2010年09月01日
NODA・MAP『ザ・キャラクター』06/20-08/08東京芸術劇場中ホール
野田秀樹さんの新作です。宮沢りえさん、古田新太さん、橋爪功さんら超豪華キャスト。チョウソンハさんの初NODA・MAP出演にも注目していました。
書道教室とギリシア神話の混濁の中からある事件が浮かび上がります。最後の一筆に、一突きに、胸を刺し貫かれました。「過去を忘れるな」という怒りと悲痛の叫びを受け取りました。
劇場ロビーで戯曲が掲載された「新潮 2010年 07月号」を購入。野田さんの公演では毎回必ず買ってる気がします。
⇒2010年9月27日(月)23:00~WOWOWで放送されます
⇒CoRich舞台芸術!『ザ・キャラクター』
早口の大量のセリフ、走り回るメインキャスト、そして舞台を埋める若いアンサンブル。陽気で楽しげな空気や、不穏で荒々しい空気を、大勢の人間の声と体が生み出していました。最初は書道教室、ギリシア神話と、にぎにぎしくて活気のある世界が描かれます。謎が解けるに従って、面白おかしい物語の奥にある静かで冷え切った世界、死んだような目をした若者がじーっと動かずに閉じこもっている闇を描いていたことがわかってきます。
激しい身体表現と膨大なセリフとなると、パっと見はいつもの野田さんらしい作風だと受け取れるのですが、実はそれとは対照的な、正反対といえるものを表していたのだと気づいた時、あらためて演劇という表現の多様さ、層の厚さを感じました。走ったり跳んだりぶつかったりすればするほど、声を振り絞って必死で叫んだりすればするほど、怠惰で無為な、醜悪な人間の、底なしの穴のように息苦しい、、空虚な闇が静かにあらわれるように感じました。
高校生割引(なんと1000円!)で知り合いが2人ほど観に行ってくれました。すごく嬉しかった。野田さん、NODA・MAPそして東京芸術劇場の皆さん、ありがとうございました。
【写真↓東京芸術劇場の正面より】
ここからネタバレします。
チョウソンハさんの背中にあった「幻」に宮沢りえさんが一筆足して「幼」となった時、私も胸を(背中からと言ってもいいかも)刺し貫かれたような、頭から冷や水を浴びせかけられたような、痛みをともなう衝撃を受けました。オウム事件の根っこにある私たち自身の問題は「幼稚」だってこと。舞台を見上げられなくなって肩がふるえて、涙がしぼり出されました。隣の席の人には迷惑だったかもしれません。
『新世紀エヴァンゲリオン』をつくった庵野秀明監督が、おそらくあれは10年ぐらい前だったと思うのですが、テレビのインタビューでおっしゃったことを即座に思い出しました。
庵野「本当の大人はアニメなんて見ないですよ(僕は子供なんです)。」
たしか『ゲド戦記』の試写を初めて見た時の宮崎駿監督も、初監督をされた息子さんについて「子供だ」とおっしゃっていました(←テレビのドキュメンタリーで見ました)。
私はアニメも漫画も大好きですが、それを楽しむことと、その世界に入り込んで外を見なくなることとは別だと思います。私の場合、演劇にどっぷり浸かってその周囲を見ていないと言われてもしょうがないのかもしれません。もう十分以上に大人なくせに、まだまだ幼稚です。それを面と向かって野田さんに指摘されたように感じました。
第15回公演
出演:野田秀樹、橋爪功、宮沢りえ、古田新太、藤井隆、美波、池内博之、チョウソンハ、田中哲司、銀粉蝶 ※稽古中のけがで一時降板した銀粉蝶の代役に高橋惠子、大西智子(6/20-30)。※私が観た回は高橋惠子さんでした。
アンサンブル出演:パンフレット紛失中(涙)により後ほど加筆予定。
脚本・演出:野田秀樹 美術:堀尾幸男 照明:小川幾雄 衣裳:ひびのこづえ 選曲・効果:高都幸男 振付:黒田育世 ヘアメイク:宮森隆行 舞台監督:瀬崎将孝 プロデューサー:鈴木弘之 提携:東京芸術劇場(財団法人東京都歴史文化財団) 企画・製作:NODA・MAP
【休演日】月曜日(6/21をのぞく)、6/24(木)【発売日】2010/04/17 S席9,500円、A席7500円、サイドシート5,500円 ※25歳以下の方は、劇場チケットサービス窓口でのみ、サイドシート3,000円でご購入いただけます(要身分証)。
http://www.nodamap.com
http://www.nodamap.com/site/news/138
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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王子小劇場地域発信プロジェクト『ダミーサークル』08/25-29王子小劇場
東京都北区の民間劇場である王子小劇場が、「佐藤佐吉演劇祭2010」参加作品としてプロデュースする公演です。⇒告知エントリー ⇒記者会見レポート
北区の中高生11人(男子2人、女子9人)が柿喰う客の中屋敷法仁の指導のもと、3~4時間×7日間という稽古期間を経て、約1時間の演劇をつくり発表しました。5日間で6ステージという本格的な公演です。
⇒CoRich舞台芸術!『ダミーサークル』
≪あらすじ≫
高天原高校演劇部。女子が1名登校拒否中。演劇大会に向けて準備を始めるが、顧問の教師が…。
≪ここまで≫
台本を持って読むリーディング形式でした。えっらいダークなストーリーで驚きました(笑)。
終演後に中屋敷さんに個人的に質問をしたところ、脚本はこの公演のための書き下ろしで、子供たちと顔を合わせてから書き始められたそうです。どんな短期間?!
