁(50音順)
   音楽:ロケット・マツ、阿部海太郎
   歌詞:友部正人 音楽監督:阿部海太郎
   S席 10,800円 サイドシート 8,500円
    http://hpot.jp/stage/100neko
   イスラエルのコンテンポラリーダンス・カンパニーのアーティストが
   演出・振付・美術を手掛け、有名童話が舞台化されました。初演の感想↓
    https://twitter.com/shinorev/status/292885917310537728
   深田恭子さんの初舞台が話題ですが、初演で森山未來さんが演じた役を
   オーディションで勝ち取った成河さんに、私は最も注目しています。
   「「100万回生きたねこ」主役・成河が12年間していたこと」↓
    http://dot.asahi.com/wa/2015072400074.html
   ※本来は≪ミュージカル≫の覧でご紹介すべき作品かもしれませんが、
    初演を観て音楽劇に近い気がしたので、演劇と一緒にご紹介します。


★5.シス・カンパニー『RED(レッド)』
  08/21-10/04新国立劇場小劇場
  ☆出演:小栗旬、田中哲司
   脚本:ジョン・ローガン 翻訳・演出:小川絵梨子
   S席:¥8000 バルコニーS席:¥7000 バルコニーA席:¥5000
   バルコニーB席:¥4000 小学生未満のお子様はご入場いただけません。
    http://www.siscompany.com/red/
   「小栗旬&田中哲司×小川絵梨子の顔合わせでトニー賞受賞作を日本初演 
    シス・カンパニー公演『RED』が8月より上演」↓
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/06/05.php

  ●お薦めポイント●

   2009年英国初演、米国でも上演されトニー賞を受賞した『RED』。
   米国の抽象画家マーク・ロスコを田中哲司さんが演じ、その助手を
   小栗旬さんが演じる二人芝居です。小川絵梨子さんが翻訳・演出されます。

   小川さんは今、最も注目され、期待される30代の演出家の1人です。
   受賞歴:読売演劇大賞優秀演出家賞(3度)&杉村春子賞、
   小田島雄志・翻訳戯曲賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、千田是也賞。

   米国アクターズスタジオ等での研修ついて、小川さんが語った記録↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0604231802.html
   私も参加した「小川絵梨子シーンスタディ」の記録↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0323153308.html

   小川さんは俳優の訓練も経験されています。演出作を観たり、稽古場等での
   お話を聴いたりするごとに、私が観たい種類のストレート・プレイを作って
   くれるのは小川さんではないかと感じています。俳優が物語を説明するために
   語るのではなく、ただそこに人間がいるから、自ずと物語が生まれるような。


6.パルコ・プロデュース『転校生』
  08/22-09/06 Zeppブルーシアター六本木
  ☆出演:逢沢凛、秋月三佳、芦那すみれ、生田輝、石山蓮華、石渡愛、
      伊藤優衣、伊藤沙莉、今泉玲奈、折舘早紀、川面千晶、堺小春、
      坂倉花奈、桜井美南、清水葉月、多賀麻美、永山香月、
      藤松祥子、南佳奈、森郁月、吉田圭織
   脚本:平田オリザ 演出:本広克行
   ¥6,000
    http://www.parco-play.com/web/program/tenkosei/
   平田オリザさんの約20年前の戯曲を映画監督の本広克行さんが演出。
   映画『幕が上がる』の舞台版↓の千秋楽からまだ3か月ですね。
    http://www.parco-play.com/web/program/makugaagaru/
   チラシには「今の自分が持てるすべての演出方法を使って」という
   本広さんの言葉があります。『幕が上がる』はいかにも演劇的な手法や
   高校演劇らしい手作り感が活かされていました。今回は何が飛び出すやら。
   出演するのはオーディション↓で1474人から選抜された若い女優21名。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0522132100.html
   個人的にはハイバイの川面千晶さん、イキウメやベッド&メイキングスに
   出演されている清水葉月さんが気になります。


