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2011年02月26日

新国立劇場演劇研修所4期生修了公演『美しい日々』02/25-27新国立劇場小劇場

 新国立劇場演劇研修所4期生の修了公演は、松田正隆作『美しい日々』を、芸術監督の宮田慶子さんが演出。4期生関連エントリー⇒1、

 教師カップルの三角関係と、隣室の兄妹の三角関係の対比から、後半はガラリと変化。孤独な人間が、心の中で他者と自分をつなげる、その気持ちが美しいと思います。
 松田さんはもうこういう戯曲を書かれなくなりましたよね。正統派ストレート・プレイとしての上演がありがたいし、すごく面白かったです。

 ⇒CoRich舞台芸術!『美しい日々
 レビューは記録のみ(2014年1月3日にアップ)。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより 役者名を追加。
 都心から少し外れた中央線の、とある駅の近くの六畳一間のアパートの一室で舞台は始まる。そこに出入りする若い男女(趙栄昊、斉藤麻理絵)、同じアパートの隣の部屋では兄妹(扇田森也、日沼さくら)が暮らす。ここにも訳ありの男女が・・・。
 第二部の舞台は九州、海のある小さな町。男が出会う土地の人々。東京から訪れる友人。彼らがそこで見たものは・・・。
 ≪ここまで≫


平成22年度文化庁新進芸術家育成公演等事業 新国立劇場演劇研修所の成果
出演:【新国立劇場演劇研修所 第4期生】木原梨里子、斉藤麻理絵、佐藤真希、仙崎貴子、田島真弓、土井真波、日沼さくら、安藤大悟、今井聡、白川哲司、扇田森也、竹田雄大、趙栄昊、原一登 渡辺樹里(3期生 ゲスト出演) 西村壮悟(2期生 ゲスト出演)
【作】松田正隆【演出】宮田慶子【美術】伊藤雅子【衣裳】半田悦子【照明】鈴木武人【音響】黒野尚【方言指導】隈本吉成【演出助手】松森望宏【舞台監督】米倉幸雄【研修所長】栗山民也 制作:新国立劇場演劇研修所
A席3,000円 B席2,000円 Z席1,500円
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000429_play.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。順不同。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 23:47 | TrackBack

2011年02月18日

メルマガ号外 『舞台版「千年女優」(再演)』

 TAKE IT EASY!×末満健一2011『舞台版「千年女優」(再演)』
 02/17-21シアターグリーン BIG TREE THEATER
 ≪大阪、東京、福岡、大阪≫
 ※公演詳細はこちら

 ★メルマガへの ご登録はこちら へ!

 ⇒CoRich舞台芸術!『舞台版「千年女優」

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 “しのぶの演劇レビュー” 号外 Vol.46  2011.02.18 1,720部 発行

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   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪


★★ 号 外 ★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ◎TAKE IT EASY!×末満健一2011『舞台版「千年女優」(再演)』
  02/17-21シアターグリーン BIG TREE THEATER
  ≪東京公演ののち福岡、大阪凱旋公演あり≫
  ☆出演:清水かおり、中村真利亜、前渕さなえ、山根千佳、立花明依
   原作:今敏 脚本・演出:末満健一 音楽:和田俊輔
    http://www.tekuiji.com/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24801


 ◎観劇後のコメント◎

  昨年8月に亡くなった今敏監督のアニメ映画『千年女優』を
  神戸の劇団が舞台化。2009年の初演が好評で早々に再演が決まり、
  東京にやって来てくれました。大阪、福岡の3都市公演です。

  年老いた元女優・千代子がインタビュアーとともに人生を振り返ります。
  運命の恋と別れ、そして主演映画の数々を劇中劇で立体化。
  やがて彼女の半生と映画とが、時空を超えて融合していきます。

  5人の女優が200人もの登場人物を代わる代わる演じるのですが、
  役が頻繁に入れ替わっても意味がわかるように工夫されています。
  ほぼ何もない抽象舞台で、道具はイス5脚のみ。
  でも、“シンプル”“地味”といった印象はありません。
  動的で派手な照明と、所作に合わせた緻密な音響効果により、
  無数の場面が鮮やかに、華やかに立ちあがりました。

  オリジナル音楽に合わせた身体表現をはじめ、セリフや劇中歌などの
  すべてが細部にわたって、みっちり振付されているようです。
  まるで1曲の音楽が流れるように、滞ることなく、なめらかに
  展開していくのが、あまりに見事で息をのみました。
  5人の生身の女優がそれぞれに女優・千代子として同時に存在する
  多重構造が、激しい疾走の中に輪廻転生を描き出します。

  関西の劇団らしい人懐っこい笑いのムードはお好みの分かれるところですが、
  気負わずリラックスして観ている内に、躍動・共振する身体に魅せられ、
  物語にのめり込んでいける娯楽演劇だと思います。

  私は原作映画を観ていませんが、全く問題なく楽しめました。
  映画を観た方も新しい『千年女優』体験ができるのではないでしょうか。
  たとえば昨年感動したこの公演↓と同様、原作に忠実でありながら
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0108192520.html
  舞台版だからこその独創性のある飛躍を体感できると思います。

  ※上演時間は約1時間40分弱。
   終演後5分の休憩をはさんだ後にダンス・パフォーマンスあり。
   全部込みで約2時間です。

  ※終演後の物販が充実していました。今敏監督との対談など充実した
   パンフレットが1500円、オリジナルサウンドトラックは2000円、
   初演DVDは3800円。パンフレットには女優さんがサインしてくれます。

  ・今敏監督が初演を「原作より面白い」と絶賛(公式ブログ↓)。
   http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/364

  ・YouTube 映画『千年女優』PV
   http://www.youtube.com/watch?v=2H-QFJQS-XI&feature=related

 【チケット情報】
  東京公演
   全席指定 ※未就学児童の入場不可。
   一般:前売3,800円 当日4,000円
   学生:前売2,800円 当日3,000円(要学生証提示)
  CoRichでカンタン予約!↓
   http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24801

  当日券の電話予約ができます!
   受付時間:当日10:00~各ステージ開演時間の1時間前まで
   電話番号:090-8536-5375(LOTUS)

 【お問い合わせ】
  LOTUS(ロヲタス) TEL 090-8536-5375

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 ◆ 【編集後記】
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 ◎2011年2度目のメルマガ号外です。前回はこちら↓
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0118155108.html

  大阪の精華小劇場の閉館が決まったり、人気劇団が次々と関東に移ったり、
  関西の演劇界にとって残念なニュースを最近よく耳にしていました。
  でも末満健一さん↓がいるじゃないか!
   http://yaplog.jp/suemitsu/ http://twitter.com/suemitsu


 ◎つい先日、池袋にある美味しいイタリアン・レストランと遭遇!
  GRIP(グリップ):東京都豊島区南池袋2-11-1
   http://www.dining-grip.com/info/group.html#01
   http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13018866/
  1人4,000円台で豪華なディナーをいただきました。
  (お酒をあまり飲まなかったので安かったのだと思います)
  シアターグリーンのごく近くですので、『舞台版「千年女優」』の
  観劇後によかったらぜひ。デートにもぴったりだと思います♪


 ◎ツイッター↓やってます! ※フォロアー2300人超え感謝♪
  ⇒ shinorev : http://twitter.com/shinorev
  メルマガ号外は読者の方々に直接届ける手段として今後も続けますが、
  速報としてはツイッターが最速です。


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪
   http://stage.corich.jp/
  メンバー登録はこちら↓
   http://www.corich.jp/stage/user_register.php
  携帯サイトもあります⇒ http://corich.jp/m/s


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
  2009年のお仕事のまとめはこちら↓ 2010年分はいつかアップ予定。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0207224341.html
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
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 ◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に進んで行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪

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Posted by shinobu at 10:43 | TrackBack

2011年02月17日

【オーディション】ブルドッキングヘッドロック「8月公演出演者オーディション」※3/21〆切(メールのみ)

 ナイロン100℃の劇団員でもある喜安浩平さんが作・演出される劇団ブルドッキングヘッドロックが、今年8月の公演の出演者を募集しています。過去公演がとても好評です。⇒私の感想

 下記は劇団からいただいた情報です。公式サイトに詳細がありますので、ご興味のある方はぜひ。

 ●ブルドッキングヘッドロック8月公演
 期間:2011年8月4~10日
 会場:中野ザ・ポケット
 出演者募集対象:2011年6月中旬から始まる稽古・本番に参加可能な18歳以上の男女(高校生不可)
 オーディション申込締切:2011年3月21日(メールのみ)

■ブルドッキングヘッドロック8月公演出演者オーディション開催!

「ささやかなおかしみを、あなたとじっくりと」

2011年8月公演(2011年8月4~10日@中野 ザ・ポケット)の出演者を募集いたします。
『グロテスクな日常にささやかなおかしみを』をコンセプトに、
独自の悲喜劇を創作してきたブルドッキングヘッドロックが、
10周年を経て、新たな地平を目指すための戦力を求めます。丁寧に丁寧に変なものを作ります。
あなたとじっくり作りたい。ご応募、お待ちしております。

●選考の流れ
【一次選考】 書類審査
【二次選考】
3月25日(金)16時~21時
3月26日(土)13時~21時
3月27日(日)13時~18時
※各組1時間ずつ選考を行います。
【三次選考】 4月2日(土)~3日(日)
※一次選考通過者を対象に、ワークショップ形式の選考を行います。

●募集対象:
2011年6月中旬から始まる稽古・本番に参加可能な18歳以上の男女(高校生不可)

●開催場所:都内

●参加費:1,500円(二次選考)
※三次選考では別途ワークショップ受講料をいただきます。

●応募方法
以下の項目を記入・添付の上、下記件名・宛先にメールでご応募ください。
※携帯電話からのご応募の際は、「@bull-japan.com」からのメールを受信できるよう設定をお願いします。

・氏名 ・氏名ふりがな ・生年月日 ・携帯電話番号 ・携帯メールアドレス ・PCで受信可能なメールアドレス(任意) ・身長・体重 ・簡単な芸歴 ・ブルドッキングヘッドロック作品観劇の有無 ・好きな演劇作品 ・今、興味のあること(50字以内) ・二次選考希望日時(第2希望まで) ・写真(バストアップ1枚)

件名:オーディション参加希望
宛先:audition(アットマーク)bull-japan.com

●応募締切:2011年3月21日

●問い合わせ先:ブルドッキングヘッドロック制作部
〒180-0006 武蔵野市中町2-5-20-106
audition(アットマーク)bull-japan.com
http://www.bull-japan.com/
☆オーディション特設サイト
http://www.bull-japan.com/audition2011/
++++++++++++++++++++++++++++++
【次回公演】
PLAYPARK2011-日本短編舞台フェス-
2011年3月19日(土)15時開演
@SHIBUYA O-EAST
http://playpark2011.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 17:40 | TrackBack

IDIOT SAVANT theater company×津軽三味線・小山内薫『彼方、蓮台野にて -U-BA-SUTE-』02/16-20貞昌院

 IDIOT SAVANT(イディオ・サヴァン) theater companyは恒十絲(こうとうし)さんが作・演出を手掛ける団体です。私は初見。TPAMショーケース出品作品ということで、横浜は上永谷にある貞昌院というお寺まで伺いました。

 お寺の本堂で、黒スーツに面をつけた若いパフォーマーが、セリフをしゃべったり叫んだり踊ったり。津軽三味線の生演奏(小山内薫)は素晴らしかったです。上演時間は約1時間30分。

 ⇒CoRich舞台芸術!『彼方、蓮台野にて -U-BA-SUTE-』※CoRichでカンタン予約!

 動き(ダンス)や発声、照明、音響、場面転換なども含め、全体的なクオリティーの低さがどうしても気になりました。会場が本物のお寺ですのでね、受付の時点で観客の気持ちのハードルが上がっているというか。いわゆる劇場らしい空間で照明や音響もばっちり使っていれば、印象は少しは違ったかもしれません。

 ここからネタバレします。

 黒い長ズボンに上半身は裸で、黒ジャケットを羽織ります。女性は胸に、男性は腹部に白いさらしを巻いていました。面は和風のものでした。般若(鬼)の面は怖くていいですね。

 ラップやいまどきの若者言葉など、色んな種類の表現を盛り込んだようですが、「やってみた」だけにとどまってしまっているように思いました。つかこうへい戯曲のような熱い、ストレートな感情がつまったセリフを、浅い息でしゃべられても・・・。

 数人でいっせいにはずした面が、顔の高さでそのまま宙に浮いたように止まっていたのがかっこ良かったです。透明の糸のようなもの(ピアノ線?)で吊っていたんですね。
 最後は三味線のソロで締め。小山内薫さんに心から拍手しました。

TPAMiY/国際舞台芸術ミーティングinYokohama・ショーケース 出品作品
出演:朱尾尚生 櫻井宇宙 竹中香子 石田迪子 近藤康弘 坂本カンタ 藍沢誠(-saly.s-) 下山マリナ(世田谷シルク) 小山内薫
作・演出:恒十絲 舞台美術:池原哲男(池原一級建築士事務所) 舞台監督:小林英雄 照明:赤田智宏(日高舞台照明) 音響:筧良太 衣装:虎井想市 振付:サミュエル.ボンヌ 演出助手:R.フレッド 桑原彩香 宣伝美術:越阪部ワタル(Lovedesign.co) 制作:高崎都 制作補:湯本綾子 小野寺愛(こまどりの会.代表)
【発売日】2011/01/14 前売・当日3300円 / 学生2700円 / TPAMパスをお持ちの方は無料
http://homepage3.nifty.com/idiotsavant/5th.html
http://teishoin.net/blog/004081.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 01:30 | TrackBack

Studio Life『11人いる!』02/05-28あうるすぽっと

 萩尾望都さん原作のSF漫画『11人いる!』を男優集団Studio Lifeが舞台化。⇒制作発表の写真レポート Alcor(アルコル)とMizar(ミザール)の2つのチームによるダブルキャスト公演で、私はMizarを拝見しました。上演時間は約1時間55分。

 特殊メイクも含め衣裳や髪型も原作に忠実でした。セリフも構成も何もかもが忠実すぎたんじゃないかな~。順を追ってストーリーを説明する状態だったような。脚本ももっと脚色してもいいんじゃないかと思いました。映像は凝ってましたね~。宇宙を想像させる装置と星の照明が良かったです。

11人いる! (小学館文庫)
萩尾 望都
小学館
売り上げランキング: 8602

 ⇒CoRich舞台芸術!『11人いる!
 レビューは記録のみ。

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 宇宙大学の入学試験の最終テスト――
 外部との接触を断たれた宇宙船で、10人1組が53日間の宇宙飛行を成し遂げるというものだった。非常信号の発信ボタンを押して外部と接触を取れば、生命は保障されるが、連帯責任で全員が不合格となる。
 しかし、宇宙船・白号には10人のはずが、なぜか11人いた。スタートから謎を抱え、閉塞された宇宙船で次々起こる不可解な出来事。それぞれに生まれる不安、疑い、対立、反目、友情・・・受験生たちの試される時が始まった。
 ≪ここまで≫