中高生が1週間たらずという短期間で演劇を作って発表をする公演は、よく拝見しています。基本的に入場無料、もしくは高くても500円はしないので、この公演が一般前売り2,000円というのは高すぎると思いました。
でも公共ホールではなく王子小劇場という民間の劇場が、地域の子供たちを集めて実施したのは素晴らしいことだと思います。次回からは助成金などのサポートがあってくれるといいですね。
ここからネタバレします。
顧問の29歳男性教師が演劇部部長(?)の女生徒に「みだらな行為をした」ということが報道され、演劇部は崩壊状態に。
「フランダースの負け犬」という既存の戯曲をはさむ劇中劇の構成も面白かったです。
≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫
出演:出演者 司会:中屋敷法仁
観客が『ダミーサークル』というタイトルの意味をたずねてくださって、ようやく理解できました。
中屋敷「学校のクラスや部活は、たまたま隣の席同士だったりして、偶然集まったメンバーが集団を形成する。それがダミーな(偽の)サークル(集まり)かと。」
11人の内、俳優志望が1人、人前に立つ職業を目指してるのが1人。両方とも男子高校生でした。
女子高生の1人が「6回も同じことやるなんて飽きるんじゃないかと思ったけど、全然飽きない。この作品で世界ツアーに出たいぐらい(笑)。」と言っていたのが強く印象に残りました。素敵なことだな~。
佐藤佐吉演劇祭2010参加作品
出演:北区の中高生(池田紗希 吉田光希 岡本澪 加藤優美子 黒田就平 渡邊真子 増田菜穂子 栗原那津子 熊木美旺 藤谷時生 竹中美優紀)
脚本・演出:中屋敷法仁(柿喰う客) 舞台監督:本郷剛史 照明プラン:吉村愛子(Fantasista?ish) 照明オペレート:菊池志乃ぶ/羽鳥久美子 演出部:中田潤平 制作:玉山悟(王子小劇場) 制作協力:赤羽ひろみ
当日、予約とも2,000円 シルバー1,500円(65歳以上、要証明) 中高生500円
http://www.en-geki.com/sakichisai2010/program.html#04
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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【セミナー情報】wonderland「劇評を書くセミナー こまばアゴラ劇場 コース(後期全6回)」2010年9月~12月開講※9/23〆切
wonderland(ワンダーランド)が主催する「劇評を書くセミナー」こまばアゴラ劇場コース後期のご案内です。⇒前期告知 ⇒シンポジウム感想
講師陣は前期と少し変わっていますが、やはり豪華です。劇評執筆にご興味のある方はぜひ。詳細は公式サイトでどうぞ。
■劇評を書くセミナー こまばアゴラ劇場コース(後期 全6回)
定員:20人+各回参加10人前後(定員に達したら締め切り)
会費:全6回 一般:1万8000円 各回:3500円
※こまばアゴラ劇場支援会員/ワンダーランド支援会員/劇評セミナー受講経験者/学生:全6回 1万5000円
※学生3人無料招待枠あり!9月11日(土)応募〆切
★お申し込みは公式サイトの申し込みフォームからどうぞ。
劇団昴ザ・サード・ステージ『イノセント・ピープル』08/25-29シアターグリーンBIG TREE THEATER
畑澤聖悟さんが劇団昴に新作戯曲を書き下ろされました(過去レビュー⇒1、2)。『親の顔が見たい』は第12回鶴屋南北戯曲賞にノミネートされています。
原爆を開発した米国科学者とその家族の65年間を描いた凄い戯曲でした・・・。上演時間は2時間でしたが、もっと長くてもいいんじゃないかと思いました。もっと詳しく知りたいと思ったからです。規模拡大した再演を希望。
戯曲が劇場ロビーで販売されていたそうです。買えばよかった!