7.森崎事務所・M&Oplays『虹とマーブル』
  08/22-09/06世田谷パブリックシアター
  ≪東京、島根、福岡、宮城、大阪、愛知、静岡≫
  ☆出演:小出恵介、黒島結菜、木村了、小林高鹿、ぼくもとさきこ、
      玉置孝匡、小松和重、ともさかりえ
   脚本・演出:倉持裕
   S席7,500円(1階・2階)/A席5,500円(3階)
   U-25チケット4,500円(25歳以下対象)
   劇場友の会、区民割引などあり。未就学児童の入場不可。
    http://mo-plays.com/nijimarble/
   1960~80年代を描くペンギンプルペイルパイルズの倉持裕さんの新作。
   ここ数年は王道のコメディーも多かった倉持さんですが、あらすじから
   察するに、今作は苦みのある人間ドラマのようですね。2015年の今から
   高度成長期(とその終焉?)を振り返るのは大切なことだと思います。


8.あうるすぽっと×fabien prioville dance company×An Creative
  国際共同制作『SOMAプロジェクト』
  08/24-30あうるすぽっと
  ☆出演:クレモンティーヌ・デリュイ、パスカル・メリーギ、
    トゥスネルダ・メルシー、蘭妖子、谷川清美、大窪晶、中澤陽、あゆ子
   Musician:井ノ上孝浩、宇澤とも子
   構成・演出:ファビアン・プリオヴィル
   一般:4,500円 高校生以下:1,000円
   豊島区民割引:4,000円 障害者割引:3,000円(介助者1名まで)
   ※未就学児の入場はご遠慮いただきます。
    http://www.owlspot.jp/performance/150824.html
   「ピナ・バウシュと創作をしてきたダンサーと、日本人参加者が、
   お互いの家に住んで、日本とドイツで創作する」という企画です。
   オーディション情報↓にプリオヴィルさんの過去作品の動画などあり。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1120204901.html
   オーディションのドキュメンタリー映像↓(2分20秒)
    https://www.youtube.com/watch?v=igcqElhBap4
   facebookページ↓で創作過程が覗けます。
    https://www.facebook.com/SOMAproject2015
   プリオヴィルさんのインタビュー↓
    http://www.owlspot.jp/topics/34.html


 ★★★────────────────────────────── 
  前売3000円台の気になる作品を5本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

★《1》松竹・こまつ座『もとの黙阿弥』
  08/01-25新橋演舞場
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:片岡愛之助、貫地谷しほり、浜中文一、大沢健、波乃久里子、
      床嶋佳子、渡辺哲、真飛聖、早乙女太一、他
   脚本:井上ひさし 演出:栗山民也
   1等席 13,000円 2等席 8,500円 3階A席 4,500円 
   3階B席 3,000円 桟敷席 14,000円
   ※東京公演は初日以外の全公演で、3階B席3,000円の残席あり。
    http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2015/8/post_210.php
   1983年に井上ひさしさんが新橋演舞場のために書き下ろした戯曲です。
   私は2005年の再演を観て感動し、今でも当時のパンフレットを開いて
   振り返ることがあります。2005年のシアターガイドの記事↓
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2005/08/04_02.php
   ぴあの特集コラム(2005年)↓でも詳しく解説されています。
    http://www.pia.co.jp/column/play/motonomokuami.html
   今回は10年振りの上演で、栗山民也さんが初めて演出を手掛けられます。
   芝居小屋を舞台にした、明るい恋愛騒動を含むドタバタ喜劇でありながら、
   お気楽なハッピーエンドにはならない、考えさせられる作品です。
   「愛に溢れた『もとの黙阿弥』始動【製作発表記者会見】」↓
    http://theater.favclip.com/article/detail/5728318175313920


