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REVIEW

2007年08月01日

ハイリンド『幽霊はここにいる』08/01-05 THEATER/TOPS

 ご縁があって旗揚げ公演から通っているハイリンド。第4回公演にしてTHEATER/TOPSに進出です(関連記事、レビュー⇒)。ハイリンドは俳優だけで構成された劇団で、公演ごとに脚本を選び、それにふさわしい演出家を迎えるという独自のスタイルを持っています。

 今回の戯曲は安部公房の1958年岸田國士戯曲賞受賞作『幽霊はここにいる』。ハイリンド演出が2度目になる西沢栄治さん(JAM SESSION)が演出を手がけます。上演時間は約2時間。

 いや~・・・戯曲の世界を堪能できました。公演パンフレットも劇団オリジナルTシャツも買っちゃいましたよ♪

 ⇒CoRich舞台芸術!『幽霊はここにいる

 ≪あらすじ≫ ぴあの特集コラムより引用。(役者名)を追加。
 (略)戦争が終わった混乱の空気が色濃く残る町が舞台。ひとりの詐欺師(伊原農)が、そこで朴訥とした男(多根周作)に出会うところから話は始まる。その男には幽霊が見え、今も連れて歩いていると聞いた詐欺師は、ひともうけ企む。そして、幽霊の身元を捜すめため、死んだ人間の写真を買うという商売を始めるのだが、これが大当たり。だが、やがてそれは詐欺師のもくろみを超え、町中を混乱させる事態に発展して……というもの。リアリティがあるような、ないような、不思議な空気をはらみながらも、身勝手さ、ずるさ、善意、愛らしさを通して、人間という存在をとらえようとする安部の戯曲。(略)
 ≪ここまで≫

 2002年の鴻上尚史さん演出版しか観たことがなかったので(⇒レビュー)、ストーリーも何もかも忘れてしまっていたらしく(すみません)、最初っから最後まで展開にわくわくしながら拝見することができました。素晴らしい戯曲ですね~(って、私が言うことないんですが)。

 初日でドタバタしていたり、役者さんがかなり緊張して顔がひきつっていたり(笑)、完璧な出来ではないことは見て取れましたが、そういうことを差し引いても、良い演劇作品を観せてもらえたなと満足しています。

 『幽霊は・・・』が書かれたのは1958年(昭和33年)、つまり今から約50年前の戯曲です。かなり昔ですよね。10~20代、もしくは私を含む30代の人間にとっても“古典”になるかもしれない作品です。それを無理なく現代劇として受け入れることができました。そりゃ~「言葉づかいが昔っぽいな~」ぐらいには感じますけど、描かれている世界はまさに今の資本主義社会にも当てはまりますし、演じている役者さんが「古典をやってます」という立ち位置ではなく、自分の役柄を自分のものとして生きているから、観客は信じてその世界に入って行けるんだと思います。

 観客に向かって話したり、大きな声で少々戯画的な演技をしたり、大勢でひとつのセリフを群読したりしますので、最近の若い劇団でよく見られる“日常のままの自然な存在感”をベースにした演技ではありません。でも舞台上で戯曲の世界を(役者さんが)自分の感覚のままに生きられたら、どんな手法であっても説得力のある演劇になるのではないでしょうか。それをあらためて確認できたように思います。

 ここからネタバレします(2007/08/03アップ)。

 まず、多根周作さん演じる深川啓介は、隣に“幽霊さん(名前は吉田・・・だったかな)”を連れて登場します。でも実際には誰の目にも(観客の目にも)幽霊は見えません。だけど私は「あぁ、幽霊が居るんだな」と、すっかり深川のとなりに幽霊がいるものだと思って観始めました。それは多根さんの演技がまさに幽霊を連れているものに見えたからであり、それに対する他の役者さんの演技に無理がなかった(「幽霊が見えると主張するおかしな男・深川に優しく接する」という演技をちゃんとしていた)からだと思います。

 実在しない幽霊に関連する商売がどんどん生まれていく様は、健康食品ビジネス(アガリクス茸など)やネットバブル(ライブドア事件など)と重なりました。幽霊衣裳とか幽霊保険とか、そんなのよく思いつくな~、安倍公房さん凄いな~って、素直に感心したり(笑)。