⇒劇団昴公式ツイッター
⇒CoRich舞台芸術!『イノセント・ピープル』
≪あらすじ≫ 公式サイトより
アメリカ、ニューメキシコ州ロスアラモス。
原子爆弾開発に従事した科学者ブライアン・ウッド。
ヒロシマ・ナガサキに落とされた2発の原子爆弾を作り上げた5人の若者たち。
第二次世界大戦が終わり。その後65年間を彼らはどう生きたのか。
≪ここまで≫
原爆開発中の科学者の青春から第二次世界大戦、その後アメリカが参戦してきたベトナム戦争、湾岸戦争に続くイラク戦争まで、時代は進みます。ついには原子力発電にまで言及する大作です。詳細な調査を経て、強い信念のもとにまとめられた戯曲だと思いました。
当時のアメリカ人が原爆および戦争について軽い気持ちでおしゃべりしますので、(今となっては)胸が悪くなるような差別発言が連発されます。思慮のかけらもない悪らつな言葉の数々。でも自分だってあの時代に生きてたら「鬼畜米英」と言ってたかもしれません。アメリカ人の姿に日本人を見出すことができました。
ここからネタバレします。セリフは正確ではありません。
アメリカ人ばかりの集まりにやってきた日本人は、なんと黒い仮面をかぶっていました(関係者に伺ったところ、脚本の指定だそうです)。「英語が話せない者は人間じゃない」という(当時の)アメリカ人の心情を反映したものではないかと思いました。というのも、英語を話す日本人は仮面をつけない(脱ぐ)からです。
建国200年のお祭りのシーンで、「早いもので我々も50代になり、わが国の歴史の4分の1を生きてきたわけですが~」という乾杯前のスピーチがありました。なんて、なんて・・・歴史の短い国!!数字で知ってはいたけれど、セリフを耳にして改めて愕然とました。
1945年8月の原爆投下の前に行われた原爆投下実験は「トリニティ」と呼ばれるんですね。「地球が滅びる」可能性さえあったのに実行したなんて、もう、悔しいやら悲しいやら・・・でもアメリカをここまで追い詰めたのは日本のせいでもあるんですよね。
科学者ブライアン(遠藤純一)の娘シェリル(矢島祐果)はバークレー大学に進学し、広島出身の被爆二世タカハシ(高草量平)と出会い結婚します。数十年後、娘のお葬式に参列するため、90歳になったブライアンははじめて日本を、広島を訪れます。原爆をつくったアメリカ人が、広島の被爆者と出会い、言葉を交わすことになるのです。タカハシ以外は全員黒い仮面をかぶっていました。
観客が固唾をのんで見守った、緊張感みなぎる場面でした。私は涙が止まらなくて大変でした。日本人の率直な質問に対して、ウィリアムは歯切れの悪い言葉しか出てきません。ヘルパーのベロニカ(江川泰子)は、自分の祖先はネイティブ・アメリカンで、彼女の祖父のいた村で原爆用のウランが採取されたという驚愕の告白をします。ベトナムで負傷し半身不随となった息子ウィリアム(大島大次郎)の「(戦争で)みな傷ついた。父を許してあげてほしい」という重い言葉もありました。最後はシェリルの娘ハルカ(槙乃萌美)が登場。彼女は黒い面をかぶっていませんでした。英語が話せるからです。祖父と孫娘がはじめて出会い英語で会話し、終幕。最後のセリフが聴こえなかったのはちょっと残念でした。
もっともっと加筆して、2時間半~3時間(休憩あり)の戯曲になってほしいと思いました。
【出演】ブライアン・ウッド:遠藤純一 ジョン・マッケラン:平林弘太郎 キース・ジョンソン:山中誠也 グレッグ・シウバ:石田博英 カール・コワルスキー: 福山廉士 ジェシカ:要田禎子 ウィリアム:大島大次郎 シェリル:矢島祐果 タカハシ:高草量平 リンダ:市川奈央子 ニナ:新野美知 マーシャ:田村真紀 リチャード:高木裕平 ベロニカ:江川泰子 ルーシー:あんどうさくら ハルカ:槙乃萌美
作=畑澤聖悟(劇団「渡辺源四郎商店」店主) 演出=黒岩亮(劇団青年座) 美術=柴田秀子 照明=古宮俊昭 音響=藤平美保子 衣装=竹原典子 演出助手=河田園子 舞台監督=DDR 制作=劇団昴 ザ・サード・ステージ 磯辺万沙子
前売開始=7月14日(水) 料金(全席指定)一般 4000円/高校生以下 2500円 ※高校生料金は当日入場時に学生証をご提示ください。 ※未就学の児童の入場はご遠慮ください。
http://www.theatercompany-subaru.com/3rd.html
※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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【出演団体募集】世田谷区芸術アワード“飛翔”2010《舞台芸術》部門募集・応募期間09/01-11(面接あり)
第2回世田谷区芸術アワード“飛翔”2010 《舞台芸術》部門の公募情報です。
⇒第1回告知エントリー 第1回受賞者⇒快快(レビュー)、FUKAIPRODUCE羽衣(レビュー)
概要をよく読んでお申し込みください。応募資格も要チェックです。受賞者は2012年1月に実施する「シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.4」で受賞作品を上演できます(受賞記念公演になります)。
応募方法・応募先:9月1日(水)~11日(土)午前10時~午後6時に「応募用紙」と「応募資料」を持参。20分程度のヒアリングあり。「アワード舞台芸術部門」担当に電話して日時を調整すること。
メルマガ 2010年09月のお薦め舞台

お薦めお芝居をご紹介しています
2010年09月のお薦め舞台10本+αをご紹介します。
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“しのぶの演劇レビュー” Vol. 76 2010.09.01 1,625部 発行
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今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
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◎9月は話題作の花盛り!今年も芸術の秋、開幕です。
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舞台には、あなたの心を揺さぶり、
人生の輝きを増してくれる奇跡があります。
“今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪
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○○ 今回のもくじ
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◆1【今月のお薦め10本+α】
◎No.1→さいたまゴールド・シアター『聖地』
09/14-26彩の国さいたま芸術劇場小ホール
http://www.saf.or.jp/gold_theater/about/seichi.html
◆2【先月のベスト3】
◎No.1→彩の国さいたま芸術劇場『音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~』
08/11-27彩の国さいたま芸術劇場大ホール
≪埼玉、大阪≫
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0826113101.html
◆3【お薦め前売り情報 フェスティバル/トーキョー2010】
◎いよいよ9/5(日)より一般前売り開始。ご予約はお早めに!