≪東京、愛知、大阪≫
【Alcor(アルコル)出演】タダトス・レーン:山本芳樹 ロルベリチェリ・フロル:及川健 バセスカ:青木隆敏 ソルダム四世ドリカス:仲原裕之 アマゾン・カーナイス:鈴木智久 チャコ・カカ:冨士亮太 ドルフ・タスタ:篠田仁志 トト・ニ:松村泰一郎 ガニガス・ガグトス:船戸慎士 ヴィドメニール・ヌーム:林勇輔 グレン・グロフ:山﨑康一 長老:倉本徹 宇宙大学国試験官:倉本徹 宇宙大学国助手A:堀川剛史 宇宙大学国助手B:原田洋二郎 ヴェネの男A:倉本徹 ヴェネの女A:松本慎也 (関戸博一)  ヴェネの女B:牧島進一 鈴木智久 ヴェネの女C:原田洋二郎 ヴェネの女D:神野明人 ヴェネの男B:堀川剛史 ウィヌドーの男:曽世海司 ウィヌドーの女:関戸博一 医師:曽世海司 母:関戸博一 子:神野明人 宇宙船乗務員:原田洋二郎 乗客A:牧島進一 乗客B:堀川剛史
【Mizar(ミザール)出演】タダトス・レーン:松本慎也 フロルベリチェリ・フロル:三上俊 バセスカ:曽世海司 ソルダム四世ドリカス:関戸博一 アマゾン・カーナイス:堀川剛史 チャコ・カカ:原田洋二郎 ドルフ・タスタ:牧島進一 トト・ニ:神野明人 ガニガス・ガグトス:船戸慎士 ヴィドメニール・ヌーム:林勇輔 グレン・グロフ:山﨑康一 長老:倉本徹 宇宙大学国試験官:倉本徹 宇宙大学国助手A:篠田仁志 宇宙大学国助手B:仲原裕之 ヴェネの男A:倉本徹 ヴェネの女A:青木隆敏 ヴェネの女B:鈴木智久 ヴェネの女C:冨士亮太 ヴェネの女D:篠田仁志 ヴェネの男B:仲原裕之 ウィヌドーの男:山本芳樹(仲原裕之) ウィヌドーの女:及川健 医師:篠田仁志 母:青木隆敏 子:及川健 宇宙船乗務員:仲原裕之 乗客A:鈴木智久 乗客B:冨士亮太
※( )は名古屋・大阪キャスト ※山本芳樹は東京公演のみの出演
原作:萩尾望都 脚本・演出:倉田淳 美術=松野潤 照明=森田三郎 音響=中田摩利子 竹下亮(OFFICE my on) 舞台監督=後藤恭徳(ニケステージワークス) 衣裳=金子さよ ヘアメイク=角田和子 アクション=渥美博 特殊造形:高田祐子 小林佳世 土屋裕美 佐々木敬(代々木アニメーション学院・特殊メイク科) 映像プラン:倉本徹 映像製作:吉田治幸 佐野宏章 高橋昌也 小林秀宣(代々木アニメーション学院)照明操作:山﨑佳代 ヘアメイクスタッフ:吉田治美 演出助手=平河夏 荒川真寿恵 大道具製作=俳優座劇場 宣伝ヴィジュアル製作:萩尾望都 宣伝デザイン:HOLTON 宣伝スタイリスト:石飛幸治 宣伝ヘアメイク:吉田直樹(Juri) デスク=山﨑みれい 粟野謙二 制作=揖斐圭子 大野純也 武井和美 伊野智宏 吉田隆太 麻場優美 プロデュース:河内喜一朗 企画・制作=Studio Life
【発売日】2010/12/26 全席指定 一般(前売・当日)¥5500
http://www.studio-life.com/stage/11nin2011/index.html

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2011年02月13日

おにぎり『斷食』01/26-30座・高円寺1

 劇団☆新感線所属俳優の村木仁さんが、池谷のぶえさんと市川しんぺーさんに声をかけて結成された“おにぎり”の旗揚げ公演です。200席程度の小劇場で、青木豪さんの書き下ろし戯曲をいのうえひでのりさん(劇団☆新感線)が演出するという贅沢さ。

 ホラー風味もあるSFドラマでした。派手な音響、照明が楽しい!そして怖い!上演時間は約1時間25分。
 仮チラシを持っていくと受付でプレゼント↓がもらえます♪ 仮チラシは切り込みを入れて返してくださいます。観客への心遣いが嬉しいですね。
 ※公演はとっくに終了しております。レビューが遅くてお役に立てずすみません。
20110127_onigiri_kan.JPG

 ⇒CoRich舞台芸術!『斷食

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 ある男(村木仁)の元に、怪しげな保険外交員(市川しんぺー)がやって来る。
 保険外交員によると、最近亡くなった男の母親(池谷のぶえ)は、生前ある保険に入っていたという。
 母親の遺した保険が、男を奇妙な運命へと導いていった。
 ≪ここまで≫

 観終わって第一の感想は、青木さんが現代および未来の「食」について警鐘を鳴らしているのではないかということ。
 けっこう露骨な下ネタが頻出します。設定上、不可欠だとも受け取れます(つい先日観たこの公演でも感じました)。役者さんがズバっとやりきってくださるので、昼の明るいうちから観ていても大丈夫でした(笑)。大人向けではあると思います。

 池谷のぶえさんの演技の切れ味のよさ、おおらかさに感服です。ものすごくかっこいい!

 ここからネタバレします。セリフは正確ではありません。

 近未来の日本。「自分にそっくりなクローンを作っておき、将来の臓器移植に備える」という医療保険ができている時代。魚はどうやら絶滅し、ほとんどの食事が人工食物で、缶詰になっているようです。主人公の杉浦哲(村木仁)は一人暮らしの40代男性で、職業は借金の取立て屋。

 池谷のぶえさんが杉浦の母と、そのクローンを演じます。クローンは予備の臓器を確保する目的で生み出されたので、人間らしく生きる権利はありません。食の楽しみもないので、「死ぬために生きるならセックスするぐらいしかない」という切実さ。映画『愛の嵐』を思い出しました。

 断食道場で3日間絶食し、杉浦の朦朧とした意識の中で、夢と現実の差が曖昧になっていきます。過去の回想場面でわかったのは、アル中のDV夫を刺し殺したのは母親だったこと。だから息子は15年間も実家とは疎遠にしていたんですね。
 そういえば母親は抗がん剤治療をはじめた翌日に突然死んだ、がん患者のエピソードを語っていました。現代医療への疑念も織り込まれているのではないかしら。

 杉浦とクローンと一緒に断食していた保険外交員(市川しんぺー)は「あんたみたいな人はこれからの時代、生きていけないよ」と言い、杉浦をナイフで殺してしまいました。保険外交員の「俺は何でも食って生きてやる」という最後の言葉には、人間らしさがありません。考え過ぎかもしれませんが、やはり食べ物なんじゃないですかねー・・・。野菜や肉、魚など命あるものをいただくのが食事だとすると、人工食物は“食べ物”じゃないんですよね。だから保険外交員は、人間のようで実は人間ではなかった、というか。

 何度も笑わせていただきましたが、特にはっきりと覚えてるのは池谷さんのこのセリフ。
 「たわわがここにあるよ!」

 ≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫ メモ程度です。
 出演(舞台上手より):橋本じゅん いのうえひでのり 青木豪 司会:金田明子

 青木「(おにぎりへの書き下ろしをするにあたり)まずSFというお題がありました。村木さんからは『(村木、池谷、市川の)3人芝居でアキ・カウリスマキみたいなのを』と(笑)。」
 いのうえ「小劇場で男2人女1人の3人芝居だから、つか(こうへい)さんの芝居を思い出した。『蒲田行進曲』『飛龍伝』とか。セリフとともに音がバーン!と鳴るのはザ・ガジラです(笑)。」

 4月に上演される『港町純情オセロ』の話題になりました。主演は橋本じゅんさん。
 いのうえ「『リチャードⅢ世』をやってみて、今の日本でシェイクスピアを忠実に上演するには、翻案するのがいいと思った。『港町純情オセロ』は、まんま『オセロー』です。」

 『鋼鉄番長』を病気降板された橋本じゅんさんの元気なお姿を見られて嬉しかったです。

第3回演劇村フェスティバル参加 おにぎり旗揚げ公演
出演:村木仁 池谷のぶえ 市川しんぺー
脚本:青木豪 演出:いのうえひでのり 舞台美術:池田ともゆき 照明:関口裕二(balance,inc.DESIGN) 音響:藤本純子 衣裳:小原敏博 演出助手:山崎総司 舞台監督:芳谷研 演出部:三木やよい 照明操作:瀬戸あずさ 衣裳助手:小林由香 ヘアメイク協力:堀内典子 殺陣指導:川原正嗣 大道具:俳優座 小道具:高津映画装飾、天野雄太、中田彰輝(M.E.U)、高橋岳蔵 運搬:マイド 作画と図案:ナミヘイ 宣伝写真:引地信彦 制作:Little giants 制作助手:辻未央 制作協力:ヴィレッヂ、那須みちの 託児協力:(特)子ども文化NPO M・A・T 提携:座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク 後援:杉並区 企画・製作:おにぎり
【発売日】2010/12/11 全席指定 前売り・当日4,000円
http://blog.livedoor.jp/onigiri2011/
http://blog.livedoor.jp/onigiri2011/archives/51163486.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 21:30 | TrackBack

Bunkamura/Quaras『ミシマダブル「サド侯爵夫人」』02/02-03/02 Bunkamuraシアターコクーン

 『わが友ヒットラー』に続いて『サド侯爵夫人』(過去レビュー⇒)を拝見。面白かった~~~!上演時間は2回の休憩を含み、カーテンコール込みで約3時間30分弱。

 禁断の、背徳の、という修飾がぴったりの、なまめかしくて暴力的な、それでいて美しい言葉の洪水。『サド侯爵夫人』はストーリーも面白いんですよね~。あらすじがわかっているはずなのにハラハラしちゃいました。豪華絢爛な衣裳・かつらにうっとり!

 ロビーでは三島由紀夫関連書籍などが多数販売されていました。両戯曲を収録した文庫本↓もあり。私は以前にザ・スズナリで購入。ありがたいです。

サド侯爵夫人・わが友ヒットラー (新潮文庫)
三島 由紀夫
新潮社
売り上げランキング: 88017

 ⇒CoRich舞台芸術!『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより。(役者名)を追加。
 18世紀、ブルボン王朝末期燗熱の都パリ―。サド侯爵夫人・ルネ(東山紀之)は、残虐かつ淫靡な醜聞にまみれる夫を庇い、愛し続ける。〝悪徳の怪物〟に〝貞淑の怪物〟として身を捧げる彼女に対し、世間体を重じる母・モントルイユ夫人(平幹二朗)は様々な手を尽くし別れを迫るが、夫が獄につながれてもなお彼女の決意は揺らがず、対立は続いた。やがてフランス革命が勃発。混乱の中、老境に差しかかったルネのもとに釈放されたサド侯爵が現れるのだが・・・。
 ≪ここまで≫

 華麗なドレスを身にまとった淑女が次々に登場し、話す内容がとても卑猥・・・というのがまず面白いんですよね。露骨に嫌な顔をしながら、彼女たちはみんな興味津々(笑)。観客もまた然り、でしょう。
 ドレスがちょっと大げさなんじゃないかと思うぐらい豪華なのがイイ!たとえば第一幕のルネのスカートの刺繍(?)が素晴らしかった~。場面ごとに着替えて出て来てくださって、人物の性格の違い、時の流れも表されていて嬉しい限り。

 フランス革命が起こって社会構造がひっくり返ってしまうことで、淑女たちの地位や生活も否応なしに激変します。価値観が逆転してタブーとされていることがタブーでなくなったり。牢獄にいる“怪物・サド侯爵”の近くにいる女性たちの気持ちの変化が、社会の変化と合わせて描かれます。

 東山紀之さんは“貞淑”で、夫に献身的に尽くすサド侯爵夫人ルネ役。ギュっとひきしまった体で姿勢をビシッと正して、SM行為について語ります。淫靡なこととは全く縁がなさそうなのに!『わが友ヒットラー』では少々もの足りなさを感じた東山さんですが、『サド侯爵夫』ではギャップが大きな魅力でした。
 生田斗真さんはルネの妹アンヌ役。とても可愛らしくって男性だということを忘れるほど。衣裳の色使いやデザインが、勝気で要領の良い性格にも合っていました。

 悪徳を体現するサン・フォン夫人役の木場勝己さんよりも、世間体ばかり気にするモントルイユ夫人役の平幹二朗さんの方が、ずっと悪徳が表に出てたような(笑)。木場さんはコミカルな面を強調する方向の役作りだったように思います。平さん、素晴らしかったです・・・!のけぞるほど笑えたりも!

 ここからネタバレします。

 搬入口と壁、赤いカーテンの演出は同じでした。『わが友ヒットラー』とまさに“対(つい)”なんですね。装置も演出も一緒なのはちょっと寂しい気もしましたが、衣裳が豪華なので不満はなし。
 西洋の歌曲(オペラなど?)に日本の音楽(能や歌舞伎のお囃子など?)を重ねて流していました。和と洋が正面からぶつかるように混ざります。セリフのきりのいいところで拍子木の音が鳴り、リズムを作っていました。ちょっと回数が多すぎる気もしましたが、3時間半の会話劇を一般の観客が飽きずに観られるための工夫かもしれません。

 第2幕のルネ対モントルイユの場面の、平さんの長いセリフに聴き惚れ、見とれました。
 第3幕はフランス革命が起こって9ヶ月後。モントレイユ夫人の言動が節操無く変わっているのが愚かしくて滑稽です。
 とうとうサドが解放されるというのに、ルネは出家を決意します。善人が不幸になってくサドの小説を読んだルネは、その小説の薄幸の主人公ジュスティーヌは自分であり、サドは牢獄にいながら自分を、この世界を、小説の中に閉じ込めたと言います。
 ルネのセリフを通じて、文学という人間の生み出した芸術の素晴らしさをあらわしているようでした。東山さんの堂々とした長いセリフを聴きながら、作家・三島由紀夫の小説の(二次元の)世界を味わえました。

ミシマダブル 三島×MISHIMA vs 蜷川
出演:東山紀之 生田斗真 木場勝己 大石継太 岡田正 平幹二朗
脚本:三島由紀夫 演出:蜷川幸雄 美術:中越司 照明:服部基 音響:井上正弘 衣裳:小峰リリー ヘアメイク:武田千巻 音楽/編曲:かみむら周平 所作指導:花柳寿楽 舞台監督:濱野貴彦 演出補:井上尊晶 演出助手:大河内直子 藤田俊太郎 劇場舞台技術:野中昭二 票券:岡野昌恵 制作助手:稲村宗子 制作:大宮夏子(Bunkamura) 宇津木信之介(Bunkamura) 麻田幹太(Quaras) プロデューサー:加藤真規(Bunkamura) 松井珠美(Bunkamura) 松野博文(Quaras) 制作協力:ジャニーズ事務所 企画・製作・東京公演主催:Bunkamura/Quaras
【休演日】2/7,14,21,28【発売日】2010/11/27 S¥11,000 A¥9,000 コクーンシート¥6,000(税込)
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_11_mishima.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 17:24 | TrackBack

ロロ『グレート、ワンダフル、ファンタスティック』02/09-13こまばアゴラ劇場

 ロロは三浦直之さんが作・演出(時には出演も)される非常に若い劇団です。こまばアゴラ劇場の冬のサミット2010参加作品となった新作初日を鑑賞したのですが、最後まで拝見してみて、これは完成しなかったんだな(初日に間に合わなかったんだな)・・・と思いました。

 若い男女の恋愛を描くことの多かったロロが、違うことにチャレンジしているのはわかりましたし、ある場面がものすごく官能的で素晴らしかった。

 佐々木敦さんのツイート(⇒)によると、初日後に作品は激変したようですので、また次回に期待したいと思います。

 ⇒CoRich舞台芸術!『グレート、ワンダフル、ファンタスティック
 レビューは記録のみ。

 ここからネタバレします。

 赤い照明の中で、クルオがマコトの髪についた生クリームを少しずつ舐める場面。

ロロvol.5
出演:板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 望月綾乃 青木宏幸 多賀麻美 森本華 山崎明日香
脚本・演出:三浦直之 照明:工藤雅弘(Fantasista?ish.) 音響:池田野歩 衣裳:藤谷香子(快快) 舞台監督:鳥養友美 大地洋一 演出助手:中村未希 宣伝美術:玉利樹貴 制作助手:幡野萌 制作:坂本もも 企画制作:ロロ/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
【発売日】2010/12/01 予約・2500円 当日・2800円 高校生以下・2000円(予約・当日共に)
http://llo88oll.web.fc2.com/
http://www.agora-summit.com/2010w/lineup/lolo.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:16 | TrackBack

【お知らせ】「CoRich舞台芸術まつり!2010春」応募〆切は明日2/14(月)の朝10時!