 深川(多根周作)は南方の戦場で一緒だった戦友“吉田”の幽霊を連れていると言っていましたが、実は深川は本物の“深川”ではなく、残り少ない水筒の水を争って気が狂ってしまった“吉田”の方だったのです。吉田(多根周作)は深川を見殺しにしてしまったことの自責の念から自分を封印し、“深川”として生きていた・・・ということが、本物の深川(浅井伸治)が登場して判明します。
 戯曲を読んでいればわかっていることだし、最初から予想がついている人も大勢いらっしゃったことと思いますが、私は「ええっ!!そ、そ、そうだったの!?」とフツーに驚き、涙してしまいました。戦争が残した傷を実感できたことも大きいと思います。

 ミサコ(はざまみゆき)は正義感の強い女性であることも大事ですが、ヒロインなのだから、もっとキュートな女の子らしいキャラクターにしてもいいんじゃないかと思いました。

出演=伊原農、枝元萌、多根周作、はざまみゆき、浅井伸治、荒井志郎、内田尋子、小林高之、島村比呂樹、福田英和、村田一晃、森アキ、竹下ヨシユキ、鍋谷ナナオ
[脚本]安部公房 [演出]西沢栄治 [舞台監督]井関景太(るうと工房)[照明]五十嵐正夫(シアターブレーン)[音響]高橋秀雄(SoundCube)[舞台美術]向井登子[衣裳]阿部美千代[宣伝美術]西山昭彦[スチール]夏生かれん[撮影ヘアメイク]田沢麻利子[Webデザイン]古川健司・藪地夏子[制作]ハイリンド[制作補佐]石川はるか・鈴木由香里・竹内佐江
【発売日】2007/07/02 前売 3,500円 当日 3,800円(全席指定) ※平日マチネ(木曜14:00の回)割引き 前売3,000円/当日3,300円 ※「三人寄れば文殊のTicket」9,900円(3枚セット)
http://www.hylind.net/

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Posted by shinobu at 23:24 | TrackBack

新国立劇場演劇研修所1期生 試演会2『「あぶらでり」/「かどで」』07/27-29 新国立劇場Cリハーサル室

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あぶらでり/かどで

 新国立劇場演劇研修所1期生の2回目の試演会を拝見しました(⇒試演会1)。久保田万太郎戯曲(⇒過去レビュー)の2本立てです。A、Bのダブルキャスト公演だったので初日と千秋楽に伺いました。

 前回の『三文オペラ』とは打って変わって、ビシッと和の世界♪ 若い女優さんの着物姿が美しく、目にも嬉しい舞台でした。久保田万太郎の世界をじっくり堪能できて満足です。上演時間は約2時間40分(15分の休憩を含む)。

 レビューは途中です。アップしました(2007/08/09)。

 美術(中根聡子)はちょっと抽象の日本家屋。箪笥などの道具は本物が出てきますが、壁が灰色で柱と床が黒(に近い灰色?)なのでシックなイメージで統一されています。壁を抜いて窓やふすまに変えるので、シンプルながらダイナミックな場面転換を見せてくださいました。
 そして音楽はなんとスタンダード・ジャズなんですよ!かなり驚きました(笑)。でも意外にしっとりと大人のムードでフィットするんですね。

 一人で話すセリフが長い目なので、役者さんによっては途中で退屈してしまうこともありましたが、演劇学校の試演会なのでそういったことは気にしませんでした。日本の国立の俳優学校の生徒が在学中に体験しておくべきこととして、久保田万太郎作品が選ばれた意味を受け取ろうと思いました。

 作業(着物を仕立てる、革に漆で模様をつける等)をしながらの会話や、その時代の日常の所作など、普段の生活ではもう体験しないであろうこと尽くしの舞台でした。まず道具(おひつ、お膳、こて、火鉢など)に触れることがないでしょう。所作についてはすっかり自分のものに出来ている人と、まだおぼつかない人がいらしたように見えました。
 着物姿はずいぶん板についていて、日本の粋を感じましたね。特に「あぶらでり」の芸者役(高島令子)は何度も着替えて登場し、その度に見とれました。白と紺の浴衣に白い帯、そこに赤い帯締め!超かっこいいです。かつらも変えてましたね~。

 基本的にここの研修生さんたちは、存在感がものすごく爽やかできれいなんです。そこに居る姿が、それだけで愛らしい。若いからというだけではないと思います。そして、言葉に嘘がない(人がほとんど)。本物の感情に裏付けられた言葉の説得力というのは、私が普段の劇場で出会う20代中盤の俳優さんにはめったに見られないものです。

 「あぶらでり」では切ない恋心と報われない思いやりにほぼ号泣。「かどで」ではたわいないおしゃべりが全て伏線になっているという構造の見事さに感服。久保田万太郎の世界・・・素晴らしかったです。

