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2010年09月01日

メルマガ 2010年09月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2010年09月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。
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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 76     2010.09.01  1,625部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎9月は話題作の花盛り!今年も芸術の秋、開幕です。
  毎年恒例とはいえ観たいものが多すぎて、嬉しいやら苦しいやら(苦笑)。

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪

 ◎メルマガのバックナンバー↓は全て公開しています。
    http://archive.mag2.com/0000134861/index.html


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め10本+α】
   
   ◎No.1→さいたまゴールド・シアター『聖地』
       09/14-26彩の国さいたま芸術劇場小ホール
    http://www.saf.or.jp/gold_theater/about/seichi.html

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→彩の国さいたま芸術劇場『音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~』
       08/11-27彩の国さいたま芸術劇場大ホール
       ≪埼玉、大阪≫
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0826113101.html
   
 ◆3【お薦め前売り情報 フェスティバル/トーキョー2010】

   ◎いよいよ9/5(日)より一般前売り開始。ご予約はお早めに!
    http://festival-tokyo.jp/

 ◆4【編集後記】

   ◎「福岡・九州地域演劇祭」のパネルトークに出演します。
   ◎芸団協「もっと文化を!」署名募集中!
   ◎おすすめ舞台中継 on TV

 ◆5【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪

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 ◆1 【今月のお薦め10本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/冠名・『題名』・日程・会場・価格・URL
 ▽座種の記述がない公演は全席指定。


1.流山児★事務所『櫻の園~喜劇四幕~』
  09/01-07あうるすぽっと
  ☆出演:安奈淳 流山児祥 塩野谷正幸 伊藤弘子 池下重大 町田マリー
    関谷春子 栗原茂 イワヲ 小林七緒 坂井香奈美 朝比奈慶 下総源太朗
   作:チェーホフ 翻訳・台本:木内宏昌 演出:千葉哲也
   一般4,500円 学生割引3,500円 劇場会員割引などあり。
    http://www.ryuzanji.com/
   千葉哲也さんがチェーホフの『櫻の園』を演出。木内宏昌さんによる
   台本にも期待。木内さんは後述の『イリアス』の脚本も書かれています。


★2.パソナグループ、ヴィーブル企画『イリアス』
  09/04-23ル テアトル銀座 by PARCO
  ≪東京、新潟、兵庫≫
  ☆出演:内野聖陽 池内博之 高橋和也 馬渕英俚可 新妻聖子 チョウソンハ
      木場勝己 平幹二朗 ほか
   原作:ホメロス 脚本:木内宏昌 演出:栗山民也 音楽:金子飛鳥
   平日10,000円 土日祝11,000円 ※未就学児童入場不可
    http://www.ilias2010.com/
   紀元前8世紀頃にギリシア詩人ホメロスがまとめた叙事詩を日本初舞台化。
   脚本は前述の『櫻の園』も書かれた木内宏昌さん。演出は栗山民也さんです。
   キャストが豪華絢爛すぎて、めまいがしそう!(笑)


3.パルコ・プロデュース『ハーパー・リーガン』
  09/04-26パルコ劇場
  ≪東京、茨城、大阪≫
  ☆出演:小林聡美 山崎一 美波 大河内浩 福田転球 間宮祥太朗 木野花
   脚本:サイモン・スティーヴンス 演出:長塚圭史
   7,500円 U-25チケット:¥5,000(25歳以下対象/当日指定席券引換)
   ※未就学児童入場不可
    http://www.parco-play.com/web/page/information/harper/
   長塚圭史さんがある女性の2日2晩を描いた英国戯曲を演出。
   小林聡美さんの舞台出演は2005年以来なんですね。豪華キャスト。


4.NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』
  09/05-28東京芸術劇場小ホール1
  ☆出演:中村勘三郎 野田秀樹 太田緑ロランス(Wキャスト) 黒木華(Wキャスト)
   脚本・演出:野田秀樹
   一般7500円 サイドシート4000円(25歳以下2000円 要身分証)
    http://www.nodamap.com/productions/omote/
   ヒロイン・オーディション告知↓(写真あり)
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0513140548.html
   中村勘三郎さん(父)と野田秀樹さん(母)と娘役(Wキャスト)の
   3人芝居です。野田さんは新作続きで凄いと思います。
   「野田秀樹芸術監督就任1周年記者懇談会」↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0813150355.html