《2》流山児★事務所『マクベス Paint it, Black!』
  08/14-23座・高円寺1
  創立30周年記念公演スペシャル
  ☆出演:若杉宏二、伊藤弘子、伊達暁 井村タカオ、石橋祐、近童弐吉、
    小川輝晃、栗原茂、上田和弘、谷宗和、今村洋一、眞藤ヒロシ、植野葉子、
    有希九美、洪明、神在ひろみ、海津義孝、藤田佳昭、渡辺修、清水圭吾、
    辻京太、森田祐吏、柏倉太郎、武田智弘、荒木理恵、山丸莉菜、佐原由美、
    森諒介、廣田裕美、星美咲、竹本優希、橋口佳奈、河内千春、阪口美由紀、
    高野あっこ、内藤美津枝、みかわななえ、めぐろあや
   演奏:坂本弘道、諏訪創
   脚本:W.シェイクスピア(訳:松岡和子)
   構成・脚本:西沢栄治 脚本・演出:流山児祥
   一般 4,000円  ※初日割引 3,500円(14日のみ)
   25歳以下 3200円 高校生以下 1000円
    http://music.geocities.jp/ryuzanji3/r-macb.html
   殺陣あり歌ありダンスありの、出演者38人の『マクベス』。
   西沢栄治さんが構成・脚本、流山児祥さんが脚本・演出ですので、
   古典をぐっと現代に引き寄せた舞台になりそうですね。
   「“アジアのマクベス”が再び 流山児★事務所『マクベス』が8月に上演」↓
    http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/07/22_02.php


《3》庭劇団ペニノ『地獄谷温泉 無明ノ宿』
  08/20-24(お得に楽しむ会)、08/27-30森下スタジオ・Cスタジオ
  ☆出演:マメ山田、辻孝彦、飯田一期、日高ボブ美、久保亜津子、
      石川佳代、森準人
   脚本・演出:タニノクロウ
   <08/20-24 お得に楽しむ会>会費:3,900円
    スペシャル・フォトブック、デジタル・パンフレット付き
    http://niwagekidan.org/performance_jp/261
   <8/27-30>前売:3,900円 当日:4,200円 学生:3,000円
    http://niwagekidan.org/performance_jp/374
   8/27以降の公演は↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=66250
   国際的に活躍されているタニノクロウさんの新作です。
   タニノさんは本物の芸術家だと思います。「不思議なものを観たい」、
   「驚かされたい」、「未知の何かに触れたい」と思う方はぜひ!
   ドイツでの創作についてタニノさんが語った会のレポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0606131319.html
   演劇最強論-ing「ひとつだけ 徳永京子編(2015/8)」↓
    http://www.engekisaikyoron.net/hitotsudake_t_201508/


《4》KUNIO『TATAMI』
  08/22-30神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ☆出演:森下亮、武谷公雄、大石将弘、亀島一徳
   脚本:柴幸男 演出・美術:杉原邦生
   前売:
    前半割(8/22-24)一般3,000円 学生2,000円
    通常(8/26以降) 一般3,800円 学生3,000円 高校生以下1,000円
   当日券4,500円(すべて共通)
    http://www.kunio.me/stage/kunio12/special/
   演出家、舞台美術家の杉原邦生さんの演劇ユニットの新作です。
   脚本は柴幸男さんの書き下ろし。柴さんは『わが星』↓の作・演出家です。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0420225339.html
   注目を集める30代の演劇人による初タッグ。これは見逃せないでしょう。
   杉原さんが演出された木ノ下歌舞伎『三人吉三』は、
   読売演劇大賞・2015年上半期の作品賞ベスト5↓に選ばれました。
    https://twitter.com/KINOSHITAkabuki/status/625440680718921728/photo/1


《5》オフィスコットーネ プロデュース『人民の敵』
  08/21-09/02吉祥寺シアター
  ☆出演:瀬川亮、山本亨、松永玲子、有薗芳記、加治将樹、青山勝、
      塩野谷正幸、若松武史、宮島健、内田悠一、大里秀一郎、菊沢将憲、
      キムユス、清田智彦、寺内淳志、中村健、那木慧、長谷川直紀
   作:ヘンリック・イプセン 翻訳:原千代海
   構成・上演台本:フジノサツコ 演出:森新太郎
   お得チケット 前売・当3500円(7/28までの平日昼&夜公演)
   一般 前売・当日 4000円
   シードチケット 3000円(25歳以下・平日公演のみ)
   ※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
    http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/EnFolkefiende/
   イプセン作『人民の敵』を森新太郎さんが演出。
   構成・上演台本をフジノサツコさんが手掛けます。
   『人民の敵』は先月、雷ストレンジャーズでも上演されました。
   こりっちに投稿された感想(15件以上)↓をご参考にどうぞ。
    http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=64220
   私も拝見し↓、130年前の戯曲なのに、あまりに今にフィットしていて
    https://twitter.com/shinorev/status/624599947141255169
   恐ろしいほどでした。誰よりも強い人間とはいったいどんな人間なのか。
   観客自身が問われ続け、思考を巡らす時間になると思います。
   ※ドイツの演出家オスターマイアーさん演出の『人民の敵』の映像↓です。
     http://concert.arte.tv/de/ein-volksfeind-auf-reisen
    インドはデリーでの公演で、6分ごろから舞台映像が始まります。
    俳優が舞台上から客席に意見を求め、観客が英語で話してる…ガチだ!