http://festival-tokyo.jp/
◆4【編集後記】
◎「福岡・九州地域演劇祭」のパネルトークに出演します。
◎芸団協「もっと文化を!」署名募集中!
◎おすすめ舞台中継 on TV
◆5【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】
◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪
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◆1 【今月のお薦め10本+α】
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▽★印がいちおし公演です(3本)。
▽初日の早い順に並べています。
▽掲載内容:主催/冠名・『題名』・日程・会場・価格・URL
▽座種の記述がない公演は全席指定。
1.流山児★事務所『櫻の園~喜劇四幕~』
09/01-07あうるすぽっと
☆出演:安奈淳 流山児祥 塩野谷正幸 伊藤弘子 池下重大 町田マリー
関谷春子 栗原茂 イワヲ 小林七緒 坂井香奈美 朝比奈慶 下総源太朗
作:チェーホフ 翻訳・台本:木内宏昌 演出:千葉哲也
一般4,500円 学生割引3,500円 劇場会員割引などあり。
http://www.ryuzanji.com/
千葉哲也さんがチェーホフの『櫻の園』を演出。木内宏昌さんによる
台本にも期待。木内さんは後述の『イリアス』の脚本も書かれています。
★2.パソナグループ、ヴィーブル企画『イリアス』
09/04-23ル テアトル銀座 by PARCO
≪東京、新潟、兵庫≫
☆出演:内野聖陽 池内博之 高橋和也 馬渕英俚可 新妻聖子 チョウソンハ
木場勝己 平幹二朗 ほか
原作:ホメロス 脚本:木内宏昌 演出:栗山民也 音楽:金子飛鳥
平日10,000円 土日祝11,000円 ※未就学児童入場不可
http://www.ilias2010.com/
紀元前8世紀頃にギリシア詩人ホメロスがまとめた叙事詩を日本初舞台化。
脚本は前述の『櫻の園』も書かれた木内宏昌さん。演出は栗山民也さんです。
キャストが豪華絢爛すぎて、めまいがしそう!(笑)
3.パルコ・プロデュース『ハーパー・リーガン』
09/04-26パルコ劇場
≪東京、茨城、大阪≫
☆出演:小林聡美 山崎一 美波 大河内浩 福田転球 間宮祥太朗 木野花
脚本:サイモン・スティーヴンス 演出:長塚圭史
7,500円 U-25チケット:¥5,000(25歳以下対象/当日指定席券引換)
※未就学児童入場不可
http://www.parco-play.com/web/page/information/harper/
長塚圭史さんがある女性の2日2晩を描いた英国戯曲を演出。
小林聡美さんの舞台出演は2005年以来なんですね。豪華キャスト。
4.NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』
09/05-28東京芸術劇場小ホール1
☆出演:中村勘三郎 野田秀樹 太田緑ロランス(Wキャスト) 黒木華(Wキャスト)
脚本・演出:野田秀樹
一般7500円 サイドシート4000円(25歳以下2000円 要身分証)
http://www.nodamap.com/productions/omote/
ヒロイン・オーディション告知↓(写真あり)
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0513140548.html
中村勘三郎さん(父)と野田秀樹さん(母)と娘役(Wキャスト)の
3人芝居です。野田さんは新作続きで凄いと思います。
「野田秀樹芸術監督就任1周年記者懇談会」↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0813150355.html
★5.Bunkamura『シダの群れ』
09/05-29 Bunkamuraシアターコクーン
≪東京、大阪≫
☆出演:阿部サダヲ 江口洋介 小出恵介 近藤公園 江口のりこ
黒川芽以 尾上寛之 裵ジョンミョン 伊藤蘭 風間杜夫
脚本・演出:岩松了
S9,500円 A7,500円 コクーンシート5,000円 中2F立見券3,500円