★5.Bunkamura『シダの群れ』
  09/05-29 Bunkamuraシアターコクーン
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:阿部サダヲ 江口洋介 小出恵介 近藤公園 江口のりこ
      黒川芽以 尾上寛之 裵ジョンミョン 伊藤蘭 風間杜夫
   脚本・演出:岩松了
   S9,500円 A7,500円 コクーンシート5,000円 中2F立見券3,500円
    http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_shida.html
   岩松了さんの新作です。風間杜夫さん、阿部サダヲさんはじめ豪華キャスト。
   岩松さんが描くヤクザの世界って想像がつきませんが、きっと
   いつもと同様に、目には見えないものが舞台の鍵になるのだろうと思います。


6.加藤健一事務所『木の皿~THE WOODEN DISH~』
  09/08-12本多劇場
  ≪東京、京都、兵庫≫
  ☆出演:加藤健一 西山水木 加藤忍 新井康弘 土屋良太 小椋毅
      山下裕子 宇都美由樹 有福正志 金尾哲夫
   脚本:エドマンド・モリス 演出:久世龍之介
   前売¥5,000 当日¥5,500 高校生割引¥2,500(当日のみ)
    http://homepage2.nifty.com/katoken/76-index.html
   加藤健一事務所が何度も再演している作品です。テーマは老い。
   私はいつも観たいと思ってずっと観られていません。今度こそ。


7.M&O plays+PPPPプロデュース『窓』
  09/16-26本多劇場
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:高橋一生 野波麻帆 小林高鹿 ぼくもとさきこ 玉置孝匡
      近藤フク 吉川純広 内田亜希子 河原雅彦
   脚本・演出:倉持裕
   前売り¥5,500/当日¥5,800
    http://www.morisk.com/plays/window/index.html
   倉持裕さんの新作です。ペンギンプルペイルパイルズの全劇団員に加え
   高橋一生さんら若手実力派キャストが揃ったプロデュース公演。


8.新国立劇場演劇『ヘッダ・ガーブレル』
  09/17-10/11新国立劇場小劇場
  ☆出演:大地真央 益岡徹 七瀬なつみ 山口馬木也 青山眉子 羽場裕一 田島令子
   脚本:ヘンリック・イプセン 翻訳:アンネ・ランデ・ペータス/長島確
   演出:宮田慶子
   A席6,300円 B席3,150円
  「JAPAN MEETS…」特別割引通し券16,500円(正価18,900円)
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000322_play.html
   制作発表写真レポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0722130311.html
   新国立劇場は新演劇芸術監督に宮田慶子さんを迎えたシーズンが開幕。
   イプセンの名作を新訳で上演します。主演は大地真央さん。
   マンスリー・プロジェクト↓のリーディング公演もお見逃しなく。
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000400_play.html


9.テアトル・エコー『日本人のへそ』
  09/18-10/04恵比寿・エコー劇場
  ☆出演:熊倉一雄 落合弘治 永井寛孝 根本泰彦 多田野曜平 他
   作曲:服部公一 脚本:井上ひさし 演出:熊倉一雄
   一般5,000円/学生3,000円
    http://www.t-echo.co.jp/2010_nipponjinnoheso/index.html
   1969年初演の井上ひさしさんの処女戯曲の再演。
   私は未見なのでぜひ伺いたいと思っていたのですが、
   10月4日(月)14:00開演の追加公演も含めて全公演完売(涙)。


10.世田谷パブリックシアター『ガラスの葉』
  09/26-10/10世田谷パブリックシアター
  ☆出演:荻原聖人 田中圭 平岩紙 銀粉蝶
   脚本:フィリップ・リドリー 演出:白井晃
   S席6,300円 A席4,200円 高校生以下:各一般料金の半額
   U24:各一般料金の半額 劇場、区民割引などあり ※未就学児童入場不可
    http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/09/post_198.html
   2007年ロンドン初演戯曲を白井晃さんが演出。
   フィリップ・リドリー戯曲を白井さんが演出した公演のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/1014181341.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2002/0608231330.html
   観客を幻想的な世界に連れて去って、翻弄してくれること請け合い!