 ★★★────────────────────────────── 
  前売2000円台以下の気になる作品を5本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

[1]ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネード』
  08/01-08/02小田原市民会館 大ホール舞台上特設舞台
  平成27年度公共ホール演劇ネットワーク事業
  ≪三重、豊橋、大垣、長久手、伊丹、茨木、小田原、妙高市、佐世保、茅ヶ崎≫
  ☆出演:田村健太郎、岡田瑞葉、後藤剛範、平原テツ、チャン・リーメイ
   脚本・演出:岩井秀人
   一般 前売・当日共 2,500円
   高校生以下 前売・当日共 1,000円
   全席自由
    http://hi-bye.net/plays/hikky2015
   岩井秀人さんの処女作にして傑作といえるお芝居の全国10か所ツアー。
   韓国でも上演されており、普遍性が証明され続けています。過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0517095626.html


[2]新国立劇場演劇研修所『朗読劇「少年口伝隊一九四五」』
  08/14-16新国立劇場小劇場
  ≪沖縄、東京≫
  ☆出演:新国立劇場演劇研修所第9期生、峰﨑亮介(第7期修了)、
      坂川慶成(第8期修了)、永澤洋(第8期修了)
   ギター演奏:宮下祥子
   作:井上ひさし 演出:栗山民也
   上演予定時間:約1時間05分(休憩なし)
   A席2,160円 B席1,620円 学生料金:チケット料金の半額
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/150610_006816.html
   毎年恒例、新国立劇場演劇研修所が井上ひさしさんの朗読劇を上演。
   2014年のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0923230759.html
   韓国国立劇団との交流↓をしてきた第9期生が初お目見え。
    https://www.facebook.com/nnt.dramastudio.tokyo/posts/981444588543774
   今年は沖縄公演↓があり、ワークショップやレクチャーも開催されます。
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/training/news/detail/150706_006883.html


[3]オックスフォード大学演劇協会(OUDS)『ロミオとジュリエット』
  08/19-20東京芸術劇場シアターウエスト
  08/22彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
  ≪東京、埼玉≫
  ☆出演:オックスフォード大学演劇協会(OUDS)
   脚本:シェイクスピア
   (英語上演/日本語字幕付)
   <全席指定>一般 2,500円 U-25 2,000円 高校生 1,000円
   ※未就学児の入場不可。
    http://www.geigeki.jp/performance/theater098/
   歴史ある英国オックスフォード大学演劇協会の恒例の来日公演。
   なんと女性同士が主役の『ロミジュリ』!
   東京公演は一般発売後、予定枚数終了。埼玉公演↓は残席未確認。
    http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/2843
   「名作劇『ロミオとジュリエット』初となる女性同士が主役に」↓
    http://genxy-net.com/post_theme04/e15064/


[4]シェイクスピア・グローブ座『ハムレット』
  08/19-20彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
  ☆出演:シェイクスピア・グローブ座
   脚本:ウィリアム・シェイクスピア
   演出:ドミニク・ドロムグール(シェイクスピア・グローブ座芸術監督)、
      ビル・バッカースト
   (英語上演/字幕なし/あらすじ配布) ※入場無料
    http://www.saf.or.jp/stages/detail/3020
   英国のシェイクスピア・グローブ座による12人で演じる『ハムレット』。
   世界205か国ツアーの124か国目として、日本では埼玉のみで上演。
   入場無料で、予約開始初日に予定枚数終了。やっぱり大人気ですね~。