 毎年審査員をつとめさせていただいております「CoRich舞台芸術まつり!2011春」の応募〆切りは、明日2/14(月)の朝10:00です。⇒現在の応募状況

 ネビュラエクストラサポートが配信する“制作者の為のニュースヘッドライン”がこんな風にご紹介くださいました。
 
 「参加料無料、グランプリ賞金100万円、審査員は全国どこにでも飛んで行く、という小劇場カンパニー(特に東京以外の地域のカンパニー)にとっては他に類を見ない絶好のチャンスなだけに、もっともっと多くのカンパニーの参加を期待したい。」

 応募のコツをfringe blogにまとめています。まだ間に合います!お待ちしておりま~す!

Posted by shinobu at 14:45 | TrackBack

2011年02月11日

芸団協セミナー2011『劇場をめぐるラウンドテーブルVol.7「地域の劇場のこれまでとこれから~地域劇場の本音を聞こう~』01/31芸能花伝舎1-1

 芸団協の「劇場をめぐるラウンドテーブル」にはなるべく参加するようにしています(⇒関連エントリー⇒

 第7回目のゲストは埼玉県の劇場キラリ☆ふじみの芸術監督である演出家の多田淳之介さんと、愛知県を拠点に主に東海3県で活動する劇団うりんこの制作者、平松隆之さん。参加者には公共ホールの職員の方々が多かったようです。

 お話を伺って、劇場とその周辺地域との関係はとても大切だなと、あらためて思いました。劇場で働く人、公演をする人の生活は、当然ながら劇場周辺地域やそこに暮らす一般の人たちと関係しますよね。東京に住みながら“観たい舞台が上演される場所に出向く”という感覚だけで行動してしまうと(私がしばしばそうなのですが)、このことをおろそかにしがちだと思いました。

 多田さんは公共ホールの芸術監督として日本最年少。自身の劇団東京デスロックは東京公演を休止して日本各地で活動しており、韓国公演でも高い評価を得ています。東京デスロックのキラリンク☆カンパニーとしての最後の公演『平成二十三年のシェイクスピア』は、現役高校生と創作する作品。キラリ☆ふじみにて2/25(金) ~ 27(日)に上演されます。キラリ☆ふじみはチェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』、二兎社『シングルマザーズ』(⇒制作発表会)などの、演劇界注目の公演が観られるすごい劇場になりました。

 富士見市民の方々との演劇、劇場を通じた直接的なかかわりについて、優しい語り口で話してくださいました。こんなに穏やかなのに作品は尖がってるのが魅力(笑)。やはり多田さんはアーティストだなと思います。
 多田「芸術監督になる前もキラリ☆ふじみで働いていたので、昔から知り合いだった地域の子供が、劇場まで僕を訪ねてくることがある。劇場に長年つとめていることがとても大事だと実感した。」

 劇団うりんこは2003年に観たこの作品がすっごく面白かったんです!平松さんは論理思考の冴える制作者でありながら、同時に情熱的なロマンティストでいらっしゃるようにお見受けしました。名言の数々にシビれましたね。
 平松「サッカーはチャージ。芸術はチェンジ。」
 ※サッカーをテレビ観戦した人が「元気をもらった」と言っていた。スポーツは元気をくれる(チャージ)。では芸術は?芸術は変化(チェンジ)をもたらすのだ。

 劇団うりんこはただいま新作『アセリ教育』を上演中。期間は本日2/11(金)~13(日)。なんと中屋敷法仁さん(柿喰う客)の新作を、柴幸男さん(ままごと)が演出するという・・・これはめちゃくちゃ観たい!のですが、行けなくなってしまいました(涙)。いつか東京でもやってくれないかなー!

 平松さんは劇団制作と並行して「日本のへそ演劇祭(通称:へそフェス)」のチーフプロデューサーもつとめられています。へそフェスのモットーは「観客主体」「サブカル同盟」「地域をつなぐ」。公式サイトの「Q&A」ページに平松さんの精神がくっきり示されています。ぜひご一読を。

ゲスト:平松隆之(劇団うりんこの制作者。このたび「日本のへそ演劇祭」をプロデュース) 多田淳之介(演出家・東京デスロック主宰・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)
進行役:矢作勝義(世田谷パブリックシアター)
主催:社団法人日本芸能実演家団体協議会 助成 平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
参加費2,000円(茶菓代を含む)
http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/04pro/manage/gekijyo_rt11vol7.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:38 | TrackBack

Bunkamura/Quaras『ミシマダブル「わが友ヒットラー」』02/02-03/02 Bunkamuraシアターコクーン

 三島由紀夫戯曲2本をほぼ同じキャスト交互上演、しかも演目が『サド侯爵夫人』(過去レビュー⇒)と『わが友ヒットラー』(⇒過去レビュー)という・・・驚きの企画です。

 演出は蜷川幸雄さん。男性ばかりのキャストはジャニーズ事務所所属の生田斗真さんと東山紀之さん、そして大ベテランの平幹二朗さん、木場勝己さんら。まず『わが友ヒットラー』を拝見しました。上演時間は2回の休憩を含み、カーテンコール込みで約3時間弱。

 ジャニーズ事務所のスターが2人出演している公演ですが、お約束のような3回目のカーテンコール(スタンディング込み)がなくて気持ちが良かったです。
 公演パンフレットは2作品兼用で2000円。平野啓一郎さん、小池真理子さんらの寄稿もあり充実の内容でした。操上和美さんの写真が渋い!

 ⇒CoRich舞台芸術!『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』

 あらすじはこちらに詳しいです。

 2011年の今、上演されているということと、いかにも「お芝居(嘘)ですよ」ということを、はっきりと見せる演出だったと思います。オープニングの演出がかっこ良かった!!豪華な装置に、ハーケンクロイツの腕章をつけた軍服、感情の起伏に沿うような音楽。わざと演技の色合いを濃くして、大げさに強調するようなもシーンも時にはありました。初演された当時だって、普段には話されないような言葉の連続ですものね。

 『わが友ヒットラー』は一度観たことがありますし、ストーリーを追う必要は私にはありませんでした。修飾の多い美しい日本語の文章を語る男たちが、戯曲上および舞台上において戦う様を見つめました。出演者は4人4様といいますか、演技へのアプローチがそれぞれに違う気がしました。
 
 平幹次郎さんは恐ろしい武器商人クルップ役。書かれた言葉の1つひとつをじっくり味わえるようなセリフ運びを堪能。見事な朗読を聞いているような気持ちにも。
 ヒットラー役の生田斗真さんには、登場する度に引きつけられました。長いセリフの途中でヒットラーの気持ちは何度も激しく変化します。体も心も大きく震わせ、生々しく存在されていました。生田さは現在26歳なんですね。若いのにすごいと思います。

 レーム役の東山紀之さんの言葉は、私には伝わって来づらかったですねー・・・。あらわす感情の種類が少ないように思いました。例えば演技(および感情)が一直線すぎて、長いセリフがずっと同じニュアンスだったり。でも敬礼や回れ右など、軍人らしい体の動きがものすごく美しい!きびきびとした動作をされる度に見とれました。鍛え上げられた身体だからこそなんでしょね。
 木場勝己さんはレームと水と油の関係にあるシュトラッサー役。レームとの対決シーンが見せ場だったと思うのですが、個人的にレームの言葉や存在のしかたがしっくり来ず、そのせいかどうかは定かではないですが、シュトラッサーの言葉もあまり入ってこなかったです。

 ここからネタバレします。

 劇場の機構が露出した何もない舞台。幕開けにまず舞台中央奥の大きな搬入口が開き、外の景色が見えます。冷気も入り込んでくる中、天井まで届きそうな鏡ばりの巨大な壁が、上下の袖から移動して出てきました。黒い作業着を着た演出部のスタッフさんたちが動かしています。4~5つほどの大きな壁が舞台を横切りながら、徐々に横につながって空間を丸く囲むような形に固定。豪華なイスやベンチなどの調度品も登場し、きらびやかな部屋が完成しました。並んだ壁の中央部分は外へと開いたバルコニーで、どうやらヒットラーが演説する場所のようです。バルコニーの奥には先ほどから開いている搬入口があり、渋谷の景色が見えています。そして赤い豪奢なカーテン2枚が、天井の右側と左側から同時に降りて来て、舞台と客席との間をバサリと優雅に閉ざしました。かっこいーーーーーーー!!

 幕が開くとヒットラーが客席に背を向け、群衆に向かって演説をしていました。日本人がドイツ人を、しかも実在した歴史上の人物を演じるという大っぴらな嘘を、“開幕”する形で見せる演出がとても良いと思います。演技の方法や選曲なども含めてもっと深い意図があるかもしれませんが、そこまでは咀嚼できず。
 
ミシマダブル 三島×MISHIMA vs 蜷川
出演:東山紀之 生田斗真 木場勝己 平幹二朗
脚本:三島由紀夫 演出:蜷川幸雄 美術:中越司 照明:服部基 音響:井上正弘 衣裳:小峰リリー ヘアメイク:武田千巻 音楽/編曲:かみむら周平 所作指導:花柳寿楽 舞台監督:濱野貴彦 演出補:井上尊晶 演出助手:大河内直子 藤田俊太郎 劇場舞台技術:野中昭二 票券:岡野昌恵 制作助手:稲村宗子 制作:大宮夏子(Bunkamura) 宇津木信之介(Bunkamura) 麻田幹太(Quaras) プロデューサー:加藤真規(Bunkamura) 松井珠美(Bunkamura) 松野博文(Quaras) 制作協力:ジャニーズ事務所 企画・製作・東京公演主催:Bunkamura/Quaras
【休演日】2/7,14,21,28【発売日】2010/11/27 S¥11,000 A¥9,000 コクーンシート¥6,000(税込)
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_11_mishima.html

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Posted by shinobu at 14:57 | TrackBack

2011年02月10日

【お知らせ】「CoRich舞台芸術まつり!2010春」応募〆切は来週2/14(月)の朝10:00です!

 毎年審査員をつとめさせていただいております「CoRich舞台芸術まつり!2011春」の応募締め切りが近づいてまいりました。
 応募のコツfringe blogにもまとめましたので、ぜひ参考になさってください。

 〆切りは来週の月曜日2/14(月)の朝10:00です。公演関係者5人の登録は、制作さんが1人でできないことですので、どうぞお早めに。お待ちしておりま~す!

Posted by shinobu at 15:51 | TrackBack

2011年02月09日

シアターアーツ「劇評講座Vol.5『井上ひさしと戦後日本』」2/8東京芸術劇場小会議室7

 シアターアーツ劇評講座Vol.5に伺いました。昨年亡くなった劇作家・井上ひさしさんと非常に近い場所にいたお2人に、井上さんについてじっくりお話を伺う講座でした。

 ゲストは井上作品の演出を数多くの手掛けた演出家・栗山民也さんと、「井上ひさし全芝居」全7巻など、井上作品の解説を多数執筆されている劇評家・扇田昭彦さん。司会はドイツ演劇の専門家・新野守広さん。

 悲劇喜劇2010年7月号に掲載された「井上ひさし略年譜」をもとに、生い立ちから井上ひさし像に迫っていきました。

 遺作となった『組曲虐殺』の主人公の小林多喜二に、井上さんのお父様、そして井上さんご自身が投影されているのは間違いなさそうでした。演劇創作現場での井上さんの横顔は・・・壮絶。どれだけ才能があって、どれだけ努力されてきたか。本当に命を削って書いていらしたのだと思いました。

 井上さんの新作を10年ほどオンタイムで観られていた幸せをかみしめました。亡くなってもう約10ヶ月になるのですが、こうやって井上さんのことを思い出すように語る時間を自分が過ごしていることに、さらに深い喪失感、です。

 この講座の内容はいずれシアターアーツに掲載されるそうです。ありがたいことです。

シアターアーツ劇評講座 Vol.5「井上ひさしと戦後日本」
日時:2月8日(火) 19時〜21時 受付開始は18:30から
会場:東京芸術劇場小会議室7 料金:1,000円(当日受付精算)
ゲスト:栗山民也 扇田昭彦 司会:新野守広
http://theatrearts.activist.jp/2011/01/vol5.html

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Posted by shinobu at 11:38 | TrackBack

2011年02月08日

【オーディション】さいたまネクスト・シアター「追加メンバーオーディション」開催※3/10(木)〆 切(郵送のみ)

 今年で発足3年目を迎えるさいたまネクスト・シアターが、追加メンバーオーディションを実施します。
 さいたまネクスト・シアターは「次代を担う若手俳優の育成」を目的とした、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督・蜷川幸雄さん率いる若手演劇集団です。公演を通じた実践的な俳優育成を行っています。過去レビュー⇒

 蜷川さんは第18回読売演劇大賞・最優秀演出家賞を受賞されました。さいたまネクスト・シアターの第2回公演も受賞の対象です。
 これまでの公演では直前まで配役を決めずに稽古していたため、出演者は台本をほとんど全部覚えていたそうです。ハードな環境であるのは間違いありませんが、飛び込んでみたい人はぜひ。

 応募資格:18歳から30歳までの男女 ※プロ・アマ、演技経験の有無は問いません
 応募締切:3月10日(木)必着

 下記は公式サイトからの一部抜粋です。

■さいたまネクスト・シアター オーディション

 彩の国さいたま芸術劇場芸術監督・蜷川幸雄が率いる若手演劇集団<さいたまネクスト・シアター>。
 発足3年目を迎える今年、再び新たな才能を求め、追加メンバーオーディションを行います。

【応募締切】2011年3月10日(木)必着

【応募資格】
・18歳から30歳までの男女
※高等学校在学中の方のご応募はお断りいたします(2011年3月卒業見込の方は除きます)
※未成年の方は必ず保護者の同意書を同封してください
※プロ・アマ、演技経験の有無は問いません

【応募方法】
以下を同封の上、ご郵送ください
・ 履歴書(市販のもの/身長・体重を明記すること)
・L版カラー写真2点(3ヶ月以内に撮影した全身・顔正面アップ各1点/裏面に氏名を明記すること)
・志望動機・自己PR(合わせて400字以内)
・返信用A4封筒(郵便番号・住所・氏名を明記の上、120円切手を貼付すること)
※応募書類に不備があった場合は審査対象となりませんのでご注意ください

【選考スケジュール】
第1次選考 書類選考(合否に関わらず書面にて通知します)
第2次選考 面接または実技(2011年3月中旬)
第3次選考 実技(2011年3月下旬)

【応募先】
〒338-8506 埼玉県さいたま市中央区上峰3-15-1
彩の国さいたま芸術劇場「さいたまネクスト・シアター」オーディション係

【合格後】
さいたまネクスト・シアターとして活動

【備考】
・応募書類は返却いたしません
・第2次選考以降の会場は東京都内を予定しています
・選考に関わる交通費・宿泊費等は自己負担となります
・選考スケジュールは変更になる可能性があります
・個人情報の取り扱いについては、下記を必ずご一読ください

【お問い合わせ】
彩の国さいたま芸術劇場 「さいたまネクスト・シアター」オーディション係
TEL. 048-858-5503(火~金13:00~18:00)

【主催】財団法人埼玉県芸術文化振興財団

公式;http://www.saf.or.jp/info_archive/info_1102_01.html

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Posted by shinobu at 14:40 | TrackBack

パルコ・プロデュース『LOVE LETTERS(岡本健一&奈良岡朋子)』02/07パルコ劇場

 パルコが長年継続上演している朗読劇『ラヴ・レターズ』。20周年記念のバレンタイン・スペシャルとしてパルコ劇場で6組が登場。出演者目当てで久しぶりに観に行ってきました。 ⇒前回のレビュー

 岡本健一さんも奈良岡朋子さんも素晴らしかった・・・!行って正解でした♪

 上演時間は約2時間。途中休憩15分を含んだかどうか失念。

 ⇒CoRich舞台芸術!『LOVE LETTERS 20th Anniversary Valentine Special

 岡本さんも奈良岡さんも前半はキュートに、後半は渋みを効かせて、アンディーとメリッサが年をとっていくのをとてもスムーズに表現。相手の言葉を聴いている時の演技(表情や体の動き)にも目を見張りました。もー昼間っから涙ボロボロだよ。

 ここからネタバレします。

 岡本さんは奈良岡さんの演技をその場で受けとめ、好きな女の子に振り回される純朴な少年を好演。
 奈良岡さんが一語、一音ごとに気持ちを込めて朗読されるのに感涙。例えば「あなたとわたし」と言う時、「あなた、と・・・わたし」という風に。

 1度目のカーテンコールでは岡本さんから奈良岡さんをまっすぐに抱きしめて、2度目は肩をギューっと抱いて退場。この2人の『ラヴ・レターズ』を観られて良かった。

20th Anniversary Valentine Special
2月7日(月)15:00開演 
出演:岡本健一 奈良岡朋子
作=A.R.ガーニー 訳・演出=青井陽治 企画制作=(株)パルコ
全席指定5000円 ※ 本公演は大変静かな作品ですので開演時間までにご入場いただけない場合、第2幕よりご入場いただきます。※ 未就学児のご入場はお断り申し上げております。何卒ご了承下さい。
http://www.parco-play.com/loveletters/ll_20th_valentine/
http://www.parco-play.com/web/page/information/ll_20th_valentine/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 13:57 | TrackBack

青☆組『雨と猫といくつかの嘘.』01/30-02/08アトリエ春風舎

 吉田小夏さんが作・演出される青☆組の再演公演です。今年で結成10周年なんですね。『雨と猫といくつかの嘘』は第15回日本劇作家協会新人戯曲賞に入賞した戯曲です。

 お芝居が終わった時、外に雨が降っているような気がしました。最後の暗転は死後の世界、もしくは生まれる前の世界の闇のように感じました。上演時間は約1時間10分ぐらいだったかと。

 ⇒CoRich舞台芸術!『雨と猫といくつかの嘘.