 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売3000円台以下の気になる作品を7本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

【1、2】山の手事情社・シビウ国際演劇祭凱旋公演
  『オイディプス王』09/02-05アサヒ・アートスクエア
  『タイタス・アンドロニカス』09/08-12アサヒ・アートスクエア
  ☆脚本・演出:安田雅弘
   一般(前売)4,200円/2演目セット券 8,000円(当日)4,700円
   一般B(前売)3,700円 ※前売一般Bは、若干見づらい席になる場合あり。
   高校生以下(前売)2,000円(当日)2,500円
    http://www.yamanote-j.org/works/works_oedipus-titus201006.html
   『タイタス・アンドロニカス』レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0121011719.html
   安田雅弘さん率いる山の手事情社が、ヨーロッパを代表する演劇祭
   「シビウ国際演劇祭」からの凱旋公演を行います。2本連続上演です。


★【3】さいたまゴールド・シアター『聖地』
  09/14-26彩の国さいたま芸術劇場小ホール
  ☆出演:さいたまゴールド・シアター
   脚本:松井周 演出:蜷川幸雄
   全席指定 一般:3,000円 メンバーズ:2,700円
    http://www.saf.or.jp/gold_theater/about/seichi.html
   蜷川幸雄さん率いる総勢42人、平均年齢71歳の劇団の新作です。
   メルマガ7月号のお薦め前売り情報でご紹介しました。

   ●お薦めポイント●
   脚本は30代の劇作家・演出家・俳優である松井周さんが書き下ろされました。
   チケット代3000円は破格です。どうぞさいたま観劇にお出かけください。
   さいたまゴールド・シアター作品のレビュー↓
   『95kgと97kgのあいだ』(2009年)
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0320171438.html
   『アンドゥ家の一夜』(2009年)
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0626001959.html
   松井さんの劇団サンプルも同時期に新作『自慢の息子』を上演します。


【4】ナイロン100℃ SIDE SESSION #10『亀の気配』
  09/15-20サンモールスタジオ
  ☆出演:猪岐英人、水野顕子、伊与顕二、野部友視、斉木茉奈、白石遥、
    菊地明香、森田完、田中佑希、眼鏡太郎、海老澤健次、上田結 
   作・演出:喜安浩平 監修・脚色・演出協力:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
   前売・当日3,000円 当日指定席引換券2,800円(ぴあ前売のみ)
    http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/kame.html
   ナイロン100℃所属の喜安浩平さんが作・演出される新作で、
   ケラさんも監修等で参加されています。


【5】サンプル『自慢の息子』
  09/15-21アトリエヘリコプター
  ☆出演:古舘寛治 古屋隆太 兵藤公美 奥田洋平 野津あおい 羽場睦子
   脚本・演出:松井周
   全席自由(整理番号つき) 前売:3000円 当日:3300円
    http://www.samplenet.org/yotei.htm
   松井周さん率いる劇団サンプルの新作です。
   今年5月のニューヨーク・タイムズ紙にインタビューが掲載されています。
   「日本の演出家の世界デビュー」(松井周インタビュー)↓
    http://www.nytimes.com/2010/05/27/arts/27iht-shu.html?_r=1&emc=eta1
   2009年の劇団作品のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0522115139.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0117092639.html
   さいたまゴールド・シアター『聖地』と合わせてぜひ!


【6】青年団国際演劇交流プロジェクト2010『砂と兵隊』『Sables & Soldats』
  09/16-10/06こまばアゴラ劇場
  ☆出演:山内健司 ひらたよーこ 志賀廣太郎 渡辺香奈 小林智 福士史麻 大塚洋
    工藤倫子 石橋亜希子 大竹直 高橋智子 村井まどか 河村竜也 堀夏子
   脚本・演出:平田オリザ 翻訳:ローズマリー・マキノ
   一般:3,500円 学生・シニア(65歳以上):2,500円 高校生以下:1,500円
   『Sables & Soldats』は仏語上演/日本語字幕つき。
   仏語版は10/5、6の2ステージのみ。
    http://www.seinendan.org/
   平田オリザさんの2005年初演戯曲のはじめての再演。
   砂の舞台が気になります。フランス人キャストによる仏語版も上演。