■「あぶらでり」
 ≪あらすじ≫ パンフレットより
 若くして寡婦になったおみつ。母親と子どもひとり抱えての苦しい生活だが、その人柄もあって、亡き夫の弟や、亡き夫の親方に支えられ、なんとか生きている。そこへおみつには願ってもない縁談がもちあがるのだが、盛り上がる周囲とは裏腹におみつひとりは、人知れず悩んでいる……。
 ≪ここまで≫

 突然夫を失って義理の弟・民治に息子ともどもすっかり養ってもらうことになり、罪悪感に苦しむ未亡人・おみつ。亡き夫の親方とおみつの義理の母らが、無口で働き者で、誰からも一目置かれる立派な男・民治とのおみつの仲をとりもとうとするのですが・・・。

 働く女(芸者)と嫁いだ女(おみつ)や、親方と母親の1対1の対話などから、その時代の風俗や習慣などが自然と伝わるようになっています。
 常に話題にのぼる民治の登場シーンが少ないのが素晴らしいですね。三幕の終わりに民治が出てきた瞬間の顔や息遣いで、全てが解けるようにわかり、涙がしぼりだされました。

 ここからネタバレします。

 「おみつと民治が夫婦になれば誰もが幸せになれる」という筋書きに対して、おみつは「民治さんの幸せが考えられていない」と頑なに反発し、結婚に同意しません。本当は民治の方も、ものすごくおみつのことを好きなのに。
 最後は芸者がカゴの中で松虫が既に死んでいたことを告げます。「おみつもサ、民治もサ、だまってないで好きなら好きって言っちゃいなYO!そのままだと松虫みたいに死んぢゃうYO!」って言いたいところなんですが(苦笑)、そうはいかないのが大正の人々。あぁ、じれったい、あぁ切ないっ!

 できれば最後はおみつが松虫を見てどう感じたかまでを見せてほしかったですね。「松虫のように私も死んでしまおう」なのか「やっぱり民治さんが好き!」なのか。観客が自由に受け取れるようにとの演出意図だとしても、あまりに何も起こらなさ過ぎなんじゃないかな~と思いました。

 特に心に残ったのは芸者役の高島令子さんと、親方・茂八役(A)の山本悠一さん。母親役の二木咲子さんは、三幕でしょぼくれて泣きそうになっていたところが良かったですね(初日)。
 千秋楽では、初日の硬さが解けたせいもあるかと思いますが、おみつ役の内田亜希子さんがとても色っぽくなられていて驚きました。息子の寝床に蚊帳をかけた後、そのそばで小さく泣き崩れる姿がなんとも切なかった。欲を言えば、おみつが自分で言う“継子(ままこ)根性”をもっとどぎつく感じたかったですね。これは演技ではなく演出意図かもしれませんが。

■「かどで」
 ≪あらすじ≫ パンフレットより
 今日は印伝屋(近常〔きんつね〕)の職人、秀太郎の年季が明けるめでたい日。ところが同じ日、以前に女中として「近常」で働いていたおせんが、遠くで働くことになったとおのぶに別れを告げに来る。それぞれの人生模様に思いを馳せるおのぶだが、秀太郎は思いもかけない事実を告げられて帰ってくる……。
 ≪ここまで≫

 舞台は袋物屋(ふくろものや・印伝屋のこと)の作業場とその主人の部屋。「真面目に働いていれば幸せになれる」わけではなくなった近代日本で、社会の荒波にもまれゆく人々の数時間を描きます。

 “職人の三”(前田一世)の「労働?」というたった一言のセリフが、この公演での私の宝物になりました。しばらく笑いが止まらなかったんです(笑)。「親方の息子が労働をしている」という噂を耳にして、とっさに出てしまった一言なんですよね。「あのドラ息子が“労働してる”だって?やつが“労働”の何を知っているっていうんだ?もしかしたら、本当に心を入れ替えて“労働”ができるようになったのか!?」という、驚きと怒り、疑問などが複雑に混ざった気持ちの表れだったと思います。「労働?」と言った前田さんの姿には、“職人の三”の頑固な職人気質とそれゆえの素直さがにじみ出ていました。それが微笑ましくって愛らしくって、笑いがこみ上げてきてしまいました。東京ノーヴイ・レパートリーシアター『かもめ』を思い出しました。役者さんの存在がリアルであればあるほど、笑いを狙ってないところで笑ってしまうことがあるんですよね。久保田万太郎作品にも笑える部分はいっぱいあるんだと思います。

