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しのぶの演劇レビュー
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2013年10月01日

メルマガ 2013年10月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2013年10月のお薦め舞台11本+αをご紹介します。

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 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 112    2013.10.01  2,006部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
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 ◎先月「芸術の秋は話題の舞台がいっぱい」と書きましたが、甘かった…。
  今月の方が多い!11月もこの勢いは収まらなさそうです……!

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪

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    http://archive.mag2.com/0000134861/index.html

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○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め11本+α】
   
   ◎No.1→ぴあ『秋のソナタ』
        10/25-11/03東京芸術劇場シアターイースト
        http://t2.pia.jp/feature/stage/sonata/index.jsp

 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→葛河思潮社『冒した者』 ★ただいま東京公演中!
       ≪神奈川、長野、東京、宮城、新潟≫
       http://kuzukawa-shichosha.jp/

 ◆3【編集後記】

   ◎東京の高校演劇地区大会の審査員をさせていただきました。
   ◎フェスティバル/トーキョー13(F/T13)は11月9日~12月8日開催。
    F/Tチケットセンターにてチケット特別先行予約受付中!
     http://www.festival-tokyo.jp/

 ◆4【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪

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 ◆1 【今月のお薦め11本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・価格・URL
 ▽座種の記述がない公演は全席指定。
 ※最新情報、詳細は公式サイトでご確認ください。
 ※高額のお薦め公演を10本から11本に増やしました。


1.松竹『大和三銃士 虹の獅子たち』
  10/03-27新橋演舞場
  ☆出演:中村獅童、濵田崇裕、藤井隆、榎木孝明、真琴つばさ、早乙女太一、他
   脚本:齋藤雅文 演出:きだつよし
   1等席:12,600円 2等席:8,400円 3階A席:4,200円 
   3階B席:2,600円 桟敷席:13,600円
    http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2013/10/post_121.php
   アレクサンドル・デュマの小説『三銃士』をもとに、関ヶ原の合戦から
   13年後の日本を舞台にした時代劇。早乙女太一さんの殺陣が観たい。
   きだつよしさんの演出なので面白そうです。きだ作品の過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0403113215.html


★2.DULL-COLORED POPプロデュース『最後の精神分析-フロイトvsルイス-』
  10/04-13 d-倉庫
  ☆出演:石丸幹二、木場勝己
   脚本:マーク・セント・ジャーメイン 翻訳・演出:谷賢一
   一般 5,000円 学生割引(24歳以下)2,500円
   未就学児童はご入場になれません。
    http://www.dcpop.org/stage/next.html
   米国劇作家の2人芝居を、谷賢一さんが翻訳・演出されます。
   「ジークムント・フロイトと、C・S・ルイスが出会って話をしたとしたら?」
   石丸幹二さんと木場勝己さんのバトルを小空間で味わえる驚きの公演。
   “転換も音響効果も照明変化もなく、90分語り合うだけ”↓だそうです。
    http://www.playnote.net/archives/002641.html
   瞬く間に前売り完売。チケットの問い合わせは石井光三オフィス↓へ。
    http://www.ishii-mitsuzo.com/info/freud/


3.ワタナベエンターテインメント・Dステ14th『十二夜』
  10/04-13紀伊國屋ホール
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演: D-BOYS、D2、坪倉由幸(我が家)、ミッキー・カーチス、他
   原作:シェイクスピア 翻訳:松岡和子 演出・上演台本:青木豪
   一般料金:7,000円 初めまシート:4,000円
    http://www.watanabepro.co.jp/mypage/artist/dst14_twelfth-night.html
   青木豪さんが『ヴェニスの商人』↓に続きD-BOYSのシェイクスピア喜劇を演出。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0508000515.html
   『ヴェニス…』はいわゆるイケメン舞台に収まらない、刺激的なお芝居でした。
   青木さんが英国留学から帰国して初めて、日本で演出する公演になります。
   ヴァイオラ役の碓井将大さんは米国で演技の勉強をされていたんですね。
   青木さんと碓井さんのインタビュー記事:http://tinyurl.com/kpl5d4w
   10月4日までCoRich舞台芸術!↓でチケプレ実施中!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=46305