 ≪あらすじ≫
 還暦を迎えた風太郎の誕生日。大雨の中、あの人が訪れる。
 ≪ここまで≫

 中央に四角い畳(とおぼしき)の部屋がある抽象舞台。役者さんは登場しない時はおもに、舞台の上下にひかえます。

 ここからネタバレします。セリフは正確ではありません。

 風太郎の過去の誕生日がいくつか描かれます。家族や夫婦の理想像が、私には懐かしさも感じられないほど旧時代的に見えました。60代男性が主人公だからそうなってるのかしら。

 「赤ちゃんは泣いて生まれてくる。(お母さんのお腹から出て)一人ぼっちになっちゃうから」といったセリフがありました。これは人間の孤独およびそれを憂う気持ちを表す時によく言われる(書かれている)ことですが、私は個人的に、そうは思わないんですよね~。肺呼吸を開始するために声を出すだけで、生理的なものだと思うのです。「おぎゃあ!」と泣かない子もいますし。

vol.14 10th Anniversary第15回日本劇作家協会新人戯曲賞 入賞作品
出演:木下祐子、藤川修二、福寿奈央、荒井志郎、髙橋智子、林竜三
脚本・演出:吉田小夏 舞台監督:喜久田吉蔵・八木茜 舞台美術:濱崎賢二(青年団)・中村友美 照明:伊藤泰行 音響:泉田雄太 演出助手:山本タカ(声をだすと気持ちいいの会) 宣伝美術:空 宣伝写真:前田恵美 制作統括:赤沼かがみ(G-up) 制作補:たけいけいこ 企画製作:青☆組
トークゲスト:1月30日(日)19:30 ・古川貴義(箱庭円舞曲 主宰)/1月31日(月)19:30 ・黒澤世莉(時間堂 主宰)/2月1日(火)19:30 ・シークレットゲスト<発表!>葛木 英さん(ehon 主宰)/2月2日(水)19:30 ・徳永京子(演劇ジャーナリスト)
【発売日】2010/12/25*予約・前売 2,700円*当日 3,000円 *ペアチケット 5,200円 (2名様/予約・前売のみ)*学生・シニア 2,500円 (予約・前売のみ)
http://www.aogumi.org

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 11:45 | TrackBack

新国立劇場演劇『焼肉ドラゴン』02/07-20新国立劇場小劇場

20110207_yakiniku_dragon.JPG
「焼肉ドラゴン」チラシ

 2008年に初演され、日本と韓国の両方で多数の賞を受賞した『焼肉ドラゴン』。待望の再演です。メルマガにお薦め前売り情報を掲載しておりました。
 初演同様、ワハハと笑いながら涙々でございました。拍手が鳴りやまずカーテンコールが3回。スタンディング・オベーションをされている方もいました。新国立劇場の演劇公演では珍しいことだと思います。上演時間は約3時間(途中休憩15分を含む)。

 前売りチケットは全日程について完売で、Z席(1,500円)が朝10時から新国立劇場BOXオフィスで販売されます。Z席は1ステージにつき必ず10枚あるそうです。初日は当日券もZ席も完売ではなかった模様。早い目がチャンスです!
 【訂正】Z席は朝10時の時点では残席あったものの、結果的には完売。当日券は完売じゃなかったそうです。

 東京の後には兵庫、北九州で公演がありますが、その前に韓国のソウルでも公演があります(3月9日~20日)。観劇目的で3月に韓国旅行しちゃうのもいいかも!ご興味のわいた方はチェックしてみてください。※日本語字幕は出ないと思われます。
 ⇒ソウル芸術の殿堂の『焼肉ドラゴン』(日本語) ⇒予約案内(日本語)

 開演数分前から舞台上でお芝居が始まります。早めに客席に座ってムードを味わい、気持ちをなじませるといいかもしれません。休憩時間にはロビーで生演奏あり。ロビー売店では韓国のり付きのマッコリが400円で買えます♪オリジナル・サウンドトラックも1500円で販売されていました。

 ⇒iza!「ホントにいい舞台でした「焼肉ドラゴン」」(2008年)
 ⇒CoRich舞台芸術!『焼肉ドラゴン

 ≪あらすじ≫ 公式サイトより
 万国博覧会が催された1970(昭和45)年、関西地方都市。
 高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」の赤提灯が今夜も灯る。
 店主・金龍吉は、太平洋戦争で左腕を失ったが、それを苦にするふうでもなく、流れていく水のように、いつも自分の人生を淡々と受けとめてきた。
 家族は、先妻との間にもうけた二人の娘と、後妻・英順とその連れ子、そして、英順との間にやっと授かった一人息子・・・・・・ちょっとちぐはぐな家族と、滑稽な客たちで、今夜も「焼肉ドラゴン」は 賑々しい。ささいなことで泣いたり、いがみあったり、笑いあったり・・・・・・。
 そんななか、「焼肉ドラゴン」にも、しだいに時代の波が押し寄せてきて・・・・・・。
 これは時代に翻弄されながらも、必死で生きる普遍的な家族の物語です。
 ≪ここまで≫

 日本人と韓国人の役者さんが日本人、韓国人、在日韓国人を演じ、脚本は日本語と韓国語がまざっています(韓国語のセリフには日本語字幕あり)。
 トタン屋根の平屋が並ぶ美術の中央にあるのが、ホルモン焼きの看板をかかげた焼肉店「焼肉ドラゴン」。その下手に舞台奥へとつづく細い坂道があり、ゆるやかな階段になっているので、リアカーや自転車が通る度にガタゴトと音が鳴ります。この道がすごくいいんですよね~。

 高度成長期の真っただ中、大阪万博に盛り上がる世間とは裏腹に、飛行場近くの集落では在日韓国人らが明日の見えない生活をささやかに営んでいます。とは言っても描かれるのは、恋にケンカに、笑いの絶えない賑やかな日常。わかっちゃいるけど笑ってしまう(泣いてしまう)シーンの連続で、笑顔や怒号の奥にある怒りや悲しみが、突然グサっと胸にささります。
 音楽が少々説明的に響いたり、ドタバタの騒動のわざとらしさが気になったり、そういう瞬間はちょっと冷めちゃったりも。好みの問題だと思います。

 初演よりも家族がより家族らしく見えましたし、店につどう常連さんたちの仲間同士の雰囲気も、いっそう親しさが増していたように思います。焼肉店の夫婦を演じた申哲振(シン・チョルジン)さん、高秀喜(コ・スヒ)さんは今回もやはり素晴らしくて、ただ立っていること、座っていることの雄弁さをしみじみ感じました。

 ここからネタバレします。セリフは正確ではありません。

 飛行機の轟音で幕開け。「おじちゃん、おばちゃんの怒鳴り声、子供の笑い声、泣き声、わめき声が絶えない町」という表現がぴったりの賑やかさ。その裏側にある悲しい歴史が語られるごとに、胸がしめつけられます。
 戦争で日本のために戦って左腕を失った父親。父親だけでなく母親も済州島出身で、2人は四・三事件で両親や友人をすべて亡くしていました。故郷にも帰れず家族も失い、もう日本に居るしかないと腹をくくりますが、どんなに働いても暮らしは楽になるどころか、さらに奪われるばかり。
 次女(占部房子)の夫(千葉哲也)は炭鉱で働いていたけれど廃坑になって職を失い、次は飛行場の滑走路づくりに呼ばれたという日雇い労働者です。でも昼から飲んでばかりで働きません。

 日本人、韓国人、そしてそのどちらからも差別される在日韓国人が集まる焼肉ドラゴン。母親は「日本人との結婚は許さない」と次女に言いますが、店の中にまつってある神棚に向かってお祈りしますし、娘たちはクリスマス・ツリーを飾ってクリスマス・ソングを歌います。彼らの春夏秋冬を見つめながら、いろいろ混ざっているのが私たちなんだと、わかってきます。

 次女の夫は本当は右足が不自由な長女(粟田麗)を愛しており、長女に韓国人の婚約者(朴帥泳)ができたというのに、次女と別れて長女とくっついてしまいます。次女は韓国人(金文植)と再婚し、歌手志望の三女(朱仁英)は日本人男性(笑福亭銀瓶)と不倫の末に略奪愛を成就。この激しい恋愛騒動が可笑しいんですよね~。朱仁英さんはコミカルな演技が絶品でした。

 末っ子の時生(若松力)が屋根の上から飛び降りる場面は胸が詰まります。私立中学校でのひどいいじめが原因で言葉を話せなくなった時生は、血みどろになって帰宅することもありました。それでも「これからも日本で生きていくんだから、逃げてはいけない(朝鮮人学校はだめ)」と、父親は教育方針を曲げず、息子は助けを求める声を出すことなく、家族にも絶望して自殺。・・・やりきれない思いがします。

 最後はむりやり立ち退きを迫られ、焼肉ドラゴンは閉店し、一家は離散してしまいます。それでも「桜が舞い散り、とたん屋根が花びらでいっぱいになる。こんな日は、明日がいい日だと信じられる」と言って歩み出す夫婦。悲しみに暮れる中、父親が引くリアカーの荷台に母親が飛び乗るのに爆笑!(初演を観たからわかってるのに!・笑)。このように泣き笑いすることを、人間は生きるエネルギーにしていくんだろうと思います。そうするしかないですものね。

≪東京、ソウル、兵庫、北九州≫
出演:千葉哲也、粟田麗、占部房子、若松力、笑福亭銀瓶、佐藤誓、水野あや、山田貴之、朴勝哲、申哲振、朴帥泳、金文植、高秀喜、朱仁英
※出演を予定しておりました朱 源実が健康上の理由により出演できなくなりました。 代わって佐藤誓が出演いたします。何卒、ご了承ください。
作・演出:鄭義信 翻訳:川原賢柱 美術:島次郎 照明:勝柴次朗 音楽:久米大作 音響:福澤裕之 衣裳デザイン:出川淳子 ヘアメイク:川端富生 方言指導:大原穰子 擬闘:栗原直樹 振付:吉野記代子 演出助手:趙徳安 舞台監督:北条孝 芸術監督:宮田慶子 主催:新国立劇場
A席5,250円 B席3,150円
http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000325_play.html

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Posted by shinobu at 00:29 | TrackBack

2011年02月05日

【書籍】「“建築”としてのブックガイド 」(コンセプチュアル・ブックガイドシリーズ)

 「“建築”としてのブックガイド」(藤原ちから+辻本力編)を読んでいます。小説や随筆、漫画、絵本などについての書評がたくさん載っています(建築についての本ではありません)。執筆者の中に演劇関係者が多いのです!

 チェルフィッチュや五反田団の公演に出演されている、元ひょっとこ乱舞所属の女優・伊東沙保さんの名前を見つけて、まず彼女のところから読みました。次にマームとジプシーの藤田貴大さんに進むと、取り上げている書籍はもちろん、この企画への参加の仕方(っていうのかな)が全然違ってとても面白いです。

 “建築”がテーマなので執筆者ごとに「リビング」「外壁」など、担当が分かれています。例えば藤田さんは「秘密基地」で、5冊の書評すべてに「秘密基地」に関連する事柄が書かれており、さらには1冊目から5冊目にかけてゆるやかな起承転結の構成にもなっていました(そんな気がしました)。ちなみに伊東さんは「衣裳部屋」。岡崎藝術座の神里雄大さんの担当は「地下室」で、ある漫画の紹介で爆笑しちゃいました。“自称・坂口安吾の生まれ変わり”は野田秀樹さんに続いて2人目かしら?

 阪根正行さん(⇒ブログ)の「トレーニングルーム」もとても面白かったです。紹介してくださった本をすごく読みたくなったのは、瀬田なつきさんの「屋上」でした。

 “建築”の後は“食物”“学校”などとシリーズ化したらいいのでは、という声も聞こえて来ました。いいアイデアだと思います。

 【執筆者】樽本樹廣(百年)/西尾佳織(鳥公園)/大澤聡/大谷能生/白井聡/プルサーマル・フジコ/オカヤイヅミ/篠田千明(快快)/Pippo/杉浦貴美子/シンプル組合/TOLTA/松田青子/池田鮎美/飴屋法水たち/前野健太/神里雄大(岡崎藝術座)/阪根正行/浜野喬士/辻本力/安竹希光恵/伊東沙保/藤田貴大(マームとジプシー)/福永信/瀬田なつき


※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 23:12 | TrackBack

【オーディション】ポツドール「vol.19新作公演出演者募集」※3/22〆切(郵送のみ)

 三浦大輔さんが作・演出されるポツドールが今年9月の新作公演の出演者を募集しています。
 三浦さんは大手のプロデュース公演などでも大活躍されており(例⇒)、昨年はドイツで『夢の城』を上演されました(⇒The Japan Times)。下記は公式サイトおよび折り込みチラシからの情報です。

 ●ポツドールvol.19新作公演
  日程:2011年9月8日(木)~9月25日(日)予定
  会場:ザ・スズナリ
 ・出演者オーディション
  参加費用:2,000円
  〆切:2011年3月22日(火)郵送必着

■ポツドールvol.19新作公演出演者募集 ※公式サイトより

 ポツドールでは、2011年9月8日(木)~9月25日(日)(予定)に行われる
 vol.19新作公演の出演者オーディションを行います。

 出演を希望される方は、2011年3月22日(火)必着で必要書類をご郵送下さい。
 書類審査を合格された方にのみ、一次審査のご連絡をさせていただきます。

●一次審査 4月2日(土)、3日(日)予定 (面接形式。どちらか1日。)
●二次審査 4月9日(土)、10日(日)予定
(ワークショップ形式。両日共参加。一次審査に合格された方のみ。)

・必要書類  写真2点(顔・全身、裏面に氏名記入)
 プロフィール(舞台出演等の活動歴、連絡のとれる電話番号・住所・メールアドレス明記)
 志望動機、ポツドールならびに三浦大輔演出作品観劇の有無(作品名)を書いたもの
 ※写真・書類の返却はいたしません
・応募条件  2011年7月下旬の稽古から9月25日の公演終了まで参加可能な方
・オーディション参加費用 2,000円(一次審査時にお支払いいただきます。)
・宛先 〒151-0071 東京都渋谷区本町3-48-21-402(有)マッシュ内 ポツドールオーディション係
・お問合せ  TEL:080-5487-3866 MAIL: potudo-ru(アットマーク)mail.goo.ne.jp