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_shida.html
岩松了さんの新作です。風間杜夫さん、阿部サダヲさんはじめ豪華キャスト。
岩松さんが描くヤクザの世界って想像がつきませんが、きっと
いつもと同様に、目には見えないものが舞台の鍵になるのだろうと思います。
6.加藤健一事務所『木の皿~THE WOODEN DISH~』
09/08-12本多劇場
≪東京、京都、兵庫≫
☆出演:加藤健一 西山水木 加藤忍 新井康弘 土屋良太 小椋毅
山下裕子 宇都美由樹 有福正志 金尾哲夫
脚本:エドマンド・モリス 演出:久世龍之介
前売¥5,000 当日¥5,500 高校生割引¥2,500(当日のみ)
http://homepage2.nifty.com/katoken/76-index.html
加藤健一事務所が何度も再演している作品です。テーマは老い。
私はいつも観たいと思ってずっと観られていません。今度こそ。
7.M&O plays+PPPPプロデュース『窓』
09/16-26本多劇場
≪東京、大阪≫
☆出演:高橋一生 野波麻帆 小林高鹿 ぼくもとさきこ 玉置孝匡
近藤フク 吉川純広 内田亜希子 河原雅彦
脚本・演出:倉持裕
前売り¥5,500/当日¥5,800
http://www.morisk.com/plays/window/index.html
倉持裕さんの新作です。ペンギンプルペイルパイルズの全劇団員に加え
高橋一生さんら若手実力派キャストが揃ったプロデュース公演。
8.新国立劇場演劇『ヘッダ・ガーブレル』
09/17-10/11新国立劇場小劇場
☆出演:大地真央 益岡徹 七瀬なつみ 山口馬木也 青山眉子 羽場裕一 田島令子
脚本:ヘンリック・イプセン 翻訳:アンネ・ランデ・ペータス/長島確
演出:宮田慶子
A席6,300円 B席3,150円
「JAPAN MEETS…」特別割引通し券16,500円(正価18,900円)
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000322_play.html
制作発表写真レポート↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0722130311.html
新国立劇場は新演劇芸術監督に宮田慶子さんを迎えたシーズンが開幕。
イプセンの名作を新訳で上演します。主演は大地真央さん。
マンスリー・プロジェクト↓のリーディング公演もお見逃しなく。
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000400_play.html
9.テアトル・エコー『日本人のへそ』
09/18-10/04恵比寿・エコー劇場
☆出演:熊倉一雄 落合弘治 永井寛孝 根本泰彦 多田野曜平 他
作曲:服部公一 脚本:井上ひさし 演出:熊倉一雄
一般5,000円/学生3,000円
http://www.t-echo.co.jp/2010_nipponjinnoheso/index.html
1969年初演の井上ひさしさんの処女戯曲の再演。
私は未見なのでぜひ伺いたいと思っていたのですが、
10月4日(月)14:00開演の追加公演も含めて全公演完売(涙)。
10.世田谷パブリックシアター『ガラスの葉』
09/26-10/10世田谷パブリックシアター
☆出演:荻原聖人 田中圭 平岩紙 銀粉蝶
脚本:フィリップ・リドリー 演出:白井晃
S席6,300円 A席4,200円 高校生以下:各一般料金の半額
U24:各一般料金の半額 劇場、区民割引などあり ※未就学児童入場不可
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/09/post_198.html
2007年ロンドン初演戯曲を白井晃さんが演出。
フィリップ・リドリー戯曲を白井さんが演出した公演のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/1014181341.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2002/0608231330.html
観客を幻想的な世界に連れて去って、翻弄してくれること請け合い!