4.TBS『音楽劇「ヴォイツェク」』
  10/04-14赤坂ACTシアター
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:山本耕史、マイコ、石黒英雄、良知真次、池下重大、他
   原作:ゲオルク・ビューヒナー 脚本:赤堀雅秋 演出:白井晃 音楽:三宅純
   S席:9,500円 A席:8,500円 ※未就学児入場不可
    http://www.tbs.co.jp/act/event/woyzeck/
   ドイツの革命家、劇作家であるゲオルク・ビューヒナーの未完の戯曲を、
   白井晃さんが演出。脚本は岸田國士戯曲賞受賞者の赤堀雅秋さんです。
   音楽を三宅純さんが作曲されるのにも注目ですね。 白井&三宅ペアだと
   『中国の不思議な役人』↓が良かったです。サントラCDを買っちゃったほど。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0921213521.html
   ビューヒナーは、ドイツの文学賞にその名を残す有名な芸術家。
   今年は生誕200年を記念した企画がたくさん実施されています。


5.NODA・MAP『MIWA』
  10/04-11/24東京芸術劇場 プレイハウス
  ≪東京、大阪、福岡≫
  ☆出演:宮沢りえ、瑛太、井上真央、小出恵介、浦井健治、青木さやか、
       池田成志、野田秀樹、古田新太
   脚本・演出:野田秀樹
   S席 9,500円 A席 7,500円 サイドシート 5,500円(※25歳以下)
    http://www.nodamap.com/miwa/
   野田秀樹さんが美輪明宏さんの生涯を舞台化する、豪華キャスト公演。
   宮沢りえさんが美輪役を演じます。前売り完売ですが、当日券あり。
   制作発表記者会見写真レポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0823164946.html


6.パルコ・プロデュース『ロスト・イン・ヨンカーズ』
  10/05-11/03 PARCO劇場
  パルコ劇場40周年記念公演
  ≪東京、福岡、宮城、大阪、愛知、神奈川≫
  ☆出演:中谷美紀 松岡昌宏 小林隆 浅利陽介 入江甚儀 長野里美 草笛光子
   脚本:ニール・サイモン 上演台本・演出:三谷幸喜
   ¥8,500 U-25チケット=¥6,000(25歳以下対象・平日限定)
   ※未就学児の入場不可
    http://www.parco-play.com/web/program/yonkers/
   三谷幸喜さんが、米国の劇作家ニール・サイモンさんの戯曲を演出。
   三谷さんが昔主宰していた劇団名は、サイモン戯曲に由来しています。
   『ロスト・イン~』はトニー賞、ピューリッツアー賞作品なんですね。


7.こまつ座『イーハトーボの劇列車』
  10/06-11/17紀伊國屋サザンシアター
  ≪東京、兵庫、岩手、山形≫
  ☆出演:井上芳雄、辻萬長、大和田美帆、木野花、土屋良太、石橋徹郎、
       小椋毅、松永玲子、田村勝彦、大久保祥太郎、鹿野真央、みのすけ
   脚本:井上ひさし 演出:鵜山仁
   入場料:8,400円 /学生割引 6,300円
    http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#102
   井上ひさしさんによる宮沢賢治の評伝劇の、14年ぶりの再演。
   井上芳雄さんら井上ひさし作品常連の俳優だけでなく、
   こまつ座初参加の俳優も多いですね。鵜山仁さんの演出で
   新しい井上ワールドが味わえたらいいなと思っています。
   9/28に開幕した井上戯曲『それからのブンとフン』↓(演出:栗山民也)も上演中。
    http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#101