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 00:41 | TrackBack

2011年02月04日

むーとぴあ『く・ち・づ・け』02/04-10駅前劇場

 女優の武藤晃子さんがプロデュースし出演もされる“むーとぴあ”の第3回公演です。私は初見。浅野雅弘さんが出演されるのと、わかぎゑふさんの作・演出作品が久しぶりに観たいなぁと思ったので伺いました。

 舞台は昭和5年の日本の、信州の小さな村。18歳の少女が主人公のラブコメです。衣裳の着物が嬉しい。上演時間は約1時間40分弱。

 出演者の近江谷太朗さんより「平日、特に来週の火曜日が空いてるのでぜひ」とのことでした(2度目のカーテンコールにて)。「感想をブログに書いてください、つぶやいてください」と熱心におっしゃってたので書いてみました。

 ⇒CoRich舞台芸術!『く・ち・づ・け

 ≪あらすじ≫
 本家の跡継ぎとなる一人娘の繭子(武藤晃子)には生まれた時から婚約者がいる。隣に住む従兄の健太郎(近江谷太朗)だ。彼は分家の長男で職業軍人。次男の健治郎(荒木健太朗)は音楽学校に通う変わり者。長女の華江(仲坪由紀子)は教師をしており、繭子とは昔からの親友だ。
 健太郎と正式なお見合いをすることになり、幼いころに母親を亡くした繭子は、女中のトメ(種子)から“結婚したらしなければいけないこと”を学ぶが・・・。
 ≪ここまで≫

 トメ役の種子さんがめちゃくちゃ面白かったです。医師役の浅野雅博さんと2人っきりの場面に爆笑。

 ここからネタバレします。

 結婚したら旦那様と「クチスイ(キス)をしなければならない」という衝撃の事実を知らされた繭子は、ショックを受けて寝込みます。やがて健太郎との結婚の覚悟はしたものの、生涯最初のくちづけはあこがれだった健治郎としたいと華江に告白。華江に健治郎のフルートを盗んできてもらいますが・・・。

 色んなドタバタは楽しかったですが、マイクのアナウンスで進行するのはちょっと違和感。せっかく入り込めても、マイクの声で気持ちが冷めてしまうんですよね。好みの問題でしょうけど。
 中国に出兵することになった健太郎は繭子のために婚約を破談。でも終戦後に無事に帰って来てハッピーエンド。戦後をもっと描いて欲しかったな~。健太郎が去って帰ってくるまでが、あっけなかったです。

 カーテンコールで武藤さんが「(むーとぴあ)が3回目を迎えられたのは、何よりお客様のおかげです!」と力強くおっしゃってましたけど、観客はチケットを買って観劇しただけですから、そんなに「お客様は神様です」みたいな感じでへりくだらなくてもいいんじゃないかな~と思いました。
 生写真とサイン入りの色紙(500円)とパンフレット(1000円)を荒木さんが可愛らしく宣伝。終演後は役者さんが売り場に立って物販されていました。懐かしい感じがしました。ずいぶんこういう公演にはごぶさたでしたね。

【第21回下北沢演劇祭参加作品】
出演(五十音順):浅野雅博(文学座) 荒木健太朗(StudioLife) 近江谷太朗 種子 仲坪由紀子 藤井びん 藤尾姦太郎(犬と串) 武藤晃子
脚本・演出:わかぎゑふ 演出助手:斎藤栄作 照明:泉次雄(rise) 音響:小笠原康雅(OFFICE my on) 衣裳:福田千亜紀 衣裳・小道具協力:玉造小劇店 舞台監督:筒井昭善  宣伝写真・宣伝美術:垣内敏秀 ヘアメイク:茂木美緒・杉浦なおこ  票券:こばちえ 制作:橋本香苗 プロデューサー:武藤晃子 企画・製作:むーとぴあ
【発売日】2011/01/08 全席指定 4,500円(前売・当日共)※受付は開演の1時間前、開場は開演の30分前からです。小学生未満のお子様はご入場はご遠慮ください。 ※劇場の構造上、車椅子でのご入場はできません。※開演後はお席にご案内できない時間帯、または指定のお席を変更させていただく場合がございます。
http://www.mu-topia.com/

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Posted by shinobu at 23:08 | TrackBack

森崎事務所・M&O playsプロデュース『国民傘―避けえぬ戦争をめぐる3つの物語』01/21-02/13ザ・スズナリ

 岩松了さんの新作です。出演者は全員オーディションで選ばれた方々(⇒告知エントリー)。上演時間は約2時間25分(途中休憩10分を含む)。

 初日の帰り道に思わずこんなツイートをしちゃいました。少々興奮気味(笑)。“全然わからないこと”が刺激的なんですよね。
 D-BOYSの方々が2人出演されていて、客席にはファンの女性が多かったような。足立理さんがすっごく良かったですね~。

 ⇒CoRich舞台芸術!『国民傘

 ≪あらすじ・作品紹介≫ 公式サイトより。
小さな3本の物語から、やがて大きな「戦争」が見えてくる-。
 岩松了が書き下ろした3本の短編を、オムニバス形式で上演する試験的・冒険的・刺激的な公演。3本の作品には共通して「戦争」の背景がある。大きな社会的背景の中で、巡る因果に翻弄される小さな存在である個人の事情と、大きな運命の流れを描く岩松渾身の新作は、オーディションにより選ばれたジャンルにとらわれない精鋭たちと、ザ・スズナリの緊密な空間の中で繰り広げられる。2011年のスタートを飾る話題作。
 ≪ここまで≫

 全員がオーディションで選ばれたということで、演技の種類や質感などはバラバラでした。上手手前には生演奏をする
 高くそびえる壁がパタパタと畳まれたり広げられたりして場面転換します。どの部屋も遮断されている息苦しさがあって、人生の行き止まりのよう。でも全然違う空間にすぐに変化しますから、無数の壁があり、でも通り抜けられたりする迷宮のようでした。

 おおまかに分けると3つの物語があり、どんどん関わって交わっていきます。テーマは「戦争」とのことで、兵士が登場するので具体的に「戦争」の姿は目に見えています。そんな「戦争」自体と、私たちが生きる日常にある「戦争」とか同列で存在したような。「戦争」の種は意外に普段から人間が無意識に、いとも簡単にまき散らしていて、その被害もまた目に見える形で日常生活の中にあらわれているのだろうなと思いました。

 映画撮影に参加する兵士役の足立理さん。発想・想像する力に柔らかさがある方なのではないでしょうか。瞬発力もあって素直で、(私には)支離滅裂な(ように見える)言動や行動、しぐさを、次々と軽快にあらわしていかれます。舞台の上にそのまま自然に居ることもしていらしたような。
 石住昭彦さんは演劇集団円の翻訳戯曲上演で拝見し、かっこいいな~と思っていたのですが、今作ではキュート!石住さんも「わかる」「わからない」を意識せずに、素直に演技をされていたように思います。

 ここからネタバレします。セリフは正確ではありません。

 母(長田奈麻)と娘(早織)。長男は戦場に行ってしまって不在。2人は“国民傘”の置き場を勝手に変えたため投獄される。看守(三浦誠己)が読む本には印刷所の話が書かれていた。
 小さな印刷所で働く兄弟(石住昭彦、渋川清彦)と従業員(三浦俊輔)、使用人(浅野かや)。弟が撮影する映画に兄は出演したことがある。“国民傘”という傘を全国に置くという法律を作った暴君の役だった。戦地から戻った若者(三上真史)が、印刷所で働かせてくれと言ってきた。従業員には美しい愛人(片山瞳)がいる。
 中隊長を探している兵士たち(佐藤銀平、足立理、太賀)。探している、と言っているが実は殺害して埋めてしまったようだ。

 語られた言葉から意味や感情を受け取ろうとして、自分の頭(心)で解釈しようとしても、そんな余裕は与えてくれません。自分がいた物語から脱して違う世界に行く人物もいますし、「台本があるからその動きをしてるんでしょう(セリフを言ってるんでしょう)」と言ってしまう人もいて、映画を撮る場面では劇中劇もあります。演劇の内と外も自由に行き来されるので、振り回されっぱなし。物語の結末まで翻弄されながら誘導されますが、最後もまた手に確かなものをつかめることはなく。

出演:足立理 石住昭彦 佐藤銀平 渋川清彦 太賀 三浦俊輔 三浦誠己 三上真史 浅野かや 長田奈麻 片山瞳 早織(五十音順)
脚本・演出:岩松了
【発売日】2010/11/20 前売り\4,500/当日\4,800(全席指定・税込み) ベンチ・椅子共通
http://www.morisk.com/plays/umbrella/index.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 16:18 | TrackBack

真心一座身も心も『流れ姉妹たつことかつこ ~エンド・オブ・バイオレンス~』01/27-02/06本多劇場

 “小劇場の大衆演劇”『流れ姉妹』シリーズの最終話です(過去レビュー⇒)。千葉雅子さんの脚本を河原雅彦さんが演出し、お2人とも出演されます。開演してすぐに前3作のあらすじを動画とともに説明してくださいますので、初めての方でもOK。上演時間は約2時間30分弱、休憩なしですが、長さはそれほど感じなかったです。

 当日パンフレットは豪華版で1500円。Tシャツやてぬぐいなども販売。大阪公演の後に前進座劇場で東京凱旋公演があります。期間は2月17日~22日。

 ⇒YOMIURI ONLINE「古田新太、池田成志を迎え“真心一座”最終章」(取材・文:武田吏都)
 ⇒CoRich舞台芸術!『流れ姉妹 たつことかつこ ~エンド・オブ・バイオレンス~

 前回までのあらすじはこちらに詳しいです。

 古田新太さん、池田成志さんというビッグなゲストが、あれやこれや(笑)ぶっぱなしてくださいます。もー盛りだくさんで「ほんっとバカバカバカーーーっ(笑)!」と心の中で叫びがらの観劇でした(笑)。

 最初にアナウンスで見どころを解説してくださいます。お約束の場面がやってくるとお馴染みの音楽がかかり、観客も出演者と一緒に準備万端。安心して乗っかっていけます。“凌辱”の場面がやっぱり面白いですね~。“わかっちゃいるけど笑っちゃう”空気を作るのは簡単なことではないと思うのですが、最初からスイッチオンできました。

 好戦的で阿修羅のような姉たつこ(千葉雅子)は次々と恋人(ラバー)に出会い愛されて、菩薩のような慈愛の心を持つ妹かつこ(村岡希美)はなぜか(レイパーに)凌辱されてしまいます。舞台で行われるのは基本的には笑えることばかりですが、理不尽なことが起こる度に「それが世間というものだよなぁ」としみじみ達観したような心地にもなります。

 ここからネタバレします。

 幕開けの説明はナイロン100℃の廣川三憲さん。素晴らしい!一気に気持ちが盛り上がりました。
 かつこの凌辱シーンは滝のある癒やしスポットにて。植村春樹(古田新太:ゲストレイパー)たちに襲われるところで滝の水にかつてのレイパーたちの顔が映写されます。まさに最終章(笑)。

 たつこ(千葉雅子)とかつこ(村岡希美)に実の兄がいて、それが講談師(池田成志:ゲストラバー)であり、元やくざの保護観察官(河原雅彦)の正体だった、という結末。母からの虐待が長男(=講談師)と長女たつこを苦しめ、2人はいつか母親に復讐を果たすと固く約束していたのでした。何も知らずに育った次女かつこと、たつこの間に深い溝があることに納得。

 最後の場面で妹かつこは赤ちゃんを育てていました。谷村の子供かと思ったらそうではなく・・・となると植村の子供なのでしょうか?かつこを一途に追い続けた谷村と幸せになってハッピーエンドかと思わせておいて、そうは問屋がおろさないのがいいですね。
 姉たつこは僧侶の姿となって植村とともに旅に出ていました。なんでやねん(笑)。母親は植村に殺されちゃったのよね?そこはちょっとあっけなさすぎたかな~。

≪東京、大阪、東京、新潟≫
出演:古田新太 池田成志 千葉雅子 村岡希美 坂田聡 河原雅彦 小林顕作 政岡泰志 伊達暁 信川清順
脚本:千葉雅子 演出:河原雅彦 美術:片平圭衣子 照明:倉本泰史 音響:大木裕介 衣裳:木村猛志 映像:ムーチョ村松 殺陣指導:清水大輔  ヘアメイク:武井優子 小道具:清水克晋 演出助手:矢本翼子 舞台監督:津江健太+至福団 宣伝美術:CoaGraphics 宣伝写真:引地信彦 宣伝ヘアメイク:川端富生 WEB製作:今城加奈子 MONOLITH 広報:吉田プロモーション 制作:佐々木康志 重田知子  ラインプロデューサー:牛山晃一 プロデューサー:伊藤達哉 企画:真心一座身も心も 製作:ゴーチ・ブラザーズ
【休演日】1/31【発売日】2010/12/18 前売7,000円(全席指定・税込)
http://mimokoko.net/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 15:15 | TrackBack

【ワークショップ・オーディション】エビビモpro.「6月公演『さらばユビキタス』出演者募集」※2/28〆切(メールのみ)

 オリジナルミュージカルを上演する若手劇団エビビモpro.が、6月の王子小劇場での新作公演の出演者募集ワークショップ・オーディションを開催します。過去レビュー⇒、2

 脚本・演出は矢ヶ部哲さん。自身で作曲・演奏・出演もされるマルチな方です。昨日のトークで「体力に自身のある方、お待ちしています!」とおっしゃっていました。詳細は公式サイトでどうぞ。

 ●エビビモpro.『さらばユビキタス』
  会場:王子小劇場
  公演期間:2011年6月8日~12日
 ・ワークショップ・オーディション
  年齢制限:18歳以上(高校生不可)の男女10名程度
  費用:2,000円(ワークショップのみの参加も可)
  〆切:2011年2月28日(月) 24:00 ※メールのみ

■エビビモpro.第7回公演『さらばユビキタス』出演者募集 ※公式サイトより

【ワークショップ日程】
日程A :2011年3月 17日(木)・19日(土)
日程B :2011年3月 18日(金)・20日(日)
※必ず日程A・日程Bのどちらかを選択してください。
 (1日だけの参加等の場合はご相談ください。)

時間帯は全日程15時~20時を予定しております。
応募者多数の場合は選考させていただきます。
ワークショップのみの参加をご希望の方も歓迎します!お気軽にご相談ください。

費用:2,000円
会場:都内某所

【オーディション募集要項】
・18歳以上(高校生不可)の男女10名程度
・2011年4月半ばから始まる稽古に参加することが可能で
 2011年6月8日~12日に行われる公演に出演が出来る方
※公演参加にあたりチケットノルマを設定する場合がございます。予めご了承ください。

【応募方法】
①氏名(ふりがな)  ②年齢  ③性別
④連絡先の電話番号  ⑤演劇活動の有無と活動履歴
⑥希望のワークショップ日程
 (「A」または「B」、もしくは「両方で可」とお答えください)
以上を記載し、下記のe-mailアドレスまでメールの送信をお願いします。

【応募〆切】
2011年2月28日(月) 24:00迄
連絡先e-mail ⇒ ebibimo(アットマーク)live.jp
ホームページ ⇒ http://www.ebipro.com/

◎また、エビビモpro.ではお手伝いをしてくれる方も募集しています!お気軽にご相談ください!