 ここからネタバレします。レビューは途中です。アップしました(2007/08/09)。

 情報に疎いだけで大きな財産を失ったり、機械の出現のせいで手についた職を失ってしまう、弱肉強食の資本主義の時代。気づかない内に社会の変化にすっかり取り残されてしまった市井の人々の、飾らない日常を生き生きと描きます。それによって冷酷な現実を生々しい感情とともに立体的なものとして受け止められるようになっているんですね。なんともしたたかでスマートな戯曲です。もちろん人々への暖かい眼差しも感じられます。

 袋物屋をたたんで大屋になった彦市(北川響)は、「近常」で女将さんに食事とお酒を振舞ってもらい、しまいにはその客間で寝てしまいます。実はその彦市こそ、手工業の袋物屋には未来がないことを知っていながら、「近常」の人々にはだまっていた、非情な人間(いわば裏切り者)だったんですよね。冒頭のシーンで話題にのぼっていた、“登記ができなくなることをわざと土地の持ち主には黙っておいて、相手が気づいて困った時にさらに値切ろうとする輩”と同じです。

 「初めて強盗に入った若者が、入った家の主人に切り殺された」事件について、職人たちが新聞に載った顔写真を見ながらわいわい騒ぎます。これも新聞を読んだ者だけにわかることであって、情報化社会に乗り遅れ、取り残されるかどうかが端的に表されています。
 夫がストライキに参加したため職を失い、北海道に行くしかなくなった元・女中のエピソードも、“ストライキ”とは何なのかを知らなかったことが、彼らの運命を変えたのでしょう。

 洋服を着た親方の息子から、袋物屋(手工業)には未来が無いことを聞かされて絶望した秀太郎(窪田壮史/野口俊丞)と、そのことをしっかりと聞きながらも手を休めずに作業を続ける“職人の三“(前田一世)との対比が鮮やかで、その静かで残酷な風景が目に焼きつきました。

出演:新国立劇場演劇研修所第1期生15名と第2期生2名と子役
「あぶらでり」出演=内田亜希子(おみつ:未亡人)/高島令子(おつる:芸者)/二木咲子(おまき:母親)/山本悠一(民治B:死んだ大工の弟・茂八A:親方)/古川龍太(民治A:死んだ大工の弟・茂八B:親方)/小泉真希(おきみB:芸者の妹)/眞中幸子(おきみA:芸者の妹)/柴田秀(勝太郎:子役)
「かどで」出演=北川響(彦市:大屋さん)/岡野真那美(Aおのぶ:女将さん・B女中)/河合杏奈(Bおのぶ:女将さん・A女中)/小泉真希(Aおせん:北海道へ行く)/眞中幸子(Bおせん:北海道へ行く)/三原秀俊(職人の一:一番えらい職人)/窪田壮史(B職人のニ:上手奥・A秀太郎)/野口俊丞(A職人のニ:上手奥・B秀太郎)/前田一世(職人の三:最後まで残る)/古河耕史(職人の四:意見を言う)/阿川雄輔(職人の五:掃除する)※第2期生/角野哲郎(職人の六:職人の四にちゃちゃを入れる)※第2期生
作=久保田万太郎 演出=西川信廣 美術=中根聡子 衣裳=中村洋一 照明=田中弘子 音楽=上田亨 音響=吉澤真 所作指導(和裁)=本山可久子 所作指導(印傳職人)=関輝雄 演出助手=黒澤世莉 演出部=中山宣義 松森望宏 衣裳操作=梅山茂 制作助手=金子紘子 夢工房(専修定雄) 高津映画装飾(烏城清) 東京衣裳 新国立劇場技術部 TCS レンズ 研修所所長=栗山民也
http://www.nntt.jac.go.jp/training/drama/index.html

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Posted by shinobu at 15:24 | TrackBack

【情報】新国立劇場演劇研修所「研修所説明会」2007年08/25(土)

 新国立劇場演劇研修所(関連記事⇒101112)にて、研修生選考試験の受験をお考えの方に向けた研修所説明会が8月25日(土)に開催されます。無料。事前申込必要です。⇒詳細

 応募〆切:平成19年8月20日(月)ファックス到着分
 ※応募者数の状況によって、先着順により参加者を限定する可能性あり。

 新国立劇場演劇研修所は18才以上、30才以下の俳優のための学校です。授業の見学は一般には受け付けられていませんので、どうぞこの機会を逃さないで下さい。

Posted by shinobu at 12:18 | TrackBack

メルマガ 2007年08月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2007年8月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。
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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 39     2007.8.1  1,154部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎蒸し暑い日が続きますね。ちょうど選挙も終わって(?)心機一転!
  夏休みは劇場で涼みながら楽しい演劇体験を!
  去年は京都でしたが、今年は私、福岡に行きますよ~!