8.新国立劇場演劇『エドワード二世』
  10/08-27新国立劇場小劇場
  Try ・Angle -三人の演出家の視点- Vol.2
  ☆出演:柄本佑、中村中、他
   脚本:クリストファー・マーロウ 翻訳:河合祥一郎 演出:森新太郎
   A席5,250円 B席3,150円 Z席1,500円(Z席は当日券です)
    http://www.atre.jp/13edward/
   1500年代に英国で活躍したクリストファー・マーロウの代表作を、
   森新太郎さんが演出。マーロウ作品のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0716000905.html
   森さんのメッセージ↓によると、
    http://www.atre.jp/13edward/message/index.html
   「救われない人間たちが、救われないままに描かれている」そうです。
   とはいえ、森さんが登壇されたトークセッション↓では、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0915232709.html
   「主演の柄本佑さんは志村けんのバカ殿みたいです(笑)。
   ばかばかしさや混乱っぷりが胸を打つといいなと思っています」とのこと。


9.華のん企画『三人姉妹』
  10/24-27あうるすぽっと
  ≪東京、福島≫
  ☆出演:竹下明子、伊沢磨紀、福井貴一、板倉佳司、戸谷昌弘、山崎清介、他
   作:アントン・チェーホフ 脚本・演出:山崎清介
   前売り・当日とも 一般5,250円 学生4,500円 シニア(65歳以上)4,500円
    http://www.canonkikaku.com/information/chekhov.html
   子供のためのシェイクスピア・シリーズでもお馴染み、山崎清介さんの
   チェーホフ・シリーズの再演です。2011年初演を観た観客の感想↓
    http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=28474
   残念ながら私は見逃しました。かなり冒険をした演出のようなので楽しみ。


★10.ぴあ『秋のソナタ』
  10/25-11/03東京芸術劇場シアターイースト
  ☆出演:佐藤オリエ、満島ひかり
   原作:イングマール・ベルイマン 翻訳・台本:木内宏昌 演出:熊林弘高
   8,200円 ステージサイド7,800円
    http://t2.pia.jp/feature/stage/sonata/index.jsp
    https://twitter.com/aki_no_sonata

  ●お薦めポイント●
   ベルイマン監督のスウェーデン映画『秋のソナタ』↓を2人芝居に。
    http://www.bergman.jp/sonata/ (←音が鳴ります)
   『秋の…』は母と娘の壮絶なバトルを描く、衝撃的な作品です。
   1978年に米国のゴールデングローブ賞・外国語映画賞受賞と、
   アカデミー賞・外国語映画賞にノミネートされています。
   “佐藤オリエ VS 満島ひかり”は相当に見ものですし、
   台本の木内宏昌さんと演出の熊林弘高さんのコンビは鉄板。
   お2人の今後のお仕事は2014年1月に『TRIBES トライブス』↓があり、
    http://setagaya-pt.jp/theater_info/2014/01/tribes.html
   2014年3月には『おそるべき親たち』の再演↓が控えています。
    https://www.geigeki.jp/performance/theater041/ 初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1108234411.html


11.東京グローブ座『Some Girl(s)』
  10/25-11/10東京グローブ座
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:三宅健、宮地真緒、岡田あがさ、村岡希美、村川絵梨
   脚本:ニール・ラビュート 翻訳:高田曜子 演出:古川貴義
   S¥8,500 A¥7,500 B¥5,500
    http://www.somegirls.jp/
   箱庭円舞曲の古川貴義さんが、ニール・ラビュート戯曲を演出。
   ラビュート作品の過去レビュー↓ 私はとても好きです。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0305141306.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0111173106.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/0818014601.html
   古川さんが大きな劇場でどんな演出をされるのかも見届けたい。


 ★★★────────────────────────────── 
  前売4000円台以下、3000円以上の気になる作品を6本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

【1】ブルドッキングヘッドロック『旅のしおり2013』
  10/09-14ザ・ポケット
  ≪東京、大阪≫
  ☆出演:ブルドッキングヘッドロック劇団員、他
   脚本・演出:喜安浩平
   前売/3,800円 当日/4,000円 前半割引/3,500円(前売・当日共)
   グループ割引(3名以上でのご予約でお一人様)/3,500円
    http://www.bull-japan.com/stage/shiori2013/
   映画「桐島、部活やめるってよ」↓で日本アカデミー賞脚本賞を受賞された、
    http://kirishima-movie.com/ (←音が鳴ります)
   喜安浩平さんの作・演出。喜安さんはナイロン100℃の俳優でもあります。
   11月2日開幕の舞台『ショーシャンクの空に』↓の脚本も喜安さんです。
    http://shawshank-stage.jp/