【7】ONEOR8『絶滅のトリ』
  09/24-10/03シアタートラム
  ☆出演:柄本佑 伊藤俊輔 恩田隆一 和田ひろこ 冨田直美 野本光一郎
      林和義 高乃麗 山口森広 高畑こと美 河口高志 角替和枝
   脚本・演出:田村孝裕
   前売3800円/当日4200円 劇場会員、区民割引などあり。
   ※25日(土)夜、30日(木)昼:前売3300円/当日3800円
    http://oneor8.net/
   田村孝裕さん率いる劇団ONEOR8(ワンオアエイト)の新作です。
   田村さんと柄本佑さんは『シュート・ザ・クロウ』↓からのご縁かしら。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0411205917.html


≪子供向け・その他≫

 ◎座・高円寺『旅とあいつとお姫さま』
  09/03-10/09座・高円寺1
  ≪滋賀、東京、宮城、北海道≫
  ☆出演:高田恵篤、KONTA、楠原竜也、辻田暁、逢笠恵祐
   脚本・演出:テレーサ・ルドヴィコ
   全席自由 大人(18歳以上)3,000円 子ども(小学生以上)2,000円
   未就学児500円 親子ペア券4,000円
   ※一般客は(火)(金)(土)の夜のみ入場可。スケジュールをご確認ください。
    http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=318
   クオリティーの高い児童向け劇です。過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1001174052.html


 ◎ZOKKY『ZOKKYののぞき部屋演劇祭2010』
  09/10-20王子小劇場
  佐藤佐吉演劇祭2010参加作品
  ☆脚本・演出:小林タクシー
   一般500円 CD付き1500円
    http://zokky.jp/nozofes2010
   「佐藤佐吉演劇祭2010」記者発表写真レポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0720140719.html
   1公演につき観客1名というのぞき穴演劇。2008年のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1119235833.html
   上演時間は約5分間、立ち見です。ぜひ一度体験してみてください。
   9/1(水)午前0時からの一般発売開始と同時に予約が埋まっていきますので、
   観たい方は予約の手引き↓をよく読んで、予約ページへGO!
    http://zokky.jp/nozofes2010/welcome.html
   ※公式サイトで一目瞭然ですが、エッチ度高い目の公演です。


 ◎世田谷パブリックシアター『私が一粒の米(こめ)であったら』
  09/15-22生活工房ワークショップルーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)
  ☆出演・脚本・演出:スタンズ・カフ
   入場無料
    http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/09/post_201.html
   イギリス若手劇団によるパフォーマンス・インスタレーション。
   入場無料で午後の数時間、入退場可。


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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.彩の国さいたま芸術劇場『音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~』
  08/11-27彩の国さいたま芸術劇場大ホール
  ☆普通のお芝居2本分以上のボリューム!9月は大阪公演あり!
   舞台の表と裏を見せて、演劇の愛、劇場の力を示してくれました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0826113101.html

2.劇団昴ザ・サード・ステージ『イノセント・ピープル』
  08/25-29シアターグリーンBIG TREE THEATER
  ☆原爆を開発した米国科学者とその家族の65年間を描く骨太な戯曲。
   上演時間を長くして、大きな劇場での再演を希望。
   http://www.theatercompany-subaru.com/3rd.html

3.タクトフェスティバル『ひつじ』
  08/11-15東京芸術劇場ロワー広場
  ☆俳優が演じる羊たちと観客との触れ合い。TACT/FESTIVALは
   招聘された4作品全てが場外ホームラン級の大当たりでした。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0814180505.html

  ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』は笑いの中にスマートな風刺がピリリ。
  『今は亡きヘンリー・モス』演出の小川絵梨子さんの今後が楽しみ。
  『ともことサマーキャンプ』『イノセント・ピープル』『あゆみ』と、
  8月は畑澤聖悟さんの作品を3本拝見しました。どれも良かった!