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪

 ◎メルマガのバックナンバー↓は全て公開しています。
     http://blog.mag2.com/m/log/0000134861


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め10本+α】
   
   ◎No.1→こまつ座&シス・カンパニー『ロマンス』
       08/03-09/30世田谷パブリックシアター
       http://www.siscompany.com/03produce/18romance/

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→NODA MAP番外公演『THE BEE(ロンドン・バージョン)』
       07/12-29シアタートラム
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0717234257.html

 ◆3【T★1(ティー・ワン)演劇グランプリ開催中!】

   ◎79団体の応募がありました!第一次審査の発表は8/10(金)!
    http://stage.corich.jp/t1/

 ◆4【時間堂(東京)がお盆に稽古全公開イベントを開催!】

   ◎時間堂『おやつの時間堂「proof」』08/13-19王子小劇場
    http://blog.livedoor.jp/jtc2007/archives/50284906.html

 ◆5【編集後記】

   ◎風琴工房・100万円スポンサード公演のチケプレ実施中!
   ◎8月4日夜にFM西東京『たけがき2』に出演します。
   ◎9月は秋田のたざわこ芸術村に行きます♪

 ◆6【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪


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 ◆1 【今月のお薦め10本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/冠名・『題名』・日程・会場・価格・URL・コメント
 ▽座種の記述がない公演は全席指定。


★1.こまつ座&シス・カンパニー『ロマンス』
  08/03-09/30世田谷パブリックシアター
  ☆出演=大竹しのぶ/松たか子/段田安則/生瀬勝久/井上芳雄/木場勝己
   作=井上ひさし 演出=栗山民也
   S席8400円 A席6300円 補助席8000円
    http://www.siscompany.com/03produce/18romance/
   井上ひさしさんの新作を栗山民也さんが演出。超~豪華キャスト。
   ※当日券は全ステージ、開演時間の1時間前から劇場入口にて販売。
    先着順・事前予約なし・お一人様2枚まで

   ●お薦めポイント●
   「大竹しのぶ」「松たか子」という名前が並んだ仮チラシに、
   劇場ですっかり目を奪われた覚えがあります(笑)。
   今年最大の目玉公演と言っても過言ではないかも。
   そして井上さんの新作です。今回は初日の幕、開きますよね・・・?


2.ホリプロ『エレンディラ』
  08/09-09/02彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
  ≪埼玉、大阪、愛知≫
  ☆出演:中川晃教、美波、國村隼、瑳川哲朗、ほか
   原作:ガルシア・マルケス 脚本:坂手洋二 演出:蜷川幸雄
   音楽:マイケル・ナイマン
   S席12000円 A席7000円
    http://www.horipro.co.jp/ticket/kouen.cgi?Detail=92
   豪華スタッフが揃った数年越しの企画。坂手さんの脚本を
   蜷川さんがどう演出するか。マイケル・ナイマンの音楽も贅沢。


★3.パルコ『LOVE 30 vol.2~女と男の物語~』
  08/15-24パルコ劇場
  ≪東京、福岡、愛知、大阪≫
  ☆「北向きの女」脚本=青木豪 出演=純名りさ、内田滋 
   「アルゼンチンにて」脚本=赤堀雅秋 出演=鈴木砂羽、尾美としのり 
   「たんすのゆくえ」脚本=田村孝裕 出演=小西美帆、羽場裕一
   演出=宮田慶子 音楽=稲本響 
   7,000円 平日マチネ料金6,000円
    http://www.parco-play.com/web/play/love30_02/
   男女2人芝居の3本立て。各30分の小品集です。
   今注目の若手作家の脚本が楽しみ!


4.劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り
  『犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート』
  08/11-09/09サンシャイン劇場
  ≪大阪、東京≫
  ☆出演=古田新太、宮藤官九郎、勝地亮、池田成志、木野花、橋本じゅん、
      高田聖子、小松和重、粟根まこと、他
   作・演出=いのうえひでのり
   S席9500円 A席8000円
    http://www.vi-shinkansen.co.jp/
   劇団☆新感線のお笑いネタもの。大人が本気でふざけるのがカッコいい。


5.ホリプロ『ヴェニスの商人』
  08/17-09/30天王洲銀河劇場
  ☆出演=市村正親、藤原竜也、寺島しのぶ、京野ことみ、西岡徳馬、他
   作=ウィリアム・シェイクスピア 演出=グレゴリー・ドーラン
   S席10,500円 A席8,400円 立見券(2階客席 最後列両サイド)5,000円
    http://www.gingeki.jp/
   RSCのグレゴリー・ドーラン演出の豪華キャストのシェイクスピア。