【2】可児市文化創造センター・ala Collectionシリーズ『秋の螢』
  10/10-16吉祥寺シアター 
  ≪岐阜、東京、徳島、岩手、栃木、新潟≫
  ☆出演:細見大輔、渡辺哲、小林綾子、福本伸一、粟野史浩
   脚本:鄭義信 演出:松本祐子
   一般4,000円/18才以下2,000円
   鄭義信さんの戯曲を約12年ぶりに再演。演出は初演と同じく松本祐子さんです。
   可児市文化創造センターによる2012年の公演『高き彼物』では
   メルマガ号外↓を発行しました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0705002924.html
   『秋の螢』公演製作記者発表の写真レポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0920152452.html


【3】青年団国際演劇交流プロジェクト2013『愛のおわり』
  10/11-14神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ≪静岡、神奈川、大阪≫
  ☆出演:兵藤公美、太田宏
   脚本・演出:パスカル・ランベール 翻訳:平野暁人 日本語監修:平田オリザ
   前売・当日共 一般:3,000円/学生・シニア(65歳以上):2000円
    http://www.komaba-agora.com/line_up/2013/10/loves_end/
   フランス人のパスカル・ランベールさん作・演出の2人芝居を
   日本人キャストで新創作。兵藤公美さんと太田宏さんの競演も楽しみ。
   平田オリザさんからのメッセージ↓が熱いです。
    http://s.seinendan.org/oriza/2013/09/21/3124


【4】公益社団法人日本劇団協議会『SEX,LOVE&DEATH
  ~ケラリーノ・サンドロヴィッチ短編三作によるオムニバス~』
  10/18-22ザ・スズナリ
  ☆出演:猪俣三四郎、水野小論、伊与勢我無、小園茉奈、白石廿日、
    菊池明明、森田甘路、木乃江祐希、眼鏡太郎、大石将弘、須貝英、
    福原冠、藤井咲有里、森本華、吉牟田眞奈
   脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ+ナイロン100℃
   前売 椅子指定席3,500円 ベンチシート3,000円
   当日 椅子指定席4,000円 ベンチシート3,500円
    http://cubeinc.co.jp/stage/info/keranylonshinshinengeki.html
   ↓こりっちでカンタン予約! 前売り完売続出中です。
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=47795
   KERAさんがご自身の短編3作を演出。ナイロン100℃若手メンバーや、
   小劇場で活躍中の若い俳優が出演。ザ・スズナリのKERA・MAP過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2001/0905012144.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2001/0910230006.html


【5】文学座『未来を忘れる』
  10/18-11/01文学座アトリエ
  ☆出演:大滝寛、加納朋之、南拓哉、南一恵、藤崎あかね、増岡裕子
   ※藤崎あかねの「崎」は違う漢字。
   脚本:松井周(サンプル主宰/青年団) 演出:上村聡史
   一般前売 4000円 当日券4300円(開演の3時間前より電話予約可)
   ユースチケット2500円
    http://www.bungakuza.com/mirai/index.html
   岸田賞受賞作家の松井周さんが、文学座に新作を書き下ろします。
   松井さんと文学座有志が組んだ公演『パイドラの愛』↓は強烈でした。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0214000915.html
   上村聡史さんの演出にも期待です。上村さん演出作のレビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2012/0725153920.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/1211153405.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0915164539.html
   上村さんが登壇されたトークセッションのレポート↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0915232709.html
   10月4日までCoRich舞台芸術!で↓チケプレ実施中!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=48493