☆☆☆──────────────────────────────
前売3000円台以下の気になる作品を7本ご紹介します。
──────────────────────────────☆☆☆
【1、2】山の手事情社・シビウ国際演劇祭凱旋公演
『オイディプス王』09/02-05アサヒ・アートスクエア
『タイタス・アンドロニカス』09/08-12アサヒ・アートスクエア
☆脚本・演出:安田雅弘
一般(前売)4,200円/2演目セット券 8,000円(当日)4,700円
一般B(前売)3,700円 ※前売一般Bは、若干見づらい席になる場合あり。
高校生以下(前売)2,000円(当日)2,500円
http://www.yamanote-j.org/works/works_oedipus-titus201006.html
『タイタス・アンドロニカス』レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0121011719.html
安田雅弘さん率いる山の手事情社が、ヨーロッパを代表する演劇祭
「シビウ国際演劇祭」からの凱旋公演を行います。2本連続上演です。
★【3】さいたまゴールド・シアター『聖地』
09/14-26彩の国さいたま芸術劇場小ホール
☆出演:さいたまゴールド・シアター
脚本:松井周 演出:蜷川幸雄
全席指定 一般:3,000円 メンバーズ:2,700円
http://www.saf.or.jp/gold_theater/about/seichi.html
蜷川幸雄さん率いる総勢42人、平均年齢71歳の劇団の新作です。
メルマガ7月号のお薦め前売り情報でご紹介しました。
●お薦めポイント●
脚本は30代の劇作家・演出家・俳優である松井周さんが書き下ろされました。
チケット代3000円は破格です。どうぞさいたま観劇にお出かけください。
さいたまゴールド・シアター作品のレビュー↓
『95kgと97kgのあいだ』(2009年)
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0320171438.html
『アンドゥ家の一夜』(2009年)
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0626001959.html
松井さんの劇団サンプルも同時期に新作『自慢の息子』を上演します。
【4】ナイロン100℃ SIDE SESSION #10『亀の気配』
09/15-20サンモールスタジオ
☆出演:猪岐英人、水野顕子、伊与顕二、野部友視、斉木茉奈、白石遥、
菊地明香、森田完、田中佑希、眼鏡太郎、海老澤健次、上田結
作・演出:喜安浩平 監修・脚色・演出協力:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
前売・当日3,000円 当日指定席引換券2,800円(ぴあ前売のみ)
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/kame.html
ナイロン100℃所属の喜安浩平さんが作・演出される新作で、
ケラさんも監修等で参加されています。
【5】サンプル『自慢の息子』
09/15-21アトリエヘリコプター
☆出演:古舘寛治 古屋隆太 兵藤公美 奥田洋平 野津あおい 羽場睦子
脚本・演出:松井周
全席自由(整理番号つき) 前売:3000円 当日:3300円
http://www.samplenet.org/yotei.htm
松井周さん率いる劇団サンプルの新作です。
今年5月のニューヨーク・タイムズ紙にインタビューが掲載されています。
「日本の演出家の世界デビュー」(松井周インタビュー)↓
http://www.nytimes.com/2010/05/27/arts/27iht-shu.html?_r=1&emc=eta1
2009年の劇団作品のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0522115139.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0117092639.html
さいたまゴールド・シアター『聖地』と合わせてぜひ!
【6】青年団国際演劇交流プロジェクト2010『砂と兵隊』『Sables & Soldats』
09/16-10/06こまばアゴラ劇場
☆出演:山内健司 ひらたよーこ 志賀廣太郎 渡辺香奈 小林智 福士史麻 大塚洋
工藤倫子 石橋亜希子 大竹直 高橋智子 村井まどか 河村竜也 堀夏子
脚本・演出:平田オリザ 翻訳:ローズマリー・マキノ
一般:3,500円 学生・シニア(65歳以上):2,500円 高校生以下:1,500円
『Sables & Soldats』は仏語上演/日本語字幕つき。
仏語版は10/5、6の2ステージのみ。
http://www.seinendan.org/
平田オリザさんの2005年初演戯曲のはじめての再演。
砂の舞台が気になります。フランス人キャストによる仏語版も上演。
【7】ONEOR8『絶滅のトリ』
09/24-10/03シアタートラム
☆出演:柄本佑 伊藤俊輔 恩田隆一 和田ひろこ 冨田直美 野本光一郎
林和義 高乃麗 山口森広 高畑こと美 河口高志 角替和枝
脚本・演出:田村孝裕
前売3800円/当日4200円 劇場会員、区民割引などあり。
※25日(土)夜、30日(木)昼:前売3300円/当日3800円
http://oneor8.net/
田村孝裕さん率いる劇団ONEOR8(ワンオアエイト)の新作です。
田村さんと柄本佑さんは『シュート・ザ・クロウ』↓からのご縁かしら。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0411205917.html
≪子供向け・その他≫
◎座・高円寺『旅とあいつとお姫さま』
09/03-10/09座・高円寺1
≪滋賀、東京、宮城、北海道≫
☆出演:高田恵篤、KONTA、楠原竜也、辻田暁、逢笠恵祐
脚本・演出:テレーサ・ルドヴィコ
全席自由 大人(18歳以上)3,000円 子ども(小学生以上)2,000円
未就学児500円 親子ペア券4,000円
※一般客は(火)(金)(土)の夜のみ入場可。スケジュールをご確認ください。
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=318
クオリティーの高い児童向け劇です。過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1001174052.html
◎ZOKKY『ZOKKYののぞき部屋演劇祭2010』
09/10-20王子小劇場
佐藤佐吉演劇祭2010参加作品
☆脚本・演出:小林タクシー
一般500円 CD付き1500円
http://zokky.jp/nozofes2010
「佐藤佐吉演劇祭2010」記者発表写真レポート↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0720140719.html
1公演につき観客1名というのぞき穴演劇。2008年のレビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/1119235833.html
上演時間は約5分間、立ち見です。ぜひ一度体験してみてください。
9/1(水)午前0時からの一般発売開始と同時に予約が埋まっていきますので、
観たい方は予約の手引き↓をよく読んで、予約ページへGO!