6.TPTフューチャーズ -Summer 2007
  『The Distance From Here~ここからの距離』
  08/17-26ベニサン・ピット
  ☆出演=ワークショップで選ばれた若手俳優、植野葉子、千葉哲也
   脚本=ニール・ラビュート 訳=常田景子 演出=千葉哲也
   一般:5,000円 学生:3,000円
    http://www.tpt.co.jp/
   千葉哲也さんは2006年のtpt『スラブ・ボーイズ』で
   読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞されています。


7.キャラメルボックス2007チャレンジシアターVol.5
  『猫と針』08/22-09/09俳優座劇場
  ≪東京、福岡≫
  ☆出演=岡田達也/坂口理恵/前田綾/石原善暢/久保田浩
   作=恩田陸(小説家) 演出=横内謙介(扉座)
   5,800円
    http://www.caramelbox.com/
   演劇集団キャラメルボックスの小規模公演。
   恩田陸さんが戯曲に初チャレンジし、横内謙介さんが演出。


8.劇団M.O.P.『エンジェル・アイズ』
  08/29-09/05紀伊國屋ホール
  ≪京都、東京、大阪≫
  ☆出演=キムラ緑子/三上市朗/林英世/酒井高陽/木下政治/奥田達士 
      岡森諦(扉座)/浅野雅博(文学座)/他
   作・演出=マキノノゾミ
   5,500円(全席指定)
    http://www.g-mop.com/
   マキノノゾミさん率いる劇団M.O.P.の新作。
   客演も多数呼んでのウエスタン(?)作品。


9.メジャーリーグ『シラノ・ド・ベルジュラック』
  08/29-09/09青山円形劇場
  ≪東京、兵庫≫
  ☆出演=市川右近/安寿ミラ/加納幸和/坂部文昭/たかお鷹/桂憲一/
     市川猿弥 アコーディオン:大田智美 バイオリン:廣川抄子
   作:エドモン・ロスタン 翻訳:辰野隆/鈴木信太郎 
   演出:栗田芳宏 音楽:宮川彬良 企画・台本:笹部博司
   6500円 プレビュー公演5000円 ※未就学児の入場不可
    http://www.majorleague.co.jp/kouen/shirano/index.html
   市川右近さんと安寿ミラさんが名作『シラノ・・・』に挑戦。
   素敵な音楽劇になることを期待。


10.シアターナインス『シェイクスピア・ソナタ』
  08/30-09/26パルコ劇場 ※8/30(木)はプレビューオープニング
  ☆出演=松本幸四郎/高橋克実/緒川たまき/松本紀保/長谷川博己/
     豊原功補/岩松了/伊藤蘭
   作・演出=岩松了
   9,000円 プレヴュー料金:8,500円
    http://www.parco-play.com/web/page/information/shakespeare/
   松本幸四郎さん企画・主演シリーズ。今回は岩松了さんの作・演出。

 ★★★―――――――――――――――――――――――――――――― 
  前売3000円台以下の気になる作品を5本ご紹介します。
 ――――――――――――――――――――――――――――――★★★ 

【1】ハイリンド『幽霊はここにいる』
 08/01-05 THEATER/TOPS
 ☆出演=伊原農/枝元萌/多根周作/はざまみゆき/他
  脚本=安部公房 演出=西沢栄治
  前売3,500円/当日3,800円
  平日マチネ割引き 前売3,000円/当日3,300円 
  「三人寄れば文殊のTicket」9,900円(3枚セット)
   http://www.hylind.net/
  俳優だけの劇団ハイリンドがシアタートップスに進出。


【2】横濱・リーディング・コレクション #3
 『岸田國士を読む!』08/09-12相鉄本多劇場
  演出:『動員挿話』楢原拓(チャリT企画)
     『顔』矢野靖人(shelf)
     『クニヲと俺と。(入門編)』菊川朝子(Hula-Hooper)
     『紙風船』明神慈(ポかリン記憶舎)
  前売2,200円 当日2,700円(日時指定・全席自由席)
  セット券・リピーター割引などあり
   http://yokohama-reading.org/
  4人の演出家による岸田國士(きしだ・くにお)戯曲リーディング公演。
  バラエティに富んだ4作品を味わえそう。1回で2本観られます。


【3】青年団リンク・東京デスロック『unlock#2:ソラリス』
 08/10-14こまばアゴラ劇場
 ☆出演:夏目慎也、佐山和泉、石橋亜希子、大竹直、永井秀樹
  作・演出:多田淳之介
  予約2000円 当日2500円(日時指定・整理番号付自由席)
   http://www.specters.net/deathlock
  脚本全文掲載のチラシに驚いた人も多いはず。何が起こるのかしら!?