[5]チェルフィッチュ『女優の魂』
  08/28-30新宿ゴールデン街劇場
  ≪熊本・佐賀・沖縄・東京≫
  ☆出演:佐々木幸子
   脚本・演出:岡田利規
   前売:一般=2500円/学生=2000円/高校生=1000円
   当日:一般・学生・高校生ともに 3000円
    http://chelfitsch.net/next_performance/post_153.html
   下記、メルマガ2013年8月号↓からそのまま引用します。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0801000029.html
   岡田利規さんの短編小説の舞台化。死んだ女優が演劇論を語ります。
   言葉も動きもコミカルで笑えますが、芸術にまつわる主張もガッツリ。
   壁に映写されるテキストと身体表現から生まれる効果も面白いです。
   朝日新聞に掲載された岡田さんのインタビューを読んだ感想↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0717160428.html
   ※『女優の魂』は2012年8月初演です。


≪子供向け≫

 ○NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
  としまアート夏まつり2015
  『子どもに見せたい舞台 vol.9「アンデルセン童話集」』
  08/08-16あうるすぽっと
  ☆出演:深井順子、日髙啓介、鯉和鮎美、高橋義和、澤田慎司、平佐喜子、
      谷山知宏、榊原毅、山崎皓司、井上みなみ
   原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
   脚本・演出・音楽:糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)
   振付:井手茂太(イデビアン・クルー)
   子ども(小学生以下) 500円 中高生 1,000円
   おとな〈前売〉1,500円〈当日〉2,000円(全席指定)
   3歳未満無料(0歳から入場可能/席が必要な場合は有料)
   子ども・中高生は前売・当日ともに同一料金
    http://toshima-saf.jp/2015/andersen.html
   子どもに見せたい舞台シリーズの第9弾に、糸井幸之介さんが登場。
   FUKAIPRODUCE羽衣の妙ージカルが親子連れにどう受け入れられるのか。
   きっと笑いと元気と幸せをくれるはず!と期待しています。


 ○コンフェティ劇団『秘密のショートケーキ』
  08/13-17神奈川芸術劇場・ホール
  KAATキッズ・プログラム2015
  ≪埼玉、愛知、神奈川≫
  ☆出演:アニク・フォンテーヌ、ポール-パトリック・シャルボヌー、
      フレデリック・ルブラスール
   企画・演出・舞台装置: クラウディ・ガニョン
   おとな 2,500円
   こども(4歳~中学生)1,500円
   おやこ(おとな1枚・こども1枚)3,500円
    http://www.kaat.jp/d/cf_himitsu
   巨大なショートケーキの形をした舞台上舞台に、超~わくわく!
   コンフェティ劇団の作品は2012年に↓拝見し、とても楽しかったんです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0829224715.html
   2012年8月に観劇した舞台の中で、私的ベスト1でした。
   その作品で、楽器演奏をするオウム役の演技が見事だった
   フレデリック・ルブラスールさんが、今作にもご出演♪
   『秘密のショートケーキ』体験者のツイート↓に舞台写真あり。
    https://twitter.com/fumiko_kawazoe/status/626629737457295360
   動きやすい格好で行くのがオススメとのこと!


 ○東京芸術劇場『気づかいルーシー』
  08/22-31東京芸術劇場シアターイースト
  開館25周年/芸劇フェスティバル
  ≪東京、兵庫、北海道、岩手、新潟≫
  ☆出演:岸井ゆきの 栗原類 川上友里 山口航太 山中崇 小野寺修二
   演奏:田中馨・森ゆに
   原作:松尾スズキ 脚本・演出:ノゾエ征爾
   大人4,000円/こども(高校生以下)1,000円
   セット券4,200円(大人1枚 こども1枚) 65歳以上3,000円 25歳以下2,000円
   ※3歳未満のお子様はご入場いただけません。
    http://www.geigeki.jp/performance/theater091/
   松尾スズキさんの絵本を、ノゾエ征爾さんの作・演出で舞台化。
   現実にはあり得ない設定や登場人物(=動物)をどう立体化するのかしら♪
   個性の強い俳優、身体能力の高い俳優が、子供と大人を楽しませてくれそう。


≪その他≫

 ○東京ドイツ文化センター「『メア・クルパ(わが贖罪)』上映とトーク」
  08/01(土)14時~ドイツ文化会館ホール
  日本語字幕つきDVD上映(120分)。無料、要お申し込み。
   http://tinyurl.com/pn828wv
  ドイツの演出家、故クリストフ・シュリンゲンジーフさんの作品の
  映像上映です。ドイツ在住の女優、原サチコさんのトークあり。
  原さんによる今イベントの解説↓あり。
   http://tinyurl.com/pr32nb6