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2010年8月(観劇数26作品)は残念ながら発行せず。

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 ◆3 【お薦め前売り情報 フェスティバル/トーキョー2010】
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 ◎昨年春秋の2度に渡って開催され、東京の現代舞台芸術シーンを
  大々的に更新した巨大イベントが今秋も開催されます!

 ●フェスティバル/トーキョー2010(通称:F/T10)
  期間:2010年10月30日(土)~11月28日(月)
  会場:東京都豊島区の劇場など
   http://festival-tokyo.jp/

  F/T主催の13作品と今年から始まった公募プログラムの8作品を足すと、
  合計21作品が上演されます。「F/T10」に明け暮れる11月になりそう!
  私が「絶対に観たい!」と思った作品を4つご紹介いたします(初日順)。

 《1》『パブリック・ドメイン』
  10月30日(土)~11月の毎週土日@池袋西口公園
  演出:ロジェ・ベルナット(スペイン)
   http://www.festival-tokyo.jp/program/bernat/
  「F/T10」のテーマ“演劇を脱ぐ”にふさわしい観客参加型“演劇”。

 《2》『わたしのすがた』
  10月30日(土)~11月28日(日)@会場未定
  考案:飴屋法水
   http://www.festival-tokyo.jp/program/ameya/ 過去レビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1118004914.html
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0328164305.html

 《3》『あかりのともるかがみのくず』
  11月9日(火)~15日(月)@にしすがも創造舎
  構成・演出・振付・出演:黒田育世
   http://www.festival-tokyo.jp/program/kuroda/ 過去レビュー↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1115211559.html

 《4》『巨大なるブッツバッハ村―ある永続のコロニー』
  11月19日(金)~21日(日)@東京芸術劇場中ホール
  演出:クリストフ・マルターラー(スイス)
   http://www.festival-tokyo.jp/program/marthaler/
  記者発表での舞台映像では、俳優の演技と音楽との関係が絶妙でした。
  

 【チケット情報】
  一般発売:2010年9月5日(日)午前10:00~
   http://www.festival-tokyo.jp/ticket/
  お得な回数券は売り切れ必至でしょう。ご予約はお早めに!

  F/Tパス(11作品+2企画が観られます):35,000円
  F/T3演目セット:9,999円
  F/T5演目セット:15,000円
  学生料金:学生3,000円 高校生以下1,000円
  ペアチケット:チケット2枚分の料金から10%オフ
  グループチケット:10名様以上のグループで購入すると15%オフ
  トライアルチケット:当日券料金の半額
   ※トライアルチケットは公演当日12時よりF/Tステーションで販売。

  ★「F/T09秋」で【オンラインチケット会員】に申し込んだ方は、
  チケット種類ごとにIDが使えるものと使えないものがありますので、
  公式サイトでよくご確認ください。

  ★シンポジウムやトーク企画↓も充実!
   http://www.festival-tokyo.jp/program/sympo/
  早めにスケジュールを確認して、見逃さないようにしましょう!

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 ◆4 【編集後記】
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 ◎「厳選シアター情報誌Choice!」TOPページ右下の“ちょいナビ”にて、
   http://www.next-choice.com/
  “しのぶの演劇レビュー”をご紹介いただいています!
  演劇ジャーナリストの徳永京子さんのStage Choice!↓もどうぞ!
   http://www.next-choice.com/stage/index.html


 ◎「ぽんプラザホール10周年記念 福岡・九州地域演劇祭」の
  パネルトークに出演します。
 ・「パネルトーク 福岡・九州地域演劇のこれから」
  日時:9月11日(土) 17:00 ~ 18:30
  会場:ぽんプラザホール 料金:無料(事前予約制)
   http://10kinen.info/event/future.php
  演劇祭参加作品の内覧会レポート↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0810174743.html


 ◎ポスト・パフォーマンス・トークにゲスト出演します。
 ・プロジェクト文学製作委員会「Project BUNGAKU 太宰治」
  09/30-10/10ワーサルシアター
  ☆原作:太宰治 翻案・演出:広田淳一/吉田小夏/松枝佳紀/谷賢一
   上演作品:『HUMAN LOST』『燈籠』『ヴィヨンの妻』『人間失格』
    http://www.alotf.com/pb/
   私が出演するのは10月6日(水)14:00の回終演後です。