【4】Oi-SCALE『ロールシャッハ』
 08/16-19シアタートラム
 ☆出演=さとうやすえ/村田充/星耕介/林灰二/清水慎太郎/川崎賢一/他
  作・演出:林灰二
  一般3,300円/当日3,500円 その他会員・世田谷区民割引などあり
   http://www.oi-scale.com/oiweb/rorschach/rorschach.html
  林灰二さん独特の世界を再びシアタートラムで。
  さとうやすえさんも前回に続いて出演されます。


【5】POTALIVE『駒場編 vol.2「LOBBY」』
 08/04-09/02こまばアゴラ劇場待ち合わせ
 ☆作・演出=岸井大輔
  プログラム作家=兼盛雅幸/米光一成/木室陽一/垣内友香里/井上こころ/
          笠木真人/愛川武博/村井美樹/青山るり子/神村恵
  前売・当日共1,000円/2作通し券1,200円(好きな作品2つ)/3作目以降500円
   http://www.agora-summit.com/2007s/06j.html
  ポタライブは案内人と一緒に散歩をしながら味わうお散歩演劇です。
  今回は各プログラム作家ごとに10作品のラインアップ。
  1回の参加者は10名前後なのでご予約はお早めに。完売続出中です。
  POTALIVE『駒場編vol.1「museum」』レビュー
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0525230853.html


≪夏休み・子供向け≫

★◎ANJ・子どもに見せたい舞台 vol.1『オズの魔法使い』
 08/25-09/01にしすがも創造舎 特設劇場
 ☆出演:前田幸恵/大高浩一/岡田宗介/山田宏平/井上貴子/
     三橋麻子/スズキハルヨ/小林至/村上哲也/他
  原作:フランク・ボーム(訳/幾島幸子) 演出/倉迫康史
  振付:井手茂太 音楽:棚川寛子 美術:伊藤雅子 衣装:竹内陽子
  音響:藤田赤目 照明:佐々木真喜子 舞台監督:松下清永+鴉屋
  全席自由 大人500円(65歳以上は無料) 子ども(3歳以上~中学生)無料
   http://sozosha.anj.or.jp/natsumatsuri2007/oz_top.html
  にしすがも創造舎の子ども向け舞台。早くも売切れ日続出です!
  小劇場の実力派キャストに豪華スタッフが勢ぞろい。


 ◎しのぶの今月の全予定(27本+α)はSCHEDULEに掲載しています。
   http://www.shinobu-review.jp/schedule.html


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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.NODA・MAP番外公演『THE BEE(ロンドンバージョン)』
  07/12-29シアタートラム
  ☆日本バージョン、ロンドンバージョンの2作品連続公演だったことに
   大きな意義があると思いました。野田秀樹さんに心からの敬意を。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0717234257.html


2.椿組07年夏・花園神社野外劇『花火、舞い散る』
  07/13-22花園神社
  ☆夏の野外劇ならではの作品を体験させてくださいました。
   田村孝裕さん(ONEOR8)の脚本・演出が素晴らしかったです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0714002755.html


3.小指値『mrs,mr.japanease』
  07/25-30王子小劇場
  ☆若くて元気で自由!演劇、ダンス、パフォーマンスなどのジャンルを
   勝手に飛び越えて、等身大のリアルなエンタメ舞台になっていました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0727151137.html


 7月はオペラ鑑賞を少々復活させまして、新国立劇場の『蝶々夫人』と
 『スペース・トゥーランドット』で美声を堪能いたしました。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000134861
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2007年7月(観劇数31作品)は残念ながら発行しませんでした。

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 ◆3 【T★1(ティー・ワン)演劇グランプリ開催中!】
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 ◎フジテレビ、TOKYO★1週間、こりっちによる
  「T★1(ティー・ワン)演劇グランプリ」が開催中です!
   http://stage.corich.jp/t1/

  応募した79団体の中から第1次(ネット)審査を通過した約10団体が
  決勝大会「お台場SHOW-GEKI城」(2007年12月~2008年1月)に進出します。
  私は第1次、第2次審査の審査員をさせていただいております。   

  第1次審査の発表は8/10(金)!