 ○シアター風姿花伝「劇団夜話」
  08/03(月)19:30~シアター風姿花伝
  ゲスト:
   谷賢一(DULL-COLORED POP/2013年度プロミシングカンパニー)
   広田淳一(アマヤドリ/2014年度プロミシングカンパニー)
   長田育恵(てがみ座/2015年度プロミシングカンパニー)
  ナビゲーター:那須佐代子(シアター風姿花伝支配人)
  1,000円(1drink付)
   http://www.fuusikaden.com/yawa.html
  女優の那須佐代子さんが支配人をつとめる劇場、シアター風姿花伝で、
  約1か月間のロングラン公演を行った劇団の主催者3名がトークします。


 ○日本劇作家協会
  戯曲セミナー公開講座/次代を担う劇作家を育成するためのプロジェクト
  「劇作家協会公開講座 2015年夏」
  08/08-09座・高円寺2
  8日(土)
  ・劇場を体感するワークショップ
   講師:長塚圭史
  ・講座「2.5次元ミュージカル」
   講師:松田誠、青木豪、篠原久美子、青井陽治、他
   9日(日) 『別役を待ちながら』
  ・「あしたの別役(別役戯曲抜粋上演)」あやめ十八番、こゆび侍、□字ック
  ・「わたしの別役(トーク)」岩松了、鐘下辰男、坂手洋二、宮沢章夫、渡辺えり
  ・ 総合司会:鴻上尚史、鈴木聡
  料金1,000円 ~ 2,000円
   http://www.jpwa.org/main/activity/openclass ↓こりっちでカンタン予約!
   http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=66939
  日本劇作家協会の2日間のイベントです。どなたでも参加可能。


 ○ゲンロン「木ノ下裕一 × 児玉竜一
  新しい伝統をつくる──木ノ下歌舞伎の演劇と革新」
  08/14(金)19:00~21:00(開場18:00)
   http://genron-cafe.jp/event/20150814/
  一般2600円 当日3000円 ワンドリンク付。友の会価格などあり。
  木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一さんと、歌舞伎評論家の児玉竜一さんの対談。
  これは聴きに行きたい!!!…が、私はお盆で大阪におります…(涙)。
  ニコニコ動画(有料)でも見られるので、後日チャレンジかな~。
  木ノ下歌舞伎の『三人吉三』↓は「第23回読売演劇大賞」の
   http://kinoshita-kabuki.org/kichisa15/
  中間選考会報告↓で作品賞(5作品)に選ばれました。
   http://info.yomiuri.co.jp/release/2015/07/post-1124.html


≪ご参考≫

 「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
  http://www.shinobu-review.jp/schedule.html


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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.サインアートプロジェクト.アジアン『残夏-1945-(ざんげ)』
  07/09-12座・高円寺2
  ≪東京、広島、長崎≫
  ☆発話、手話、字幕、生演奏で伝えるお芝居。ろう者の母を捨てた
   健常者の主人公は記者になるが、結婚して授かった娘はろう者だった。
   夫と離婚し、娘と不和が続く日々。ある時、戦後70年の特集記事で
   ろう者の母の被爆体験を取材しようと一大決心し、故郷に帰る。
   「知らないから、知りたい、地続きになりたい」という思いに感動。
   耳が聴こえる俳優も、聴こえない俳優も、伝えようとする意志が
   強く真っ直ぐで、嘘がないのが素晴らしかったです。
   ジェニー・シーレイさんのワークショップ↓で感じた、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/1114173736.html
   あの真実の時間がここにもありました。
    http://www.sapazn.jp/zanka.html

2.ラッパ屋『ポンコツ大学探険部』
  06/27-07/05紀伊國屋ホール
  ≪東京、福岡≫
  ☆バブルから現在までの日本を、庶民の本音で温かく綴る群像喜劇。
   大人の愚かさ、格好良さが詰まっていて、劇団員と若い俳優の対比が
   そのまま時代を映し出します。勇気をもらいました。自分が大人に
   なったから、やっとラッパ屋で泣き笑いできるようになったのかも。
   「この年になって身軽になんてなれないよ」というセリフに心底共感。
   「大切なのは仲間、そして信じること」。私もそれに尽きると思います。
    https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20150416163500.html