★【6】劇団昴『本当のことを言ってください。』
  10/19-27赤坂RED/THEATER
  ☆出演:劇団昴
   脚本:畑澤聖悟 演出:黒岩亮
   一般:5000円 U24:3000円(24歳以下)
   オープニングチケット:3500円(19日のみ)
    http://www.theatercompany-subaru.com/public.html#a10
   畑澤聖悟さんの書き下ろし新作を黒岩亮さんが演出。
   タイトルを読んだだけで涙目になってしまいました…。
   2011年の震災以降、切望しているのに叶えられていないことです。
   今作の舞台は食肉加工会社で、題材は内部告発。
   劇団昴での畑澤&黒岩コンビ作品はハズレなし。過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0901110706.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0416174655.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0801172507.html


 ☆☆☆────────────────────────────── 
  前売2000円台以下の気になる作品を2本ご紹介します。
 ──────────────────────────────☆☆☆

《1》快快(ファイファイ)『6畳間ソーキュート社会』
  10/18-20トーキョーワンダーサイト渋谷
  TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL -SOUND,ART & PERFORMANCE-Vol.8
  ☆出演:野上絹代、山崎皓司
   脚本・演出:北川陽子
   入場料:2,500円
    http://faifai.tv/news/faifai/2009/
   昨年9月の公演『りんご』で主要メンバーが数名脱退した快快(ファイファイ)。
   現在のメンバーによる新作が8月の大分公演を経て、東京にやってきます。


《2》アマヤドリ・2本立て本公演「『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』」
  10/23-11/03吉祥寺シアター
  ☆出演:アマヤドリ劇団員、他
   脚本・演出:広田淳一
   【一般】前売3500円/当日3800円 【学生】前売2000円/当日2300円  
   【高校生以下】前売1000円/当日1300円 【劇場会員価格】3200円
   【前半割引】前売2500円/当日2800円 【平日昼間】前売3000円/当日3300円
   【2公演セット】6000円(前売りのみ取り扱い) 【リピーター】1800円
   【タダ観でゴー!】0円(枚数限定・劇団予約のみ)
    http://amayadori.sub.jp/ ↓こりっちでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=48786
   広田淳一さん率いる劇団アマヤドリの再演と新作の2本立て公演です。
   『うれしい悲鳴』はCoRich舞台芸術まつり!2012春・最終選考参加作品で、
   大変好評でした。観客のクチコミ多数あり↓
    http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=32131


≪首都圏以外・海外≫

 ○SPAC・静岡県舞台芸術センター『サーカス物語』
  10/19-11/03静岡芸術劇場
  ☆出演:SPAC
   演出:ユディ・タジュディン(俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
   作:ミヒャエル・エンデ 訳:矢川澄子(岩波書店刊『サーカス物語』より)
   一般4,000円/大学生・専門学校生2,000円/高校生以下1,000円
    http://www.spac.or.jp/13_juggler.html
   SPACは海外でも評価の高い静岡県立の舞台芸術団体です。
   演出のタジュディンさんはインドネシアの“テアトル・ガラシ”の芸術監督。
   2006年に下北沢で上演されたク・ナウカとの合同公演↓に感動しました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0611234048.html
   「Shizuoka春の芸術祭2010」で上演された『南十字☆路』↓も良かったです。
    http://www.spac.or.jp/10_spring/cross.html
   『サーカス物語』の舞台版は2005年に観て↓、原作小説を購入しました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/1009224930.html
  

 ○Doosan Art Center Produce
  東京デスロック+第12言語演劇スタジオ
  『カルメギ』10/01-26 Doosan Art Center Space111(ソウル)
  ☆出演:東京デスロック+韓国人俳優
   原作:アントン・チェーホフ『かもめ』
   脚色・協力演出:ソン・ギウン 演出:多田淳之介
    http://deathlock.specters.net/karumegi/index.html
    http://www.doosanartcenter.com/english/space111/perform.asp
   東京デスロックが韓国で約1か月間のロングラン公演を行います。
   『かもめ』の舞台を1930年代後半の植民地朝鮮に置き換えるそうです。
   脚色・協力演出のソン・ギウンさん作・演出作品↓が、11月に東京で上演。
   BeSeTo演劇祭20th・第12言語演劇スタジオ『多情という名の病』
   11/05-06新国立劇場小劇場
    http://www.beseto.jp/20th/program/tokyo_prog05.html