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 11:34 | TrackBack

万能グローブ ガラパゴスダイナモス『ひとんちで騒ぐな』02/03-06こまばアゴラ劇場

 福岡の若手人気劇団である万能グローブ ガラパゴスダイナモスが、こまばアゴラ劇場の冬のサミット2010参加作品として、初東京公演を行っています。
 ⇒毎日.jp『「舞台芸術祭「サミット」:東京初公演の「ガラパ」に注目

 作・演出(出演も)の川口大樹さんとは何度かお会いして、出演作も拝見したことがありましたが(関連エントリー⇒)、劇団公演は初見。

 とっても面白かったです!!シチュエーション・コメディーがそれほど好きではない私ですが、何度も笑わせていただきました。今後の東京公演の予定はないそうですが、そういわず、ぜひまた来て欲しいです。上演時間は約2時間弱。

 なんと開幕前に全ステージ完売・・・。当日券はわずかですが発行されるそうです。

 ⇒CoRich舞台芸術!『ひとんちで騒ぐな

 ≪あらすじ≫ 劇場公式サイトより
 今作は、文字通り、「家」が舞台のワンシチュエーションコメディです。
 一軒家の思いのほか複雑な構造、例えばあの部屋とこの部屋が繋がっていたり、意外なところに死角があったり・・・というような「家の構造」に重点を置いたホームコメディじゃない、家コメディ。
 家の持つ「迷路的要素」とそこから生まれるすれ違い、さらに人間関係のややこしさを盛り込んで、臨場感ある笑いに溢れた作品となっております。
 ≪ここまで≫ 

 まず2階建ての家が具象美術だったことが嬉しいですね。無造作に散らかったカラフルな小道具たちにもちゃんと仕掛けがありました。ドア、ふすま、台所、2階、柱、こたつ、ロフトなど隠れられる場所(死角)が無数にあり、出くわすはずの人々がすれ違っていきます。バッタリ会うのが面白いんですよね~。
 オチが2重、3重、多いところではそれ以上に用意されていて、最初の方で笑えなくても必ずいつか可笑しさを拾えるような手厚い脚本でした。「それはちょっと無理があるよねぇ(笑)」と思う瞬間もないわけではないのですが、そんな破綻も愛せて、一緒に楽しめます。観客の気持ちが盛り上がっていける空気を、緻密に組み上げていってくださいました。

 それにしても完売ってすごいですよねー・・・。3年前の人気作での満を時してのアゴラ・サミット参加に加え、トークゲストがとても豪華。準備が行き届いています。私はチラシのデザインがとてもいいなと思ってました。東京は公演数が多く、劇場でもらうチラシ束も膨大なので、チラシの広告力は若干小さくなっているのではないかと言われていますが、やはり威力は大きいのだなと感じました。

 ここからネタバレします。

 テレビドラマのバイトADが東京から故郷に戻り、留守の実家を勝手に使ってドラマ撮影をしようとします。留守のはずなのに住人がいたり、トイレを借りにきた他人がのさばったりするのは「なるほどね」と納得の展開なのですが、実はADの実家でさえもなかった、となるのがすごい(笑)。

 招かれざる客人側(AD、町長立候補チーム)だけでなく、住人側にも問題を抱えさせている設定がいいですね。住人女性が二股をかけており、恋人の男性2人が鉢合わせする絶体絶命の危機は、スリリングですごく滑稽。女性が2人を直接紹介せざるを得なくなり、同時に両方に「お兄ちゃん」「彼氏」と言って切り抜けたのは見事でした。

 ヘッドフォンで音楽を聴いているから物音が聞こえない、というのがまず良かったですね~。ふすまを開けて、閉めて、開けて・・・の繰り返しはわかっていても笑えるし、最後は意外性でも笑わせます。演技でしっかり笑いを成就させるのが素晴らしいです。

 東京で役者になって成功したと嘘をつくADと、町長に立候補しようとしているADの幼なじみとのドラマも1つの軸になっていました。
 「かっこ悪いことをかっこ悪いと思ってるのが、一番かっこ悪いんだよ」という名言もいただきました(笑)。

 ≪終演後のトーク≫
 出演(向かって左から):川口大樹 椎木樹人 矢ヶ部哲(エビビモpro.) 小山田壮平(andymori)

 高校時代の演劇部の仲間が再会。ガラパでは数年前からandymoriの楽曲を劇中で使用されているそうです。

第11回公演 冬のサミット2010参加作品
出演:阿部周平 椎木樹人 多田香織 どん太郎 松田裕太郎 松野尾亮 横山祐香里 川口大樹
脚本・演出:川口大樹 舞台監督:森田正憲(株式会社FGS) 演出助手:田中基康 舞台装置:中島信和(兄弟船) 舞台美術:藤紗希江 音響:大谷正幸(有限会社九州音響システム) 音響操作:辻村泰平 照明:太田勝之(有限会社SAM) 照明操作:竹内元一 映像:萱野孝幸 小道具:松田裕太郎 衣装:石山龍太郎 メイク:多田香織 宣伝美術:中村ヤスオ(WELLS FACTORY) 制作:橋本理沙 企画制作:万能グローブ ガラパゴスダイナモス/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
≪トークゲスト≫3日(木)19:30 小山田壮平(andymori)& 矢ヶ部哲(エビビモpro.)/4日(金)19:30 中島かずき(劇団☆新感線)/5日(土)14:00 徳尾浩司・篠崎友・堀田尋史(とくお組)/5日(土)19:30 土田英生(MONO)/6日(日)14:00 上田誠(ヨーロッパ企画)
【発売日】2010/12/01 一般前売2500円 一般当日2800円 東京初上陸記念、お得な2つのガラパ割!ガラパ割 前売2300円・ガラパ割 当日2500円:ガラパメンバーの平均年齢より若い「25歳以下のお客様」か、ガラパと同じ「九州出身のお客様」を特別価格でご案内します。年齢のわかるものか、九州出身だと主張できる何か(学校の卒業証書、SUGOCA、うまかっちゃん等々)をご持参ください!
http://www.galapagos-dynamos.com/index.html
http://www.agora-summit.com/2010w/lineup/bannoglobe.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 11:21 | TrackBack

ゴジゲン『神社の奥のモンチャン』02/02-06座・高円寺1

 松居大悟さんが作・演出・出演される劇団ゴジゲンの初の再演公演は、演劇村フェスティバル参加作品。上演時間は約2時間弱。

 ゴジゲンは松居さんと俳優の目次立樹さんの2人ユニットなので、公演ごとに客演の役者さんを呼ぶプロデュース形式を取られています。演技の技術のばらつきが気になっちゃいましたね。座・高円寺1はかなり広い空間なので手ごわかったのではないかと思います。

 ⇒CoRich舞台芸術!『神社の奥のモンチャン

 ≪作品紹介≫ 公式サイトより
 モンチャンは鬼だ。
 恐ろしい顔。残虐な振舞い。真夜中の叫び声。
 奴は神社に潜み、毎晩、村人を喰らっている。
 村の誰もが鬼に怯え、いつか退治されることを願っていた。
 そんなモンチャンは毎晩叫ぶように、ギャグの練習をしていた。
 本当は、ちょっとでも、笑ってほしいだけだった。
 ≪ここまで≫  

 鬼や着物を着た村人など、いわゆる昔話に出てくるような人物が登場するのですが、セリフには現代日本の若者言葉もまざっているのが軽快。ギャグも楽しいです。殺陣は派手な音楽をかけてダンスにしちゃってもいいんじゃないかな~と思いました。
 優しさやナイーブさは受け取れましたが、まずは厳しい日常生活や体に痛みを感じるほどの悲しみを描いてこそ、じゃないでしょうか。人の出入りなどに必然性を感じられないところが散見されました。

 鬼役の目次立樹さんのがんばりに切実さが感じられて良かったです。臭いにおいがする村人役の古河耕史さんとからむ場面は臨場感がありました。

 ここからネタバレします。

 森の中で道に迷って神社にたどりついた若者たち(大窪人衛ら)が、神社にまつわる話をしはじめます。神社の壁が下手側からぐるりと上手側に開いて、神社の外側から内側へと場面転換したのは、動きがあって面白かったです。
 フェス前作の『斷食』でも三方囲みにしていましたから、舞台の横幅をそのまま広く使うのはハードルが高かったのかも。

 童話「泣いた赤鬼」がベースになっているのでしょうね。選曲は好みだな~と思いましたが、内容にマッチしすぎな気もしました。 

 ≪ポスト・パフォーマンス・トーク≫
 出演(向かって左から):松居大悟 篠原友希子 大村学 古河耕史

第10回公演 座・高円寺 冬の劇場24 演劇村フェスティバル参加作品
出演:大窪人衛(イキウメ)、大村学(劇団プレステージ)、篠原友希子、園田玲欧奈(劇団プレステージ)、高松呼志響、田中美希恵(贅沢な妥協策)、土田祐太、富田麻帆、古河耕史、松居大悟、目次立樹(五十音順)
脚本・演出:松居大悟 舞台美術 / 片平圭衣子 照明 / 伊藤 孝(ART CORE) 照明操作 / 上原皓介 音響 / 田上篤志(atSound) 音楽 / 森 優太 映像 / 大見康裕 衣裳 / 本間圭一 横田真理 演出助手 / 久保大輔 演出補佐 / 青木直也 飯田紘子 演出部 / 秋山拓弥 舞台監督 / 上嶋倫子 川除 学+至福団 宣伝美術 / 今城加奈子 宣伝写真 / 松本のりこ WEB / 飯塚美江 後輩 / 橋爪知博 制作 / 武藤香織 半田桃子 制作助手 / 高橋慶一朗 大國妃南子 前田喜郎 三輪 塁 プロデューサー / 北川隆来 提携 / 座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク  後援 / 杉並区 制作協力 / ヴィレッヂ 企画・製作 / ゴジゲン
【発売日】2010/12/11 前売・当日3500円 学割2500円(要学生証提示)
http://www.5-jigen.com/

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 11:10 | TrackBack

2011年02月03日

チェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』02/02-15神奈川芸術劇場・大スタジオ

 新作が発表される度に世界ツアーになる、岡田利規さん率いるチェルフィッチュの新作初日に伺いました。上演時間は約1時間30分。全席自由で整理番号順の入場になりますので、劇場へはお早めにどうぞ。

 この作品が一般¥3500なのかー・・・高校生以下割引¥1,000、U24チケット¥1,750、シルバー割引¥3,000。チケット代はかなり安いと思います。やっぱり公共ホールの企画だからなんでしょうか。ありがたいですね。
 技術のある俳優と、試みの意味でも演劇空間の面でも洗練された演出には、お金で等価交換できるはずのない芸術的な価値があると思います。

 ツイッターでプレイガイドは完売という情報が流れていましたが、イープラスでは買えるようです。
 劇場会員に登録すればこちらでもネット購入可能。セブンイレブン発券です。⇒神奈川公演のタイムテーブル

 ⇒CoRich舞台芸術!『ゾウガメのソニックライフ

 前半しばらくはどう見ていいのかわからなくて、暖房も強く効いた場内で寝不足もあってウトウトしてしまったりもしたんですが、中盤以降に持ち直しました(←私が)。
 普段着の若い役者さん5人が、飾らない存在感で舞台上にいます。普通に歩いたり座ったり、じーっとただ立っていたり、観客に「今私は~~しています」と語りかけたり。わかりやすい定型的な動きや派手な演出は取り立てて見つけられないのですが、最後には5人の男女が壁画に描かれた太古の人類に見えました。おとぎ話のファンタジーもありましたし、ギリシア悲劇の荘厳さも香りました。

 心身が一致したいわゆる対話場面はなかったと思います。観客への直接会話や動画生中継、演じる役人物がすり変わって行って、時間と空間が自在に伸張・収縮、拡大・縮小します。宇宙にも飛んだし、地中深くにももぐりました。自分の細胞の中まで、遠い遠い祖先まで、おのずと想像力がおよびます。それでいて、おどけた劇中劇もありました。演劇でやれることの百貨店みたい。百貨だと少なすぎるかな。
 照明や音響はいつもながらハイセンスです。変化のさじ加減がものすごくさりげなくて、じわじわと体に効いてきて官能的なほど。

 ゾウガメはのろまな動物でソニックというと音速ですから、岡田さんご自身がおっしゃるように(チラシかどこかで読みました)タイトルに遅さと速さが含まれています。ゾウガメは大昔から存在していますので古代、歴史をイメージします。つまりタイトルには気が遠くなるほど長期にわたる時間の蓄積と、今その瞬間に感じる時間の経過(速度)、そして生活・日常(=ライフ)が示されているんですね。まさにそれがあらわされた舞台だったと思います。「昔はよかった」とか「未来に期待する」とか、そんな気持ちも具体的な過去も未来も、すべてが現在にある、と思わされました。

 ここからネタバレします。

 現代の若い男女のカップルの話ではあるのですが、男性が女性になったり(その逆も)、男性を演じてたはずが突然女性に戻ったり、本人だったのが他人になったり。

 旅行に行きたいと何度も言っていた女性(佐々木幸子)は、地中深くもぐっていく電車の中で、パーティーに誘われます。クラブで出会った男性(山縣太一)との話が面白かった。もともとは男性(足立智充)が通勤電車に乗ってたはずなのに、女性に変わってたのも凄かったです。
 女性が部屋に帰ったら彼氏が250歳になっていて、しばらく介護をしますが亡くなります。床に転がったイスを年老いた彼氏に見立てていました。イスが可動式の木製ベンチの上に乗せられてスーっと上手から下手へと動いたのは、遺体が霊柩車で運ばれたんですよね。シビれるわ。

 白いダイニングテーブルとイス2脚を、役者さんが少し離れた場所から見つめるだけで、無数の家族の食卓が想起されました。250歳の彼氏が死んだ後、女性(佐々木幸子)は右手のひとさし指と中指を柱の上に乗せて、2本の足で細い金属の棒をつなわたりするように、指を進めていきます。人生の歩みを示しているようでした。棒の行き止まりまで来ると、違う女優さん(松村翔子)が天井を見つめます。あぁこの人(指)は死んで天国に行ったんだなと思いました。

 ラグビーのゴールが舞台の床にグサっとつきささったような形で、金属(?)の柱が立っています。柱に赤い(オレンジの?)照明がぬぼーっと当たって、舞台全体が赤く染まったとき、人類が地獄の業火に焼かれているように感じました。劇場付属のオレンジ色の細い柱も一緒に赤くなり、もとある空間を生かした照明でした。ロフト裏にも照明が仕込まれていて、うす~く光って動く電車をあらわしていたのも素晴らしいですね。さりげなさが尋常じゃない精度だと思います。

≪神奈川、茨城、埼玉、山口、ほか≫ 
出演:山縣太一、松村翔子、足立智充、武田力、佐々木幸子
脚本・演出:岡田利規 舞台美術 : トラフ建築設計事務所 照明 : 大平智己 音響:牛川紀政、大久保歩 (山口情報芸術センター[YCAM]のみ) 舞台監督 : 鈴木康郎、弘光哲也、尾崎聡 (山口情報芸術センター[YCAM]のみ) 企画 : precog 企画制作 : 神奈川芸術劇場、水戸芸術館ACM劇場、山口情報芸術センター[YCAM] 宣伝美術 : 菊地敦己 (bluemark)、小金沢健人 特設ウェブデザイン : 石黒宇宙 (gm projects) 特設ウェブ編集 : 中島良平
【発売日】2010/11/13 全席自由・入場整理番号付3,500円 高校生以下割引¥1,000 U24チケット ¥1,750 シルバー割引 ¥3,000
http://zougame.chelfitsch.net/
http://www.kaat.jp/pf/zougame.html

※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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Posted by shinobu at 12:03 | TrackBack

【オーディション】イキウメ「出演者・劇団員募集(2011)」※2/15〆切(郵送のみ)

 前川知大さんが作・演出される劇団イキウメの「出演者・劇団員募集オーディション」情報です。

 前川さんは『プランクトンの踊り場』で鶴屋南北戯曲賞を受賞したばかりです。演出家としても多数受賞経験あり。4月から劇団代表作『散歩する侵略者』の5都市ツアーが始まります。
 年齢制限はありますが経験不問です。ご興味ある役者さんはどうぞ。