3.新国立劇場演劇『かがみのかなたはたなかのなかに』
  07/06-26新国立劇場小劇場
  ☆兵士と女の子の分身がそれぞれ1人ずつ登場。鏡ごしにシンクロ。
   ズレていく動きにハっとする。場内係の前説も含め導入が見事。
   客席の子供たちの笑い声とひそひそ話も楽しい!
   ホラー要素が効果的で、男を軍隊、女と民間人と解釈すれば更に怖い。
   観客(子供&大人)を信じて、飛び込んで来てくれた作品。
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/150701_003735.html

  その他は、松竹『歌舞伎NEXT「阿弖流為(アテルイ)」』、
  東京芸術劇場・マームとジプシー『cocoon』、パルコ『マクベス』、
  ArCairo『Phantom Form, Invisible Move』、SPAC『夜叉ヶ池』、
  雷ストレンジャーズ『フォルケフィエンデ 人民の敵』、
  ナショナル・シアター・ライヴ「スカイライト」等(順不同)。


 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2015年7月(観劇数20作品)は残念ながら発行しませんでした。


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 ◆3 【ナショナル・シアター・ライヴが池袋で再上映されます!】
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 ◎英国ロイヤル・ナショナル・シアターが選んだ演劇界最高峰の舞台が
  映画館で楽しめるナショナル・シアター・ライヴ。
   http://www.ntlive.jp/
  昨年から始まって、今年も素晴らしい作品を上映してくれています。

  海外ドラマNAVI「NTLをオススメする三つの理由!
  今、最高にノってる英国発の舞台を堪能しよう」↓(柏木しょうこ)
   http://dramanavi.net/column/2015/07/nlt.php

  8月にシネ・リーブル池袋で3作品が各2週間限定上映されます。
   http://www.ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/topics/detail/39831
  料金:一般 3,000円/学生 2,500円
 
  洗練を極めた演出と、細部まで行き届いた絶品の演技は悶絶レベル!
  ぜひお誘いあわせの上、映画館で静かに盛り上がってください!

 ・『ザ・オーディエンス』
  期間:7/25(土)~8/7(金)※上映中!
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0703001204.html

 ・『欲望という名の電車』
  期間:8/8(土)~8/21(金)
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0310135023.html

 ・『スカイライト』
  期間:8/22(土)~9/4(金)
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0704112727.html


 ※9月には『フランケンシュタイン』2バージョンも上映!
  感想:http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0418195129.html


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 ◆4 【編集後記】
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 ◎今月、富山県利賀芸術公園でSCOTの作品を拝見します。初利賀です!
  「SCOT SUMMER SEASON 2015」
   http://www.scot-suzukicompany.com/season21/
  私は『リア王』(5カ国語版)、『チョウ・ダンス』(インド)、
  『世界の果てからこんにちは』、『トロイアの女』というラインアップ。
  「鈴木忠志トーク」も予約完了。家族で行ってきま~す。


 ◎今年度は休止になっておりました「CoRich舞台芸術まつり!」が
  来年度は開催されることになりました!嬉しいです!

  「CoRich舞台芸術まつり!2016春」開催決定!
   http://stage.corich.jp/matsuri2016oshirase.php
   開催期間:2016年3月~5月

  グランプリ受賞団体に100万円を贈呈。俳優賞受賞者にも賞金授与!
  日本全国に審査員が公演を観に行きます。ぜひ応募をご検討ください!
  2014年の実施概要:http://stage.corich.jp/festival2014/


 ◎「CoRich舞台芸術まつり!2014春」の最終選考に選ばれた劇団印象の
  新作は、選考対象作品の続編。7/26に通し稽古を拝見しました。

 ・劇団印象-indian elephant-『グローバル・ベイビー・ファクトリー2』
   08/08-13調布市せんがわ劇場
   脚本・演出:鈴木アツト
    http://g-inzou.wix.com/gbf2 ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=65871
   スキャンダラスな実話を基にした社会派ファンタジーです。
   『グローバル・ベイビー・ファクトリー』のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0326232843.html
   ※8月10日(月)15:00/19:30にリーディング↓上演あり。
    http://g-inzou.wix.com/gbf2#!gbf1pt/c1ac1