≪ダンス≫

 ○セルリアンタワー能楽堂・伝統と創造シリーズ Vol.6『サイコ』
  10/22-25セルリアンタワー能楽堂
  ☆出演:津村禮次郎、鈴木ユキオ、竹内英明、川上友里、小野寺修二
   演出・振付:小野寺修二 テキスト:山口茜(トリコ・A) 演出助手:藤田桃子
   A(正面)席¥6,500、B(脇正面)席¥5,500、
   C(中正面)席¥4,500、D(座敷)席¥3,000
    http://www.a-tanz.com/cerulean6.html
   カンパニー・デラシネラの小野寺修二さんが、能楽堂で
   能楽師の津村禮次郎さん↓と新作を発表。
    http://www.kk-video.co.jp/coverstory/vol/021/index.shtml
   津村さんと小野寺さんのインタビュー↓
    http://column.madamefigaro.jp/culture/dance-dancers/psycho.html


≪ご参考≫
  「しのぶの演劇レビュー」↓に今月のしのぶの観劇予定あり。
    http://www.shinobu-review.jp/schedule.html

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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.葛河思潮社『冒した者』 ★10/7まで吉祥寺シアターで上演中!
  09/05-10神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ≪神奈川、長野、東京、宮城、新潟≫
  ☆昔の戯曲とは思えないほど、“今”でした。松田龍平さんが素晴らしかった。
   今の自分に引き寄せて考えることがあまりに多く、
   観ている時間=考えている時間という、演劇としてとても豊かな体験でした。
   一体誰が何を「冒した」のか。越えてはいけない一線を越えても、
   人間は生きていかなければいけない。私もその一線をとうに越えていて、
   全く先の見えない世界を生きているという実感が、つらいけど、ありました。
    http://kuzukawa-shichosha.jp/

2.ヨーロッパ企画『建てましにつぐ建てましポルカ』 ★ただいまツアー中!
  09/18-26本多劇場
  ≪栗東プレビュー、京都、愛知、東京、大阪、広島、福岡≫
  ☆ヨーロッパ企画が存続していることに感謝炸裂。
   2年前の『ロベルトの操縦』↓と同様、終盤にかけて盛り上がるに従って、
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0917120213.html
   笑いながら涙が止まらなくなりました。迷路のような城の中をただ迷い続ける
   だけのコメディーですが、明らかにあることを隠喩しています。
    http://www.europe-kikaku.com/projects/e32/main.htm

3.宝塚歌劇団月組『ルパン』『Fantastic Energy!』 ★10/6まで東京で上演中!
  08/30-10/6東京宝塚劇場
  ≪兵庫、東京≫
  ☆2009年↓以来の宝塚歌劇鑑賞。やはりS席8500円でも安過ぎでした。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1108235828.html
   歌もいいし踊りもいいし、装置も衣装も豪華で生演奏あり。
   宝塚歌劇ならではの男役の“カッコ良さ”にシビれました。
   ミュージカルは地味目だったけど物語も群舞も楽しめたし、
   レビューは大人数の大盤振る舞いで、感嘆のため息を漏らしっぱなし。
    http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j334.html

  その他は風琴工房『hedge』、ハイバイ『月光のつゝしみ』、
  世田谷パブリックシアター『ジャンヌ』、新国立劇場『OPUS/作品』、
  東京芸術劇場『芸劇eyes番外編「God save the Queen」』、など(順不同)。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2013年9月(観劇数28作品)は残念ながら発行せず。


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 ◆3 【編集後記】
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 ◎東京の高校演劇地区大会の審査員をさせていただくのは、今年で3年目です。
   http://chikutaikai2013.tkek.org/2013/07/25/yamajo_a/
  山手城南地区Aブロックの3日間・計15作品を鑑賞しました。結果ツイート↓
   https://twitter.com/shinorev/status/383931118405156865