http://zokky.jp/nozofes2010/welcome.html
※公式サイトで一目瞭然ですが、エッチ度高い目の公演です。
◎世田谷パブリックシアター『私が一粒の米(こめ)であったら』
09/15-22生活工房ワークショップルーム(三軒茶屋駅前キャロットタワー4階)
☆出演・脚本・演出:スタンズ・カフ
入場無料
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/09/post_201.html
イギリス若手劇団によるパフォーマンス・インスタレーション。
入場無料で午後の数時間、入退場可。
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◆2 【先月のベスト3】
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1.彩の国さいたま芸術劇場『音楽劇 ガラスの仮面~二人のヘレン~』
08/11-27彩の国さいたま芸術劇場大ホール
☆普通のお芝居2本分以上のボリューム!9月は大阪公演あり!
舞台の表と裏を見せて、演劇の愛、劇場の力を示してくれました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0826113101.html
2.劇団昴ザ・サード・ステージ『イノセント・ピープル』
08/25-29シアターグリーンBIG TREE THEATER
☆原爆を開発した米国科学者とその家族の65年間を描く骨太な戯曲。
上演時間を長くして、大きな劇場での再演を希望。
http://www.theatercompany-subaru.com/3rd.html
3.タクトフェスティバル『ひつじ』
08/11-15東京芸術劇場ロワー広場
☆俳優が演じる羊たちと観客との触れ合い。TACT/FESTIVALは
招聘された4作品全てが場外ホームラン級の大当たりでした。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0814180505.html
ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』は笑いの中にスマートな風刺がピリリ。
『今は亡きヘンリー・モス』演出の小川絵梨子さんの今後が楽しみ。
『ともことサマーキャンプ』『イノセント・ピープル』『あゆみ』と、
8月は畑澤聖悟さんの作品を3本拝見しました。どれも良かった!
◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
2010年8月(観劇数26作品)は残念ながら発行せず。
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◆3 【お薦め前売り情報 フェスティバル/トーキョー2010】
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◎昨年春秋の2度に渡って開催され、東京の現代舞台芸術シーンを
大々的に更新した巨大イベントが今秋も開催されます!
●フェスティバル/トーキョー2010(通称:F/T10)
期間:2010年10月30日(土)~11月28日(月)
会場:東京都豊島区の劇場など
http://festival-tokyo.jp/
F/T主催の13作品と今年から始まった公募プログラムの8作品を足すと、
合計21作品が上演されます。「F/T10」に明け暮れる11月になりそう!
私が「絶対に観たい!」と思った作品を4つご紹介いたします(初日順)。
《1》『パブリック・ドメイン』
10月30日(土)~11月の毎週土日@池袋西口公園
演出:ロジェ・ベルナット(スペイン)
http://www.festival-tokyo.jp/program/bernat/
「F/T10」のテーマ“演劇を脱ぐ”にふさわしい観客参加型“演劇”。
《2》『わたしのすがた』
10月30日(土)~11月28日(日)@会場未定
考案:飴屋法水
http://www.festival-tokyo.jp/program/ameya/ 過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1118004914.html
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0328164305.html
《3》『あかりのともるかがみのくず』
11月9日(火)~15日(月)@にしすがも創造舎
構成・演出・振付・出演:黒田育世
http://www.festival-tokyo.jp/program/kuroda/ 過去レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1115211559.html
《4》『巨大なるブッツバッハ村―ある永続のコロニー』
11月19日(金)~21日(日)@東京芸術劇場中ホール
演出:クリストフ・マルターラー(スイス)
http://www.festival-tokyo.jp/program/marthaler/
記者発表での舞台映像では、俳優の演技と音楽との関係が絶妙でした。
【チケット情報】
一般発売:2010年9月5日(日)午前10:00~
http://www.festival-tokyo.jp/ticket/
お得な回数券は売り切れ必至でしょう。ご予約はお早めに!
F/Tパス(11作品+2企画が観られます):35,000円
F/T3演目セット:9,999円
F/T5演目セット:15,000円
学生料金:学生3,000円 高校生以下1,000円
ペアチケット:チケット2枚分の料金から10%オフ
グループチケット:10名様以上のグループで購入すると15%オフ
トライアルチケット:当日券料金の半額
※トライアルチケットは公演当日12時よりF/Tステーションで販売。
★「F/T09秋」で【オンラインチケット会員】に申し込んだ方は、
チケット種類ごとにIDが使えるものと使えないものがありますので、
公式サイトでよくご確認ください。
★シンポジウムやトーク企画↓も充実!
http://www.festival-tokyo.jp/program/sympo/
早めにスケジュールを確認して、見逃さないようにしましょう!
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◆4 【編集後記】
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◎「厳選シアター情報誌Choice!」TOPページ右下の“ちょいナビ”にて、
http://www.next-choice.com/
“しのぶの演劇レビュー”をご紹介いただいています!