 ◎青森中央高校演劇部が、今年も全国大会優勝作品「もしイタ」のツアーを
  行ってくれています。東京公演は予約終了。

  青森中央高校演劇部『「もしイタ」2015ツアー』
  08/06(木)国立オリンピック記念青少年総合センター内
  ≪青森、福島県郡山市、福島県いわき市、東京≫
   全公演入場無料(東京公演は要予約)
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=51944


 ◎今年も東京都の高校演劇地区大会の審査員を務めさせていただきます。
  以下、関連エントリーとまとめです。高校演劇部の皆様へ、ご参考まで!

 ・東京都高校演劇地区大会2014「城西地区A日程」
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/0820163422.html
 ・高校演劇山梨県大会2011の審査員をつとめた西田シャトナー氏が、
  既成戯曲と新作戯曲について語る。
   http://togetter.com/li/217434
 ・演劇ジャーナリストの徳永京子さんから【高校生の皆さんへ】
   http://togetter.com/li/753007


 ◎日本が「戦争をする国」にされようとしています。
  安保法制が衆議院で強行採決され、ただいま参議院で審議中。

  【備忘録】安倍政権および安全保障関連法案に関する
   舞台芸術関係者の発言をまとめました(2015年7月5日~19日)
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0719163816.html


 ◎おすすめ舞台中継など on TV(おすすめがある時だけ掲載)

  【NHK BSプレミアム】8月3日(月)0時20分~4時45分[8月2日(日)深夜]
   NODA・MAP『エッグ』『半神』
    http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2015-08-02/10/27053/
   作・演出・出演:野田秀樹

  【WOWOWライブ】8/22(土)よる9:30~
   シティボーイズ ファイナル part.1『燃えるゴミ』
    http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/107136/index.php
   出演:大竹まこと、きたろう、斉木しげる
   作・演出:前田司郎(五反田団)

  【WOWOWライブ】8/29(土)よる8:30 ~
   『僕らのミュージカル・ソング』
    http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/106955/index.php
   出演:井上芳雄 天童よしみ 平野綾 和音美桜 フィリップ・エマール


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2015年7月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
  ・「幕が上がる」←アイドル映画と侮るなかれ!感動の青春娯楽作。
    http://www.makuga-agaru.jp/
  ・「映画 深夜食堂」←東日本大震災の被災地のエピソードがあって良い。
    http://www.meshiya-movie.com/
  ・「酒中日記」←酔ってダラダラ話すなか、本音が飛び出す。だから飲む。
    http://www.magichour.co.jp/sake/
  ・「真夜中の五分前」←緊張が持続する恋愛サスペンス。劉詩詩さん巧い。
    http://mayonaka5.jp/
  ・「海月姫」←菅田将暉さんが素晴らしすぎた。以上。
    http://www.kuragehi.me/


 ◎2015年5月に「ダルカラードポッドキャスト」に出演しました!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0528091621.html
  約15年のご縁になる谷 賢一さんと我が家でおしゃべりしました。
  1時間ありますので、通勤・通学中などにお楽しみいただければ♪


 ◎wonderlandに私のインタビュー記事↓が掲載されました(2015年2月)。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0318152052.html
  2013年9月の東大生によるインタビュー↓もよかったらどうぞ。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/1120155340.html


 ◎当メルマガがまぐまぐ大賞2014・無料部門の
  エンターテイメント・ジャンルで4位に入賞↓しました!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2014/1221174834.html
  まぐまぐ↓「【演劇好き必読】珠玉の演劇上演情報を無料で手に入れる!」
   http://www.mag2.com/p/news/3886


 ◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
  オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
  「受かりました!」と言われるともっと嬉しい♪
  「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
  お問い合わせフォーム↓からどうぞ。
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  ※必ず掲載するわけではありません。ご了承ください。


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  観劇感想の速報もたまにつぶやきます。
  震災・原発事故、選挙関連のリツイートも多いです。


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
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  これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪


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Posted by shinobu at 2015年08月01日 00:00 | TrackBack (0)