 ◎フェスティバル/トーキョー13(F/T13)が11月9日~12月8日に開催されます。
   http://www.festival-tokyo.jp/ 「記者懇談会」写真レポート↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0914171639.html

  一般前売開始は10月5日(土)10:00からですが、10月4日(金)19:00まで、
  F/Tチケットセンターにてチケット特別先行予約↓も受付中です。
   http://www.festival-tokyo.jp/news/2013/09/ft13-ticket-0920.html


 ◎こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を願い署名活動中です。
  俳優の八嶋智人さんが街頭署名のお手伝い↓をしてくださいました!
   https://twitter.com/kodomoaogeki/status/361392366831157249
   https://twitter.com/meganeouji840/status/361403711639138304
  有志の会の公式サイト:http://kodomoaogeki.com/
  有志の会の公式ブログ:http://kodomonosiro.blog.fc2.com/
  署名用紙をダウンロードして署名し、有志の会までご郵送ください。
  WEB署名もできます⇒ http://www.change.org/kodomo-aogeki
  公式ツイッター:https://twitter.com/kodomoaogeki
  Facebookページ:http://www.facebook.com/kodomo.aogeki


 ◎これから上演される公演の「しのぶの演劇レビュー」内記事

  【写真レポート】世田谷パブリックシアター「『ジャンヌ』制作発表会」
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0702162507.html
   10月は豊橋公演、札幌公演あり。

  【写真レポート】NODA・MAP「『MIWA』制作発表記者会見」
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0823164946.html
   東京公演10月開幕。

  【写真レポート】(公財)可児市文化芸術振興財団ala Collectionシリーズvol.6
   『秋の螢』公演製作記者発表の写真レポート
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2013/0920152452.html
   東京公演10月開幕。


 ◎おすすめ舞台中継 on TV(おすすめがある時だけ掲載)

  【NHK プレミアムステージ】10月7日午前0時00分~午前3時56分
   シアターコクーン『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~KERAバージョン』
    http://www4.nhk.or.jp/p-stage/x/2013-10-06/10/17958/
   出演:生瀬勝久 小出恵介 丸山智己 安倍なつみ 大倉孝二 緒川たまき 他
   作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
    http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/12_inorikera.html


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2013年9月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
  ・「藁の楯 わらのたて」←警察や一般市民が敵という設定が面白い。
    http://wwws.warnerbros.co.jp/waranotate/index.html
  ・「草原の椅子」←小池栄子さんの演技が素晴らしい!
    http://www.sougennoisu.jp/
  ・「プラチナデータ」←最初は面白そうだったんだけど…。
    http://www.platinadata.jp/
  ・「Calling」←説明しないのがクール。画のこだわりもいい。
    http://www.toenta.co.jp/dvd/calling/index.html
  ・「ももいろそらを」←白黒の青春映画。いい作品でした。
    http://momoirosora.jp/


 ◎注目している役者さんに「しのぶさんのサイトでいつも
  オーディション情報をチェックしています」と言われて嬉しい!
  「受かりました!」と言われるともっと嬉しい♪
  「しのぶの演劇レビュー」に情報掲載をご希望の方は、
  お問い合わせフォーム↓からどうぞ。
   http://www.shinobu-review.jp/contact/
  ※必ず掲載するわけではありません。ご了承ください。


 ◎ツイッターやってます!フォロワー4700人超えに感謝♪
  ⇒ @shinorev : http://twitter.com/shinorev
  観劇感想の速報もたまにつぶやきます。
  震災・原発事故、選挙関連のリツイートも多いです。


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
   http://www.shinobu-review.jp/contact/


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
   http://stage.corich.jp/
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪ メンバー登録はこちら↓
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  携帯サイトもあります⇒ http://stage.corich.jp/m
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  アプリでチラシ拡大可能!「あと○日で開幕・終幕」がわかって便利。
  最新版では「観たい!」「観てきた!」コメントも表示されます。


 ◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪


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Posted by shinobu at 2013年10月01日 00:00 | TrackBack (0)