 ◎芸団協「もっと文化を!」署名募集中!
   http://www.motto-bunka.com/
  「日本の国家予算に占める文化予算の割合を0.1%から0.5%に増額を!
   文化芸術立国を実現するため、請願署名にご協力ください。」
  公式ツイッター:http://twitter.com/mottobunka

  芸団協「劇場法(仮称)ラウンドテーブル」の内容をまとめました。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0613225550.html
  合計10エントリーと大量ですが、まずはまとめのページだけでも
  お読みいただけたら幸いです。署名を検討する際のご参考になれば。


 ◎おすすめ舞台中継 on TV

  【NHK BS2】9月5日(日)13:00~18:10
   「青春舞台2010」
    第56回全国高等学校演劇大会優秀校の舞台を一挙4本放送。
    『あゆみ』(作:柴幸男 潤色・演出:畑澤聖悟)ほか。
    MCゲスト:はしのえみ、江本純子、大塚ムネト
    http://www.nhk.or.jp/seishunbutai/

  【NHK BS2】9月6日(土)午前0時40分~4時40分(5日深夜)
   Studio Life『トーマの心臓』
   原作:萩尾望都
    http://www.nhk.or.jp/bs/premium/ ↓レビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0317105611.html

  【NHK 教育】9月10日(金)23時00分~25時15分
   Bunkamura『ファウストの悲劇』
   作:クリストファー・マーロウ 翻訳:河合祥一郎 演出:蜷川幸雄
    http://www.nhk.or.jp/art/current/drama.html レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0716000905.html

  【WOWOW】9月13日(月)20:00~
   ノンフィクションW「中村勘三郎×野田秀樹 芝居の遺伝子
    ~55年生まれの55歳に55日間密着!~」
    http://www.wowow.co.jp/documentary/nonfictionw/

  【NHK BS2】9月18日(土)午前0:45~2:58 (17日深夜)
   劇団青年座『フユヒコ』
   作・演出:マキノノゾミ
    http://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/

  【WOWOW】9月23日(木)午前11:30~
   コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』
   主演:中村勘三郎 演出・美術:串田和美
    http://www.wowow.co.jp/pg/detail/075478001/ レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0711224513.html

  【WOWOW】9月27日(月)23:00~
   NODA・MAP『ザ・キャラクター』
   作・演出:野田秀樹
    http://www.wowow.co.jp/pg/detail/075470001/


 ◎劇評サイトwonderlandでもお薦め舞台を紹介しています。
  3人で語る「2010年9月はコレがお薦め!」
   http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=1376


 ◎FM西東京・演劇情報番組「たけがき2」
   http://takegaki.k-free.net/
  毎週放送される『演劇ハニーフラッシュ!』に
  「しのぶセレクション」というコーナーがあります。
  私がお薦めする舞台の公演情報を発信してくださっています。
  ラジオだけでなくネットでも聴けるので↓、よかったらぜひ♪
   http://www.voiceblog.jp/takegaki842/


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2010年8月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
  ・「人間失格」←太宰治1。生田斗真さんステキー。
    http://www.ns-movie.jp/
  ・「パンドラの匣」←太宰治2。川上未映子さんステキー。
    http://www.pandoranohako.com/index2.html
  ・「ゴールデンスランバー」←堺雅人さんにハズレなし。
    http://www.golden-slumber.jp/
  ・「海の金魚」←けっこうハードな設定。海に飛び込む淡水魚の冒険。
    http://eiga.com/movie/55175/
  ・「食堂かたつむり」←さすが富永まい監督。細かいこだわりが眼福。
    http://katatsumuri-movie.jp/


 ◎ツイッターやってます!
  ⇒ shinorev : http://twitter.com/shinorev
  今までは目に、耳にしなかった情報が絶えず届いて超刺激的!
  実名アカウント同士の身のあるやりとりから仕事に直結!


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
   http://www.shinobu-review.jp/contact/


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪
   http://stage.corich.jp/
  メンバー登録はこちら↓
   http://www.corich.jp/stage/user_register.php
  携帯サイトもあります⇒ http://corich.jp/m/s


 ◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪


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Posted by shinobu at 2010年09月01日 00:04 | TrackBack (0)