 対象:28歳までの魅力的な男女。経験不問。
 実施日時:実技審査を2011年2月25日(金)、26日(土)に予定しています。
 締め切り:2011年2月15日(火)(消印有効 持参不可)

【イキウメ「出演者・劇団員募集 2011年度オーディション】公式サイトより

●対象:28歳までの魅力的な男女。経験不問。
●実施日時:実技審査を2011年2月25日(金)、26日(土)に予定しています。

●応募方法: 
・履歴書(簡単な自己紹介文、経験のある方は出演歴を明記)
出演者としての参加希望、劇団員としての参加希望のどちらかをご明記ください。
・写真2枚(全身・顔 各1枚。裏面に名前、身長、体重、3サイズを明記)
・80円切手を添付し、ご自身の住所・氏名を明記した返信用封筒(長形3)
 以上三点を下記住所へご郵送ください。

●送り先:
 〒153-0061東京都目黒区中目黒1-1-65中目黒フラワーマンション301号HB内
 イキウメ「2011年度オーディション」係
 書類選考の上、書面でご連絡いたします。
 通過者は都内スタジオで2011年2月25日(金)、26日(土)(予定)に実技審査をします。
 (参加費 場所代実費として2,000円)

●締め切り:2011年2月15日(火)(消印有効 持参不可)
●お問合せ:イキウメ 03-3715-0940

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2011年02月02日

【意見】NHK「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」「プレミアムシアター」での演劇舞台中継の継続を嘆願します

 朝日新聞朝刊文化欄(2/1)にこんな記事が掲載されました。部分を引用します。
 「金曜夜の「芸術劇場」(教育テレビ)と金曜深夜の「ミッドナイトステージ館」(BS2)は3月で終了し、演劇を扱う番組がなくなる。BS2の「プレミアムシアター」はBSプレミアムに残るが、日本で上演される演劇は基本的に扱わないという。」

 私はNHK「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」の継続、「プレミアムシアター」での演劇舞台中継の継続を切望します。番組継続を希望される方は、こちらからNHKにご意見を届けてください!メールフォームの場合、文字数は件名を含んで400文字までです。以下、つたない文章ですが私が送った意見です。

 【ご参考】
 劇作家・演出家・俳優の前田司郎さんが脚本を手掛けたNHK特集ドラマ『お買い物』(⇒番組批評)は、放送批評懇談会「ギャラクシー賞」を受賞し、「第4回ソウル・ドラマ・アワード」で短編部門優秀賞、主演の久米明さんが男優賞を受賞しています。来たる2月19日には前田さんが再び脚本を書き下ろした新作ドラマ『迷子』がNHKで放送されます。

■件名(番組名など):
 「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」「プレミアムシアター」の継続を嘆願

■メディア:BS-2

■ご意見・お問い合わせ:
 今年3月で「芸術劇場」「ミッドナイトステージ館」を終了し、「プレミアムシアター」で日本の演劇を放送しなくなると知りました。どうか思いとどまってください。 NHKの舞台中継は高品質の舞台作品の東京一極集中を緩和し、形に残らないライブ芸術の記録として非常に貴重です。NHKには視聴率など気にせず、価値のある上質な仕事をしていただきたいです。日本の現代演劇は世界に誇れる芸術です。多数の賞をとったNHKドラマ『お買い物』の脚本は劇作家の前田司郎さんが書かれました。演劇の才能がテレビでも素晴らしい作品を生み出しています。演劇放送がなくなればジャンル自体の衰退が危惧されます。演劇が好きだけど劇場に行けない60代の母は、NHKの舞台中継をとても楽しみにしており、私も母と一緒に観られるのを感謝しております。どうか舞台中継を続けてください。


※クレジットはわかる範囲で載せています。正確な情報は公式サイト等でご確認ください。
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2011年02月01日

メルマガ 2011年02月のお薦め舞台

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お薦めお芝居をご紹介しています

 2011年2月のお薦め舞台11本+αをご紹介します。
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┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

 “しのぶの演劇レビュー” Vol. 81     2011.02.01  1,706部 発行

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ http://www.shinobu-review.jp/

   今、面白い演劇はコレ! 年200本観劇人のお薦め舞台♪
                   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ◎かつて2月と8月は公演数が少ないと言われていたこともあるのですが、
  今年の2月はぜひ観ておきたい新作や手堅い再演作などが盛りだくさん!

    舞台には、あなたの心を揺さぶり、
      人生の輝きを増してくれる奇跡があります。

  “今から観られる面白い演劇”をご紹介します。
  お友達、ご家族、恋人と一緒に、どうぞ劇場を訪れてください♪

 ◎メルマガのバックナンバー↓は全て公開しています。
    http://archive.mag2.com/0000134861/index.html


○○ 今回のもくじ
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 ◆1【今月のお薦め11本+α】
   
   ◎No.1→新国立劇場演劇『焼肉ドラゴン』
       02/07-20新国立劇場小劇場
       ≪東京、ソウル、兵庫、北九州≫
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000325_play.html
  
 ◆2【先月のベスト3】

   ◎No.1→葛河思潮社『浮標(ブイ)』
       01/17-23神奈川芸術劇場・大スタジオ
       ≪神奈川、松本、東京≫ ★2/1から東京公演開幕!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0118155108.html

  
 ◆3【TPAM|国際舞台芸術ミーティング in 横浜が開催されます】

   ◎演劇・ダンス・音楽などの国際的な舞台芸術の見本市です。
    http://www.tpam.or.jp/

 ◆4【「CoRich舞台芸術まつり!2011春」〆切は2/14(月)午前10時 】

   ◎日本全国対象の舞台芸術フェスティバルです。今年で5回目!
    http://stage.corich.jp/festival2011/index.php

 ◆5【編集後記】

   ◎第55回岸田國士戯曲賞の選考結果発表は2/28(月)!
   ◎おすすめ舞台中継 on TV

 ◆6【このメルマガについての注意事項(毎月同じ内容です)】

   ◎はじめての方はどうぞお読みくださいね♪

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 ◆1 【今月のお薦め11本+α】
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 ▽★印がいちおし公演です(3本)。
 ▽初日の早い順に並べています。
 ▽掲載内容:主催/企画製作・『題名』・日程・会場・価格・URL
 ▽座種の記述がない公演は全席指定。
 ※高額のお薦め公演が少なかったので、3000円台の公演も含めました。
  そのため、紹介本数が10本から11本に増えました。


1.Bunkamura『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』交互上演
  02/02-03/02 Bunkamuraシアターコクーン
  ミシマダブル 三島 × MISHIMA vs 蜷川
  ☆『サド侯爵夫人』
    出演:東山紀之 生田斗真 木場勝己 大石継太 岡田正 平幹二朗
   『わが友ヒットラー』出演:東山紀之 生田斗真 木場勝己 平幹二朗
   脚本:三島由紀夫 演出:蜷川幸雄
   S¥11,000 A¥9,000 コクーンシート¥6,000
    http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_11_mishima.html
   三島由紀夫の代表作2作を、なんとほぼ同じキャストで交互上演。
   東山紀之さんと生田斗真さんというジャニーズ事務所のスターに加え、
   平幹二朗さんや木場勝己さんら、ベテラン舞台俳優が出演。
   蜷川幸雄さんの演出にも興味津々です。
   『サド侯爵夫人』レビュー:
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2006/0902112246.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2005/1107143442.html
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2003/0616231116.html
   『わが友ヒットラー』レビュー:
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0715215617.html


2.ひょっとこ乱舞『ロクな死にかた』
  02/03-13東京芸術劇場小ホール2
  ☆出演:中村早香/笠井里美/松下仁/根岸絵美/田中美甫/渡邉圭介/糸山和則/
      西川康太郎/伊藤今人/小角まや/寺田ゆい/澤田慎司/大竹沙絵子/
      高倉大輔/海田眞佑/伊比井香織/片山敦郎/倉田大輔
   脚本・演出:広田淳一
   [前売]一般3200円 学生2000円 高校生以下1000円 平日昼間2800円
   [当日]一般3500円 学生2300円 高校生以下1300円 平日昼間3000円
   ペアチケット5600円 リピーター割引1000円 その他
    http://hyottoko.sub.jp/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=21976
   東京芸術劇場が若手団体を紹介する“芸劇eyes”参加作品。
   作・演出の広田淳一さんの直近の数作が面白かったので新作に期待。


★3.新国立劇場演劇『焼肉ドラゴン』
  02/07-20新国立劇場小劇場
  ≪東京、ソウル、兵庫、北九州≫
  ☆出演:千葉哲也 粟田麗 占部房子 若松力 笑福亭銀瓶 佐藤誓 水野あや
    山田貴之 朴勝哲 申哲振 朴帥泳 金文植 高秀喜 朱仁英
   作・演出:鄭義信 翻訳:川原賢柱
   A席5,250円 B席3,150円
    http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000325_play.html
   数々の演劇賞を総なめにした舞台の待望の再演。ソウル公演あり。

   ●お薦めポイント●
   日本初演では当日券に長蛇の列ができ、ソウルでは毎回が
   スタンディング・オベーションだったと聞いています。↓初演記録
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0418003345.html
   メルマガ2010年12月号↓のお薦め前売り情報に掲載しました。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1201000646.html  
   日本だけでなく韓国でも2008年の演劇ベスト3等に選ばれています。
   NHKで何度か舞台中継が放送されました。ぜひ生でご覧ください!


4.THE SHAMPOO HAT『沼袋十人斬り・改訂版』
  02/10-20シアタートラム
  ☆出演:児玉貴志 日比大介 黒田大輔 滝沢恵 吉牟田眞奈 梨木智香 遠藤留奈 
      菊妻亮太 城戸啓佑 下城麻菜 勢古尚行 滝沢佑果 水原睦 村上佳代子
   脚本・演出・出演:赤堀雅秋
   一般3,800円/当日4,200円 高校生以下1,900円/当日2,100円
   U24:1,900円 劇場会員、区民割引などあり。
    http://www.shampoohat.com/numabukuro/index.html
    http://setagaya-pt.jp/theater_info/2011/02/post_216.html
   赤堀雅秋さん率いる劇団の本公演です。『沼袋十人斬り』は2009年に、
   出演者の急病のため数日間やむを得ず公演中止になった作品。
   初演より大きい劇場で、ほぼ新作として観られるかも。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/1014234914.html


5.ホリプロ『ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~』
  02/10-24青山円形劇場
  ≪東京、茨城、新潟、大阪、広島、大分、福岡≫
  ☆出演:向井理 美波 米村亮太朗 川村ゆきえ
   脚本:ニール・ラビュート 演出:三浦大輔(ポツドール)
   8,400円 ※全席完売でしたが、2/8(火)より追加席発売!
    http://www.horipro.co.jp/usr/ticket/kouen.cgi?Detail=156
   NHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』でブレイクした向井理さんの初舞台。
   ポツドールの三浦大輔さんの、海外戯曲の初演出でもあります。


★6.NODA・MAP『南へ』
  02/10-03/31東京芸術劇場 中ホール
  ☆出演:妻夫木聡 蒼井優 渡辺いっけい 高田聖子 チョウソンハ
      黒木華 太田緑ロランス 銀粉蝶 山崎清介 藤木孝 野田秀樹
   脚本・演出:野田秀樹
   S¥9500 A¥7500 サイドシート¥5500(25歳以下は¥3000)
    http://www.nodamap.com/productions/toSouth/
   野田秀樹さんの新作です。妻夫木聡さんと蒼井優さんが舞台初共演。
   昨年の2作で「信じること」について書いてこられた野田さんが、
   今度は「嘘」について書かれたようです。制作発表↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0107163827.html


7.ブラジル『怪物』
  02/13-20駅前劇場
  ☆出演:桑原裕子 辰巳智秋 櫻井智也 中川智明 西山聡 羽鳥名美子
      本井博之 堀川炎 諫山幸治
   脚本・演出:ブラジリィー・アン・山田
   前売3500円・当日3800円 おトクな前半割引 前売・当日2800円
    http://www.bra-brazil.com/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24444
   放送作家としても活躍中のブラジリィー・アン・山田さんが作・演出される
   劇団の新作。劇団おなじみの人気キャストが濃いドラマを見せてくれそう。

 
8.加藤健一事務所『コラボレーション』
  02/19-27紀伊國屋ホール
  ☆出演:加藤健一 福井貴一 加藤忍 塩田朋子 加藤義宗 河内喜一朗
   脚本:R. ハーウッド 翻訳:小田島恒志 小田島則子 演出:鵜山仁
   前売5,000円 当日5,500円 高校生2,500円(当日のみ)
    http://homepage2.nifty.com/katoken/77-index.html
   ナチスの脅威にさらされた、作曲家と作家の苦悩を描いた
   ノンフィクション。本邦初演戯曲を鵜山仁さんが演出されます。
   R. ハーウッド氏は映画『戦場のピアニスト』の原作者でもあります。


9.二兎社『シングルマザーズ』
  02/20-03/27東京芸術劇場小ホール1
  ≪東京、栃木、埼玉、福岡、三重、宮城、岐阜、長野、新潟、
   愛知、滋賀、香川、福井、石川≫
  ☆出演:沢口靖子 根岸季衣 枝元萌 玄覺悠子 吉田栄作
   脚本・演出:永井愛
   一般:5,000円(2月20日のみ4,000円) 学生:3,000円
   高校生割引:1,000円(枚数限定)
   シングルマザー無料招待(要児童扶養手当証書提示・枚数限定)
    http://www.nitosha.net/sm/ 制作発表会↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0114221158.html
   永井愛さんの新作の主人公はシングルマザー。実話から着想を得て、
   ダイレクトに現代日本を描く悲喜劇になるのではないかしら。
   沢口靖子さん、吉田栄作さんらが出演する5人芝居の全国ツアーです。


10.空想組曲『ドロシーの帰還』
  02/23-27赤坂RED/THEATER
  ☆出演:藤田記子 川田希 井俣太良 久保貫太郎 二瓶拓也 小玉久仁子
    齋藤陽介 佐藤滋 北村圭吾 梅舟惟永 小野川晶 中田暁良 中田顕史郎
   脚本・演出:ほさかよう
   前売3300円、当日3800円、平日昼割3000円
    http://www.k-kumikyoku.com/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24777
   空想組曲は、ほさかようさんが作・演出されるプロデュース団体です。
   「CoRich舞台芸術アワード!2010」↓の観客投票で2作品が上位入賞。
    http://stage.corich.jp/award/2010/result.php 過去レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/0704143513.html


★11.中野成樹+フランケンズ『ザ・マッチメーカー』
  02/25-03/06座・高円寺1
  座・高円寺 春の劇場26 第8回杉並演劇祭参加作品 WWW2010参加公演
  ☆出演:村上聡一 福田毅 洪雄大 竹田英司 田中佑弥 野島真理 石橋志保
    斎藤淳子 斉藤範子 小泉真希 北川麗 伊原農 多根周作
   ピアノ:西井夕紀子
   原作:ソーントン・ワイルダー『The Matchmaker』より
   誤意訳・演出:中野成樹 翻訳:水谷八也
   全席自由 ¥3,500 
    http://frankens.net/
   中野成樹さんがワイルダー戯曲をどんな舞台に仕立て上げるのか。
   昨年の中野さん演出『長短調』↓は私の2010年No.1作品でした。
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1003180406.html


 ★★★────────────────────────────── 
  前売2000円台以下の気になる作品を5本ご紹介します。
 ──────────────────────────────★★★

【1】マームとジプシー『コドモもももも、森んなか』
  02/01-07 STスポット
  ☆脚本・演出:藤田貴大
   予約2000円/当日2200円
    http://mum-gypsy.com/
   小劇場界で話題の劇団が初の再演を行います。
   前回公演の初日レビュー↓(劇評サイトwonderlandより)
    http://www.wonderlands.jp/archives/16462/
   インタビュー↓「ここだけのはなし ~柴幸男×藤田貴大の場合」
    http://kyunasaka.jp/topics/scholarship/shibafujitano0.html