演劇ジャーナリストの徳永京子さんのStage Choice!↓もどうぞ!
http://www.next-choice.com/stage/index.html
◎「ぽんプラザホール10周年記念 福岡・九州地域演劇祭」の
パネルトークに出演します。
・「パネルトーク 福岡・九州地域演劇のこれから」
日時:9月11日(土) 17:00 ~ 18:30
会場:ぽんプラザホール 料金:無料(事前予約制)
http://10kinen.info/event/future.php
演劇祭参加作品の内覧会レポート↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0810174743.html
◎ポスト・パフォーマンス・トークにゲスト出演します。
・プロジェクト文学製作委員会「Project BUNGAKU 太宰治」
09/30-10/10ワーサルシアター
☆原作:太宰治 翻案・演出:広田淳一/吉田小夏/松枝佳紀/谷賢一
上演作品:『HUMAN LOST』『燈籠』『ヴィヨンの妻』『人間失格』
http://www.alotf.com/pb/
私が出演するのは10月6日(水)14:00の回終演後です。
◎芸団協「もっと文化を!」署名募集中!
http://www.motto-bunka.com/
「日本の国家予算に占める文化予算の割合を0.1%から0.5%に増額を!
文化芸術立国を実現するため、請願署名にご協力ください。」
公式ツイッター:http://twitter.com/mottobunka
芸団協「劇場法(仮称)ラウンドテーブル」の内容をまとめました。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0613225550.html
合計10エントリーと大量ですが、まずはまとめのページだけでも
お読みいただけたら幸いです。署名を検討する際のご参考になれば。
◎おすすめ舞台中継 on TV
【NHK BS2】9月5日(日)13:00~18:10
「青春舞台2010」
第56回全国高等学校演劇大会優秀校の舞台を一挙4本放送。
『あゆみ』(作:柴幸男 潤色・演出:畑澤聖悟)ほか。
MCゲスト:はしのえみ、江本純子、大塚ムネト
http://www.nhk.or.jp/seishunbutai/
【NHK BS2】9月6日(土)午前0時40分~4時40分(5日深夜)
Studio Life『トーマの心臓』
原作:萩尾望都
http://www.nhk.or.jp/bs/premium/ ↓レビュー
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0317105611.html
【NHK 教育】9月10日(金)23時00分~25時15分
Bunkamura『ファウストの悲劇』
作:クリストファー・マーロウ 翻訳:河合祥一郎 演出:蜷川幸雄
http://www.nhk.or.jp/art/current/drama.html レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0716000905.html
【WOWOW】9月13日(月)20:00~
ノンフィクションW「中村勘三郎×野田秀樹 芝居の遺伝子
~55年生まれの55歳に55日間密着!~」
http://www.wowow.co.jp/documentary/nonfictionw/
【NHK BS2】9月18日(土)午前0:45~2:58 (17日深夜)
劇団青年座『フユヒコ』
作・演出:マキノノゾミ
http://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/
【WOWOW】9月23日(木)午前11:30~
コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』
主演:中村勘三郎 演出・美術:串田和美
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/075478001/ レビュー↓
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0711224513.html
【WOWOW】9月27日(月)23:00~
NODA・MAP『ザ・キャラクター』
作・演出:野田秀樹
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/075470001/
◎劇評サイトwonderlandでもお薦め舞台を紹介しています。
3人で語る「2010年9月はコレがお薦め!」
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=1376
◎FM西東京・演劇情報番組「たけがき2」
http://takegaki.k-free.net/
毎週放送される『演劇ハニーフラッシュ!』に
「しのぶセレクション」というコーナーがあります。
私がお薦めする舞台の公演情報を発信してくださっています。
ラジオだけでなくネットでも聴けるので↓、よかったらぜひ♪
http://www.voiceblog.jp/takegaki842/
◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
2010年8月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
・「人間失格」←太宰治1。生田斗真さんステキー。
http://www.ns-movie.jp/
・「パンドラの匣」←太宰治2。川上未映子さんステキー。
http://www.pandoranohako.com/index2.html
・「ゴールデンスランバー」←堺雅人さんにハズレなし。
http://www.golden-slumber.jp/
・「海の金魚」←けっこうハードな設定。海に飛び込む淡水魚の冒険。
http://eiga.com/movie/55175/
・「食堂かたつむり」←さすが富永まい監督。細かいこだわりが眼福。
http://katatsumuri-movie.jp/
◎ツイッターやってます!
⇒ shinorev : http://twitter.com/shinorev
今までは目に、耳にしなかった情報が絶えず届いて超刺激的!
実名アカウント同士の身のあるやりとりから仕事に直結!
◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
http://www.shinobu-review.jp/contact/
◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
感想も書き込めますよ♪
http://stage.corich.jp/
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それが私の望みです。
これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪
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