  こりっちメンバー(登録無料)のクチコミも審査の対象になりますので
  観客の皆さんもぜひ参加してくださいね♪

  CoRich舞台芸術!⇒ http://stage.corich.jp/
  メンバー登録⇒ http://www.corich.jp/stage/user_register.php
  携帯サイトもあります⇒ http://corich.jp/m/s

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 ◆4 【時間堂(東京)がお盆に稽古全公開イベントを開催!】
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 ◎「深呼吸の出来る演劇」「そこにちゃんと存在する演劇」を提唱する
  時間堂(東京)が、稽古場&リハーサル&本番を全公開します。
  『おやつの時間堂「proof」』
   http://blog.livedoor.jp/jtc2007/archives/50284906.html

  上演するのは4人芝居『proof(証明)』。
  2001年にトニー賞最優秀作品賞とピューリッツァー賞を受賞した戯曲です。
  ひょうご舞台芸術『プルーフ/証明』レビュー(2001年)
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2001/0608160448.html

  時間堂の前回公演『ピンポン、のような』は、
  「CoRich舞台芸術まつり!2007春」の最終審査作品で大変好評でした。
   http://stage.corich.jp/html/fes_grand_prix07.html

  時間堂を主宰する演出家・黒澤世莉さんのインタビュー
   http://cinra-magazine.net/vol.14/CONTENTS/STAGE/T2.HTM

  演劇の作り手にとっては、違う劇団の稽古場を堂々と覗く良い機会ですし、
  観客にとっては、稽古場とあわせて最終日の本番を観ることで、
  演劇をより深く味わえるイベントになると思います。
  それに『proof(証明)』はとっても素晴らしい戯曲ですよ!


 ◎時間堂『おやつの時間堂「proof」』
  08/13-19王子小劇場
  ☆出演=根津茂尚/玉置玲央/清水那保/足立夕夏
   脚本=デイヴィッド・オーバーン 翻訳=谷賢一 演出=黒澤世莉
   自由席1,800円  
    http://blog.livedoor.jp/jtc2007/archives/50284906.html

 【タイムテーブル】

  8月13日(月)~18日(土)
   公開リハーサル ※詳細はお問い合わせ下さい。
  8月19日(日)
   14:00:公開ゲネプロ
   19:00:公演
   終演後にポストパフォーマンストークあり。

 【チケット】

 ・当日 1,800円(全席自由)
  ※8月13日(月)から18日(土)までの公開練習と、
   8月19日(日)の公演までの7日間、自由に入退場できるフリーパス。

 ・予約 
  電話:070-6659-3841(時間堂)
  メール:jikando(アットマーク)seriseri.com
   ※名前、希望日時、人数、連絡先を明記のこと


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 ◆5 【編集後記】
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 ◎“CoRich舞台芸術まつり!2007春”グランプリは風琴工房!
   http://stage.corich.jp/html/fes_grand_prix.html
  100万円スポンサード公演特設サイトがオープンしています。
   http://stage.corich.jp/html/grand_prix_sponsored.html
  『砂漠の音階』8月に北海道、10月に東京で上演されます。
  CoRichによるチケット・プレゼント実施中!


 ◎8月4日夜にFM西東京『たけがき2』に出演します。
   http://takegaki.k-free.net/
  ※PodCastingブログに↓アップされます(放送終了数日後)。
   http://www.voiceblog.jp/takegaki842/


 ◎9月は秋田のたざわこ芸術村に行きます♪
   http://www.warabi.or.jp/
  わらび座『ミュージカル「小野小町」』を鑑賞して温泉・観光も♪


 ◎劇評サイトwonderlandに寄稿しました。
  岡田利規 × 中野成樹
  「チェルフィッチュ、世界的超感染力のゆくえ」
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0714125532.html


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2007年7月は下記の4作品を拝見しました。
  ・「鉄コン筋クリート」←怖い、面白い、凄いアニメ
   http://www.tekkon.net/
  ・「酒井家のしあわせ」←ナチュラルな関西弁炸裂
   http://plaza.rakuten.co.jp/sakaike/
  ・「バブルへGO!!」←おバカ&シニカルで楽しめました
   http://www.go-bubble.com/
  ・「松ヶ根乱射事件」←小劇場の俳優が多数出演
   http://www.matsugane.jp/ (←音が鳴ります)


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0331235959.html
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
   http://www.shinobu-review.jp/contact/


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪
   http://stage.corich.jp/
  メンバー登録はこちら↓
   http://www.corich.jp/stage/user_register.php
  携帯サイトもあります⇒ http://corich.jp/m/s


 ◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に進んで行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪


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Posted by shinobu at 10:36 | TrackBack