【2】五反田団『俺のお尻から優しい音楽』
  02/04-13三鷹市芸術文化センター 星のホール
  ☆脚本・演出:前田司郎
   全席自由 会員 前売2,200円・当日2,500円
   一般 前売2,500円・当日2,800円 高校生以下1,000円(前売・当日とも)
    http://gotanndadan.com/orenooshiri.html
    http://mitaka.jpn.org/ticket/1102040/
   “五反田団史上、最高にくだらない演劇”だそうです(笑)。
   気軽なお散歩気分で笑いに行きたいですね。意外に泣けるのかも。  


【3】RUP『「熱海殺人事件」NEXT ~くわえ煙草伝兵衛捜査日誌~』
  02/04-14紀伊國屋ホール
  ☆出演:山崎銀之丞 長谷川京子 柳下大 武田義晴
   脚本:つかこうへい 演出:岡村俊一
   2,500円
    http://www.rup.co.jp/information/atamisatsujin_next.html
   『熱海殺人事件』は昨年亡くなったつかこうへいさんの代表作。
   2,500円という破格に驚きました!
   長谷川京子さんがどんな風にタンカを切ってくれるのか楽しみ。


【4】ロロ『グレート、ワンダフル、ファンタスティック』
  02/09-13こまばアゴラ劇場
  ☆脚本・演出:三浦直之
   予約・2500円 当日・2800円 高校生以下・2000円(予約・当日共に)
    http://llo88oll.web.fc2.com/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24910
   三浦直之さん率いる注目の若手劇団ロロ(ろろ)の新作です。


【5】ニッポンの河川『大地をつかむ両手と物語』
  02/15-20 ギャラリーLE DECO
  ☆出演:森谷ふみ 光瀬指絵 竹井亮介
   脚本・演出:福原充則(ピチチ5)
   全席自由(整理番号付) 前売 2,300円 当日 2,500円
    http://jriver.exblog.jp/i3/
   規模の大きな演劇公演でも活躍されている福原充則さんが、
   自身のユニットで新作を発表されます。


≪東京都以外の地域の公演、その他≫

 ○劇団うりんこ『アセリ教育』
  02/11-13うりんこ劇場(名古屋)
  ☆脚本:中屋敷法仁(柿喰う客)
   演出・音響:柴幸男 (ままごと)  
   一般前売2800円 一般当日3300円 学生前売2500円 学生当日3000円
    http://www.urinko.jp/pg33.html
   名古屋を拠点に全国で活動する劇団うりんこが、いま大いに
   注目を集めている若手演劇人2名と新作を発表。


 ○NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
  『アライブ・フロム・パレスチナ-占領下の物語』
  02/11-13川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
  ≪神奈川、京都≫
  ☆脚本:アルカサバ・シアター 演出:ニザール・ズビ
   [前売]一般4,000円/学生2,000円 [当日]一般4,500円/学生2,500円 
    http://kawasaki-ac.jp/theater-archive/110211/
   エジプト、チュニジア、スペインの演劇祭で賞を受賞している
   パレスチナ発の現代中東演劇が再来日します。


 ○ギンギラ太陽's
  『地上最大の作戦 地下鉄軍団大逆襲ー2011年最新改訂版ー』
  02/19-20キャナルシティ劇場(福岡)
  ☆作・演出:大塚ムネト
   前売¥4,000/当日¥4,500
   U-25チケット¥2,500(座席は2階席後方予定)
    http://www.canalcitygekijo.com/performance/94
    http://www.gingira.com/event/index.html
   人気かぶりもの劇団が地元の大劇場のオープニングプログラムに参加。


 ○東京日仏学院『苦悩』
  02/21-22シアターX(カイ)
  ≪京都、東京、静岡≫
  ☆出演:ドミニク・ブラン
   脚本:マルグリット・デュラス 演出:パトリス・シェロー
   一般:3,000円 東京日仏学院会員:2,000円 
    http://www.institut.jp/ja/evenements/10472
    http://www.theaterx.jp/11/110221-110222t.php
   フランスの著名女優の1人芝居。静岡公演は早々に完売しています。


 ○東京デスロック『平成二十三年のシェイクスピア』
  02/25-27富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
  ☆脚本:W.シェイクスピア 演出:多田淳之介
   日時指定・整理番号付自由席 一般:前売・予約4,000円 当日4,500円
   学生・シニア(65歳以上):前売・予約・当日共3,000円
   高校生以下:前売・予約・当日共1,000円 
   ※25日夜[『WALTZ MACBETH』のみ]は一般2,500円 学生・シニア2,000円
    http://deathlock.specters.net
   東京デスロック『WALTZ MACBETH』と福島県いわき市の高校生が出演する
   『平成二十二年のシェイクスピア』の2本立て公演です。
   キラリ☆ふじみ芸術監督の多田淳之介さんが、いわき総合高校の
   現役高校生と演劇を創作。2作セットでの新作になるようです
   上演時間は2本で約3時間。1日1ステージ(2作セット)のみ。
   25日夜は『WALTZ MACBETH』のみ上演。初演レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0511143209.html


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 ◆2 【先月のベスト3】
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1.葛河思潮社『浮標(ブイ)』
  01/17-23神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ≪神奈川、松本、東京≫
  ☆メルマガ号外を発行!★2/1から吉祥寺シアターでの公演あり!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0118155108.html

2.ハイバイ『投げられやすい石』
  01/19-30こまばアゴラ劇場
  ≪東京、名古屋、三重、京都、広島、福岡≫
  ☆初演と同様にボロ泣き。6都市ツアーの真っ只中です!
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0122120454.html
 
3.東京芸術劇場プロデュース『チェーホフ?!』
  01/21-02/13東京芸術劇場小ホール1 ★ただいま上演中!
  ☆公共ホールがプロデュースする新作で、これほどハイクオリティーで
   芸術性も高く、一般観客も気軽に楽しめるものが観られるなんて。
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0126000948.html
 
  新国立劇場『わが町』、三条会『冬物語』も素晴らしかったです。
  1月は観劇優先でレビューがあまり書けなかったのが残念。
  面白いものが多すぎて嬉しい悲鳴、ですね。2月も続きそう。

 ◎メルマガのバックナンバーはこちら↓で全て公開中!
   http://archive.mag2.com/0000134861/index.html
  メルマガ号外は誰が観ても楽しめそうなものを選んで発行しています。
  2011年1月(観劇数25作品)は『浮標(ブイ)』で発行!

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 ◆3 【TPAM・国際舞台芸術ミーティング in 横浜が開催されます】
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 ◎演劇・ダンス・音楽など舞台芸術の見本市“TPAM(ティーパム)”が、
  今年は横浜で開催されます。
  「TPAM・国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM in Yokohama)」
   http://www.tpam.or.jp/
  会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)、神奈川芸術劇場、
     横浜赤レンガ倉庫1号館、象の鼻テラス、急な坂スタジオ、
     STスポット、横浜にぎわい座、BankART Studio NYK、ほか

  開催期間:2011年2月16日(水)~20日(日)
  ビジターパス:10,000円(5日間有効) 1日パス:5,000円
  ※神奈川県民・横浜市民割引あり

  海外のカンパニーの日本初演作や、日本で注目を集めはじめた団体の紹介、
  セミナーなど、舞台芸術界の国際的な出会いの場となる贅沢な期間です。
  TPAM参加公演の中から気になるものを下記に数作挙げてみました。
  刺激を浴びに横浜・東京に足を運んでみてください。

 ●チェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』
  02/02-15神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ≪神奈川、茨城、埼玉、山口、ほか≫
  ☆脚本・演出:岡田利規
   全席自由・入場整理番号付 一般¥3,500
   高校生以下割引¥1,000 U24チケット¥1,750 シルバー割引¥3,000
    http://zougame.chelfitsch.net/
    http://www.kaat.jp/pf/zougame.html
   チェルフィッチュは世界中から新作を待望されている日本の劇団です。

 ●岡崎藝術座『街などない』
  02/13-20横浜にぎわい座・のげシャーレ
  ☆脚本・演出:神里雄大
   一般券/前売・予約2,500円 当日3,000円 ペア券4,600円(前売・予約のみ) 
   高校生以下無料(枚数制限あり/要学生証提示)
    http://okazaki.nobody.jp/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=24838
   坂あがりスカラシップ2010対象公演。

 ●Noism『Nameless Hands~人形の家(再演)』
  02/16(水)横浜赤レンガ倉庫1号館
  ≪新潟、愛知、高知、神奈川≫
  ☆演出・振付:金森穣
   5,000円(全席指定)
    http://www.noism.jp/
   朝日舞台芸術賞受賞記念・キリンダンスサポート公演。

 ●冨士山アネット『3つのビル』
  02/16-20横浜美術館レクチャーホール
  ☆脚本・演出:長谷川寧
   前売2800円 当日3000円(日時指定・全席自由)
    http://fannette.net/next/ ↓CoRichでカンタン予約!
    http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=25438
  一見ダンスですが台本のある“演劇”作品を発表しています。

 ●DRIFTERS INTERNATIONAL『世界の小劇場vol.1ドイツ編』
  02/19-27神奈川芸術劇場・大スタジオ
  ☆シー・シー・ポップ『TESTAMENT(遺言/誓約)』
   リミニ・プロトコル『Black Tie』
   アンドカンパニー&Co.『MAUSOLEUM BUFFO(道化の霊廟)』
   一般2,800円 学生2,000円 当日3,200円 通し券(3作品)7,500円
   一日券(リミニ・プロトコル+アンドカンパニー&Co.のみ)5,000円
    http://drifters-intl.org/jp/?p=197
   ドイツ、ベルリンを拠点に活躍する3団体が来日します。

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 ◆4 【「CoRich舞台芸術まつり!2011春」〆切は2/14(月)午前10時】
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 ◎今年も「CoRich舞台芸術まつり!」が開催されます!
   http://stage.corich.jp/festival2011/index.php

  グランプリ受賞団体に次回公演費用として100万円が支援される、
  日本全国対象のインターネット上の舞台芸術フェスティバルです。
  今回で5度目の開催になります。これまでの結果↓
   http://stage.corich.jp/festival2007/grand_prix_sponsored.html
   http://stage.corich.jp/festival2008/sponsored.html
   http://stage.corich.jp/festival2009/sponsored.php
   http://stage.corich.jp/festival2010/sponsored.php

   公募期間:2011年2月2日(火)~2月14日(月)午前10時
   開催期間:2011年3月1日(火)~5月31日(火)

  第一次審査(ネット審査)で10団体が選ばれ(2/25発表)、
  最終審査では審査員が日本全国どこでも作品を観に行きます。
  開催期間中に公演がある団体の方はぜひご応募ください!

  初年度より継続して審査員↓をつとめさせていただいております。
   http://stage.corich.jp/festival2011/judge.php
  応募のコツをまとめましたので↓ご興味のある方はチェックしてください。 
   http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2011/0131094256.html

  投稿されるクチコミ情報も審査を左右しますので、
  ぜひ観客の皆さんもクチコミ投稿してくださいね♪
   CoRich舞台芸術!:http://stage.corich.jp/
   メンバー登録:http://www.corich.jp/stage/user_register.php
   携帯サイト:http://corich.jp/m/s

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 ◆5 【編集後記】
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 ◎「CoRich舞台芸術アワード!2010」第1位は劇団競泳水着!
   http://stage.corich.jp/award/2010/result.php


 ◎第55回岸田國士戯曲賞の候補作は下記9作品です。
   http://www.hakusuisha.co.jp/kishida/selection.php
  結果は2月28日に発表。白水社のメールマガジン↓で速報あり!
   http://www.hakusuisha.co.jp/magazine/


 ◎おすすめ舞台中継 on TV

  【WOWOW】2月4日(金)深夜0:00~
   大人計画『母を逃がす』
   作・演出 松尾スズキ
    http://www.wowow.co.jp/pg/detail/075495001/ ↓レビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1208155241.html

  【NHK BShi】2月5日(土)午後11時~午前1時54分
  【NHK BS2】2月28日(月)午前0時40分~3時34分(27日深夜)
   東宝『音楽劇「プライド」』
   出演:佐々木喜英 笹本玲奈 鈴木一真 新妻聖子
   原作:一条ゆかり 脚本:大石静 演出:寺崎秀臣
    http://www.nhk.or.jp/bs/premium/

  【NHK 教育】2月11日(金)23時~
   ロベール・ルパージュ演出『ブルードラゴン』
    http://www.nhk.or.jp/art/current/drama.html#drama0211
   レビュー↓
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1112120803.html

  【NHK BShi】2月12日(土)午後11時~午前3時
   彩の国シェイクスピア・シリーズ『冬物語』
   作:ウィリアム・シェイクスピア 演出:蜷川幸雄
   出演:唐沢寿明 田中裕子 ほか
    http://www.nhk.or.jp/bs/premium/ ↓レビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2009/0121214809.html

  【NHK BS2】2月12日(土)午前0:45~2:38 (11日深夜)
   グリング『Get Back!』
   作・演出:青木豪
    http://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/ ↓レビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2007/1130234537.html

  【NHK BS2】2月19日(土)午前0:45~2:16 (18日深夜)
   シス・カンパニー『楽屋 ~流れ去るものは やがてなつかしき~』
   作:清水邦夫 演出:生瀬勝久
   出演:小泉今日子、蒼井優、村岡希美、渡辺えり
    http://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/ 

  【NHK BS2】2月26日(土)午前0:45~2:43 (25日深夜)
    『現代能楽集V「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』
    http://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/ ↓レビュー
    http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2010/1125223706.html


 ◎【厳選シアター情報誌Choice!】TOPページ右下の“ちょいナビ”にて、
   http://www.next-choice.com/
  “しのぶの演劇レビュー”をご紹介いただいています!
  徳永京子さんのステージ・チョイス!もご観劇の参考にどうぞ♪
   http://www.next-choice.com/stage/index.html


 ◎FM西東京・演劇情報番組「たけがき2」
   http://takegaki.k-free.net/
  毎週放送される『演劇ハニーフラッシュ!』に
  「しのぶセレクション」というコーナーがあります。
  私がお薦めする舞台の公演情報を発信してくださっています。
  ラジオだけでなくネットでも聴けるので↓、よかったらぜひ♪
   http://www.voiceblog.jp/takegaki842/


 ◎地方新聞に掲載される新作邦画DVDの紹介記事を書いています。
  2011年1月は下記の5作品を拝見しました(順不同)。
  ・「日本のいちばん長い夏」←文士劇の劇中劇。衝撃の終戦秘話。
    http://nagainatsu.jp/
  ・「春との旅」←表情が緩んでいく仲代達矢さんが可愛らしかった。
    http://movie.haru-tabi.com/
  ・「パーマネント野ばら」←ムロツヨシさんが!
    http://www.nobara.jp/ ※音が鳴ります
  ・「シュアリー・サムデイ」←ここにもムロツヨシさんが!
    http://www.surely-someday.jp/ ※音が鳴ります
  ・「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」←安藤サクラさんめちゃ凄い。
    http://kjk-movie.jp/ ※音が鳴ります


 ◎ツイッターやってます!フォロワー2000人超えに感謝♪
  ⇒ shinorev : http://twitter.com/shinorev
  今までは目に、耳にしなかった情報が絶えず届いて超刺激的!
  実名アカウント同士の身のあるやりとりから仕事に直結!


 ◎新聞・雑誌などに執筆する仕事をしています。
  お仕事のご依頼はこちらへ↓お気軽にどうぞ♪
   http://www.shinobu-review.jp/contact/


 ◎「CoRich(こりっち)舞台芸術!」で
  いつ、どこで、何が上演されているのかを簡単検索!
  感想も書き込めますよ♪
   http://stage.corich.jp/
  メンバー登録はこちら↓
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  携帯サイトもあります⇒ http://corich.jp/m/s


 ◎「劇場に足を運ぶことが、日本人の習慣になって欲しい」
  それが私の望みです。
  これからもこつこつ、地道に続けて行きたいと思っております。
  皆様、どうぞよろしくお願いいたします♪


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Posted by shinobu at 00:49 | TrackBack